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家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

一大事

2012年11月13日 | クレンちゃん

すいません、また犬ネタです。

別に「イヌブログ」じゃないんですけどね…。




4日の夜のことです。

私はその日は眠くて、夜10時には寝てしまいました。

夫はいつものように、クレンとソファで「クレ寝」。


10時半くらいに、夫が一階で何やら叫んでいます。

なんなんだ? こんな夜中に。 (いや、まだ10時半…)

あたしゃ寝てるんだよ。


「クレンが…   クレンがなんかヘン!!」

「クレン」と聞いて、飛び起きて、一階に走ると、クレンがひきつけをおこしています。

よだれなのか、とにかく口から透明の液体を吐いて、顔がびちゃびちゃで絞れるほど濡れています。

目は開いているものの、まばたきはせず、輝きもありません。

クッションの上に手足を前に伸ばして硬直して横たわり、激しいひきつけのたびに、クッションから体が飛び上がるほどです。

もう、怖くて怖くて、とにかく病院に電話。

えっと、携帯見つからない、病院の名前なんだっけ?

通話ってどうするんだっけ?

バカなパニックの典型状態で、とにかく電話。


日曜日の深夜だというのに、病院にかけた電話は先生の携帯に転送されて先生が電話に出てくれました。

状況を説明すると、

「てんかん発作かな。 てんかん発作自体は、犬にはそれほど珍しいことじゃないんですよ。5分程度で収まるはずです。」

と電話口で様子を見ながら話していましたが、5分どころかもう20分は続いていて、収まる様子もなく、ひどくなる一方。

先生が

「今から私も病院に行くので、連れてきてください。」

先生は多分、病院から車で10分ほどのところにお住まいなんですけど

日曜日の深夜に病院に来てくれて、クレンを診察してくれました。



まだ、ピクピクけいれんしているクレンを見て

「うーん、これはてんかんじゃないね。 血液検査をしましょう。」

ところが、血を抜こうにも、ただでさえ小さくて血管細いのに、血圧が低すぎて採血も難航しました。

やっと採れた血液で血糖値を見たところ

「20」

「うーん、低いね~~。 低血糖によるショック状態だね。」

ブドウ糖?かなんかの点滴を試みましたが、これもうまくいかず、口から無理やり甘い液体を飲ませました。

すると、しばらくすると、少し体が柔らかくなってきて、もう一口飲ませると落ち着いてきて、最終的には起き上れるまでに回復しました。

それで、ショック状態からは脱したので、一安心。

入院もせず、家に帰ることができました。


ところで、血糖値「20」なんですけど…

あとから調べたら…

通常は「100」

「70」で低血糖。

「60」で病的な低血糖

「40」で生命維持の最低値

ってことは、クレン、ほとんど臨死状態だったんじゃ…?


あの時、夫がクレンの異変に早く気付いてよかった。

お医者さんがすぐに対応してくれてよかった。

砂糖水(じゃないかもしれなけど)飲ませてくれてよかった。

もし、夫が気づかなかったら、

お医者さんが「てんかん発作だろうから、大丈夫」とほっとかれたら

日曜日の深夜、先生が病院に来てくれなかったら、

月曜日まで待ってください

死んでいたかもしれない…。


そう思うだけで、恐ろしい。

と同時に、クレンは、みんなに守られて大事にされて生きていく運命なんだろうと思いました。



とにかく、命の危機からは生還したものの、今度いつまたこんな状態になるかわかりませんから、原因を調べて、対策を考えなくてはいけません。

それで、いろいろな検査をすることにしました。

検査の結果がわかり、これからのことが決まるまで、私がクレンにしてあげられることは

一日2回じゃなくて、何回かにわけて少しずつごはんをあげる。

つまり、空腹状態にしないってことですね。

あと、もし、あそこまでじゃなくても、弱って動けない状態になったら

練乳をなめさせる。

夜中心配なので、しばらくの間、一緒に寝る♪

これはちょっと嬉しい。

クレンのケージの前に布団敷いて、一週間一緒に寝ました。

翌日から、クレンの検査の日々が始まりました。