旅行好き!

家族旅行よりママ友旅行が増えてきました。

スイス旅行 5日目

2005年12月16日 | 2005年秋 スイス 

5時に目覚めると、まだ外は真っ暗。でも、うっすらとマッターホルンの輪郭が見える。今日も天気よさそう。
朝日に輝くマッターホルンが楽しみだわ。

部屋のテレビでドイツ語でわけのわからないニュースなどみながら時間をつぶす。
すると、そのうちにゴルナーグラードからのライブカメラ映像というのが流れているのを見つけた。
ん?気温マイナス15度。風速70kmって…?
これって、人間がスキーできるような状況じゃないじゃん…

朝食を済ませて、部屋できらきら輝くマッターホルンを眺めていたけれど
スキー場のことが気になって、仕方がない。
となりのスキーセンターに聞きに行く。
8時の時点ではマイナス5度くらい、風もほとんどなしとなっているようだ。
ああ、よかった。

部屋へ戻ると、家族全員、持ってきた服をいっぱいスキーウエアの下に着込み
いざ出陣。

ホテルから駅まで歩き、そこからリフト乗り場までいく無料バスに乗る。
途中、どんどん乗ってくるから、かなり満員となる。
子供はうちだけかな。あとはかなりお年の行った方が多いように思う。

リフト乗り場につくと、スキーレンタルに向かう。
ティガーから靴を選ぶ。
日本だとかなりぼろぼろの簡単な靴しか借りられないけれど、さすがは本場。
かっこいいし、新しい。
マリリンの板は新品だったし。
夫はトップモデルというのを借りていた。
子供たちもワクワクしてきて、お店のお兄さんに果敢に英語で話しかけている。
あの引っ込み思案のティガーですら、サンキューとか言ってるし。

レンタル完了後は、リフト券を購入。
大人は68フランだったかな。子供はただ。でも子供もリフト券はいる。
プラスチックの券は返すと5フランずつ帰ってくるらしい。

まずはフーリまでロープーウエイ。
フーリーからは乗り換えて、さらに上のトロッケナーシュテックまで行く。
ここでまずは滑ってみよう。
ここでも3000m超えているから、ちょっと心臓がドキドキする。
マッターホルンを右に見ながら、リフトにのると、みんな興奮状態。
真っ白でまっ平らな広ーいスキーバーン。木がぜんぜんないのが、日本のスキー場と違うところ。

 

 


Img_0012_2 このコースは、最初だけちょっと急(といってもそれほどじゃないけど)だけど
あとはまったいら。マッターホルンを左に見ながら、のんびりと滑るチョー気持ちの良いコース。
写真撮影したり、ビデオを撮ったりしながら、家族でのアルプススキーを満喫できる。
私なんて、感動のあまり、涙目になりながら滑ってたもんね。

 

 

 

 

 

 

 

でも、一本がかなり長いのと、標高が高いせいで、かなり疲れる。
一本滑って、マリリンとトイレに行ったら、マリリンがかゆいとか痛いとか
文句をたらたら言い出しトイレからなかなか出られず、ティガーと夫を30分以上も
待たせてしまった。
もう一本滑ると、かなり疲れたものの、せっかくだから一番上にも行ってみたいと
クライン・マッターホルン行きのロープーウエイに乗ってみる。

これって、もう私の中の常識を超えたロープーウエイで、ものすごい角度のところを
ものすごい勢いで上っていくの。怖いのよ。
ふと見ると、さっきまで見上げていたはずのマッターホルンが目線というか
見下ろしているような感じさえする高さまで来た。
それはもう神様が住んでいるような場所まで来ちゃった感じ。
人間がこんなに簡単にこんな高さまで来ちゃって良いのだろうかと思うほどの景色なの。

私がこの天国のような景色に酔っていると、子供たちは高さに酔っていた。
もう二人とも立てないし、しゃべれないし、顔色悪いし…

でもせっかくここまで来たんだから、行って見ようよと励ますが、もう無理。
ロープーウエイ乗り場からまるで天国への通路のようなトンネルを歩くが
このままではほんとに天国に行っちゃいそうなマリリンの目が怖い。

夫だけスキーで降りてきて、私たちはそのままロープーウエイで降りてきた。
くるときはいっぱいだった、ロープーウエイも、帰りに乗っているのは
私たち三人と韓国人のお姉さんだけだった。
がんがん降りてくると、二人の様子もずいぶんよくなってきた。良かった…

すぐに夫と合流。
かなり雲がかかっていて、コースも良く見えなくて、怖かったらしい。
行かなくて良かった。

実際には2本しか滑っていないんだけど、すっごく満足なすっごく楽しいスキーだった。
あんな景色の中、あんなに幸せなスキーってあとにも先にもないかもしれない。

夕食はKさんお勧めの駅の近くの「カサ・ルスティカ」
子供はまたチーズフォンデュ。
夫はラム。私は前菜のエビとちょっとつまむ程度でいい感じ。
スキーで胸がいっぱいだった。


スイス旅行 4日目

2005年12月13日 | 2005年秋 スイス 

6:30   朝食を早々に済ませて、7時半くらいの列車を目指す。
ベルンからブリックまで行く列車はかなり混んでいた。                                 

 なんとか席を確保し、ほっと一息。
       

外はどんよりと曇っていて、これから山へ向かうと言うのに、なんだか不安…

ブリックから氷河特急に乗り換えて、ツェルマットに向かう。
ブリックにつく時間がちょっと遅れたので、荷物を持って、走る!                           

ギリギリ間に合った。
       

氷河特急っていったって、特急というより、山の中をのんびり走る鈍行列車って感じ。
       

切り立った崖や深い深い谷の間をゆっくり進んでいく。
奥のほうには、雪に覆われたとんがった山々が見えてくる。                            

そろそろマッターホルンも見えるかな?

10:00  ツェルマットの駅に到着。 快晴!
       

でも、駅からはマッターホルンは見えない。                                                 

焦る事はない、これから三日間楽しめるんだから。

駅からメインストリートのバーンホフ通りを歩き、                                  

 これからお世話になる「ホテル・ワリセーホフ」を探す。


       

ここは、グリンデルワルドと違って、シーズンオフとはいえ、                             

 お店も開いているし、かなり活気がある。
お土産やさん、スキーショップ、サンドイッチショップなどを見ながら5分ほど歩くと                

右側にホテルがあった。

 


       
Img_0011_2 手前はレストランになっていて、奥にホテルのレセプションがある。
お部屋にはすぐ入れるというので、安心。
最上階、4階のお部屋。
お部屋は木の香りがするナチュラルテイストのかわいらしい感じ。
広いし、素敵だわ~
ん? 階段? そう、二階もあるの。                                        ロフトに上がってみると、そこにもベッドが二つ。子供部屋ね。
       

さらに嬉しいサプライズ!                                                   二階の天窓からはとんがったマッターホルンが見えるじゃない!!
部屋からはマッターホルンは見えないって聞いていたから、ものすごく得した感じ。

子供たちは、ロフト付のこのお部屋がすごく気に入ったようで、                             ここで遊んでいたいというが、今から山へ向かうのだ。
       

温かい服装(スキーウエア)に着替えて、ゴルナーグラード鉄道駅に向かう。
途中、お昼ご飯を買うことに。ティガーはどうしてもっていうので、マック。
私とマリリンはサンドイッチショップでバゲットサンドを購入。

11時。                                                              

行きは直接山頂まで行き、帰りはハイキングしながら降りてこようと、                         

ゴルナーグラードからリュっフェルベルグまでのハイキングコースのことを聞くと、                    

親切なチケットカウンターのおばちゃんがそこは凍ってるから無理よと、教えてくれた。                   

かわりにリュッフェルアルプからツェルマットのコースはどお?                                

林間コースで子供でも楽しめるわよって言ってくれたのでそちらにすることにした。
       

ありがとう!

 

 

列車はぐんぐん上っていき、約40分で山頂に到着。                                      

ガイドブックでいつも見ていた展望台。                                                

写真でしか見たことのなかった景色が目の前に!!
まん前にはドカーンとマッターホルンが聳え立っている。                               

雲ひとつない最高のお天気。

 

Img_0009_6 青い氷河も美しい。まだ雪積もっていないから、氷河の形やでこぼこまでわかるよう。
       

うーん、感動!

20分後の下山列車に乗って、アルプ駅で降りる。
もちろん降りる人は誰もいないし、駅も無人。                                         ハイキングトレイルの看板もないし、不安…
       

細いトレイルを見つけ、歩き始める。
普段歩くの大嫌いなティガーがものすごい張り切っている。
「こういう冒険してみたかったんだ~」と先頭を歩いていく。
木の間からマッターホルンが見え隠れして、それはそれは気持ちのいいコース。                    

 

 

 

楽しいよね。

       なーんてのんびり歩いていたら、事件は起きた。
       

幅1mくらいかなあ、小さな滝を凍っていたの。そこを超えていかないと先に進めないの。
私が一番に行き、あとから子供を渡してもらって、ということにして                               

まずは私がなるべく凍ってなさそうな石に足をかけて…                                 

と思ったときにはすでに滑っていた!!!!
       

氷ってあんなにすべるものなの?                                               

とっさにつめをたて、ひざと足でなんとか踏ん張る。                                      

幸いにも、スキーウエアにゴムのひざ宛がついていたので、                             

なんとか踏みとどまり、ほうほうのていで向こう岸に飛び込む。
       

よかった、落ちなくて…                                                       

もし落ちたらかなり下まで行っちゃうよね。                                           

小さいとはいえ滝だからね…                                                

 

想像するだけでひざががくがくする…

その後、二人の子供を慎重に抱っこして渡らせて、なんとか無事に家族4人渡りきった!

命がけとなった滝越え、4人の結束が深まったことは言うまでもない。

そして、その後は大きなトラブルもなくのんびりハイキング。
ツェルマットの街に着いたのは、3時間後だった。                                       

(1時間半のコースと聞いていましたが…)

4時。ハイキングアドベンチャーから帰ってきて、かわいらしいホテルの部屋でくつろぐ。
 

私は、ホテルの隣の隣くらいにあるスキーセンターにスキー場情報を仕入れに行く。
コース自体はなだらかだから、子供でも大丈夫そうね。                                   

スキーはリフト乗り場で借りられるらしい。
街中でも借りられるし、安いだろうけど、荷物を持っていくことを考えると                       

あちらで借りたほうがよさそう。

       
6:00   夕食は念願のチーズフォンデュ。
       ホテルのお隣のレストランが安いしよさそう。
       子供用にワインなし、大人用にハーブテイストのを頼み、思う存分堪能する。
       一人用っていっても、普段我が家でする量より多いかも?

 

 


 

Img_0016_1 レストランでもらった色鉛筆でマリリンが今日の思い出を書いていた。
       

4人で必死で渡った氷の滝の絵を描いてくれた。怖かった様子がよく表現されています。

しわしわになってしまったけど大切な思い出です。

       

明日は念願のスキー。楽しみ楽しみ。


スイス旅行 3日目

2005年12月07日 | 2005年秋 スイス 

昨夜から具合の悪いマリリン。氷で冷やしたのが良かったのか、朝になったら元気になっていた。

当たり前のように家族そろって5時に目覚めていたので、7時の朝食の時間を待って、        

すぐにレストランへ。

       
       今日も天気が良い。朝食の後は、一人で外に出てみる。寒い!
       でも、朝日に山の輪郭がくっきりと照らされて美しい。ずっと見ていたい感じ。
       昨日、登山途中で休んでいた人、もうアタック開始してるのかなあ…

9時にKさんファミリーも朝食をすませ、さあ今日はどうする?ってことになり、
マリリンの調子もいまいちだし、山はやめておいて、ベルンへ向かうことにする。

       インターラーケンから乗った列車には、なんとキッズルームがついていた!!
       恐竜の形の滑り台とか遊具があるの。列車の中にだよ。すっごい~

11時にベルン到着。ベルンはスイスの首都。                                      

 街自体が世界遺産となっている素敵なところ。

Img_0006_6 中世の町並みがそのまま残っていて、まさに物語の中に迷い込んだよう。

ここではまず、Kさんお勧めのレストラン、「コルンハウスケラー」でランチ。                         穀物倉庫を改造してつくったというレストラン。                                            地下にあって、壁や天井にはフレスコ画みたいなのが
描かれていて、ヨーロピアンなムードたっぷり。
       

ここでお勧めのハムやソーセージの盛り合わせなどをいただき、いざベルンの街へ!

 Kさんはもう何度もきてるので、ご主人は一人でゆっくりと美術館へ行くと言う。
 奥様の案内でベルンの街散策。
       

 

 

 

 

 

 

 


 

 

Img_0005_7 あちらこちらにかわいい噴水塔があり、そのどれもが個性的。                               子供喰いとか平和の天使とか…
       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

Img_0007_6 街中を抜けると、バラ公園へ向かう坂道。上りきると感動の風景が待っていた。
       

教会を中心にオレンジ色の屋根が連なる中世の町並み。

周りをぐるりと川に囲まれてた城塞都市。

感動!!!
 
子供たちは景色なんてお構いなしで、公園の遊具で遊び始めていた。

バラ公園のあとは、教会に向かうが、本日はコンサートがあるとのことで中に入れず
国会議事堂を見て、ホテルに戻ることに。

 

 

 

Img_0008_5 本日の宿泊は「ホテル・ベルン」
       

ここで、Kさんファミリーとはお別れ。また三日後にお世話になりま~す。

       

ホテルは外観は古めかしいのに、内装は超モダン。そのギャップが素敵。
       

私と子供たちは、ホテルで休憩。
       

夫は一人で美術館に行くらしい。

       

帰りにマックで夕食を買ってきてもらう事にする。

一時間ほどすると夫が帰ってきたが、手ぶら。どうしたの?
スイスって物価が高いのは知っていたけれど、                                       

マックがすっごい高いんだって。
       

日本でビッグマックセットって500円くらいよね。                                    

それが1500円くらいするらしく憤慨して帰ってきた。

仕方なく、4人でレストランを探すことにしたものの、日曜の夜。                             

 ほとんどの店は休みで困った…
       

国会議事堂近くにレストランがいくつかあったので、その中でピザ屋さんに入る。

20:00  明日の予定を考える。今日いけなかった教会には行きたいけど…

       月曜は休館日。
       じゃあ、思い切って早くからベルンを出て、ツェルマットに向かおう。
       マリリンの調子も戻ってきたし、明日からマッターホルンだ!!


スイス旅行 2日目

2005年11月28日 | 2005年秋 スイス 

11月12日 土曜日

朝4時   

昨日、11時までおきていたから、時差ぼけ解消!のはずだったのに…
家族4人、さわやか~に4時に目覚める。

早寝早起きを信条としている我が家。                                              休日だって、8時くらいには起きて活動開始しているんだから
日本時間の午前10時。寝ていられるわけがない。

スイスでは騒音には特に厳しいらしく、                                        夜10時から朝6時まではシャワーも浴びてはいけないらしい。
ここで子供たちが騒ぐわけには行かない。                                           バスルームの電気をつけて、バスマットの上で二人を遊ばせる。
私と夫は、もうちょっとごろごろするが、やっぱり眠れない。
今日からのアルプス旅行に向けて、ガイドブックなど読む。

7時  Kさんファミリー起床。

これから、Kさんファミリーと一緒にユングフラウに出かける。

バスで約10分で、ジュネーブの鉄道駅「コルナバン」に到着。
ここで「スイスフレキシパス 4日券」を購入。 一人240フラン。子供はタダ!
これは、購入日から一ヶ月以内の4日間、スイス国内の鉄道乗り放題というパス。
外国人しか購入できないらしい。  

いよいよ、憧れのヨーロッパ鉄道旅行の始まり!!
       

出発して、しばらくすると、右手にレマン湖、左手にはブドウ畑とかわいいお家。
牛や馬を放牧してる草原も見える。
奥には、スイスではなんてこともないのかもしれないけれど、切り立った崖や
とんがった山々が見える。
朝もやで輝いているその風景は、もう素敵過ぎる!!

もちろん、BGMは「世界の車窓から」♪

夫たちはワインやビールで上機嫌。
上の子たちは、おみやげで持ってきた「でかたまごっち」で盛り上がっている。
下の子たちは、ムシキングカードでなんかして遊んでる。
私たちは久しぶりのおしゃべりに花が咲く。

2家族8人での楽しい車内。
あっという間に乗換駅の「ベルン」に到着。
ここで乗り換えて、ユングフラウのふもとの町「インターラーケン」に向かう。
       

次の列車は、サロンカーのような内装で、席もちょっとしたクラブ風。

さらに旅気分も盛り上がる!

インターラーケン・オスト駅からは、バスでグリンデルワルドへ。
本当は鉄道走ってるんだけど、夏の洪水で止まって以来、                             バスでの移動になっているようだ。
途中何箇所も、ばっくりと水に削られた場所があり、いまだに傷跡も生々しい。
       これも、温暖化のせいなのかな…と思う。

Img_26 一時にようやく今日の目的地、グリンデルワルドに到着。ホテルは、駅のまん前にある

「Krez & Post」
レセプションは狭いけれど、清潔感ある静かなホテル。
       

ここのエレベーターにはたまげた。うまく説明できないけど、壁がない…
     
さて、いざ、山に向かって登山鉄道!!と思ったら、問題が…
1時の列車が出てしまい、次ので行くと、山頂での時間は20分。どうする?
でも、せっかく天気いいし、明日はどうなるかわからない。行くしかない!

Img_0001_28 登山鉄道はスイスパスは使えないけれど、25%オフになる。
以前「世界ふしぎ発見」で見た、憧れのユングフラウ鉄道に乗車。
ものすごい急勾配を一揆に駆け上がっていく。                                    さっきまですぐそこにあった村があっという間にかすみの下へ。
       

Img_0002_15 途中の駅で乗り換えて、さらに上を目指す。
この、途中駅からの山がすごいの!!                                         威圧感たっぷりに目の前にせまってくる。

乗り換えると、その先は、ほとんどが岩をくり貫いたトンネルの中を走る。
途中駅には岩をくり貫いた窓があり、そこからみる景色は、                            まるで飛行機の窓から見る景色のようで、地に足がついてる感じがしない。

Img_0003_12 山頂まで、グリンデルワルドから1時間ちょっとかな。                                最終の下山時間まで約30分あるらしい。
       

アイスパレスを歩き、外に出てみる。寒い!!!!
すごく晴れていたはずなのに、山頂は雪降ってるし、                               雲がかかっていてすっきりとしない感じ。
       

雲があるからこそ、「雲より高いところに来た」実感がわく。
       
子供たちは、Kさんが持ってきてくれたソリでちょっと遊ぶ。

「最終便出発しますよ~」と声をかけられて急いで駅へ戻る。
スフィンクス展望台にはいけなかったけれど、もう満足。
最終便で無事下山。
      

あたりはもう暗くなってきている。
おや?がけっぷちに緑の明かりが…
なんと、現在登山中、今晩はここで休みますというサインらしい。
こんな絶壁で、こんなに寒いのに? 
なんだか気になってその明かりから目が離せなかった。

夕方6時。このころから、なんだかマリリンの様子がおかしい。

鼻水止まらないし、鼻の下真っ赤になっちゃって、喉も痛いって。

さわってみると、かなり熱い…

夕食は、イタリアンに行くが (オフシーズンでお店ほとんど開いていない)

時差ぼけと、だるさで、マリリン、かなり辛そう。

夜になると、さらに熱も高くなってきた感じ。
氷を持ってきてもらい、小さいペットボトルに入れて、脇にはさんでやると気持ちよさそう。
       
来る前から風邪気味だったから、長時間の飛行機やら移動やらで疲れちゃったよね。
       

明日は、あんまり無理しないようにしないと…                                         薬を飲ませて、氷で体を冷やしてやる。  


スイス旅行

2005年11月21日 | 2005年秋 スイス 

念願だったスイス旅行いってきました!!

今日から一日ずつスイスの思い出を記して行きたいと思います。
{家族: 夫、私、娘マリリン(小2)、息子ティガー(年長)}

11月11日(金)

朝7時出発。                                                           

フライトが11時だから9時くらいに成田に着くようにしたけれど、                            

やっぱり道が混んでいる。
これじゃあ、9時につくのは無理かも…

心配もつかの間、首都高を過ぎたらあっという間に成田到着。                           

九時にはいつも使う駐車場に車を止めて成田空港へ。
駐車場にくると、いよいよ海外旅行だわ~という気分も高まる!     
     

KLMは第一ターミナル。
我が家が良く使う手なんだけど、家族4人で広く座席を確保するために、                      

三席並びのAとCを取ってもらい
真ん中もBは空けといてもらう。そうすると満席ではない限り、                            

 そこに人が来ることはないから子供が横になって眠れるのでラクチン。                         

今回もそうなるようにお願いすると、そのとおりになった。ラッキー!

     手続きを終えて、ようやく一息。おにぎりなど買って食べる。

11時。ほぼ定刻どおり出発。
飛行機は調べていたとおり、最新型のボーイング777。
オンデマンドのパーソナルテレビもついていて、子供は早速映画を見たりゲームをしたり。
      

もう親がお世話をしなくても自分でやってくれるからラクになったもんだ。
ティガーは「ロボッツ」「マダガスカル」などなど映画に夢中。
マリリンは本で読んで念願だった「チャーリーとチョコレート工場」を見てご満悦。
     
KLMの子供用のサービスは、カードなど入っているおもちゃセットと、                         

リクエストしておいたチャイルドミール。                                          

子供向けの映画も充実してる。
アテンダントさんも、子供に優しい。

      食事は、最初に夕食。かなりおいしいと思う。
      途中にアイスクリームとカップヌードル。機内でアイスって嬉しい。
      お腹減ってなかったけどにおいにつられて、カップヌードルも食べてみた。
      最後に軽食。

14:00 11時間のフライトでアムステルダムに到着。
      食事もおいしく、アテンダントさんの感じもとっても良い。
      お水などもまめに配ってくれるし、KLM得点高いよ!

18時。アムステルダムから乗り継いで、やっとジュネーブ到着。
      

子供たちは眠さ極限状態。
空港にはKさんとティガーのお友達の息子さんが来てくれた。
翌日にはジュネーブでイングランド対アルゼンチンのサッカーの試合があるらしく
市内は厳戒態勢。                                                     

競技場近くの高速もすでに閉鎖しているらしく、ジュネーブでは珍しい大渋滞。                        

すいていれば20分くらいという街中まで1時間以上かかる。
      

レマン湖にかかる橋を渡ると、ジュネーブの中心地。
Kさん宅は中心地から近く。でもすごく静かで木に囲まれた高級そうなマンション。
      
Kさんの奥様、というかママ友達とマリリンのお友達のお嬢さんが笑顔で
マンション前でお迎えしてくれた。                                              

 しかしそのころ、ティガーは眠くて超不機嫌。
マリリンは顔はパンパンにむくみ、頭ぼさぼさの落ち武者状態。                             

 久々の再会なんだけどかなりひどい状態。

ごめんね、長旅だったのよ~

しかし、お部屋に入るなり、マリリンとティガー大復活!
すぐに遊びだし、久々の再会を喜んでいる。よかった。

      それにしても広い!!Kさんち、広すぎる~
      リビングなんて、30畳は余裕であるよね。バレエ踊りたくなる位よ。
      家の中移動するだけでもエクササイズになりそうなくらい。
      しかも家の中どこも暖かくて快適。うらやましい…

スイスといえば、やっぱりチーズ。                                                

いろいろなチーズとかワインとか用意しておいてくれて乾杯!!

お土産披露などして、盛り上がり、これからのスイス旅行に期待が膨らむ。
いつの間にか11時になっていた。

ここまで起きていれば、時差ぼけも解消できるかしら?