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アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

橋下徹に週刊朝日を叩く資格はない

2012年10月21日 22時32分11秒 | 都構想・IRカジノ反対!
 ブログ更新が滞りがちで恐縮です。実は最近風呂で手を滑らせて、右わき腹を浴槽に打ち付けてしまいました。座って身体を洗っていた時に打った程度だったので大事には至りませんでしたが、打ち所が肋骨の間の薄い呼吸筋なので、なかなか痛みが治まりません。そんなに大した痛みではなく、普段の仕事や生活にも特段支障はありませんが、深呼吸したり横になったりすると今でも少し痛みます。職場のラジオ体操の時も飛び跳ねる動作は控えています。骨折や骨にひびが入ったり等はなかったので、後は医者の言う通り、他の筋肉痛と同様に冷湿布で痛みが引くのを待つしかなさそうです。最近は腹の立つニュースばかりなので、余計に身体に堪えるのかもしれません。
 腹が立つと言えば、橋下大阪市長の「週刊朝日」叩きもその最たるものです。橋下市長が自分の出自を暴いた10月26日付「週刊朝日」最新号の記事に対して、ツイッターであらん限りの罵詈雑言を加えています。そのお蔭で逆に当該号がどこも品切れでなかなか手に入らず、今日になってようやく図書館で当該記事を読む事が出来ました。

 読む限りでは、確かに余り褒められた記事ではありません。折角、橋下の「弱肉強食、エリート実力主義、大衆迎合」や「自分や身内には甘く他人や支持者でない人間には非寛容」な所を突くと謳いながら、肝心の政策批判を脇に置いて、ことさら出自だけに拘るのはどうかと私も思います。これは、ヒトラーの欺瞞を暴くのに、ナチのプロパガンダや当時の世相への批判抜きに、ヒットラーの対人コンプレックスだけで説明しようとする様なものです。確かに、対人コンプレックスの影響もあるでしょうが、それはあくまで誘因の一つでしかなく、取り上げる場合も当時の時代背景との兼ね合いの中で取り上げなければ、ヒトラーやナチズムの全体像を理解する事は出来ないでしょう。正に「木を見て森を見ず」の典型です。
 それも「維新の会」パーティーで出会った自称「橋下の親戚筋」の「謎の人物」の発言を、裏取りもせずにそのまま垂れ流している。そういう所にも胡散臭さを感じました。
 但し、この第一部の連載記事だけで以て、差別を煽ったとまで批判するのも、聊か無理がある様に思います。先のヒトラーの例で言えば、対人コンプレックスの影響も全くなかった訳ではないのですから。「出身者はみんな橋下のような歪んだ人間になる」と決めつけてしまえば差別扇動になりますが、「橋下の歪んだ性格には家庭環境の影響もある」と書く限りでは、それだけで差別と決めつける訳にはいかないでしょう。要は書き様の問題であって、それを全体像の中で必要な範囲で取り上げるか、その部分だけをクローズアップして恰もそれが問題の全てであるかのように取り上げるかによって、当該記事の評価は全然変わってきます。
 しかし、橋下の「週刊朝日」叩きと、それに屈し一方的に連載を打ち切った「週刊朝日」・朝日新聞グループや執筆者(作家の佐野眞一氏)の無責任な態度によって、それを確かめる術もなくなってしまいました。私としては寧ろそちらの方が問題だと思います。「橋下の欺瞞を暴く」と言いながら、「所詮は低俗な差別・ゴシップ記事によって売り上げを伸ばそうとしただけだったのか」という気持ちです。これでは、低俗な発言によって今まで人目を引いてきた橋下と、「どっちもどっち」でしかありません。

 そして何よりもましてムカつくのが、ドヤ顔で勝ち誇った様に「週刊朝日」を叩きまくる橋下徹や石原慎太郎の態度です。若し仮に「週刊朝日」サイドに「低俗な差別・ゴシップ記事で世人に阿り利益を図ろう」という邪な意図があったとしても、橋下や石原にそれを批判する資格が果たしてあるのか。私はないと思います。
 今まで散々、「三国人」「ババア」「精神障碍者には人格はない」「津波は天罰」と差別発言のオンパレードで当事者を貶めてきた石原に、「週刊朝日」記事の「血脈主義」を批判する資格はありません。サラ金の顧問弁護士として格差や差別の上に胡坐をかき、文教予算を削り教育格差や学力差別を煽り、人権博物館(リバティおおさか)の縮小・変質を図ろうとする橋下に、差別の被害者面する資格はありません。靖国史観・皇国史観を肯定し、「日の丸・君が代」「親学」を学校や父兄に強要する橋下や石原に、「ナチズム・ファシズム」「優生思想」や「人種差別」を批判する資格はありません。

 強ち穿った見方をするならば、今回の「週刊朝日」叩きも、最近落ち目の維新人気の挽回を狙って、寧ろ橋下の方からワザと仕掛けたのではないかと思われる節があります。何故なら、橋下が地区出身者である事も、既に「バカ文春」「バカ新潮」の暴露記事によって、今や周知の事実となりました。橋下自らも「親がヤクザで自殺し従兄弟が金属バット殺人、上等じゃないか」と連呼する事で、それを逆手にとって選挙を有利に進めてきました。今更過去の経歴を暴かれた所で、橋下にとっては痛くも痒くもありません。
 それを鬼の首でも取ったかのように騒ぎ立て、そのくせ行政責任者として人権啓発に繋げるような事は一切発言せず、ひたすら自分の被害ばかり強調する。
 これでは、「ヤクザやは使いよう」と、裏では松井一郎・笹川良一コネクションや食肉王・浅田満(ハンナン元会長)との癒着で利権を山分けしながら、表では朝日新聞グループや人権歴史博物館と派手なバトルを繰り広げる事で、維新人気の挽回を図ろうとしているのではないかと、勘繰られても仕方ないでしょう。だから、事実に基づき「タブー」にも物おじせず橋下批判を展開する「一ノ宮美成・グループK21」や「宝島社」には返り血を怖れて何も言えず、所詮は産経・読売と同じ低俗な商業メディアでしかない弱腰の「反日」朝日を叩く事で、橋下劇場の挽回を図ろうとしているのではないか。
 虐めっ子が旗色が悪くなった途端に虐められっ子のふりをして同情を集め、ほとぼりが冷めたらまた何食わぬ顔で虐めを再開。どこまでふてぶてしいのやら。私はこんな奴を決して差別の犠牲者だとは絶対に認めません。寧ろ逆に「とことん地獄に落ちろ」と言わせて貰います。

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10 コメント

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三百代言ハシゲの面目躍如!w (バッジ@ネオ・トロツキスト)
2012-10-22 10:01:18
ハシゲの被害者ブリっこヤローは、まだ「収奪者が収奪される」にはなっていませんね。この差別者は、現実に差別されたわけではありません。相変わらず経済的弱者や他民族を蔑視し差別し続けているだけです。

「地域が特定」云々についてだって、問題が発生するとしたら同地域に在住し在住した他の人々でしょう。佐野氏や「週刊朝日」に抗議する資格があるとしたら、それは市井の人々であって独裁者なんかじゃない。
佐野氏の問題意識や意図自体は、アンクル・トムやシオニストの意識構造の発生学や解剖学を試みた先人たちと同様のものでしょう。課題意識にそくしては特に非難・糾弾すべきことはないと思います。

それにしても「盗っ人猛々しい」とは正に、ハシゲを形容するためにある言葉ですね。
彼がナチス擁護言論への規制などを持ち出して自分についての考察や見解表明を抑圧することを正当化しようとは、オレもさすがにビックリしましたよ。
弁護士といえば、青年期のマルクスが目指したような姿をまずイメージするオレですが、今回は「三百代言」という言葉が弁護士に向けられて使われた歴史をイヤというほど思い知らされましたよw
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週刊誌って (三浦小太郎)
2012-10-23 11:07:16
私もつい先日まで、週刊誌で埋め草原稿を書かせてもらっていくばくかのお金をもらっておりました。最終的には編集部で直される匿名記事でしたが、まあ、私なりに気を付けてきたつもりのことが一つあります。とにかく、汚い言葉、あおる言葉は避けようということ。

でも出来上がった雑誌を読むと、まあ、週刊誌というものの宿命でしょうけど、こういう文章と一緒にはのりたくないなあという記事がやっぱりあるんですよね。これは思想の問題ではなく、品位の問題。たとえ政治家であれ芸能人であれ、事実であったとしてもこういうこと書く必要あるのか、一応プライバシーってあるんじゃないかと思うものが。

私は今回の記事については、みなさんとは違い、その酷い部類のものだと思っています。佐野氏が孫正義氏について書いた本の手法を、さらにさらにデフォルメした感じで。しかし、その評価についてはさておき、これは私の感覚がおかしいのかもしれませんけど、名前をこういう風に読みかえ、しかも『奴』という言葉で呼ぶ、そういう表題っていかがなものでしょうか。

私は橋下氏がいわゆるタレント弁護士でテレビで見たとき、内容は覚えていませんけど、あれ、この人もしかしたら地区かなと思ったんです。「橋の下」とかいてはしもとと読ませるのはそうなのかなと。

これも私はあまり言いたくありませんけど、個人的に、父がちょっと悩まされたことがあったみたいで、解放同盟に対しては悪意を持ってるんですよ(笑)ただ同時に、差別がなくなったとは全く思わないです。そして、その中ですさまじい歪みが同時にあることも、ほんの少しは知っているつもり。言葉狩りをするつもりはありませんが、出来れば公的媒体で、個人の名前をこういう風に読みかえたり『奴』とかいう言葉を、法的に逮捕されてもいない(されたってよくないですけどね)使っちゃいけないんじゃないでしょうか。これは、橋下氏の政治評価とは全く別の次元です。

この八尾には山田代表がお住まいですし、かって「脱北者 八尾に生きて」という番組も作られました。かの地はそれなりに保護や行政の理解が脱北者に対してもないわけじゃないようですが、それはある程度は反差別運動の(解放同盟だけじゃないですよ、自由会や全解連もふくめ)努力の成果もあるのだなと思いました。

皆さんにとっては些細な問題と思いますので、特に返信は必要ありませんが、こういう感覚もあるということで。とにかくわが右の欠点の一つは礼が足りないこと。(私を含め)左派はそうなってはいけないと思います
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もはや一般論では済まされない (プレカリアート)
2012-10-23 22:47:58
 「敵に対しても最低限の礼儀を」「敵と同じレベルに堕してしまってはダメだ」との三浦さんの指摘も、一般論としては分かりますが、橋下に限って言えば、もはやそういう一般論では済まされない段階に来ているのではないでしょうか。次の記事を読むにつけても。

橋下市長:週刊朝日は「謝り方も知らない鬼畜集団」
 橋下徹大阪市長は22日、自身の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、おわびが掲載された同誌が市役所に届いたことを明かし、「謝り方も知らない鬼畜集団」などと批判、公開の場で直接謝罪するよう求めた。記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対しても「佐野を(社会的に)抹殺しに行かないといけない」などと激しい言葉を並べた。
 市によると、同誌を発行する朝日新聞出版の社員が22日に市職員に手渡したという。橋下氏は大阪市内で記者団に「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」と批判。同誌が橋下氏の実母に、記事を掲載した週刊誌を送り、取材を求めたことを明らかにし、「人間じゃない。鬼畜、犬猫以下。矯正不可能だ」などと激怒した。また、佐野氏についても「向こうはペンの力で僕(や家族)を殺しにきた。佐野を抹殺しに行かないといけない」「僕と同じくらい異常人格者だ。佐野のルーツを暴いてほしい」などと話した。(毎日新聞より)
 http://mainichi.jp/select/news/20121023k0000m040050000c.html

 しかし、じゃあ橋下には「目には目を、歯には歯を」で臨むべきかと問われれば、それも判断に迷う所です。相手がそうだからといって、同じ土俵で応酬合戦に走っても、徒に消耗戦に引きずり込まれるだけで、有権者にとっては「どっちもどっち」でしかないですから。
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チンピラ・コスプレ政治家 (ぼけなす)
2012-10-24 02:05:53
「謝り方もしらない」という言葉の中に彼の本性が隠されているのは事実でしょう。893がよく使う言葉です。「手打ちにする」という言葉は彼が使うと「ノーサイド」となるでしょう。記事の内容については、こんなことは周知の事柄です。二つの地域については私もよく知っています。記事にするには配慮が足りなかったのも事実です。彼の言葉の中に893やチンピラ用語があることは事実です。
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角田美代子=橋下徹 (プレカリアート)
2012-10-25 21:16:18
以下、mixiでの私の呟きより

週刊朝日は出自をネタにした為に橋下から差別と逆襲された。出自ではなく人格を直接問題にすべきだったのだ。例えば尼崎連続殺人の角田被告と同じじゃないかとか。角田は取り巻き従え片っ端から難癖つけて相手を収奪。橋下も同様に右翼ヤクザや経済ヤクザを従え他人に片っ端から難癖つけて大阪を食い物、踏み台に。

 斯様に両者は酷似している。角田は貶すくせに橋下を称賛する奴は、二つの鏡に映った自分の姿に向かって、一方を貶しながらもう片方をべた褒めしているようなものだ。寧ろ、橋下はその害が全国に及ぶ分、角田より更にタチが悪いと言える。
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人格形成と出自は切り離せるものなのですか? (まこと@スマホ)
2012-10-26 10:30:56
プレカリアートさん、お久しぶりです。

>出自ではなく人格を直接問題にすべきだったのだ。例えば尼崎連続殺人の角田被告と同じじゃないかとか。

人格の形成にはその人間が育った周辺環境が関連するわけで、真に人格を批判するためにも、出自に言及せざるを得ないのではありませんか?

プレカリアートさんの論法では、おそらく上っ面の批判しか出来ないでしょうし、橋下氏にとっては痛痒を感じないと思います。

この問題については、ブログ「世に倦む日日」の議論に、ほぼ賛同します。安置に佐野眞一氏の記事の内容の批判に組みする論調は支持できません。
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「朝日」が「産経」「読売」と同じ? (まこと@スマホ)
2012-10-26 13:14:01
プレカリアートさん

>所詮は産経・読売と同じ低俗な商業メディアでしかない弱腰の「反日」朝日を叩く事で

「朝日」が「読売」や「産経」と同じと思っているのはプレカリアートさんであって、橋下氏は「朝日」だからこそ、お騒ぎしているのだと思いますよ。

私が彼の立場なら、文春や新潮が同様の記事を載せても、せいぜいツイッターでぼやく位でしょうね。
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八尾市住民を巻き込むのはやめてくれ (tanaka)
2012-10-28 15:34:05
マスコミが橋本氏を批判するには自由です、また被差別を取り上げるのも結構
ただ被差別の問題に絡めて橋本氏を批判するなら地域名を出しては絶対にいけない
被差別は地域の問題であり、橋下氏への中傷はそのまま地域への中傷につながる
差別する人はけしからんと言っても何も解決しないんですよ実際差別感情は人の心の奥底にあり
佐野眞一氏のような下品な文章しか書けない人には扱って欲しくない
返信する
tanakaさんへ (プレカリアート)
2012-10-28 23:36:05
>ただ被差別の問題に絡めて橋本氏を批判するなら地域名を出しては絶対にいけない

 これは時と場合によります。
 これが、「地名総監」などのように、就職差別に悪用される恐れがある場合は規制されて当然です。
 しかし橋下の場合は、既に新潮・文春などで出身地域名が暴露されてしまっており、橋下自身もそれを選挙戦などで同情票掠め取りに利用したりしてきたのですから、今更隠し立てしても無駄です。今頃そんな事をしても、逆に「臭いものに蓋」「寝た子を起こすな」という、更に差別を陰湿化させる事にしかなりません。

 私が佐野氏のくだんの文章を読んで「余り褒められたものではない」と感じたのは、週刊実話などのヤクザヨイショ記事の文脈で、「ヤクザのルーツを探る」みたいな感じで、被差別の事が書かれた記事と似たような感触を感じたからです。表向きは差別の不当性にも言及するそぶりを見せながら、内容はあくまでも興味本位の域を出ない、そんな感じを受けたので。

 でも、これはあくまで連載第一部を読んだ限りの感想であって、今後の連載内容によっては、もっと違うものになるかも知れなかったし、私の受け止め方も変わったかも知れなかった。なのに橋下の圧力に屈して一方的に連載を中止してしまった。だから「所詮はそれだけの記事でしかなかったのか」と思わざるを得ないのです。

 勿論、一番悪いのは圧力をかけた橋下です。本来なら行政担当者として差別根絶の先頭に立たなければならないのに、逆に弱い者虐めで差別を助長するような事ばかりしておきながら(労組・文楽叩きや児童文学館・人権博物館虐め)、自分の都合の良い時だけ差別の被害者を装い、同情票を掠め取ろうとする。どこまで自分本位な奴なのか。「八尾市住民を巻き込むな」とは、佐野氏以上に、橋下にまず言わなければならない事ではないでしょうか。
返信する
まことさんへ (プレカリアート)
2012-10-28 23:48:32
 遅レス失礼。

>人格の形成にはその人間が育った周辺環境が関連するわけで、真に人格を批判するためにも、出自に言及せざるを得ないのではありませんか?

 私が言ったのは「出自ではなく人格を直接問題にすべきだった」という事です。あくまでも問題とすべきなのは橋下個人の人格。その範囲で、生育歴との関連で出自について述べるのは別に構わないと思います。寧ろ述べざるを得ないでしょう。

 私の「安直」な橋下批判の代わりに「世に倦む日日」の記事を推奨されていますが、くだんの記事は全文読むとなると有料になるので、無料の前半部分しか読んでいません。

 佐野氏の週刊朝日の記事に対しては、橋下だけでなく、出身作家の上原善広氏や浦本誉至史氏からも、「すべてが血筋の問題ということで構成されており、橋下氏にとどまらず被差別そのものへの批判になっている」という否定的見解が出されています。
 http://togetter.com/li/394572

 ただ前二氏と同様に、私も連載中止には反対です。たとえその様な否定的な構成であっても、連載第一部だけで評価を下すのは余りにも早計ですから、是非とも連載を続けて欲しかった。でも週刊朝日は易々と橋下の圧力に屈して連載を打ち切り、佐野氏は「編集部に聞いてくれ」という丸投げ発言に終始した。本当に自分が正しいと思っているなら、こんな無責任な態度は取れないのと違いますか。

>>所詮は産経・読売と同じ低俗な商業メディアでしかない弱腰の「反日」朝日を叩く事で
>「朝日」が「読売」や「産経」と同じと思っているのはプレカリアートさんであって、橋下氏は「朝日」だからこそ、お騒ぎしているのだと思いますよ。

 その通り橋下は「朝日だからこそ」大騒ぎしています。それは、①朝日が世間からは「反日・サヨク」の代名詞のように思われていて、市職労と同様に叩くのにおあつらえ向きだったという事と、②所詮は世論の風向きやスポンサーの意向に左右される商業誌なので、「赤旗」や「宝島社」とは違い、簡単に圧力に屈するだろうと思って居丈高な態度に出たのでしょう。
 後二者はそれぞれ政党機関紙や、商業メディアでも「噂の真相」的なスタンスなので、叩いても敵の宣伝にしかならないし、更に返り血を浴びる恐れがあるから、批判しても朝日のような態度には出て来ない(来れない)のです。朝日を「所詮は産経・読売と同じ低俗な商業メディア」と書いたのは前記①②点を踏まえての事です。
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