もうご覧になりましたか?
本当に、本当に、本当に素晴らしくて、ものすごく、ものすごく、ものすごく感動しました。
どれくらい素晴らしくて、どれくらい感動したかと言うと、
「映画館に2度も観に行ってしまった。
そして、2度目の方がもっと泣いてしまった」
って言えばわかりますか?
私、同じ映画を2度映画館で観たのは生まれて初めてです。
私はケチなので、もともと映画館に映画を見に行くことはほとんどありません。
ついでに言うと、DVDになっても、新作はまず借りません。
ケチなので、「旧作」になるまで待ちます。
そんなケチな私がなぜ映画館で映画を見ることになったかと言うと、夫が会社から映画のタダ券をもらってきたからです。
まあ、せっかくタダなんだし、見に行ってみるか、と軽い気持ちで出かけたわけです。
それがまあ、雷が体に落ちたかのようにしびれて動けなくなってしまうほどの感動に衝撃を受けました。
演技とは思えない切なさ、虚しさ、苦しみ、悲しみ、歓び。
それを、ほとんどセリフ無、ほぼ全編「歌」のみで畳み掛けてくるのです。
美しい俳優陣の歌声はまさに心の叫び。
美しい19世紀の街並みや、細部までこだわった衣装や、すべてが完ぺきでした。
私、もともとミュージカル大好きで、「レ・ミゼラブル」も何度も舞台見ています。
しかし、この映画は舞台以上の感動がありました。
でもさ、今、舞台観ようと思ったら、1万円近くするじゃない。
それを映画館なら1800円。
安いよね~~~。
しかも、今回、それをタダで見ちゃいました。
「こんな素晴らしい映画、タダで見ちゃってごめんなさい!!」
で、それ以来、我が家では「レ・ミゼラブル」のサントラがノンストップ大音量でかかりまくっております。
これは映画のサントラではなく、20年ほど前にNYのCDショップで購入したものです。
裏側、よく見たら、エポニーヌ役は
なんと「Kaho Shimada」
島田歌穂さんでした。
すごいよね、たくさんの役者さんがエポニーヌやってるだろうに、その中からあえての日本人。
でも、英語完璧なので、日本人が歌っているなんて全く気づきませんでした。
とにかく、このCDを朝から晩までずーっと聞いています。
何回聞いても、どれだけ聞いても、感動がよみがえるからすごいです。
私があんまりにもしつこく言うので、夫とマリリンも見に行きました。
2人がどれくらい感激したかって…?
マリリン…… このサントラi-podに入れました。
夫………… パソコンから大音量で 「 I dreamed a dream 」 ヘビロテ
「スーザン・ボイルはわかってないな。あんなに朗々と張り切って歌い上げちゃって。
歌にこめられた切なさや虚しさが全くないっ。 ダメだっ!!!」
私と夫とマリリンがあんまりにもしつこく言うので、中学男子のティガーも
「そこまで言うなら、見てみようかな…」
結局、見なかったのですが、全く興味のない中学男子でさえ、ちょっと見てみようかなって思わせるくらい
しつこい感動の押し売りです。
そしてさらに、私があんまりにもしつこくおススメしたので、周りの友達も何人も見に行ってくれました。
そして、何人もの人を泣かせております。
まあ、ミュージカルですので、好き嫌いはあると思います。
映画として、ストーリーを楽しもうと思うと、「ん?」って部分も無きにしもあらずですが、お話しは知ってるわけだし
単純なので、そんなの全く問題になりません。
俳優さんたち、なんであんなに歌うまいんだろ…?
みなさんも、だまされたと思って、ぜひ、映画館で、大画面・ 最高の音響で見てほしいと思います。
私は個人的に、宿屋のオトンとオカンが大好きです。
そのうち、「ミス・サイゴン」 も映画にならないかなぁ…。
わたしのまわりでも大絶賛されてますよ~。
でも男性受けはというと、ミュージカルであることがちょっと引っかかる人がいるみたい。
きっとわたしも見たら「すばらしい」と思うと思う~☆
みんなそう言うんだもん。
でもやっぱり「ミュージカル」なところがちょっと不安。
それにしてもえびふらい家はみなさんすごいですね。
こういう味わいがちゃんとわかるご家族。
共通の話題で、盛り上がれるでしょう。
まさにこういうことが「芸術」だと思うんですよね。
すばらしい!えびふらいファミリ~!♪
ミュージカル、あんまりお好きじゃないのですね?
確かに、なぜそこで歌わねばならぬ?っていう疑問はありますけどね。
でも、舞台を見に行くのはあまりにも敷居が高いですけど
映画館なら安いし気軽だしおススメですよ~~~。
結局ティガーは映画館には見に行かなかったのですが、DVD購入決定しているので
家でじっくり見てもらって、どう感じるか楽しみです。
観に行きま~す、(^_-)-☆
超、超お勧めです。
どっぷり浸ってきてください!