旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

怖いぞ、熱中症

2008年08月01日 | 徒然なる日々

ティガーが熱中症でダウンしました。

別に炎天下のグラウンドで野球をやっているときや、灼熱のビーチで遊んでいるときではありません。

学校で。

ティガーの学校は(普通の公立ですが) 海の日の連休のあとも、24日まで授業がありました。

24日、学校最終日もとてつもなく暑い日で、ティガーの教室は4階。1階上がるごとに1度ずつ温度が上がるんじゃない? 最上階の4階の体感温度としては40度近いんじゃないの?というほど暑く、もちろんクーラーはなし。無風。

そこに約40人の体温の高い子供達。

考えただけで私が倒れそうです。

2期制なので、夏休み前といっても、普通に授業は行われます。

ティガーはどうやら、2時間目くらいからフラフラしてきたみたいなんだけど、ここで保健室に行けばよかったのに、ティガーは我慢してしまったのです。

「だって、明日ディズニーランドに行くから、ここで保健室に行っちゃったら、明日連れて行ってもらえなくなる!!!」

そう、夏休み初日の25日にディズニーランドに行く約束をしていたのです。

バカなティガーは、そんな理由で必死に耐えて、ご丁寧にサウナ状態の体育館での体育もやり、そして赤いんだか青いんだかわからない顔で家に帰ってくるなり、倒れました。

そのときは熱もなく、「軽い熱中症だろう、冷やせば大丈夫。」とアイスノンしたり、首やら脇やらに保冷剤をまき付けたりと、とにかく冷やしてポカリスエットを大量に飲ませて安静にしていました。

そして、その日の夜中、ティガーが叫び声とともに起きました。

ものすごい熱です。高熱のせいで怖い夢でも見たのでしょう。

「大丈夫だよ、ティガー」 と声をかけても反応がありません。

よほど怖い夢だったのか、ただおびえるように周りを見回すばかり。

「ティガー!!!」 と 目の前で呼んでも、全く視点が定まらず様子が変です。

私も段々怖くなってきて、「ティガー、ティガー!!!!!」 とホッペをペシペシしても、ティガーはただボーっとするばかり。

目が怖いし、動きも変だし、無反応なのが絶対ヘンです。

私の頭の中に 「熱中症⇒脱水症状⇒脳障害」 という恐ろしい⇒が飛び交いました。

私は泣きそうになりながら、すぐに夜間救急に連れて行きました。

まあ、病院に着く頃にはすっかり落ち着いて、自分の名前や年齢も言えて、熱は高いからボーっとはしていますが、どうってこともなく一安心して帰ってきましたが、そのときは怖かったです。

翌日、ティガーがどうしても行きたかったディズニーランドにはもちろん行けず、その後ひどい下痢に悩まされ、昼夜を問わず30分に一度トイレに駆け込むという状態が数日続き、楽しいはずの夏休みの始まりはつらい始まりとなってしまいました。

学校の教室で熱中症って、どうなんでしょう?

もちろん、その日に4階の蒸し風呂教室にいた子で熱中症になったのはうちのティガーだけでしょう。

ティガーはもともと虚弱なので、インフルエンザはいつでも流行の最先端。他の誰もが大丈夫でも1人で病気を持ち帰るような子。

今回の熱中症も他のみんなは大丈夫でもティガーには耐えられない暑さだったのでしょう。

学校で水を飲めといっても、学校の水道の水はほとんどお湯…

それに、授業中に席を立って水を飲みに行くのって、やっぱりできないし。

水筒持参も禁止です。

学校は築30年。その頃はこんなに暑くもなかったし、暑いのを我慢するのも学校教育、みたいな根性論も通った時代だったでしょう。

でも、今や根性だけで太刀打ちできる暑さじゃないからね…

とにかくこの暑さと闘える体力をつけるべく、いっぱい食べていっぱい寝る。

ティガー、頑張ろう!!