夫がこんな本を買ってきたのです。
日本中の絶景がてんこ盛り。
その中の千葉県のページに、『鋸山』 (のこぎりやま) が載っていました。
なんとなく聞いたことはあったけど、こんなすごいところだったの???
早速、夫と行ってみました。
山麓から山頂まではハイキングコースもありますが、もちろんロープウエイで山頂へと向かいます。
左側の地図の通り、山頂に様々な見どころがあります。
切符は、昔懐かしい、厚紙。
改札で、カシャっと穴を開けてくれます。
鋸山ご自慢の「スイス製ゴンドラ」
平日にもかかわらず、意外と大勢の方がいらしています。
日帰りバスツアーの方が多かったですね。
ロープウエイを降りるとすぐに展望台があり、そこからの景色が素晴らしい。
これを見るだけでも、来てよかったと思うのですが、メインはまだまだこれからです。
階段の上り下り、石がゴロゴロする山道、意外とハードな道を歩いていくと
約30mの観音様がいらっしゃっいます。
私は、前世で悪いことをしたのか、こういう観音像とか、山に突然現れる鳥居とか、ものすごく苦手です。
さらに息を切らしながら階段を上ると、本で見た 「地獄のぞき」 にやってきました。
せり出した岩がなかなかスリリングです。
アメリカだったら、柵無しでしょうが、日本ですから、しっかりした柵がありますのでご安心ください。
こういう切り立った岩の崖がずっと続きます。
戦後完全に閉鎖されたようですが、昭和初期までは、現役の岩切場でした。
なので、こういう形状になっているようです。
地獄除きを過ぎると、整備された遊歩道が続き、のんびりとお散歩を楽しめます。
と言っても、かなり階段の上り下りはあるので、歩きやすい靴で行かないと大変なことになります。
歩き出した時は寒かったのですが、ひたすら歩いていると汗ばんできて、ダウンを脱いで、セーターを脱いで
となってきました。
道の脇には、たくさんの羅漢が並でいます。
大仏様もいらっしゃるのですが、そこまでいくと、ものすごい階段上りをしなくてはならないので、
大仏様にはご対面しないで、ロープウエイに乗って下山しました。
(私、大仏、特に屋外にいる大仏も苦手なので、行きたくなった。 一体私は前世でどんな悪事を働いたのか…)
すごく面白いところでした。
千葉県の小学生は、遠足で行くのかな?
お昼は、富津名物の 「はかりめ丼」 を食べまーす。
「はかりめ丼」 とは、「アナゴ丼」 です。
(昔使っていた「はかりめ=棒はかり」が、アナゴの形状に似ていたから、らしい。)
我が家のグルメガイド、夫は、そういう下調べは抜かりありません。
富津の町はずれ、海辺に佇む小料理屋 「いそね」
かなり不便な場所だし、平日にもかかわらず、満席でした。
夫は、はかりめ丼セット。
左が普通のタレ味のアナゴ。 右が塩味なんだけど、この塩味がものすごくおいしい!!
生臭さそうなイメージあるけど、塩がいい感じでアナゴがふっくらしていて、抜群です。
私はチラシセット。
まあ、こちらはおいしいけど、普通です。
やっぱり、ここでは 「はかりめ丼」ですね。
おなかいっぱいになったら、最後の目的地、木更津アウトレットに行ってみます。
初めてなんですけど、広くてキレイでアメリカっぽい雰囲気ですね。
アウトレットではなにも買わず、マザー牧場の売店でソフトクリームを食べて、チーズを買いました。
千葉といえば、醤油の産地。
こんなサイダーがあったので、物珍しさで飲んでみました。
色は確かに醤油色でしたが、飲んだらただのサイダー。
後味とか風味とかに醤油を感じることは全くなく、ただのサイダーでした。残念。
家を出て、アクアラインで鋸山へ。
鋸山の絶景を楽しみ、名物はかりめ丼を食し、アウトレットにも寄っちゃうという
欲張りプラン。
ものすごく充実した1日でした~。
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