1次の自己採点で、多分うかっただろうと思ってから、2次試験まで約3週間。
なにをどうしたいいのかわかなかったので、とにかくこちらを購入。
14回分の問題と、それに対する答え方が詳しく解説してあります。
試験は
① 最初のあいさつや自己紹介などを見る「アティチュード」
② 4コマ漫画を見て、状況を説明する「ナレーション」
③ その漫画に関する質問に答える 「Q&A」
の3部構成。
漫画は社会的問題を提起する内容です。
もちろん何度も練習しましたけど、全く言葉が出てこないんですよね~。
私は英語を読むときや聞くとき、話すときももちろん、英語で考えるので、まず日本語で考えてそれを英語に訳すということはしません。
だから、語彙が少なすぎて、全く文章が成り立たないというか思い浮かばないんですよ。
解答例を見て、「ふーん、なるほど~~~」とは思うけど、それを自分で表現することはできない。
かなり訓練しないと、こりゃ無理だわって感じでした。
まあ、一通り問題集には目を通して、なんとなく雰囲気はわかりました~って感じで試験会場に。
早目についたので、早く順番が回ってきました。
私の担当試験官は、感じのいい同じ年くらいの女性。
まず自己紹介をどうぞと言われたので
「My name is abfry」 から始めて、なんでこの年で英検を受けようと思ったかと言うと、子供たちが英語の勉強を始めて、息子が今回初めて5級を受けました。そこで、ふふん、お母さんだってやりゃあできんのよってとこを見せたくて、というような話をしました。
そのときの試験官の反応が
「Oh, you are motivated mother!」
へえ、そういうふうに言うんだ~。
その答えにものすごく感動してしまってね。
ものすごく英語らしい表現ですよね。
そっかあ、私って 「motivated mother」なのね~~~。
自己紹介はかなりいい感じだったので、まずはつかみはOKかな。
で、肝心のナレーションですが
たまたま、「教本」の中の練習問題とよく似た内容だったので、ちょっとラッキーでした。
この練習問題は
①ごみのポイ捨てが問題になっている
②みんなでどうしたらいいか考えてみた。
③野外コンサートでゴミ問題のビラを配った。
④結果、そのビラがゴミとなり、この作戦は失敗だった。
私が受け取った問題は
①ごみの収集の費用がどんどん増えている。
②そこで役所の人たちが話し合いをしてゴミ袋を有料にすることにした。
③ゴミ袋1枚100円。 市民は戸惑った。
④結果、不法投棄が増えてしまった。
ナレーションはグダグダながら、なんとかかんとか2分間つなげました。
しかし、その後の質問は、一体何をどう答えたのかわからないくらいつっかえつっかえ、禁句の「えっと~~~」も連発しながら、冷や汗かきかきのどうしようもない感じになってしまいました。
でも、とにかくあきらめずになにか答えたんだと思います。
2問目 「ローカルコミュニティは弱体してると思いますか?」
そりゃ、してるでしょうけど、それをどう具体的に説明したらいいのかわからなくて、とっさに出た答えは 「NO」
私の住んでる町では、町内運動会やお祭りも盛んだし、お互いのことをよく知っているし、弱体化してるとは言えないと思います。
というようなことを話しました。
実際にそこまで地域が活性化してるわけじゃないんですけど、これはあくまで「英語のテスト」ですから、とにかく自分の言葉で伝えることができればいいんです。
4問目 「政府は国民の生活により深くかかわるべきでしょうか」
もう、そりゃ、あまりに大きすぎて、何をどう答えたらいいのかわからなくて
とりあえず
「Depend on the situation」 と逃げの一言を言ってから、必死で考えましたよ。
何言ったか覚えてません。けど、とにかく黙り込んじゃダメだ、なんでもいいからとにかく話せ!と自分を励ましながら訳の分からないことをつぶやき続けていたんだと思います。
はあ、こりゃ、絶対ダメだ~~~。
でもいいや、これで2次試験がなんたるかわかったし、次回で合格すればいいんだし~。
と思っていたら、なんとびっくりの合格でした。
点数はギリギリでしたけどね。
ナレーションで意外と点数をいただけました。
自信があった「アティチュード」が3点満点の3点と思っていたら、2点だったのが 「あらら?」って感じでしたけど。
2次試験は、受験者の7割くらいが合格するらしいです。
私みたいな、あんなグダグダ、ヨレヨレな答えでも合格できたので、かなりハードルは低いと思われます。
とにかく、久しぶりに感じた「達成感」
嬉しいです。
せっかくだから1級も挑戦しちゃう?
でもね~、1級は問題見る限りでは手も足も出ない感じなんですよね…。
それに、いまさらオバサンが1級取ったって、何になるわけでもないしね…。
と逃げ腰な私。