オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

フィールド型 VS マグネット型

2014年05月13日 10時52分11秒 | オーディオ

フィールド型スピーカーとマグネット型スピーカー


比べる必要はないが


あえて、いくつか比べてみよう



①時代背景

励磁が古く、マグネットが新しい



新しい物のほうが良いのが一般的だが、残念ながらオーディオの世界においては


そうとは言い切れない物がある、古くても良い物は沢山ある


ダメなものは淘汰されて、良いものだけが残っているとも言える


今は良い時代である、残っている古いものは、だいたい良いものが多い



では励磁型は残っている古いものとしては音が良い、言わば懐古的な音の良さなんだろうか


世代でいえば励磁はSP盤が蓄音器の最終形態とするならその次の世代のもの


蓄音機と同等か、もうちょっと良いだけ?

昭和初期の電気製品が良いなんてあり得ないかな?、一般的な見方だと80年も前の懐古的な音?




私は違うと思うのだが



だが、メーカーも売れるものは必ず作るのに

なぜ励磁型スピーカーは姿を消してしまったのだろう


現在のほぼ全てのスピーカーがマグネット型であることからも

磁極方式としては励磁型は世間から淘汰され、消滅した方式の物であることは間違いない


最近になって一部のオーディオマニア用に僅かながら生産されているが、ほとんど無いに等しい数である


売れないものはメーカーは作らない、励磁型の音はなぜ売れないのだろうか?


なぜこの音が売れないのが不思議であるがこれが現実




ともかく時代背景としては古いもので


1930年当時からは劇場用から、ラジオのスピーカーなども含めて、多くの励磁スピーカーが制作されていたが


その20年後には永久磁石に変わり、励磁型はその後全く製造されず、

忘れ去られた駆動方式だ





②磁極方式コスト

コイルと磁石


作るのが面倒なのは?


磁石の製造方法は良くわからないが、その精度は日本製が良いらしく

JBLの永久磁石は日本の日立で作られていると以前聞いたことがあるが

真実かどうかは私は分からないが、
今の日本の技術なら大量生産は簡単なのではないだろうか

対してコイルは巻くのが大変なのだと思うが
部材はたかだか銅線だけ

T氏のように手巻きをすれば大変だが、機械だったら簡単に巻けそうだ

このコイルを巻く手間も衰退した原因の一つなのかな


③動力、電源
フィールドは電源が必要

電源を必要とする事これも衰退した原因の一つであろう

一方マグネットも半永久と言いながらも先日、手持ちの288C四本の磁束を測ったところ

1本はカタログの公称値を一割程度下回っていた

公称値をかなり上回る物もありその差は1000ガウスもあった

千ガウスの違いは音にも出ると思うが、まあ基本的にはメンテナンスは不要とされている


励磁では電源を使うので発熱の問題も生じる


当然故障の原因も増える

事故のリスクも増える

・・・・


コイルを巻く必要
電気を使う
重量が増す
熱が出る
故障が増える
メンテナンスが必要

そんな理由で無くなってしまったのか?






ALTEC288FC、515FCユニットで音楽を聴いていると

私にはまだフィールド型スピーカーの衰退理由がわからない


今まで聴いたことのない、本当に良い音だと思う

良い物なら必ず残るのではないのか


もしかしたら良くないもの?


ん?

あれ?

もしかしたら・・



実は催眠術にかけられていてそう思わされているだけなのか?


それとも知らぬ間にWE新興宗教の新しい励磁宗派が出来てそこに入信させられて
入神したので今の音がよく聞こえるのか



あ、そうかもしれない



催眠術師だか教祖、だとか言われる人はだいたい怪しい

TV番組いってQに出て来る魔術師は誰が見てもかなり怪しい


我がT教祖も怪しさなら負けていない気がするが・・・・


T教祖に催眠術をかけられてるのかもしれない




いや、

うるさい、鳴らない、でも持ちたい、

そんなオーディオが実用ではなく、趣味の世界であることを物語っているスピーカーの代名詞

あの悪名高きJBLーPARGONを

なんと、良い音で鳴らしている方がいる、
タンガーバルブ6個も使って整流して、オール励磁で奏でてる人は私が知る限り一人だけ(たぶん世界中で)



あの人がWE宗教教団の励磁宗派の教祖か?


わからないが


強烈な信者と教祖ばかりが近くにいるような気がする・・・




今聴いている


この鮮度、透明度、空気感、リアリティー


この非現実な驚異の励磁サウンドが、「夢」でなく、現実の世界でも良い音だと祈るだけだ