アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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9・11-19 脱原発アクションウィーク(私の場合)

2011年09月06日 20時04分51秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
 先日の記事で、全国・大阪での脱原発アクションの告知をさせてもらいましたが、よく考えたら、私は当日は仕事でした。もう9月20日までの勤務シフトも組まれており、簡単には休めません。
 私から見たらそんなにキツイ仕事ではないと思うのですが、それでもやはり未経験者にとっては、仕分けラインのスピードに付いて行くのは結構キツイのでしょう。いくら欠員補充をしても、すぐ新人バイトが辞めてしまう。だから、バイトの希望も聞いて一旦勤務シフトが組まれた後は、そう簡単に有休は取れないのです。勿論、そうは言っても誰でも急用や病気の時はあるので、シフト確定後も有休は取ろうと思えば取れますが、あまり無闇に取りたくはないのです。ぶっちゃけ、代勤者のバイトから、「お前が有休取った日に俺が出勤したってんから、今度は俺が有休取るさかいに、お前この日は出てくれよな」と、暗に頼まれる事も、必ずしも無きにしも非ずなのです。別に強制はされませんが、そんな相手に下手に「借り」を作りたくはない、という気持ちもあります。

 そういう訳で、せっかくの「脱原発アクションウィーク」初日の一斉行動ですが、私は生憎参加できません。まあ、今までも脱原発の集会やデモには何度も参加したので、今回は見送っても良いかなと思っています。
 その代わりに、今までなかなか読めなかった本も読んで、力を蓄えようと思っています。そして、前述のような職場ではありますが、ブログの話題について話せる同僚に対しては、既に原発や政治の話もしていってます。

朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

↑以前に同僚に貸した本です。1999年の茨城県東海村JCO事故で被曝した作業員の壮絶な闘病記です。彼らは、何の防護措置も施されずに、バケツと漏斗でウラン溶液を製造させられていました。「安全・安心」の嘘の下で働かされていた人間の身体が、被曝によってどう壊れて(されて)いったか。「改めてその怖さを思い知らされた」と、彼も言ってました。

原発労働記 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

↑そして、こちらが今日その同僚に貸した本です。大分以前に「原発ジプシー」というタイトルで出版された本の文庫版です。「明日は××さん(同僚の氏名)定休日だし、数日掛けても良いから、じっくり読んでみたら」と言って貸しました。
 「安全・安心」と言われた日本の原発の、放射線管理が如何にデタラメか。原発労働が、如何に被曝と隣り合わせの危険なものか。その被曝労働が、如何に下請け労働者に押し付けられ、賃金もピンハネされているか。それら全てを分かった上で、下請けの被曝ピンハネ労働に胡坐をかきながら、それでもまだ「原発は必要悪」と嘯く、原発推進派が如何に犯罪的か。それらを、とことん分かってもらいたいと思いながら。

原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社

↑そして、これが現在私が読んでいる本。「原発・正力・CIA」の関係については、私も既に知識としてはある程度知ってはいたものの、そこにディズニーランドも一枚絡んでいるとは知りませんでした。それは何故なのか?興味津々です。
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1 コメント

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それは残念 (あるみさん)
2011-09-08 23:18:59
勤務シフトの都合とはいえ、残念ですね。
私のほうは、6・11と違って体調もまあまあ良いので、地元高松の集会に参加・デモに参加してきます。

報告をお楽しみ?にして下さい。
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