今日から2日間、友達のちくわが会社のお休みを取ってくれて、一緒に遊んでくれるって!
今日は、ロンドンのワーキングウーマンちくわプロデュース 「大人の女性に贈る小洒落たロンドン散歩」
ちょっとお洒落しておでかけです。
楽しみだわ~♪
まずは、素敵なレストランでランチ。
食事がまずいと定評のあるロンドンにミシュランの三ツ星をもたらした凄腕シェフ、ゴードン・ラムジーのお店です。
この人、元はサッカーの選手という変り種。
元運動選手といえばラーメン屋、(最近では讃岐うどん屋も人気らしい) 相撲取りならちゃんこやと相場は決まってるだろうに…
もしくは、レストランを経営することはあっても自らシェフになるって普通できないよね? それで三ツ星。すごくない?
彼は今やイギリスだけでなく、世界中でレストランを展開する敏腕経営者であり、テレビや雑誌でも引っ張りだこのスーパーセレブシェフなのです。(日本ではコンラッドホテルに入っているようです。)
で、今回はロンドンに数あるお店の中から MAZE を予約しておいてくれました。
テーブルクロスもなく、セッティングもシンプル。ウエイターさんもフレンドリーでカジュアルなお店です。
パンはシルバーの入れ物に立てて登場してびっくり。 このパンがすっごくおいしくて、もうこの時点で期待大!
手前の泡のスープみたいなのは、中にキノコが入っていて、カプチーノみたいな濃厚なスープを目の前で注いでくれました。
ランチは前菜、メイン、デザートの3品構成で、それぞれ2種類ずつからのチョイス。
せっかくなので、私とちくわそれぞれ違うものをオーダーしてみました、
←前菜 フォアグラのテリーヌ
散らしてあるのはなぜかパクチー。
奥がチキン。
味付けはシンプルなんだけどかみ締めるといろんなハーブやスパイスの味がじんわりと出てくるような複雑な感じ。
ただ、このお皿、かっこいいんだけど食べにくい。
ふちが意外と深いのでナイフとフォークが当たるんだな…
そして、散らしてあるのはなぜかパクチー。
手前のマンゴーのデザートの上にもなぜかパクチーが…
そう、全てのお皿になぜかパクチーが…
私は好きだからいいけど、苦手な方は要注意です。
量は結構少なめで、ヨーロピアンの皆様にはちょっと物足りないのでは?って感じなんだけど、日本人女性には丁度良い。
これで、25ポンド(約5000円)って安くない?
超物価の高いロンドンよ。その辺の店のフィッシュ&チップスだって10ポンドとかしてたのに。
ロンドンでこんなにおいしい食事と出会えるとは思っていなかったので、ご満悦♪
それから、ちくわがロンドンの中で一番好きだというチェルシーというエリアへ移動。
ここで初めて二階建てロンドンバスに乗りました。 バスって初心者にはちょっと敷居が高い感じでしょ? なので、初めて乗って、張り切って2階に行って、ロンドンの町並みを眺めながらの移動はすっごく楽しかった。
お洒落なブティックとか雑貨屋さんがあって、お店を見てるだけでワクワクしちゃうのね。
女2人でウインドーショッピングなんてしてたらあっという間に時間たっちゃうね。
←地元の人しか知らないような裏道にある素敵なパブ。
パブって、日本だと淫靡な響きだけど、イギリスではお酒はもちろん、お茶も飲めるし、軽い食事もできる憩いのスペース。
素敵すぎ~~★
夜は、シャーロックホームズゆかりの地、ベイカーストリート駅へ。
駅のタイルにはシャーロックホームズのシルエットが印刷されてるし、駅前にはこんな銅像も。
我が娘マリリンはシャーロックホームズが大好きなので、これまた羨ましがるだろうな~
別に私はシャーロックホームズのためにここに来たわけではなく、ちくわがリージェンツパークの野外シアターのチケットを取っておいてくれたのです。
夏の夜。ロンドンの野外シアターなんて、いいよね~♪
残念ながらシェイクスピアはもう終わっていたのですが、陽気なミュージカルショーを見ました。
申し訳ないことにタイトルを忘れてしまった。タイトルは主人公の女の子の名前。スーザンだったかケイトだったかナンシーだったか…
とにかく、そのおてんばな女の子と幼なじみの年上のお兄さんとの恋のお話。
プレイボーイのお兄さんは、彼女のことはただの子供だと思っていたのに、いつしか…
みたいな、ストーリーはいたって簡単なんだけど、その分ちょとしたジョークとかウイットに富んだ会話とかで周りの皆様笑っているけど、私にはさっぱり… くやしいことに隣のちくわも笑ってるし… ロンドンで働きロンドンで彼氏ができると、こうも英語ができるようになるのね。 ちっ
でもいいの。この野外シアターの雰囲気が特別素晴らしいから。 話なんてわからなくってもいいの。今ここにいるというシチュエーションが幸せなの。
そういえば、ふと思い出したことが…
それはもう15年位前のこと。私がNYに住んでいたとき、ちくわが遊びに来てくれたの。
ちょうどクリスマスで、NY毎年恒例のラジオシティのクリスマスショーを一緒に見に行ったのね。 それはNYのクリスマスを彩るとっても華やかなショーでね。 それを見ていたちくわがボソッと言ったの。
「私、○×大学に入ってよかった…」 と。
実家から近い大学は行かず → 東京の○×大学に入って → 寮に入ってルームメイトと仲良くなって → そのルームメイトがNYに住み → だからNYに遊びに来て → こんな素敵なショーを見てる。
まさに 「風が吹けば桶屋が儲かる」 の図式が一瞬でちくわの頭の中を駆け巡ったのでしょう。 そこで思わずもれた一言が 「私○×大学に入ってよかった…」
リージェンツパークの野外シアターで、ちくわの気持ちがすっごくわかりました。
私も思ったもん。 「○×大学に入ってよかった…」 と。
ほんとに、特別な空間での幸せな時間でした。
ただ、ただ1つ私の幸せを壊すものがあったの。 寒いの。
夏とはいえ、ロンドンの8月末って丁度今の東京の気候と同じくらい。
夜になると、寒いんだわ。
結構暖かくしていったつもりだけど、じっと椅子に座ってると、寒いのよ。
ふと周りを見ると、みなさんダウンのコートとか着てるの。 さっきまでタンクトップ一枚だったよね?いったいいつの間に??
ロンドンに住む、友人ちくわならではの素敵な一日でした。
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