Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

「マーク セフトン展」始る

2014-05-27 | イベント

 娘婿のマーク・セフトンの個展が、高岡市駅前末広町の「画廊七本杉」で始った。5/25(日)午後1時に開催予定だったが、飾り付けがずれ込み、まだ展示が済まないうちからMiTUの友人たちが何人も見に来てくださった。マークと娘は、フランス、ニースから油彩の新作20点の絵を持参したが、高岡へ着いてからこちらで撮った写真も含め42点の油絵、水彩画、ぺん画、写真などを展示している。入り口の看板は、ようこ姫さんに書いてもらい、ウインドウに飾る絵のためにイーゼルをたくちゃんにお借りした。親戚や娘の友人たちから花やお菓子をいただき、初めての経験に戸惑いつつも初日を迎えることができ感謝の気持ちでいっぱいです。トップ写真は入り口の看板。↓は、ショウウインドウ。           

 ↓は、会場内。 
 ↓は、初日のマーク。お気に入りの黄色のジャケット、ジーンズに薄いブルーのシューズを合せて張りきっている。後援のK新聞は翌日取材でした。 

  作品をいくつか紹介します。まず、油彩の作品を何点か。 ↓は、「夕べの散歩」 。           

 ↓は、「冒険」。    

 ↓は、「アルプス」。   

 ↓は、「ニースの夕暮れ」。

↓は、「熱帯の入り江」。                    

 ↓は、マークが20代の頃初めて描いた大切な作品で「オデッセウス」。                 

 次に水彩で「ニースの特売日・エルメス」。                

 次は、色鉛筆やクレヨンの作品で、「公園の散歩」。     

 ↓は、「雲」。                 

 ↓は、「プラネット」。                    

 ↓は、「ニースの窓」。                    

 先週出かけた「雪の大谷」や、「伏木海岸」の写真もあるのだが、光が反射して撮れない。上の作品も蛍光灯や周りの風景、人物が入っていて見苦しいのですがご容赦を。近くの方はぜひ実物オリジナルの作品を見に来てください。今週いっぱい6/1(日)まで展示しています。

 ↓は、5/28(水)朝刊の朝日新聞地方板の記事です。

 


2人の息子

2014-05-24 | 日記・つぶやき

 寒暖の差の激しさと、5月以来の気苦労と(勝手な解釈かも?)で、友達の風邪を他人ごとのように思っていた私も、人並みに風邪を引いた。合唱の特訓が続き、疲れがたまったのもあるだろう、2日ばかり寝込んでしまった。ともかくひたすら病院の薬を飲んで寝ていた。と言うより起き上がれず、食欲もまったくなかった。治りがけには腰痛に見舞われた。明日は、マークの個展の初日だ。その前に元気を取り戻せてほんとうによかった。

 5/10日頃だったか、朝宅配便が届いた。見れば細長い段ボール箱。見覚えのある花束用のケースだ。マーク?いや、娘夫婦からはイギリスの母の日にすでに届いたはず。もしや、と見ると千葉の息子からだ。こんなこと初めてだ。さては彼女ができたか?それとも、取引先に頼まれたか? どうも後者のようだが、それでもとても嬉しくすぐお礼メールを送る。↓は、そのカーネーション。花数はチョッと減ったが次々と咲いている。秋にもう1度、開花するそうだ。この他にお菓子の箱が添えてあった。手前の蝶のケースは、東京のSEさんから。6個入りと3個入りのケースに入っている。このまま飾ってもいいし、一個ずつ城端の同級生にあげてもいいし、と言う思いやりだ。       

  

 マークが来たら直してもらおうと思っていた居間の天井の電灯。ところが不思議!冬、点かなくなりずっと我慢していたのに、マークの神通力?スイッチを押すとつくではないか。低温時に蛍光灯がつかなくなることがある、とマークは説明してくれたがよくわからない…。
 もう一つ頼もうと思っていたのが和室のブラインド。以前生協で買ったきり、室内に取り付ける金具が和室向けでなく、そのまま放ってあったのだ。忙しいのに娘と共にさっそくカーマに行き、二人で和室の長押に合う黒の上品な掛け具をみつけ、その日のうちに取りつけてくれた。↓は、道路側の障子に掛けたブラインド。              

 5/20(火)はマークの誕生日。ブリストルに届いていた親類やお隣さん、息子夫婦や妻からのカードを持参し、その朝開封したようだ。テーブルの上に屏風のように立てて、嬉しそう。ほんとにいろんなカードがあるものだ。私はと言えば、一緒に食事をするから言葉で言えばいい、と考えていた。が、娘が言うにはカードがとても大事なんだって。              

 じゃ、今日中に渡さなくちゃ、と文苑堂に探しに行く。子供向けの可愛い絵ばかり。music入りとあるのは、♪ Happy Birthday! ♪の曲。たった1枚、sound入りと言うのがあった。左上のくぼみを押すと、”ポン、ドクドクドク、カチン、かんぱ~い!” と音と言葉が入る。これは面白い、と買って来た。マークは大喜び。娘も一緒になって、ときどきpushボタンを押して音を聴いている。   

 いよいよ明日、25日(日)午後、絵を搬入し、飾り付け、「マークセフトン展」の初日を迎える。


「一河会」 & 燭光能「藤」

2014-05-24 | イベント

 5/11(日)、高岡市青年の家で「一河会」謡曲大会があった。3月の芙蓉会以来久しぶりに素謡とお囃子で出演した。素謡は、「藤」の地謡と「半蔀(はじとみ)」のワキ、お囃子は連調連管で「中の舞」だった。自分の撥を使って太鼓を打つ初めての出番だった。↓は、myバチの袋です。           

 最後の仕舞を3番、カメラに収めました。一つは岡田さんの「海人」より「玉の段」。鏡花の「歌行燈」に出て来るこの「玉の段」が私は大好きで、3月の蒼山会での仕舞をアップした(今日は略します)。

 もう一つは米島さんの「殺生石」。栃木県那須野那へ来た僧が、ある石の周りを飛ぶ鳥がすべて石を目がけて落ちていくのを見て不思議に思います。その石に近づこうとすると、一人の女が「その石に近づいてはいけない!近づくと殺される」と声をかけ、石にまつわる物語をします。
 夜、僧が石の前で仏事を行うと、石が割れ中から夜干(狐)が現れ、自分は鳥羽院の寵愛を受けた玉藻の前の執心である、化け物であると見破られ都から逃げて来たが、矢に当たり死んでしまった、その執心が石になり、近づくものを次々殺していた、と語ります。僧が供養してくれたことに感謝し、もう二度と悪事をしないと約束し、成仏して行きます。↓は、狐が語りながら舞う仕舞。               

                                

 最後に、山崎先生の「経政」。仁和寺に仕える行慶(ぎょうけい)僧都は、一の谷の合戦で討ち死にした平経政を弔うこととなりました。そこで琵琶の名手だった経政が愛用した青山(せいざん)という銘の琵琶を仏前に据え、管弦講を執り行います。夜半を過ぎた頃、燈火(ともしび)のなかに人影がほのかに見え、不思議に思った行慶が尋ねると、その人影は、「経政の幽霊である、お弔いの有難さに現れたのだ」と告げるのでした。
 そして青山の琵琶を奏で、舞を舞い、夜遊の時を楽しみますが、それも束の間。修羅道に堕ちた身には、憤りの心が起こり、あさましい戦いに苦しむ姿を見せ、その身を恥ずかしく思って人に見られまいと燈火を消し、暗闇に紛れて消え失せていきました。 

                     

 前者は「鬼物」、後者は「修羅物」と分類される能だそうで、このような激しい動きのある能が私は好きです。

 さて、5/17(土)、高岡市瑞龍寺法堂で「燭光能」が催された。例年は、20日の利長忌に行われるのだが、今年は新住職の就任を祝う晋山(しんざん)式の後の行事として執り行われることになったようだ。
 我が家では、ちょうど前日娘夫婦が高岡に着いたばかり、2人ともぜひ観たいと言っていたので、山崎先生に整理券を用意していただいた。私はかなり早めに出かけたら、ちょうど式が終わったところらしくそれは大勢のお坊さん達が寺内へ戻って来られるところだった。↓は、翌日の新聞から。            

 「燭光能」は時間きっかりに始った。演目は半能「藤」、富山県にゆかりのある曲なので燭光能でも何回か見ている。この日のシテは広島先生。お囃子に瀬賀先生、上田先生、地謡に山崎先生、米島先生、と平米の先生方が4名出ておられる。娘たちと3人並びの良い席をとったつもりだったが、シテの藤の精の冠と面しか見えず、ときどき隙間から全身像がチラッと見える程度。お囃子も上田先生の太鼓の右手のバチが見えるだけ。ひたすら音色に聴き入っていた。「藤」は地謡も何度も覚えているし、「序の舞」も何度も聴いているので、音色だけで充分だった。マークもmusicを楽しんだ、と言っていた。写真は、すべて姫さんからいただきました。              

                                              

                       

                       

 『藤』   シテ: 広島克栄、   ワキ: 苗加登久治
       後見: 大沢永靖、前田長孝
       大皷: 飯島六之助  小鼓:住駒幸英  太鼓:上田博  笛:瀬賀尚義
       地謡: 高田哲、高野秀幸、米島和秋、寺田茂
            山崎健、藪俊彦、岩村邦夫、浅谷之信    


正平さんの”こころ旅” & 「氷見長徳作品展」

2014-05-19 | イベント

 

 
合唱団”MiTU”・連日練習 & 田植えの季節
 合唱団MiTUの定期演奏会(5/26)が近づき、連日練習が続いている。半日の特別練習が3月、4月と博労公民館で2回あった。5月は12日(日)に木津公民館で全体練習、11日(土)は...
 

 ↑は、昨年の今ごろの私のブログです。MiTUコンサートに向けての特訓と田植えの風景がアップされています。今年も同じようなことをしているな~と思いつつ、書いています。

 さて、今週から、正平さんの”こころ旅”が富山県に入った。月曜日(5/19)の紹介編を見ると、高岡古城公園、チューリップフェア、水橋から見る富山湾、氷見などの旅になるらしい。石川県あたりから田植えのすんだ水田が映し出され美しい風景だな~と眺めていた。明日から、朝と昼のとうちゃこ編の両方を見なくっちゃ。

 5/18(日)、高岡駅前の画廊「七本杉」で開かれている「氷見長徳作品展」を見に行った。会場に入り目に飛び込むのが、↓の「散居村」の水田風景。田植えのすんだ田んぼに大きな農家が影を落としている、よく見る懐かしい風景だ。
 氷見長徳さんは、高岡市在住。光風会会員、日展会友の画家である。  

 散居村を題材にした絵がいくつか飾られていた。何軒か残っているそうだから、違う家なのだろう。 

 油絵のような日本画のような…。何もわからない私が質問するものだから、油彩だが立体的に盛り上げずあっさり仕上がるように、顔彩を混ぜて工夫しておられるそうだ。他に、二上山、立山連峰、高岡御車山まつりなどが描かれている。

 

 5/25(日)午前まで開かれていて、その後、「マークセフトン展」となります。

 この日は午後、博労公民館でMiTUの特別練習があった。昨年も今ごろがピークだった。この日は、林光編曲の「日本抒情歌曲集」より、カチューシャの歌、椰子の実、浜辺の歌、待ちぼうけ、早春賦などを集中して練習。とても疲れた。昨年はその後、光が丘病院へTEさんを訪ねている。この頃に退院され、「リゾートビラ雨晴」へ入られたのだ。はや1年経つ。


マーク セフトン展 Mark Sefton

2014-05-17 | イベント

 5/16(金)、娘夫婦が高岡へ着きました。サンダーバードは混んでいて福井でようやく座れたそうです。今回は、マークの油絵を20点ばかりスーツケースに入れて運んで来たので、なおさら気を使い疲れたようです。すぐ米島モータースに回り、大きなレンタカーを借りました。

 今日、17日(土)は午前中にサイゴ堂さんへ絵を運び、額縁を選び、注文し、午後は私と合流して、瑞龍寺の燭光能を見ました。さて、娘婿のマークの個展は、下記の要領で開かれます。昨年はブティック「丸清」のプチギャラリー、北限清水町支店と大門支店のロビー展で展示してもらいました。今回は、初めて本格的な個展になります。高岡駅前の画廊「七本杉」で、8日間開催しますので、時間のある方、前を通られた方はぜひお立ち寄りください。 ↓は、案内状のコピーです。

マーク セフトン展 Mark Sefton

日  時    平成26年5月25日(日)~6月1日(日)

AM 10:00~PM 5:00 (初日はPM1:00~  ガイドツアーは毎日AM12:00~)

場  所    画廊「七本杉」  高岡市末広町39 Tel 0766-22-0338

後  援    北日本新聞社

連絡先    〒933-0866    高岡市清水町2-11-17  Tel 0766-23-7834  宮腰

http://marksefton66.wordpress.com/

“開 花”

 

 私、マーク・セフトンは新作をたずさえて高岡市へ帰って来ました。作品は、フランスのニース、コートダジュールのアトリエで描いたもので油彩が殆どです。地中海沿岸での生活からヒントを得て描いたものや、過去の作品から風景画も何点か選び、より抽象的かつ空想的な作品も加えました。絵画だけでなく、モノクロ写真とスケッチも展示します。

 今、妻の満智子と私は、日本を旅行して、次の連作のためのユニークな題材を得たいと考えています。

 高岡市では3回目の個展となりますが、ご来場の皆様とお会いできる機会があることを嬉しく思っております。どうぞよろしくお願い致します。           2014年 5月 

                          

              夕暮れの船           ニースの特売日


花いろいろ

2014-05-16 | 自然・海山草花

 5月に入り何かと忙しく遠出もままならず、日常生活の中で撮った花々を紹介します。

 5/3(土)お茶のお稽古日、茶々姫さん宅の床の花です(トップも)。名付けて「八角蓮」。2度も聞いたのに名前を忘れ、ケータイメールで茶々姫さんに再度尋ねようやくわかった。「八角蓮」と言うのは、葉っぱが八角の形をしているのだそうだ。花の写真を大写ししたのは大失敗。   

                   

 城端祭りの翌日の6日(火)、戸出の深松家のボタンを見に行きましょうとのお誘いがあった。「今年は早いのでもう終わる頃」と、息子さんの奥さんから電話があったそうだ。急なことなので、茶々姫さん、ANさんと3人で出かけた。深松先生が亡くなられた後、息子さん夫婦で引き続きボタンを育てておられる。天神山のボタン園も一緒に見に行かれたそうだ。あいかわらず元気に花を咲かせた牡丹たち。もう何人も見に来ておられた。              

                    

 ↓は、卯の花とおおでまり。

                 

 ↓は、玄関横のドウダンツツジとアセビ。木も花もよく似ており、皆さんに尋ねられるからとそれぞれ名札がつけてあった。左が、ドウダンツツジ、右がアセビ。

                            

 大きくすると、上がドウダンツツジ、下がアセビ。     

     

 鉢植えの藤がこんなに大きくなり、今年はアーチが半分以上仕上がっていた。     

  

 

 5/10(土)、この日もお茶のお稽古の帰り、茶々姫さん宅のご近所で皆の足が止まった。モッコウバラのアーチである。植えてから10数年経つそうだ。         

 このお宅の前庭は、四季折々の花が絶えず咲き乱れ道行く人の目を楽しませている。

      

 


「日本の童謡とその風景」

2014-05-14 | 日記・つぶやき

 元の職場の退職会員の方に「おたより」を配る係りを始めて10年ちょっと経つ。郵便受けに入れて行くだけのことが多いが、4月、5月の年度初めは在宅の方とは話をするようにしている。特に、私の先輩の方たちとは必ず話すようにしている。

 同じ町内のTAさんは、樺太女子師範を出られた方だ。昭和20年、最初の赴任校が高岡市下関小学校だった。今の読売会館が下関小だったそうだ。新校舎が建ち、まず上級生が新校舎へ移った。1年生(国民学校)の担任だったが、上級生の授業に出る時は、北陸線の踏切を渡って現在の下関小まで行ったそうだ。そんな話を懐かしそうに話される。昭和20年組で「はたち会」を作ってときどき集まるとのこと。「はたち会」いいですね。
 ↓は、TAさんが長年趣味にしておられる「水引手芸」。季節によって変えながら玄関飾りにしておられる。壁には”藤”。棚の上には”ヒアシンス”。絹の水引なので指が痛くなるそうだ。           

         

 ついつい話が長くなったら、外で”ブッブッ!”とクラクション。狭い一方通行の道のど真中に車を止めっぱなしだったよ。

 さて、翌日はSAさんと一緒に「リゾートヴィラ雨晴」のTEさんを訪ねた。一歩、部屋に入り驚いた。このホームに入られる前の病院で、リハビリと趣味を兼ねて絵を描き始められ、以前訪ねた時も海やカモメの絵を見せていただいた。それが三方の壁が美術館のように絵や切り絵で埋まっていて、名付けて「日本の童謡とその風景」とタイトルがついている。 

 どうぞ、ゆっくりと眺めながら、歌ってみてくださいね。                

 いくつか紹介します。↓ ♪ 春よ来い ♪    赤い鼻緒のジョジョはいて…            

 ↓ ♪ 山寺のおしょうさん ♪                

 ↓ ♪ あめふり ♪  柳の根方で泣いている柳の葉は色紙です。              

 ↓ ♪ あわて床屋 ♪  春ははよ~から 川辺の~岸で…と、思わず歌いだした。              

 ↓ ♪ 鉦城寺の狸囃子 ♪    狸の顔、動き、影法師がリズミカル。             

 ↓ 待ちぼうけ ♪      コロリ ころげた木の根っこ。          

 絵と楽譜のセットだが、手書きの歌詞のもあります。↓ ♪ 通りゃんせ ♪  赤いポストがアクセント。                       

 ↓ ♪ 紅屋の娘 ♪  知っておられますか? 懐かしい歌ですね。            

 得度なさっておられるので、仏像にも興味を持っておられる。↓は切り絵。「弥勒菩薩」、「夢違観音」、「山田寺の仏頭」。             

              

 月に向かって飛ぶ雁の群れは折り紙です。GWには息子さんが来られ、ここに泊まって行かれたそうだ。息子さん夫婦で来られる時もここだそうだ。自宅は空き家になっている。「これは息子が折って行ったもの。息子は小さい頃から折り紙が好きやったから」と楽しそうに話された。
 TEさんは仕事の上での大先輩であると同時に、退職後は合唱団MiTUの仲間。歌が大好きでコンサートにもずっと参加しておられた。歌と絵をミックスして新たに自分の世界を作り上げておられることに感動する。


「庵唄」所望~城端曳山祭り 《その②》

2014-05-12 | 富山

 5/5(祝)、小雨降る中、なはさん、茶々姫さんと「城端曳山祭り」を観に行った。前日の「宵祭り」は晴れており、6町内の飾り山を見物する人も多かったそうだ。↓は、KI新聞による「庵唄披露」の記事だ。曳山会館横の広場に東上町の曳山と庵屋台が飾られ、その前の仮設舞台で6町内の若連中が、今年選んだ庵唄を披露した、とある。この時ばかりは、顔も姿も見られるが、本祭りでは屋台の中での移動、演奏なので、姿が見えないことでさらに風情を増すのだ。        

 さて、出丸町のO家に着いたら、Oさんとすぐ上のお兄さんが外へ出て待っていてくださった。彼は、5男だそうでエイゴちゃん、3番目のお兄さんがご主人で、奥さんがまた私たちの同級生です。そんなこんなですっかり甘え、3人でお邪魔したわけです。↓は、棚の上の’ハンカチの木’、トップは床の間の朴の木、黒ロウバイ、はかまナナカマド。       

  ↓は、まず記念撮影。最前列はこの日のお客様とOさんの息子さんと孫のお嬢ちゃん。2列目にOさん夫妻とお嫁さんと孫の坊っちゃん。私たちはなんと3列目に座らせてもらった。茶々姫さんの顔が見えますね。        

  ↓ 一番山の西上町から順に挨拶に来られ、庵唄として歌う端唄の色紙を渡されます。西上町は「宇治茶」。
 ♪ 宇治は茶どころ さまざまに 仲にうわさの 大吉山と 人の気に合う 水に合う 色も香もある 濡れた同志 粋な浮世に 野暮らしい こちゃ こちゃ こちゃ 濃茶の 仲じゃいな ♪   
 屋台が通り、曳山が通り、次の町内の人が来られます。このように所望をされた各家を6町内が回るわけです。     

  ↓は、幕の隙間から見える三味線(左)、篠笛(真中)、白足袋の足元(右)。屋台の中には太鼓、唄い手も合わせ10人ほど(移動する時は唄い手さんが外へ)、全員若い男性です。(拡大してもハッキリ見えませんが)

           

 途中で失礼しようと思っていたのに、次々聴いているうちにあっと言う間に時間が過ぎた。お嬢ちゃんはまだ2歳。一曲終わる毎に「オワッタぁ」と言いつつ、最後までおとなしくパパの膝に座っていてオリコウサンでした。↓はホッとしてパパの膝から降りて…。大きくして見てください。ボケているけど「被布」と言う晴れ着を着ておられます。被布は袖が無く、絹紐で作った菊結びの飾りが両肩に縫い付けられていて可愛いですね。
 坊やはムズがってママと後ろの席に…。でも、今はご機嫌が直ったよう。何年か経ったら出丸町の曳山の上に乗せてもらうのでしょうね。

                

 「庵唄にどっぷりと浸かっていたわァ」と茶々姫さん。10年ほど前、町のイベントで料亭「かねしま」のランチつきで「庵唄所望の会」(1万円)があり、その時以来庵唄が大好きになったそうだ。

 出丸の坂でのUターンを見てから、街中へ戻る。この後、夕食、提灯山となる。↓ 雨も上がり、山宿(出丸町公民館)から出て来る人たち。             

 ↓ 着物姿のママとお嬢ちゃん。「写真撮らせてね」と言うと、すぐにポーズをとってくれました。この日何度もポーズをとったのね。           か

  帰る途中で、同級生のNakayasuさんに会い、立ち話。彼は紋付き袴姿で町内のお世話。その後、「浪漫亭」で夕食を食べたら、隣のテーブルに相模原市から来たと言うご夫婦。色紙の写真を撮らせてくださいと言われるので、2枚差し上げました。6町内の庵唄の色紙とCDをO家のお客さんからもらったのです。

                 

 ↓は、一昨年の城端曳山祭りの様子です。この年は良いお天気、大勢の人出でした。 

2012年5月 昼の部 http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/d/20120512

2012年5月 夜の部 http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/d/20120513

 Oさん、ご招待ホントにありがとうございました。


「庵唄」所望~城端曳山祭り 《その①》

2014-05-11 | 富山

 3月、湯河原で同窓会があった時、日立市のOさんが「城端の姪が、孫娘に着物を着せてあげたいから曳山祭りにおいで、と言っている」と言う話をされた。その後すっかり忘れていたら、4月末、「城端祭りに帰ります」とのメールが届いた。自分名義で庵唄の所望をするからよかったらどうぞ、とのお誘いの言葉が添えてあった。実は、以前ようこ姫さんと曳山祭りに行った時、大工町の狭い通りを曳山が通る名物スポットでバッタリOさん一家に会い、その時も「所望」の席に座らせてもらったのだ。

 5/5(月)は「こどもの日」、天気予報はあいにく雨だったが、茶々姫さんとなはさんと3人で行くことになった。2人はお茶のお稽古の後城端線で、私は墓参と分家に寄るため早めに車で、と決めた。雨の中3つのお墓に参り、去年ご主人を亡くされた分家の奥さんを訪ね、城端別院「善徳寺」山門で茶々姫さんとなはさんと待ち合わせ…。前夜の「宵祭り」は晴れ、各町内の若連中の庵唄披露や「飾り山」で賑わったようだが、この日はホントに人が少なく駐車場も市庁舎横に楽に止められた。

 ↓は、静かな街並み。              

 ↓ 宗林寺町から大工町で出る狭い通り。右のHO家と、左のKA家の間を、曳山の屋根を畳んでギューギュー曳いて出て来る場所。さぞたくさんのカメラマンで賑わったことだろう。今は全町内が通った後で静かだ…。                 

 「曳山会館」前を通り、別院へ向かって庵屋台と曳山が次々進んで来る。(トップ写真) 曳山もビニールに被われ、曳き手も合羽姿だ。せめてご神像を撮る。 ↓は、東下町の「大黒天」。                 

 ↓は、出丸町の「布袋さま」。今年は、”ほてはん”がシンガリだ。                  

 ↓は、西上町の山宿。飾り山では、中央に「恵比須」さまが座っておられたはず。両側に大きな朴の木。                  

 街をぶらぶら歩き、店を覗いたり、買い物をしたり、友達と会い話しこんだり・・・。↓ 右の藤のお店で、私は小さな鯉のぼりを買った。左のエンレイソウのお店で、茶々姫さんが城端の銘菓を買われた。 

                         

 通りを歩いていると、↓のようなお嬢ちゃん達(洋服姿も女の子です)と会った。若いママさんも着物姿。              

 Oさん宅へ行く途中、田村萬盛堂(お菓子屋さん)の「木型館」に入る。お菓子の木型がたくさん展示してある。                        

 ↓は、お祝い用の「鯛」。            

           

 ↓は、天神様と「梅鉢」模様。     

 ここの2階が喫茶になっており、一休みしようと靴を脱いで上ったが、時計を見ると所望の時間が迫っている。Oさん宅ではきっと待っておられることだろう、とお水だけもらい、「ごめんなさい」と店を出た。(続きは明日また)


古洞の森ハイキング ’14

2014-05-07 | 健康

 4/29(火)、昭和の日、恒例のBJ会主催「古洞の森ハイキング」に参加した。天気予報は小雨マーク。雨なら「婦中カンポの湯」と決まっているので、天気は気になるものの、誰からもお知らせも、問い合わせもない。これも恒例のことだ。

 10時、カンポ駐車場に6名が集合。トイレだけ借りて出発する。カンポの前庭から裏へ出て、古洞の森に入る。いろいろなコースがあるらしいが、いつも私でも歩けるコースだ。とは言うもののチョッとしたアップダウンがあり、私はいつもビリ。ところどころで、皆さんに待っていてもらいながらの登りだ。                

 ↓は、ミツバツツジ。山のあちこちを鮮やかに彩っており、心を和ませる。             

  道端の草花や実、木の名前を、まめさんに教えてもらう。↓は、左から、あけび、ムラサキケマンそう、イカリソウ。

              

  ↓は、左が「クロロウバイ?」と聞いたら、違っていて教えてもらったが忘れてしまった(まめさん教えてください)。真中は、花の終わったミズバショウ。右は、これも名前がわからない。 

                   

 いつもの場所で、山菜採り。野ぶき、ワラビ、ゼンマイ、よもぎなど。↓は、タラの芽。こんな大きなトゲのある木に芽が出るとは知らなかった。        

         

 休憩小屋でお弁当を食べる。漬物、ふきのとう味噌、果物、デザート…をいただいた。ここでいつもはオカリナを聞くが、今年は皆でアカペラで歌う。その後、腹式呼吸100回と気功。腹式呼吸は、「ハッ ハッ ハッ」と声も出す。グリーンシャワーを浴びての気功は気持が良い。         

           

  ↓ 道のあちこちに、「熊注意」 「イノシシ注意」の看板があるところを見ると、ときどき出没するらしいが、幸か不幸か会わなかった。曇り空だが良いハイキング日和で、家族連れや、ご夫婦などに何組か出会った。

                        

  カンポでひと風呂浴びて、「くまさんカフェ」へ。玄関は「端午の節句」のしつらえ。                

  古洞の森の中でも、メニューが豊富だったが、くまさん宅でもいろいろなメニューを楽しんだ。↓は、息子さんの贈り物の「ティン・ホイッスル」。アイルランド発祥のブリキ製たて笛。澄んだ優しい音色を披露してもらった。                

  ここで、人形のなっちゃんが登場。これは写真を撮り忘れ、つもさんのをお借りしました(勝手にすみません)。小道具は仕入れたばかりの「一億円札扇」。「ゼロが8個つくといくら?」で始まる。                    

  ↓は7億円の高価な扇です。                                          

 お髭の諭吉さんは、ようこ姫さんのトランプと同じ。扇子も売られているのですね。

 ↓ 帰り際に、DVDを見ながら「八段錦」を体験する。長いので半分ほど。帰りは足が軽くなったね~、とYAさんと話しながら帰ったのだが…。                        

 ↓は、昨年のブログ。自分の日記のようなものなので、自分のために載せました。「老婆の休日」で盛り上がったと書いてある。今年も、その通りでした。

  http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/d/20130501


思い出の写真・キルト展~故河辺和子遺作展

2014-05-04 | イベント

 4/26(土)・27(日)、高岡文化ホール3階展示ホールで「河辺和子遺作展」が開かれた。河辺さんご夫婦は、茶々姫さんの写真仲間で、奥さんはキルト作品もたくさん手がけられた。私は、茶々姫さんを通じて帽子をいくつか作っていただき、また写真展には何度となく出かけた。昨年「二人展」を催された頃、奥さんがご病気と聞いたのだが、その後70歳の若さで亡くなられた。遺された作品の中から写真とキルト、各24点選び、ご主人の重臣さんが遺作展を開かれたのだ。    

 わずか2日間の展示中に、趣味を通じて交流のあった友人や近所の方が数多く集まられた様子だった。茶々姫さんが受付や案内に詰めておられたので、26日のお茶のお稽古は休み。その日、ようこ姫さんと二人で鑑賞して来た。
 3階のエレベーターを降りると、パッと目に入るのが↓の大きなタペストリー。(トップも)左は、大胆で斬新な色彩で激しい動きを感じ、一方、右は古風な縦線と点の組み合わせで落ち着いた雰囲気。展示の仕方もさすが、である。        

 この後も大作が並ぶ。 ↓は、佇むようこ姫さん。                

 ↓は、 彼女が眺め入っていた作品。いろいろな布地の円をつないだもの。        

 ↓は、小品。バラと葉っぱと若い女性。            

 ↓のような縦長の作品もある。           

 ↓ 拡大すると、細かいミシン目がよくわかる。           

           

 次に写真。↓は、砂浜だろうか。棚田だろうか。            

 ↓は、「彩紋」・志賀高原 とある。             

 ↓は、「厳冬」・小谷温泉 洞門              

 ↓は、「錦いろ」・磐梯 吾妻   

 ↓は、「ぬれ落ち葉」・妙高 笹ヶ峰 

 これらが写真とはどうしても思えない美しさだ。ご主人は一緒に出かけた撮影旅行で、カメラを構える和子さんの姿を何枚も撮り、想い出の「フォトブック」にしておられた。腹ばいになったり、仰向けになって、真剣に被写体に向かっておられる和子さんの姿に驚く。                

 展覧会後、すべての作品を関係者に分けられたそうで、茶々姫さんは↓のタべストリーをもらって来られた。茶々姫さんのご主人が書かれた「趣」の文字が繻子の布地で縫いつけてある大きな作品だ。茶々姫さんにとっても想い出のタべストりーだが、大きくて壁にはかけられない、と飾り方を思案中。                

 私も目下、娘婿の絵画展を準備中。展示場、新聞社、案内状作りなど戸惑うことばかり。ご主人のご苦労も偲ばれる。愛情いっぱいの展覧会だった。


つれづれな日々⑯~わらび・クンシラン・人KENあゆみちゃん・獅子舞競演会

2014-05-03 | 日記・つぶやき

 日々の生活の中でのちょっと気になる小さな出来事。いくつかたまったそんな記事を、”つれづれな日々”として書いています。今日は16回目です。

 《ワラビの酢味噌和え》
 4/29(火)の「昭和の日」は、美女の会主催「古洞の森ハイキングの日。ハイキング、風呂、の他に山菜採りもメインの目的。私でさえも10本ほどのワラビを見つけた。「酢味噌和えにすれば?」と言われ、持ち帰った。               

 

 掃除用の重曹はあるがチョッと心配、塩水だけでは1晩水につけなくてはいけない…たった10本のワラビのアクとりに悩み、ネットで調べたら、↓のような方法が載っていた。
* 鍋に水を入れ、、塩と小麦粉を少々入れて泡立て器で泡立てる。
  火にかけ沸騰したらワラビを入れて、弱火で3,4分煮て、冷水に取り10分間浸す。すぐ調理できます。簡単ですよ。

 《クンシラン》
 ANさんからもらったクンシラン、1度咲いたきりここ2,3年花が咲かない。「肥やし不足やよ」と言われ、昨秋はたっぷりやった。玄関から戸外へ出し、しばらくしたら蕾をつけており、開花を楽しみにしていた。花も小さく、花数も少ないが、久しぶり。よく頑張ったね!             

 《人KENあゆみちゃん》
 バッグの中をかき回して探さなくてもいいように、カメラには大きめのマスコットをつけている。ずっとアフラックの「猫ダック」をつけていた。先日コーヒーをこぼし、ネットに入れて洗濯した。その代わりに登場したのが「人KENあゆみちゃん」。昨年の「人権週間」に人権委員のTUさんからもらった。赤くて、よく目立ち、かわいい。深い意味があることがTUさんの説明でわかった。↓は女の子で「人KENあゆみちゃん」、男の子の「人KENまもる君」もいる。額の髪の毛は「人」を表す。胸には「KEN=権」。             

 裏を返すと、「あゆみちゃん」とあり、「やなせたかし」さんのサインがあります。             

 《獅子舞競演会》
 5/3(土)、用事で「七本杉」へ行ったら、末広通りは歩行者天国。「獅子舞競演会」が開かれていた。ウイングウイング前のステージは幾重もの観客で何も見えないが、歩行者天国のステージは広々として、ゆっくり眺められた。ちょうど「国吉光徳保育園」の園児たちの演技だった。線路の上で舞っている子ども達。              

 ↓ 3人一組で、2頭の獅子が並んでいます。   

 ↓ 観客の前にかけ出して来る獅子。     

 ↓ ぐるっと回って四方八方のお客にご挨拶。尻尾の子も懸命について行きます。     

 ↓ 最後に全員でオシマイのご挨拶。拍手。パチパチ。       

                  


音訳ボランティア「グループ あかね」&「清風」

2014-05-01 | ボランティア

  4/28(月)と30(水)の二日間、音訳ボランティアの日だった。ふれあいセンター2階の陶工室で行う。窓を開けると、ムンとする花の香りが…。昨年まで誰も気づかなかったのに、博労公民館の裏に藤の木が2本、今を盛りと咲いている。2階から見下ろす形で撮ってみた。↓は白藤。後ろの赤い看板は「豆川自動車」のもの。

  ↓は、紫藤。いずれも昨年までは気づかなかったのは、今年の藤が早いから?氷見・磯部神社の藤の花だよりは?と話題になった。

 ↓は、家族の看護でしばらくお休みをする、と顔を出されたOMさんからの差し入れ。同情しながらも、蒲鉾には皆大喜び。あみだくじをして、好きな種類を選ぶ。

 この日の参加は7名。1日目なので、「市民と市政 5月号」の録音と編集だけ行う。2日目にテープのダビングとCD作成をすることに。
 ↓は、OYさん担当のはじめの言葉」。

 「窓を大きく開けて、初夏の心地よい風を部屋に取り込んでいます。店先には、筍を始めとしてわらびや野ぶき、こごみ、山うどなど、今の時期だけの山里の恵みが並んでいます。ちょっとほろ苦い旬の味ですね。お元気ですか。”市民と市政”5月号をお届けします。制作は「音訳ボランティア・グループあかねです。」

 そして、翌翌日の30日は、6名参加。午前中にすべて終わったので、皆で久しぶりに「清風」で昼食をとった。↓は、「おまかせ御膳」。1280円。         

 

 ↓は、竹の子ごはん。        

 ↓は、山菜の酢のもの。こごみとウドと茗荷。        

 ↓は、新じゃが焼あんかけ。しんじょかグラタンみたい舌ざわり。         

 ↓は、新もずくと湯葉の吸い物。最初、もずくかとろろ昆布かで論争(?)になった。         

 ↓は、がんもの煮もの。がんもは手作り。竹の子とわらびと青菜が添えてある。         

 ↓は、プリンとホットコーヒー。          

 漬物はカブ、キュウリ、きゃらぶきだったかな。山菜づくめのご膳は今の季節ならでは。予約なしで行ったので少し待ったが、お喋りしていれば時間はすぐに経つ。月末は忙しいのだが、月に1度の音訳ボランティアはできるだけ参加したいと思っている。