アブシンベル神殿はナーセル湖のほとりにあります。
(アスワンハイダムを造るときに、アブシンベル神殿は水没の危機にあったため、アブシンベル神殿を1036のパーツに分けて移築したそうな。)
午前中にアブシンベル神殿を見た後、飛行機でアスワンに戻ってきます。
で、アスワンといえば、もちろん、アスワンハイダム。
で、またまた現れました、ナーセル湖。
アブシンベルからアスワンまでは飛行機で1時間ほど。
飛行機で1時間飛んでも、まだ続いている湖って、どんだけ広いかわかりますよね。
ちなみに、南北の長さは約540kmで、そのうち350km分はエジプト領土にありますが、残りの200km分は隣の国のスーダン領になります。
広さは琵琶湖の約8倍だそうです。
アスワンハイダムが建設されてからは、ナイル川のワニはいなくなってしまいました。
すべてのワニがこのナーセル湖に閉じ込められてしまったからです。
というわけで、このナーセル湖には、ワニがうようよしているらしく、ナーセル湖で漁をする漁師さんは、年に数回はワニに襲われて帰ってこない方もいらっしゃるとか…。
アスワンの砂が一番さらさらできれいだったらしい。
いろんなところの砂を集めてきたマリリンですが、このときはどうしてもビニール袋がなくて、このサラサラの砂を持って帰ってこれず、それが一番の後悔だそうです。
アスワンの石切り場。
質の良い花崗岩が取れるそうです。
「未完のオベリスク」
四角柱の上にピラミッド型の四角すいをのっけたような長い柱、オベリスク。
そのオベリスクを造っている途中でばっくりとタテにひびが入ってしまい、そのまま放置されたというもの。
当時の人も、この「失敗作」が観光名所になるとはだれもおもわなんだ…。
怪しげな香水瓶売りのおじさん。
アスワンには様々な草や花があり、古代エジプト時代から香水が作られてきたそうです。
そのため香水瓶作りも盛んで、いろんな形があるんです。
ランチは典型的なエジプト料理。
モロヘイヤのスープとか豆のディップとか。
エジプト料理、かなりお口に合ったようですよ。
ファルーカという、帆掛け舟。
これでナイル川をゆったり遊覧しながらホテルに向かいます。
ナイル川も、かなり上流になりますので、水がきれいです。
天気が良くて、少しずつ日が傾いてきて、心地よい風が気持ちよかったです。
さあ、この細ーい平均台を渡ったらホテルです。
あっ、気をつけて。
ここにはワニがたくさんいますからね。
ここから落ちて帰ってこなかった観光客の方の一年に何人かはいらっしゃいますから~(笑)
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