オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

淘汰され消滅した励磁方式にはやはり欠点がある?

2014年05月14日 09時01分57秒 | オーディオ

ALTEC288Cを励磁に改良した288FC

288の時はそれまで使っていたものを改良したので振動板や他の部分は

今まで使っていたものをそのまま使い、マグネットからフィールドに変わったので

その音の違いがよくわかった


今回は同じALTEC-515Cではあるが別の個体である

個体差で音が違う可能性もあるのだが


今回の515Cフィールドの音の違いは288以上であった



288FCでは前にも書いたが


音の透明度、艶やかさ、滑らかさ、リアリティー


音のレベルが格段に向上しその効果は絶大であった

もちろんなんの不満も無かった


だが、515FCの音の違いは大きいのだが、多少不安と言うか


疑問が残った


もしかしたらこれが励磁衰退の原因?



オーディオで音が良いとは何か?



以前も書いたが定義は、

SN比が良とノイズが少ない、

歪みが少ないと、音に癖が無く自然に聞こえる

ダイナミックレンジが広い事、分解能が高い事、等々を

瀬川冬樹氏の良い音の条件として書かせて頂いたが



用はこの歪み



音のくせと言えば良いのか



もっと言えばスピーカーの個性



これは難しい問題だと思う




515FCに交換した時にすぐに感じたが

上の音とのつながりもよく、

音の一体感もあり

透明感のある


良い音になったが・・・・・




「俺はこんな癖のない良い音で本当に我慢できるのか?」






おかしな言い方だと俺も思うが、そんな事を自問自答した

素直な癖のない、良い音が励磁の個性?


香りでいいかえれば匂いの無い無味無臭な香り?

どんな匂いだ?、余計わからない例えだった





今までの経験でも



聞いた一瞬「音が良い」と感じたときは結果として二つあった



本当に音が良かった場合は問題は勿論ない、そのまま進めばよい





だが問題は音が良いのだが




聞き終わった後に感動が無い、「良い音」



意味が伝わるだろうか

音楽を聴いた後の充実感、満足感の不足


マニアは本当にいい音だけを求めているのだろうか?



趣味として求めるもの、これは本当に難しいと思う





車もそうだが

メーカーが苦労して一般ユーザーにアピールするのは


乗り心地ちと低燃費


その、ゆったりとした乗り心地と低燃費を求める人は


フェラーリやランボを買わない



ましてや間違ってもロータスセブンなどのらない

雨が降ったらのれない

長距離行けば、お尻が痛くなる、腰が痛くなる、全身が筋肉痛になる

ドライブ言った次の日は、

リラクゼーションでマッサージが必要だ

だが、高燃費、高騒音、低乗り心地そんな実用性ゼロの車も趣味としては成り立つ


そう、車にも趣味として求めるものは様々だ


人を惹きつけるのはやはり強烈な個性






オーディオも趣味である以上何を求めるのか


一瞬の音の良さなのか、聞き終わった感動なのか



音の良さもあって、聞き終わった後も感動があれば申し分ないのだが



残念ながら両立するのが理想だが、現実は難しいかもしれない





だが明らかに音の悪いマグネット方式に戻すことはもうできない



ならばどこで歪ませるか、


もとい色付けするか


個性を出すか


コンデンサーで行うか


いやまずは励磁のメリットを生かした、励磁にしかできない方法で


音創りをしてみようか・・・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿