アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

川内原発を止めてください。

2016年04月20日 08時40分07秒 | 福島の犠牲の上に胡坐をかくな
ネットで下記の署名が回って来たので、私もその趣旨に賛同し、ツイッターとブログで拡散させてもらいます。
※上記画像は週刊文春4月28日号特集記事「原発は本当に大丈夫か?」掲載資料。今回の熊本地震は断層帯に沿って震源が飛び火する群発地震で、その断層帯の先には原発がある。

キャンペーン:川内原発を止めてください。

私は、現在は県外在住ですが熊本市の出身です。
2016年4月14日及び4月16日に発生した震度7、震度6といった巨大地震及び百数十回を超える余震が続いています。
報道を見るにつれ、被害の状況が拡大し故郷の町が変わり果てた姿を見るに堪えません。
にもかかわらず、熊本県に隣接する鹿児島県にあり、今回の地震の震源となったと考えられる活断層上に建設されているといわれる川内原発は稼働を続けています。
万が一、福島第一原子力発電所のように事故が起きれば、九州全体が放射線の海と化することは想像に難くありません。
美味しい水と美しい自然に囲まれた熊本、そして九州のために川内原発の稼働の即時停止を決断してください。

Petitioning:
Motoo Hayashi, Minister of Economy, Trade and Industry
Shinzo Abe, Prime Minister of Japan
The President of Kyushu Electric Power Co., Inc.
Yuichiro Ito, Governor of Kagoshima Prefecture
Tamayo Marukawa, Minister of Environmental Issues

I am originally from Kumamoto, although I don't live there currently.
Over the past few days, Kumamoto and surrounding areas have been hit by 2 huge earthquakes and continue to experience hundreds of smaller aftershocks.
As the reports continue, I am overwhelmed and saddened to see the damage that my beautiful hometown has suffered.
Despite this, in Kagoshima prefecture (next to Kumamoto prefecture), Sendai Nuclear Power Plant (which is situated right above the fault line that is likely the hypocenter of the earthquakes) continues to be in operation.
It is not hard to imagine the whole island of Kyushu bathed in radiation in the case that something similar to the Fukushima Nuclear Power Plant incident should happen.
For the safety and preservation of Kumamoto prefecture and surrounding areas, please make the decision to cease operations at Sendai Nuclear Power Plant immediately.

賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます

林幹雄経済産業大臣
安倍晋三首相
九州電力社長
伊藤祐一郎鹿児島県知事
丸川珠代原子力防災担当大臣


 今回の熊本地震を引き起こした布田川・日奈久(ふたがわ・ひなぐ)断層帯は、その東にある巨大断層帯の中央構造線とも連動しています。この中央構造線は、中部地方から近畿・瀬戸内海沿岸を経て九州にまで及ぶ大規模なものです。
 先のブログ記事では、主に愛媛県の伊方(いかた)原発の問題を、中央構造線との関連で取り上げましたが、鹿児島県の川内(せんだい)原発も、伊方に負けず劣らず、立地上の重大な問題を抱えている事が分かりました。
 川内原発のある鹿児島県には、霧島山や桜島、開聞(かいもん)岳などの火山が多くあります。いずれの火山も、今回の地震で動向が注目された阿蘇山と、同じ霧島火山帯で繋がっています。阿蘇山や桜島は、今も活発に噴煙を上げている活火山です。
 それらの火山が本格的に活動を始めたら、一体どうなるか?もし、原発が火砕流や火山弾の直撃から免れたとしても、火山灰によって原発の空調設備が機能しなくなったり、送電線に火山灰が積もって断線・ショートしてしまったら、川内も外部電源喪失で福島と同じような状況に陥ります。そうなったら、火山に取り囲まれた南九州一体は、もう逃げ場がなくなります。

 安倍政権は、この期に及んでもまだ、「川内原発周辺の地震動は12.6ガルだった。原発は620ガルの振動にまで耐えられるようになっているから大丈夫」と言って、原発を止めようとしません。しかし実際は、4月20日付「日刊ゲンダイ」によると、震源直下の熊本県益城町で14日夜に1580ガルの振動を記録していたそうです。今回、川内原発が無事だったのは、たまたま震源域がわずかにそれたから、偶然命拾いしたに過ぎません。
 その後も、震源域が断層帯に沿って双方向に広がりつつあります。その先には、伊方原発が北東に、川内原発が南西にあるのです。そもそも、「地震の巣」である日本列島に、54基もの原発が林立している事自体が異常なのです。住民の安全を考えるなら、一刻も早く伊方・川内の両原発を停止させるべきです。
 それにしても、「避難所に配給物資が行き渡らない」「食料も水も毛布も足りない」と、被災地の現状については詳しく伝えるマスコミが、なぜ、それに負けず劣らず重要な、原発の危険性については、ほとんど報道しないのか?そんなに政府の目が怖いのか?それでは、「せっかくの現地からの報道も、より重大な危険から国民の目をそらすために、煙幕として利用しているだけだ」と言われても仕方ないでしょう。
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署名提案者の方からのメッセージ (プレカリアート)
2016-04-25 19:15:34
2016年4月21日 — 本日、朝9:00より、内閣府の内閣官房内閣総務官室請願担当主査の方に、安倍晋三 内閣総理大臣、林幹雄 経済産業大臣、丸川珠代 原子力防災担当大臣宛に、一時集約分として98889名分の署名と21350件のコメントを紙媒体で届けさせていただきました。

もちろん、提出時点で10万6000名を超える署名が集まっていることも申し添え、川内原発の即時停止の決断をしていただくように申し入れました。

賛同者の方4名に同行いただきました。

こうした署名の提出については、国会議員の取り付けがないと難しいことから超党派議員連盟である原発ゼロの会共同代表の近藤昭一議員の協力を
得ることができました。(近藤議員も同席していただきました。)

「帰れない故郷にしたくない」というシンプルな想いに10万名を超える方がご賛同いただいたことに深く感謝申し上げます。(以上引用)

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