もっと普通でいいのにな

なんか最近みんな謝ってばかりいるような気がする。
そんな中、石原慎太郎はいいな。
あんな人多かったような気がするんだけどこにいっちゃったんだろう。

人格者なんてそんなにいるのかしら。
少なくとも私なんて47歳にもなるのに不謹慎極まりない。
今も台風が来ることにワクワクしていたりする。

義理を欠いたり、常識はずれのことをしたとしても、他人には関係がない。
関係がない人がいろいろ言いすぎるんだろうな、ヒマと羨望が過ぎる世の中なのかも。
人に言えない秘密を持っているのさ～って元春も歌っていたのにな。

正しいが横行しすぎて苦しんでる人が増えていくと未来は暗い。
もっとね、普通でいいような気がするんだけどな。
ダメ？

賄賂をもらえる立場にいると貰っちゃうかもしれないし、
すごく魅力的な人に猛アタックされたらよろめくかもしれない。
それでこそ人だと思うんだけどな。

そんなことより、無駄に人を中傷したりするほうがずっと悪いことだと思うんだ。
人に優しいではなく、寛容な社会になればいいな。
人はいいこともするし、悪いこともするのだから。

自信がない

自信満々の人が苦手だ。

自分がすごいとか正しいと思ったことがないので、いつもビクビクしている。
だから言い切るってことがない。
語尾に、思いますとか、考えてるとか、曖昧な言葉を連ねることが多い。
胸を張って自分の意見を言えるのはすごいよね。
恥ずかしくないのかしら？

世界に絶対なる正義なんてないのに断言できる人とは友達になれない。
言葉を発した瞬間、どう思われてるんだろうってビクビクしている人が好きだ。
だからって、自分の考えを言わないわけではない。
逆に言っちゃうんだよなあ。
気も弱いし、叩かれるのも嫌いだけど、自分の考えは言ってしまうんだ。

自信がないから生きてこられた。
常に自分が足りない、がんばらないと、そうやってきた。
これからもきっとそうだろう。
自信満々の人が苦手だ。
それはきっと、うらやましいからだろうな。

叩かれると思うけれども言う、こんな世の中になればいいなと思ってるから、言う。

割り勘が嫌いだ。
平等でいいじゃん。
良くねーよ。
こちとらしこたま飲んでんだ。
ウーロン茶一杯だけの人と割り勘になんかされると胸が痛いや。
飲んだ分は払うし、若く金の無い人の分は払うよ。
先人に、払ってきてもらったし。
順番だよね。
得したとか損したとか言ってる人、言っててください。
費用対効果、原価率、MBAにでも言って、オレってスゴイとでも言ってろ。

歳をとって稼ぎが出来れば、いかに次の人にお金を使えるかを考えるべきだ。
そこで、さらに自分の夢がとか、拡大とかつまらないことをいう人はノーサンキュー。
人は、どれだけすごくても有限だ。
次につなげない人に価値はない。

知らぬ間にバトンを受け取っていた人は、知らぬ間にバトンを渡さなければならない。
いい大人になって自分のことばかり言ってる人は、サヨウナラ。

「青森展」と高松で出張コーヒー

今日から14gで「青森展」がはじまります。
江澤香織さんの新刊発売を記念しての開催です。
江澤さんが選んだ青森のおいしいものや、かわいいものがたくさんあります。
是非お越しくださいませ。
でもって今日17日の19時から江澤さんのトークイベントがあります。
青森のお酒と「青森あかつきの会」の保存食を食べながら、会費は500円です。
ご予約優先です。お待ちしております。

でもって明日18日は高松にある「toy toy toy」でコーヒー淹れてます。
二象舎の展示です。
casicoのカレーと旅ベーグルと、楽しい一日になりそうです。
12時くらいから夕方までの予定、コーヒー豆も少し持っていきますね。

そんなこんなで、みなさんよい週末を！

ウソはつかない、言い訳はしない。

ラクに生きるにはどうすればいいかって言うのをよく考える。
合理的とか手を抜くとかじゃなく、キツくてもラクなことってあるじゃないですか、
って文としては変だな、でもなんとなく伝わってますよね（無理やりだな
やっぱり一番つらいのは精神的なこと、肉体的なつらさは案外大丈夫なんですよね、人って。
いろんな失敗を繰り返してきた私がいま常に心がけていることは、ウソをつかないってことです。

適当なウソをついてその場をやり過ごすことが結構あったのですが、結局整合性がとれなくなって
最後はバレちゃうんですよね。
ウソがばれないようにいろいろ言ってたり考えたりしたことはすべてムダ、っていうか、しかも
信用ももれなく無くなるおまけ付き。
思ったことを正直に言うのが一番ラクなんですよね、結局。

って、言う必要のないことは言わないのが大人、それは肝心なこと。
ウソをつかないと馬鹿正直はまったく違いますからね、ハイ。
正直に生きてると、案外人から嫌われます、困ったものですが本当です。
だけど、すごく好きになってくれる人もいます。
そしてここが大切なところ、好きになってくれる人は自分自身も好きな人なんですよね。

ようはみんなに好かれる必要なんかないってことです（嫌われる必要もありませんが
言い訳をしなくなったり、ウソをつかなくなるだけで、心は大分ラクになりますよ。
だってウソついてること、自分は知っているんですから。
もっと自分を大切にしてやりましょう。
って毎日毎日、暴飲暴食のお前が言うなって、アハハ、そこはそれということでひとつ。

権力者はチャーミング。

自分でコントロールできそうな人は絡めとる。
自分以上の人は潰しにかかる。
それを瞬時に判断できるのが権力者だ。

もともと権力者なわけではなく、権力者になるのだ。
そういう人は判断を間違わない。
そして重要なことは、概して権力者はチャーミングなのだ。

ヒトラーも北の将軍もこの国の首相も、会うと魅了させるに違いない。
そんな大きな権力じゃなくとも、自分のまわりにある小さな権力者たちもそう。
チャーミングだから、その地位にいるのだ。

ならば、普通の人はどうすればいい？
簡単だ、会わなければいい。
自分のいる場所がキチンと出来るまでは、甘言にはついて行かないのがいい。

小さなことをコツコツと。

最近コーヒーの調子がいいです。
自分の思う以上においしいなあと思えるコーヒーが出来ています。
なんだかとてもうれしい毎日です。

が、なぜそういう味になってるかっていうのがわかってないから、
思い通りいかないときに修正することが出来ません。
そして頭を抱え、お腹が痛くなるのです。

10年以上これの繰り返しだから、ずっとこんな感じなんでしょうね。
365日で喜んでいるのは、ほんと20日もあればいいくらい。
めんどくさい仕事を選んだものです。

納得いこうがいくまいが、とにかく日々淡々と同じことを繰り返す、それだけ。
今年の夏は暑かったけれど、たくさん焙煎させてもらった。
夏の焙煎が少しわかったような気がする。

一気になにかを得ることは出来ない。
小さなことからコツコツと、いや、小さなことをコツコツとだ。
そんなことを思う私は、おっさんになったんだなあ。

誰もいない場所で口笛を吹く男

新しいものは古くなる。
流行ってるものは廃れる。
なんとなくそう思っているので、かつては調子がよかったけれど、今はちょっとってところに興味を持つ。
っていうか、そんなところが好きなんだろうな。

コーヒーロースターになったときもそう。
コーヒー業界は飽和状態で、なんでいまさらってよく言われた。
既存の店の売り上げが年々減っていってるのに、大丈夫かって。
それが今や空前のコーヒーブームだ。

本や音楽も売れないらしい。
ならば、そこに行くしかないよね、大好きなものなんだし。
流行っているときは行けないじゃん、ライバルいっぱいで、生き残る自信なんてまったくないし。
とにかく戦わないこと、それが私の生きる道。

誰かと並走していると不安になる。
たくさんの人がいる場所にいると不安になる。
誰もいない場所を見つけると口笛を吹きたい気分になる。
これって、やっぱり変なのかしらねえ。

「コーヒーと音楽」はじめます。

10月1日「コーヒーと小説」が出版されます。
そして10月23日「コーヒーと音楽」はじめます。
偉そうにどちらもコーヒーが先に来てますが、見た感じ、そうこっちのほうがいいかなと思っての表記です。
密に将来的には「音楽と小説とコーヒー」ってなればいいなと思ってます。
好きなことを全力で出来る場所に今いられるので悔いのないよう思いっきり楽しみます。
生きていくのは大変だけど、音楽と本とコーヒーがあればうれしい。
そうやって生きてきました。
きっとこれからもそうだと思います。
よろしければご一緒にいかがですか？
はじめの1歩です。よろしくお願いします。

ゆるくながく続けて行きたいなあと思っているので、音楽や小説作ってらっしゃる方、お声掛けくださいませ。
いい景色見に行きましょう！


aalto coffee × mona records 「コーヒーと音楽」開催！

山田稔明「ひなたのねこ展」やD.W.ニコルズ「ニコルズカフェ」、えちがわのりゆき「ほわころCAFE」でスペシャルブレンドを作ってくださった徳島のコーヒー焙煎所「アアルトコーヒー」の庄野さんとイベントを開催します。

その名も「コーヒーと音楽」

音楽好きでミュージシャンとも親交の深い庄野さん。
モナレコードで一緒に何か楽しいことができるのでは！という思いが一致し、開催の運びとなりました。

今回はモナでもおなじみの山田稔明さん・高橋徹也さんのライブと、
「アアルトコーヒー」のコーヒースタンド、初心者でも簡単においしいコーヒーが入れられるようになるコーヒー教室を行います。

アットホームで楽しいイベントになること間違いなし！是非お越しください。


aalto coffee × mona records 「コーヒーと音楽」
日時：10/23（日）
時間：OPEN 18:30 / START 19:15
場所：mona records 2F おんがく食堂
出演：山田稔明、高橋徹也
料金：前売り￥3000/当日￥3500＋1drink（￥500）
※9/14(水)19:00からメール予約を受付ます。

aalto coffeeのコーヒースタンドが登場！ドリンクチケットと交換できます。
別途お料理もご注文いただけます。


「aalto coffeeのおいしいコーヒーの入れ方教室」
日時：10/23（日）
時間：16：00～17：00
場所：mona records 2F おんがく食堂
講師：庄野雄治(aalto coffee & the rooster)
参加費：￥2000（おんがく食堂のケーキ付き）

ペーパーハンドドリップで、おうちのコーヒーがぐググっと美味しくなる、ちょっとしたコツを教えていただきます。コーヒーに興味あるけど、なんだか難しそう、何から始めれば良いの？という方にぜひご参加いただきたい内容です。

ご予約はモナレコードさんの㏋からになります。
http://www.mona-records.com/live/2016/10/live_102320.php
よろしくお願いします。



【高橋徹也（たかはし・てつや）】
音楽家。シンガー・ソングライター。
1996年、Ki/oon Recordsよりデビュー。同レーベル在籍時にアルバム3枚、シングル7枚をリリース。中でも独自の世界観を確立した2nd『夜に生きるもの』3rd『ベッドタウン』は、リスナーのみならずミュージシャンや音楽関係者からも幅広く支持を得た。2000年以降はVIVID SOUND CORP.よりコンスタントにアルバムを発表。近年も精力的にライブをこなしながらKi/oon Records時代のベスト・アルバム『夕暮れ 坂道 島国 惑星地球』、初のライブDVD+CD『The Royal Ten Dollar Gold Piece Inn and Emporium』、8thアルバム『大統領夫人と棺』、幻の未発表4thアルバム『REST OF THE WORLD』を連続リリース。そして2015年秋、待望の9thニュー・アルバム『The Endless Summer』を発表。2016年、いよいよデビュー20周年を迎える。
http://ameblo.jp/tetsuyatakahashi/

【山田稔明（やまだ・としあき）】
1973年12月8日佐賀県鳥栖市生まれ。GOMES THE HITMANでのデビュー以来バンド活動と並行し、数多くの楽曲提供を行う。2009年からソロ活動を本格化。音楽以外にも、執筆、ワークショップなどその活動は多岐にわたる。愛猫家としても知られインスタグラムでも多くのフォロワーを持つ。愛猫との日々を綴った初の自伝的小説「猫と五つ目の季節」を2015年11月に発表。今年夏、最新作『pale／みずいろの時代』をリリース。
Instagramアカウント：toshiakiyamada
Twitter ID：@toshiakiyamada
monoblog：http://toshiakiyamada.blog.jp/

大丈夫、人は死ぬまで生きる

平等と同じは一緒のことではない。

人は生まれてきて死ぬ、平等だ。
だけど生きている時間は同じではない。

平均寿命が80歳を大きくこえて、なお医療だ健康習慣だと言っている。
みんな長生きしたいのだ。
逆に出生率はそのうち一人を切るんじゃないのかしら。
って、ほんとはとっくに切っているのかも。
この歪な形で迎える未来はどうなっているんだろう。

老後に不安を抱える人が多いらしい。
長生きの弊害だ。
生きていると金が必要だ。
だけど、金の量は決まっている。
そんなことを考えながら昨夜は98歳の祖父と飲んでいた。

戦争に行って銃で撃たれても、毎晩毎晩酒を飲んでいても、生きている人は生きている。
祖父は私の教科書だ。

ビビることはない、大丈夫だ。
人は死ぬまで生きるんだから。