使用前の写真
使用後の写真
お分かりになるだろうか?
分からないだろうなー
違いがわかるように
ウイングの内側の下にフィンのついた小さな電源を上げてみた
違いはこれだけ、電源が2個増えただけ
だが音は激変
確かに、いつかは私も励磁のウーハーを使ってみたいと「夢」を見たことはあった
ALTEC 288FCの励磁の音に感動して、このクオリティーで低音を出したい
だがやっと288の支払いが終わったところ、
515FCを4本は大変だし、あくまで「夢」であったはずなのに・・・・
その日が突然来るなんて・・・
ある日のこと
パラゴンさんより「新人」歓迎会開くから場所を決めなさいと連絡があり
急遽、歓迎会を開いて頂いた
T社長、パラゴンさん、KIMさんで乾杯
この席でT社長が、今うちの店のALTECのフィールドが良い音してんだよなー
515Cを励磁に改良した515Field Coilを使ってるんだけど「良いんだよこれが!」
聞いてみてよ
そうですか、なるほどねALTECが良い音してるなら聞かねばなるまい
288CのField Coilで十分なのに515までFCに、恐るべき音への探求心
この時はただ感心するばかりであった
翌日店に行くと
4本出来てるよ
は?
観たくれは奇怪なALTEC 515C Field Coil
515Cも288Cも実はマグネットのカバーは全く一緒なので
簡単に出来そうだがウーハーの場合は発熱量が大きく
密閉してしまうと、こもってしまいかなり熱くなってしまうとのことで
放熱を考えて、このようなコイルが見えている、開放的な外見となっている
4本出来てるってどういう事?
取り敢えず「聞いてみれば」
都合良く16Ωが4本、我が家はパラって使うので8Ωになり
ちょうどぴったり、これは偶然か?
いや、罠にはまった!
ハマりついでに、また、パラゴンさんと、KIMさんに連絡して
もう一人、近所のSさんに手伝って頂いて
515を4本交換!
取り敢えず「聞いてみるだけ」と言っても交換するだけで
流石、拘りのパラゴンさん、随所にパラゴンチェックが入った
大騒ぎ、4人で汗だくに鳴って交換完了
励磁の515は重い!、アルニコのオリジナル515Cは方手でポイって感じ
例の安い単線で電源をつないだ
今回は取り敢えずなので
タンガー電源ではなく、普通のスッチング電源で聴いてみる
電源一個でも515FC4本いけそうだが
拘って2個使用した
我が家に初めて訪れたパラゴンさんとKIMさん
お二人ともWE15Aホーンを使っていて勿論励磁
KIMさんは本物のWE555を使用している、なんちゃってではない本物のWEエンスーだ
そのお二人に、お恥ずかしながらまず515Cのオリジナルの状態で聞いて頂いて
励磁に交換後に同じレコードをかけて聞いて頂いた
これはまいった
素晴らしい!
ドライバーとウーハーの違和感が無くなった
上と下の繋がりがとんでもなく良い
あの288FCの滑らかさと艶やかさがそのまま515FCでも出ている
滑らかだが弾む、キレも良い、どう表現したらいいんだろう
上も下も歪まないのでドンドンボリュームが上がる
上がる
あがる・・
ボリュームが上がり続ければ、どうなるか
パワーアンプWE91Bが音を上げる
300Bが何とクリップしてしまった
そこまで音量を上げても歪まない
私は大音量を堪能し酔いしれているが
パラゴンさんとKIMさんはもう少し小さい音がお好みらしい
すみません調子に乗って音量上げすぎました
とにかく「取り敢えず」、聞いてみるのに繋いだだけの状態で
ここまで鳴ってくるともう後戻りは絶対無理!
このままここに置くしかない
だが問題は、いったい幾らするんだろうこの515FC
金額も聞いてない・・・・
いつも泥酔の時間帯ですよね、
0時のフィールドといえば、またあのスナックですかね?