「蒼山会謡曲大会」が終わって1週間後、ようこ姫さん、茶々姫さん、SAさん、私の4人で粟津温泉「法師」へ出かけた。ようこ姫さんの運転で行先も時間も自由な旅である。何回か来たことのある人、学生時代の友人がこの老舗旅館の娘さんだったと言う人、姫さんと私は初めて、有名な老舗旅館の名前を知っているだけ。
玄関でのおもてなしに驚き、部屋へ案内されてまた驚いた(もっとも部屋に着くまでの長い廊下、エレベーターの位置がわかりにくく難儀をしたが…)。和室が2つ、居間のような洋間が一つ、たっぷりと三室もあるのだ。声を掛け合わないと誰がどこにいるのかわからないほどだ。
夕食の時間は一番遅めにしてもらった。街巡りをしたかったし、皆大声で話すから他のお客のめいわくにならないように…と。
👇は日本庭園のライトアップ。明るいうちに歩きたかったが、総檜、書院造りの離れの貴賓室、「延命閣」に泊り客があり、庭に降りることはできなかった。
👇 飲み物は、生ビールの人と「加賀鳶」の人と。まず、梅酒で乾杯をする。
👇 「那谷会席」の料理が運ばれる。
👇 先付:豆乳豆腐、福良銀杏、キャビア。
👇 焜炉:能登豚梅香る鍋・水菜、白葱、榎木。
👇 椀替り:茶碗蒸し・蟹と鱶鰭の餡。
👇 造里。
👇 凌ぎ:金時草饂飩。
👇 酒肴:浅利菜の花和え、蛸香味和え、海月霙和え。 👇 焼物:鰈柚庵焼き、雑魚有馬煮。
👇 揚物:加賀棒茶と野菜掻揚・天出汁、卸し。
👇 酢の物:蟹身と鯛昆布〆、枸杞の実・黄味酢。
他に、ご飯、留椀、香の物、水菓子。