小学5年生のマリリンの算数の勉強に「旅人算」 なるものが出てきました。
旅人算?
聞き捨てならない響きです。
旅人で算数と言えば…?
マイレージがこれだけ貯まったから、どこへ何人行ける、とか。
いやいや、マイレージも今は割引実施中だから、実はあと一人大丈夫だ、とか。
乗り継ぎ時間がこれだけかかるから、急がなくちゃいけない、とか。
旅費はこれでOKと思ったら、実はとんでもない燃料サーチャージを請求されてびっくり、とか。
いろいろ考えてしまいましたが、「旅人算」 とは、そんな楽しいお話ではなく、「速さ・時間・距離」 についてのお勉強でした…。
でもね、テキストのタイトルが 「旅人算」 それだけでも、なんだかそそられると言うのに、サブタイトルを見ると
「1人旅」 いいね~、一人の時間を満喫!
「2人旅」 カップルでお出かけ?
「3人旅」 グループ旅行だね?
「池の周りを歩く」 この季節、気持ち良さそうだね~
「忘れ物」 あらあら大変。
「あとから追いかける」 頑張れ~!
「出会う」 運命かしら?
などなど、ブログのタイトルにもなりそうなタイトルがずらりと並んでいます。
実際には、 「出会う」 だったら、あっちからAさんが分速何mで歩いてきて、こっちからBさんが分速何mで歩いてきて、どこでであったから、距離はいくつ」 みたいな問題で、難しくって、楽しくなんか全然ないんだけど、テキスト見るたびにちょっと嬉しくなってしまいます。
もちろん、やってるマリリンは真剣なので、そんな能天気な母のことを冷たい目で見ていますが…
マリリンが小難しい「旅人算」と格闘中に、
母 「ねえ、家族旅行はないの?」
マリリン 「ないっ!」
母 「移動手段は、飛行機もあったらいいのにね。」
マリリン 「それじゃあ、速過ぎて計算が大変っ!」
母 「海外には行かないの?」
マリリン 「行かないっ!」
母 「パスポート忘れちゃってさ、取りに帰ったら、飛行機間に合わないよね~」
マリリン 「…… うるさい!」
ごめんなさい…
母として旅好きとして「分かるわかる」と大爆笑しながら
読ませていただきました。
けどそのうち家の息子も旅人算やるんですよね・・・
私も邪魔しちゃおう・・・いえいえ(笑)
「Aさんは分速何mで2時間歩きました…うんぬん…」
そんな問題を読むたびに、
「Aさん、体力あるよね~。2時間歩き通しだって。しかも同じ速さで。すごいね~」
と訳のわからぬ茶々を入れて、いつも子供に怒られてます。
みさみさゆうゆうさんも、きっと私と同じこと言うと思いますよ~★