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家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

台湾女4人旅 16 龍山寺

2015年02月20日 | 2015年1月 台湾

龍山寺にやって来ました。

 

ここは台北最古のお寺で、祭られている神様も恋愛や学問などバラエティ豊か、御利益満載のパワースポットです。

私たちも、より多くの御利益に授かれるよう、しっかりと予習してやって来ました。

まずは、入口入ってすぐの売店で線香を購入。

 

1本目の線香は、正面にいらっしゃるご本尊の前の香炉にお供え。

自分の名前と生年月日、住所まで、しっかりと自己紹介をして、お願い事を祈願します。

 

それから、ご本尊の裏側にいらっしゃる5人の神様に順にお参り。

それぞれ、恋愛、学問、健康、などに特化した神様なので、それぞれに願い事は違えた方が

良いのかもしれないけど、とにかく、全員に同じことを繰り返しお願いしました。

でも、最初は、

「うちのマリリンを~~~~~、 ティガーが~~~~~~、 でもやっぱり家族が健康で~~~~~」

などと、神様に愚痴りながらちゃんと文章で祈願をしていたのですが、

5人ともなると、だんだん 「学問成就、健康」  と、単語で済ませてしまいます…。

 

まあ、私たちのような観光客の「エセ信者」なんて、神様も聞く耳持ってくれるかどうか…。

なにしろ、地元の方々のお経の合唱が凄いのなんのって。

みなさん、揃いの黒装束を着て、大きな声で一心不乱にお経を読み上げています。

日曜日の朝だったから、日曜礼拝みたいなものなのかな?

それとも、毎日なのかな?

 

ご高齢の方が多いけど、若い方もちらほら。

本当に熱心なんですね。

 

この黒装束は、例えば成人式みたいなときとか、ある年齢なると親から子へと授けるのかな?

先祖代々の黒装束があるのかな?

台湾っ子は、この黒装束を着ると、「私もコレを着れる年齢になったのね~」

って感慨深いのかな?

などといろいろ妄想。

 

さあ、いよいよおみくじを引くときがやって来ました。

 

みんなで、再度その手順を確認。

赤い半月型の木を投げて、「表裏」が出たら、おみくじを引いていい。

「表表」「裏裏」 なら、おみくじは引いちゃいけないのね?

ふむふむ。

 

で、赤い木を投げます。

一度で「表裏」が出る確率は2分の1ですから、意外と出ないわよね。

何度か挑戦して、やっと「表裏」 が出たので、張り切って、おみくじの棒を引きました。

 

(余談ですが… 最初、私は「裏表」が出る確率は 「表表」「裏裏」「裏表」の3分の1だと思っていました。

しかし、マリリンに確認したところ、

「2分の1だよ…」

「えっ? なんで???」

「あのね、表表 裏裏 表裏 裏表 の4種類あるの。

だから、表裏の組み合わせになるのは2分の1」

「そっかぁ~~~」)

 

神様が「おみくじを、お引きなさい」と言ってくれたようで

おみくじの番号棒を持って、めちゃくちゃ嬉しそうな私です。

 

もうその辺から、予習してきたお作法は吹っ飛んでしまい、

勝手に番号の棚からおみくじの紙をいただき、見ても当然わからないんだけど、

漢字の雰囲気でなんとなーく読解して、

「きっとこういう意味だよね~~~」

などと、みんなで勝手に良いように解釈して、おみくじを終了したわけです。

 

でも、周りを見渡すと、まだまだ必死になって、赤い木を投げ続けている方、多数。

「あの人、よほど運がないんだね~。 まだ投げてるよ~。」

 

実は、本当は、「表裏」 が出て、番号棒を引いて、

それからさらに 「本当にこの番号でよろしいでしょうか?」 って神様にお伺いを立てて

なんと、3回連続「表裏」 が出て初めて、紙をいただくことができるんだって~~~。

 

3回連続で「表裏」が出る確率は… 2分の1の3乗で8分の1?

そりゃなかなか出ないわ。 そりゃ必死になるわ。

 (当然、私は最初、3分の1の3乗で「27分の1」だと思っており、そんなの絶対無理と思っておりました。)

 

神様からお叱りの言葉が聞こえました。

 

おーい、間違ってるのは、あなたたちよ~、おばちゃ~~~ん!!

 

神様、ごめんなさい…。

 

「ほんと、私たちって、台湾の神様に失礼よね。」

「せっかく予習してきたけど、全然覚えていられないのよね。」

「そうそう、記憶力が極端に低下してるのよ。」

「でも、気持ちは通じたんじゃないかしら」

と、お互いに傷のなめ合い。

 

じゃあ、最後に龍山寺で、4人で記念撮影しましょうか。

卒業旅行なのかな? 若くて美しい2人組の日本人の女の子に写真をお願いしました。

 

女の子

「撮りまーす」 と言いながら、笑う。

あっ、若い男の人が横に立ってる。

写真撮ってるのお邪魔しちゃったのかな?

私たち、ちょっと位置移動しました。

それでも、若い女の子、戸惑いながら「撮りまーす」

 

で、撮れた写真がこちら

 

えーーーっと、私たち4人で台湾来たんだよね?

うん、確か、そうよね?

確認しようか。

番号!

「いっち」 「にい」 「さん」 「しい」 「ご」

「ご」???

なぜ5人? 

写真右から、キャンディ、モカ、えびふらい、コロン、

そして… あなたは誰???

そして、なぜ見知らぬあなたが一番いい笑顔…?

知らない誰かさんの横にいるコロンの脚に、いいようもない恐怖と不安が現れています。

 

 

本来、パワースポットで神妙な気分になるはずである龍山寺でも、

結局、大爆笑の渦に巻き込まれたのでした。

 

 

 



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