境港を出発し、車で国道180号線を南下し新見へ向かいますが、途中で遭遇した廃止になった法勝寺電車の保存車両を紹介いたします。
鳥取県の米子と南部町の法勝寺を結んでいた12.4kmの電気鉄道で、その車両デハ201形203号がキナル南部という施設の敷地に静態保存されています。
キナル南部は図書館、地域振興協議会、カフェテリアがある複合施設です。近代的な建物です。
「キナル」は「来る」という言葉を鳥取県西部地区の方言で表したものということです。
さて、法勝寺電車の紹介看板です。法勝寺鉄道1967年に廃線になってます。今年は廃線から55年が経過します。
走っていた当時の写真です。
伯備線が電化されるまでは鳥取県唯一の電化された鉄道でした。
南部町内の小学校に保存されていた車両を、3年かけて修復して2015年に戻され、現在はこの地に保存されています。経歴について記した貼り紙があります。
203号はガラス張りの建物に大切に保存されています。
台車もきれいに整備されています。大正時代の製造で貴重なものです。
建物の中は柵があり車両内部には立ち入ることはできませんので、外からじっくり見ます。
こちらの車両ちょうど今年で製造100周年を迎えました。 法勝寺鉄道法勝寺線が米子から法勝寺まで全線開通した記念日である2022年8月12日に1日限定で特別公開されました。しばらくは夜間ライトアップもされました。
キナル南部のお知らせにその様子がアップされてます。
もう少し後に訪れていたら、装飾された姿も見れたかもしれません。惜しかったです。
今日も貴方様のご訪問に感謝。
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製造から100年、スゴイ歴史です。
ちゃんとキレイに保存されてるのも、素晴らしい!
レトロな車体は、趣きがありますね!
(*⌒▽⌒*)