月を見上げる

届けたい人には届かない
言わなければならないことでも
言えないことはある
人はみな何かを抱えて生きている

自分の信じた道を行く
だけどそれにより生じる歪みはある
案外たくさんある
そこから目を背けるかどうか

大切なものを大切にする
わかってるんだけれど
気が付くとひとりよがりになっている
気付いたときは手遅れなのかもしれない

どうすればいいのかよくわからないけれど
自身で決めなければならない
どっちに行ったって後悔するんだろうな
だったら自分の決めた道を行こう

口笛吹いて
ちょっと上を向いて
月でも見ながらさ
涙がこぼれないように