Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

ベーグル & せとか

2016-03-31 | 食物

 体調を崩してほとんど家にいた2月、テーブルの上にさまざまな郵便物がたまってしまった。その中にあった1枚のハガキ(↓)をご覧ください。何度読んでも何のことかわからず、そのうち期限の3/31が迫って来た。「ご当選おめでとうございます!」とあるからには、何か賞品がもらえそう。でも、どこへ行ったら?京田にあるこんな店も知らないし…。たぶんどこかのお店で、「昆布弁当」か、「昆布定食」を注文し、アンケート用紙に感想を書いたような…。「あまりにも昆布だらけで、昆布の味わいがしない…」なんて書いたのに、当選したのかしら?     

 友達に聞いてもわからず、地図を見て京田に行ったがそれらしき店は見当たらない。「あかね」の人にきいてみよう~っと。3/30(水)、音訳ボランティアの録音日、ほぼ全員が「ああ、”とベーぐる”ね。それなら…」と教えてくださった。一番わかりやすかったのが「不破さんの斜め向かいですよ。」 それが↓のお店。が、その日はお休みだった。火・水は休日、開店時間は11:00~16:00だそう。これじゃ見つからないのも無理はないナ。

 翌 31日(木)は、録音した音源をカセットテープとCDに焼き、40ほどのコピーを作る日。終わったのが11時過ぎだった。

 お店には、数人の客がいて商品は見る見る減って行く。 ↓ 棚に並んだベーグル人形。毛糸でつくってある。   

        

 さて、ベーグルとは? 東欧系ユダヤ人の食べ物とか。小麦粉の生地をひも状にしてグルグル巻いてドーナツ状の形にして焼くそうです。 ↓は、ダマンド(アーモンドクリームをトッピング)。       

 ↓ ワイルドブルーベリー、小松菜、カリカリベーコン、抹茶、大納言小豆など、10種以上並んでいた。富山ブラックやさくら餅、昆布の入ったのも。午前中に完売したのでは?       

 常温保存は翌日朝まで、冷凍すると1ヶ月だそうです。

 さて、↓は、「せとか」。これは、8年前も今年も、一緒にフィリピンの巡拝に行って来た愛媛の豊○さんが送ってくださった。常緑樹の柑橘類だそうだ。愛媛県で70%生産している。豊○さんがいつも「ウチのミカンが…」と話題にされるのはコレだね。何人かにお裾分け。後は大事にしていただこう。名前もお顔もきれいですね。お味は?実は、私はまだ食べていないのです。     


「蒼山会謡曲大会」を終えて(2)~リレー素謡&能楽こども教室

2016-03-29 | 能楽

  今日、3/29日に富山の開花宣言があったそうですね。暖かい日が続きましたからね。テンプレートを桜に替えました。

 さて遅ればせながら、20日に開かれた「第36回・蒼山会謡曲大会」でのリレー素謡と能楽こども教室の写真を紹介させていただきます。朝早くから見に来てくださったようこ姫さんとなはさんが撮ってくださいました。

 「リレー素謡」は山崎健先生の発案(たぶん本邦初公開)です。素謡はお浚い会の定番で、普通は一つの曲の15~20分間だけ区切って、お役、地謡で謡います。が、それを1曲全曲を通します。3つの班に分かれリレーのようにつなぐのです。囃子も舞もなく、もちろん面も装束もなく、あくまでも素謡です。ただ、お能と同じように全曲通すので、物語の内容がわかりやすくなるのがねらいです。出演する者にとっては慌ただしいのですが、見所の観客からはどう見えるのか気になっていました。

 ↓は、「烏帽子折」の前場。まず最初の班です。お役の5人は、烏帽子折、牛若丸、商人の金売り吉次、その子分。後方は地謡。

 ↓ 続けて「烏帽子折」の前場。お役が変わるので5人は退場します。

  ↓ 地謡だけが謡っている間に、2番目の班のお役が入ります。

  ↓ 次のお役は3人。地謡は続けて謡っています。

  ↓ 第2班のお役が謡いだすと、後ろの地謡が退場します。

 ↓ 第2班のお役は、烏帽子折、その妻、牛若丸。切戸口が開き、後方へ第2班の地謡が入って来ます。

 ↓ 第2班が揃いました。

 ↓ ここでお能なら、「中入」。ワキだけ残ったり、間狂言が登場したり、囃子や地方が物語をつなぎますが、ここでは、全員が退場し、場面が変わります。

  ↓ 中入り後のお役は、男性5人。盗賊熊坂長範、金売り吉次、牛若丸、長範の子分。

 初めての試みは、とても好評のようでした。

 続けて「能楽こども教室」で、お謡、仕舞、お笛、太鼓を習っている子ども達の舞台です。
 ↓ 仕舞「熊野(ゆや)」、「羽衣」、「唐船」を舞いました。

 ↓ 次に、「嵐山」、「玉葛」、「猩々」を舞いました。

 ↓ 最後に、全員で、連調連管「鞍馬天狗」です。山崎先生、瀬賀先生、上田先生が後見につかれます。松原さんは子ども達と一緒に謡われます。太鼓を習い始めたばかりの野○さんも賛助出演をされました。写真は、動きや表情がわかりよく撮れています。


お茶教室・小景

2016-03-27 | 茶道

 3/19(土)と26(土)の、お茶の教室の小景です。4月も炉のお点前(釣釜)、5月から風炉点前になるそうです。

 19日は、生徒が4名。茶々姫先生は、ご主人の呉山先生の軸「知足」を床にかけられました。「ちそく」と読みます。「知が足りない」ではありません。老子の言葉で「足るを知る」と言う意味で、「現状を満ち足りたものと理解し、不満を持たないこと」だそうです。
 貪欲・瞋恚(しんい)・愚痴の3つが人間の一切の悪業・迷いの根源だと書いてあります。「しんい」とは「怒り・怨み」のこと。そう言えば謡の言葉に「瞋恚(しんに)の猛火…」と言うのがあり、先日の仕舞の地謡で覚えました。        

       

 ↑の解説も、呉山先生の筆です。"わけても退治しがたいのが「貪りの欲」" とありますが、私が最近気になるのは「愚痴」です。年をとるとついつい愚痴っぽくなるのが人の常だからでしょうか。先日集まった5人のメンバーが誰も愚痴らなかった(久しぶりの再会のせいもあるが)ので楽しく過ごせた、と私が洩らしたら、「程よい自己憐憫型と自己陶酔型と自己諦観型が混じった5人だから楽しかったのじゃない?どれかが偏っていると愚痴っぽくなりがち。バランス良くあるのが老齢者には大切かな?」とある人が言われました。このパターン化はよくわかりませんが、私も愚痴を聞いてほしいことがよくあるけれど、場所と相手を考えねば、と心がけたく思いました。

 さて、いつものようにようこ姫さんは、茶々姫さんのお庭から土佐みずきや緑の葉っぱを摘んで来て、菓子器を額縁に見立て、一工夫。私も撮らせてもらいました。   

   

  26日。3月最後のお稽古日。炉点前は今日で終わりです。生徒はようこ姫さんと私の2人だけ。お稽古の前にお喋り、終わってまたまたお喋り。先日、茶々姫さん、ようこ姫さん、なはさんで旅行された神戸の話をたっぷりと聞きました。A紙、土曜日be版の「私のリセット」ランキングにも掲載されましたが、趣味やお喋りは大事なリセット法ですね。私の場合、他に映画、温泉、旅行かな?

 ↓は、主菓子に紫陽花の新芽をあしらい、桜のお茶碗に椿のお棗。障子ごしの春の日差しが明るく、素適でしょう?すべて姫さんのアイディアです。        

  ↑のようなあしらいになったのは主菓子を「鶯」と見立ててのこと。私にはどうも「鶯」と言うよりも深海魚のように見えますが。

 

 後で茶々姫先生が、澤田屋さんで言われたのは「龍田川」だったとか? ウム?龍田川って紅葉じゃない? でもそれは間違いでした。澤田屋さんの命名は「花筏」でした。なるほど…。 話題に事欠きませんね。         


砺波ロイヤルホテル~五月人形とケロリングッズ

2016-03-25 | 日記・つぶやき

  3/23(水)、曇り空だったが、”湯ったり日帰り温泉”プランで砺波ロイヤルホテルへ行った。同じような時期に退職して当時あちこちへ出かけていた仲間5名、11時ロビーに集合。中には4,5年会っていない人もいたのでは?私が一番こまめに会っているかも。

 ホテルロビーは、もう五月人形の段飾り。外国人客にも喜ばれそうですね。

  ↓ フロントの鯉のぼりと金太郎の人形。

 

 ↓は、帰りに寄った売店。ケロリンのポスターが懐かしい。頭痛・生理痛・歯痛の文字…。♪ケ~ロリン ケ~ロリン 青空晴れた空♪ の歌も思い出される。富山市「内外薬品」の薬である。

  ↓ 風呂桶は1300円。

 ↓ ストラップは540円でした。人気なのですね。


砺波ロイヤルホテル”蜃気楼”

2016-03-24 | 食物

 3月中旬、体調も元に戻り、たまっていた雑用も片付きホッと一息ついた頃、SAさんからメールが入った。「誰か誘ってお風呂へ行きませんか」と。彼女も何か一段落した頃なのだろう。退職当時つるんで出かけていた仲間に声をかけ、すぐさま5人集まった。皆さん、少しずつ暇な毎日になっている? それと、電話のほかにケータイメールで連絡がスムーズにできたのがラッキーだった。
 福野のKAさんの「砺波ロイヤルで”日帰り湯ったりプラン”と言うのをやってるよ、ちょっと高いけど」の提案でそこに決めた。3500円。カンポのレディスデイ(400円+ランチ)に比べれば高いけど。ランチは和風、洋風、中華料理からチョイス。

 3/23(水)、曇り空だったが、温泉とご馳走だからかまわない。11時ロビー集合。大広間は私たちだけ。歌でも踊りでもできる。実際にストレッチ体操もしたし、♪365日~♪ も歌いました。

 昼食は、中華料理店「蜃気楼」で。 ↓は、お店の前の飾り物。(トップ写真は、ホテル玄関の「五月人形」の段飾り。

 

  中華料理と言っても、日本人(しかも私ら年配)にピッタリの、薄味、あっさり系。ギラギラ、カリカリしていなくて美味しかった。↓は、前菜。

  ↓ は、炒めもの。

  ↓は、春巻き。

 ↓は、スープ。

 ↓ シューマイ3種。

 ↓ あんかけ。

  ↓ 何ご飯だったか忘れました。チャーハンと言うより炊き込みみたい感じ。

 最後のデザートは撮り忘れ。高杯のグラスにゼリー、上にピンク色の粒ゼリーを散らし桜をイメージした一品でした。


桜前線は?

2016-03-22 | 自然・海山草花

 謡曲・能楽の会「蒼山会」のお浚い会の翌日、主宰者の山崎先生のお母上のお通夜があり、野○さん、松○さんと一緒にお参りした。

 帰宅後テレビを見ていたら、東京・靖国神社の桜が開花したとの「開花宣言」のニュースがあった。ここ北陸もすっかり春の気配だ。22日(火)の午後、配布物などいろいろな用事で外出した。千保川沿いにある長○さん宅へ演劇のチケットを届けた後、ふと土手を見ると、黄色の水仙が今を盛りと咲き誇っていた。ああ、Mr.長○のお手植えの水仙だな、とすぐわかった。       

 川下に向けてカメラを向けると、遠くには二上山、少し手前には清水町水道公園内の配水塔が見える。千保川沿いの桜並木もボ~ッとピンクにかすんでいるようだ。今年も川下りのイベントはあるのだろうか。

 千保川の流れがとても美しくて嬉しくなった。


「蒼山会謡曲大会」を終えて(1)

2016-03-21 | 能楽

 3/20(日)、山崎健先生主宰のお謡の会「蒼山会」のお浚い会が無事終了した。昨年は、「高岡市青年の家」の「能楽堂」がリニューアルオープンしたことを記念して、山崎先生のシテで「葵上」の演能があり大勢の方が見に来てくださった。今年は、先生のアイディアで、「リレー素謡」と言う新しい試みがあった。それについてはいずれ書くことにして、今日は曲目について書いてみたい。       

 リレー素謡は、「烏帽子折」と「朝長」。
 「烏帽子折」は、鞍馬寺に預けられた牛若丸が山を出て、商人金売り吉次一行に紛れ奥羽藤原氏を頼る途中での出来事。追手が来たことを知り、途中で元服することを思いつき、烏帽子やを訪ね烏帽子を作ってもらう場面。
 「朝長」は、源義朝の次男であり頼朝の兄にあたる源朝長のこと。父義朝とともに平治の乱で戦うが、戦い半ばで自刃する。

 ↓は、「ちびっこ能楽教室」の連調連管は「鞍馬天狗」。牛若丸が、鞍馬山で大天狗に武術を教わる話。この日都合で出られなくなった男の子に代わり、12月から習い始めたばかりの野○さんが猛特訓の末見事に代役を務められた。        

 ↓は、舞囃子「安宅」。 山伏の姿に身を変えて奥州へ逃れる義経一行は、安宅の関の関守富樫に見咎められるが、弁慶はとっさに「勧進帳」を読み上げ難を逃れる。が、義経が怪しまれるのを折檻して通過を許可される。歌舞伎の「勧進帳」で有名だが、歌舞伎は能「安宅」を改作したもの。最後に富樫に請われて弁慶が舞う「男舞」が舞囃子として独立している。立ち方は、SIさん。(トップも) お囃子は「大小物」と言って太鼓はない。 2枚とも同じポーズになってしまったが…。      

         

 以上、源平の源氏の話(特に義経の話をとり上げてみた。とかく日本人は「判官贔屓」で、薄命の英雄として義経に同情する。
 ところが、先日偶然にもNHK BSで「風雲!大歴史実験・“源平壇ノ浦の戦い”」と言う番組を見た。常識破りの奇策で平家軍を追い詰めた義経は、なぜ最後は苦手とする“海戦”に勝利し平家を滅亡させたのか、と勝因を探る実験がいくつも展開された。“潮流の反転”はほんとうか?の実験、陸から揺れる船の扇の的を矢で射ることができるか? などさまざまの実験が行われ、見ていて飽きなかった。そして、武芸の競い合い(ルールがある)から命の奪い合いへ、戦いが変化して行くと言う解説が興味深かった。イケメンアニメの源義経と平知盛が対比して登場し、言葉を交わすのもわかりやすい進め方だった。ルールを無視した義経は、むしろ悪者、武士たちがなぜ敵の首を取り始めたのか。日本社会の大変化を予期させる存在との結論だった。


みんな元気です!

2016-03-18 | 日記・つぶやき

 4,5日前からくしゃみや鼻水が出るのは風邪のせい?と思ったけど、花粉症かも?最近は影をひそめていたのに…。
 毎日暖かい日が続きますね。昨日、3/17(木)朝、SAさんからケータイメールあり。「おとぎの森を歩かない?」 ホント、そんな日です。 でも、私は「蒼山会」(3/20)に向けて特訓中。ちびっこの仕舞3曲の地謡につかなければなりません。「嵐山」、「玉葛」、「猩々」です。何度かやっている「猩々」はほぼ完ぺき。長~い「玉葛は60%、初めての「嵐山」は10%くらいしか覚えていません。習ったこともない曲で、嵐山の桜の由来、吉野山蔵王権現、気守の神、勝手の神が三神一体だと謡っているそうで、やたら難しい言葉が出て来る曲です。
 舞囃子の太鼓「西王母」も、前日の米島家の申し合わせで失敗しているし、心が休まりません。

 午後、平米公民館のお稽古に行くと、新人さんの見学者(男性)がおられました。笛と太鼓を体験され、最初の一吹きで笛の音が出た(こんな方はめったにおられません)そうで、お笛を習おうと決められたようです。年末から野○さんが太鼓を習い始められ(早々と蒼山会に出演されます)、「能楽お囃子教室」としては嬉しいニュースです。
 聞けば、以前この教室で太鼓を習っておられた「ポット」のママさん、KAtokoさん(故人)の息子さんのお友達で、今は「ニューポット」のマスターだそうです。

 家に帰ると、郵便受けにクラス会の返信はがきが三通届いています。欠席の方は近況を書いてくださっていますが、やはり、ご自分やご主人の健康の理由が多いですね。中には「まだ仕事をしています…」と言う方も。エライな~。

 そしてゆーパックの荷物も届いていました。開けてみると、↓の紙人形が入っています。同級生のSEさんからです。あの「蜻蛉と蝶」の方です。蜻蛉と蝶はお孫さんを喜ばせようと、紙人形は奥さまが始められ横から口を出しているうちに、自分でも作り始めていたとか。東京都内の方ですが、和紙さがしが仕事だそうです。スカート、パラソルはもちろん、髪も帽子も和紙です。ご本人は、ボケ防止、認知症防止と言っておられるけど、車があれば小布施まで和紙探しに行きたいほどの凝りようらしいです。 


つれづれな日々39~確定申告提出・お見舞い・返信はがき待ち

2016-03-15 | 日記・つぶやき

  日々の生活の中でのちょっと気にかかる小さな出来事。そんな記事を”つれづれな日々”として書いています。今日は39回目です。

 《確定申告提出》
 例年なら2月初旬にもう提出するのに、今年は取りかかったのが3/7(月)、国税局のHPで作成し自宅で印刷、高岡税務署の郵便受けに投入するつもりだった。昨年は医療費が滅茶苦茶に増えたので、医療費控除も出してみようと思っていた。
 だから、昨年の保存版から入らずに「作成コーナー」の最初のページから入力を始めた(昨年版から入ればもっと簡単だったと思う)。と言うのは、画面が私の思うような方向に進んでくれない。税務署の相談コーナーへ電話をする。とても親切な対応なのだが、言われる通りにしても上手く行かぬ。翌日また電話をした。別の人が出て、昨日と違う指示が出た。その通りにするがダメ。……あれやこれやと結局自力で頑張って完成した。先週のうちに提出できてよかった。間違っておれば戻って来るだろう。今日、15日が締め切り。もしパスしていれば少し還付金があるはずだ。
 ホッとした気分で、土曜日は「多文化理解講座」に参加し、午後は「お茶教室」。早めに行き、♪ 365日の紙飛行機 ♪ を歌う。楽譜と歌詞プリントを配り、youtubeのメロディに合わせて歌った。

 ↓は、その日の主菓子。姫さんは、この日も、朝降ったばかりの雪の庭に降りて小さな葉っぱを摘み、美しい一皿を演出してくださいました。

  お稽古の後、姫さんお手製の蕗の薹味噌の瓶を、皆さん一瓶ずつお土産にいただき帰りました。たくちゃんの山の蕗の薹です。お二人ともありがとう。

 《お見舞い》
 町田に住む同級生のKUさんは、毎年3月に高岡へ「いとこ会」に来られる。20年以上続いているそうで県外からも参加するので20数名の大所帯だそうだ。例年奥さん同伴なのに、今年は愛犬の具合が悪く一人で来たそうだ。電話で連絡を受けた時、「え?一人?大丈夫なの?」と叫んでいた。彼は緑内障で片目を失明しており、白杖をついている。また、難病を患っており首や腰にコルセットをつけているのだ。
 彼の従妹のご夫婦を私もよく知っており、ご主人にはお世話にもなった。たまたま、ご主人が入院中とのことで一緒にお見舞いに行くことにした。3/14(月)、「やすらぎ庵」で待ち合わせ。が、行ってみると定休日。急きょ「清風」に予約した。私は遅めの朝食でランチはまだだったので、迷わずランチを注文したが、他の人は食べたばっかり(もう、3時だもんね)。ほとんどお持ち帰りとなった。早合点の私の大失敗の巻である。 

  

 

 

 

 

   ↓は、今、高岡で売り出し中の万葉和菓子”seco・moco” (背子・妹子)。駅の「クルン」にもあるのだが、「志乃原」本店で買った。背子は落雁、妹子は琥珀(ゼリー)。 

 若い方のお見舞いと違い、同年輩の方のお見舞いは暗い話になりがちだが、ご夫婦の仲睦まじく、明るい表情に、こちらまで楽しく話し込んでしまった。私も最近は、とかく愚痴ばかり言っている。深く反省。夕方、新高岡駅にKUさんを送った。山手線の事故のため帰宅が遅れたそうで奥さんはとても心配されたようだ。

 《返信はがき待ち》
 金沢でのクラス会の案内状出して以来、遠方の友人から電話がよくかかかるようになった。はがきも毎日1~2枚届く。しばらく続くことだろう。どのくらい出席されるだろうか?楽しみである。 


世界旅行、行っちゃえば!?

2016-03-13 | イベント

  先週のいつだったか、「多文化こども勉教室」のKUさんから私たちボランティアにメールが届いた。お誘い合わせの上ご参加ください、とある。↓のポスターが添付されているが詳しいことはわからない。ウイングウイングへ行ったついでにイベントの棚を探したが、ポスターの裏は真っ白で講師が誰かもわからない。気軽でなおいいわ、とひとまず申し込んだ。

 3/12(土)、朝起きたら雪である。うへ~。10時開催に間に合うように新聞も読まずに出かけた。ウイングウイング5階の研修室。どんどん人が増えて、ほぼ満員。若者が多いが6,70歳代らしき顔も。同じボランティアのKOさんも来られた。風子さんも風邪をひいたか微熱がとれなくて…と言いながら来られました。
 トップ写真のパスポートを持って6カ国を回りましょう、と言う趣向である。

  ↑ の国旗と ↓ 世界地図で 6カ国がどこかわかりますか? 隣のKOさんが「ベナン共和国て?」と聞かれる。「あ、ペナンならマレーシアの島で… え?共和国?」 と私。西アフリカの国(↓の地図の④)でした。この国からは富大医学薬学部の留学生、ドナルドさん。他の5カ国は全員は県国際交流員の若者たちです。

 ↓は、6カ国を巡る日程表。途中休憩が入ります。

 

  司会は、イギリスのニック(右端のマイクを持った青年)。左隣がアメリカのアブラム、順に左へブラジルのジョアン、ベナンのドナルド、中国の王さん、韓国の金さんさんです。

 富山県内の外国人住民はH28年1月現在13,632人(高岡市には2、645人)だそうです。出身国は80カ国にわたり、中国とブラジルが多いそうです。
 6人ともとても日本語が上手。自己紹介に始り、自分の国と日本との人口や面積の比較や時差に始り、食べ物や言葉など身近な話題を楽しく話してくださった。パワーポイント(それ以外のソフトかも)を駆使してのプレゼンテーションはスクリーンを見ているだけでも楽しい。残念ながら写真が鮮明に写らず、美味しそうな食べ物の写真をたくさん撮ったが失敗ばかり。

 私が行ったことのある国はイギリス、韓国、中国だけ。回数で言えば韓国へ一番多く行っている。富山空港から週に3便飛んでいるそうだ。イギリスは2度だけだが、仕事柄知識は少しはある。スコットランド、イングランド、ウエールズ、北アイルランドから成り立っているなど知らない人が多く驚いた。学校でウエールズ語を使うのは罰則だった、とウエールズ出身のALTがよく話していたものだ。ところがニックの故郷、マンチェスターの方言もまったく違っていてビックリ。

 各国の興味のある話題に時間はあっという間に経ったが、中国の王さんの話で印象に残ったことを少し書きます。彼は遼寧省丹東市の出身。隣が北朝鮮だそう。
 中国語で「こんにちは」は「ニイハオ」と言う。これは誰でも知っています。漢字では、「你好」と書きます。「」は「あなた」と言う意味、「」は「好き」と言う意味。だから、「こんにちは」は、「あなたが好き」と言う意味です。皆さん、中国は嫌いと言う人が多い。でも、中国人を好きになってください。(話の合間に、彼は数回このような表現を使った、お気の毒なくらい。)
 昔、中国は「自転車王国、今は「鉄道王国」、「渋滞王国」。渋滞の写真を見せ、これは高速道路の渋滞。GWは高速料金が無料なので5~6時間の渋滞が続くそうだ。

 実際に家族ぐるみで住んでいる人たちの話、職業を持って県内に住んでいる人たちの現実的な話もいつか聞いてみたい。


つれづれな日々38~フィリピン慰霊の日・「トワイス」ハーフオープン・自分のお雛様

2016-03-09 | 日記・つぶやき

  コートも要らないほどの暖かい日が続いたのに、今日3/10日はみぞれが降るさむさでしたね。

  さて、日々の生活の中でのちょっと気にかかる小さな出来事。そんな記事を”つれづれな日々”として書いています。今日は38回目です。

 《フィリピン慰霊の日》
 1月末、フィリピンで体調を崩し帰国後も快復に約1ヶ月もかかってしまった。落ち着いた頃、お世話になった方たちにお礼状とささやかな品を送ったら、電話やはがき、封書などいただき恐縮してしまった。↓は、カリラヤの「比島戦没者の碑に献花される両陛下のお姿。ルソン島、カリラヤの地図入り、お二人の姿も、帽子、白髪など特徴をつかみ上手ですね。 

  《「トワイス」ハーフオープン》   
 
3/7日、午後から接骨院へ行こうと、昼時にのんびりしていたら姫さんから電話。今、「トワイス」にいる、Araさんも一緒、氷見で花嫁暖簾を募集していて、Araさんの家のを持って行った帰りだそうだ。店内の写真も撮りたく、カメラ持参で歩いて行く。まず、日替わりランチの酢豚定食を注文。量が私には手ごろ。

 ちょうど相談ごともあり、あれこれ話していたら3時半を過ぎた。この時間帯、店内は ↓のような様子です。
 ↓ は広げたスペースの左部分。道路側の開口部が未完成のようです。

 ↓は、右部分。店の奥になります。よっしーちゃんじゃないけど、「昭和の喫茶店」のムードかな? 

  《自分のお雛様》   
 
3/9日、フロントガラスにみぞれが吹きつける日、呉羽町のYOさん宅へ行く。前に2度送って行ったから道はわかるつもり。前回旧8号線から行ったらわかりやすかったし、と勘で行ったら迷ってしまった。呉羽町の住宅街は入り組んでいてわかりにくい。結局お家に電話をして、旧8へ戻ってから再スタートした。

 客間の和室に入りびっくり。段飾りのお雛さまが飾ってある。ご自分のだそうだ。私のもそうだった記憶があるが、人形が小振り。外国のお土産らしい人形もいっぱい並んでいる。そう言えば、YOさん宅は息子さんが3人だっけ。自分のためにお雛様を飾るなんて素敵だね。彼女自身もお人形みたいなムードの方です。

  

  この日は、金沢での同窓会の封筒詰めをした。案内プリント、金沢市内地図、返信はがきを詰め、切手をはり、私の住所氏名のスタンプを押す。あて名書きは、それぞれ20名ずつ家で書いて来た。それでもかなり時間を要し、5時を過ぎてしまった。ピアノのお部屋で紅茶とチーズケーキをいただき、お暇をする。高岡郵便局で投函。これで返事を待つのみだ。ちょっと一息。


春とともに~全員出席のお茶教室~利休忌

2016-03-06 | 茶道

 弥生三月雛祭りも過ぎた3/5(土)、朝から忙しい一日になりそうな予感…。

 野村の「多文化こども勉教室」の当番日、送迎の日でもあるので、途中A君の家に寄る。彼は風邪気味らしく、欠席とのこと。熱っぽい顔だった。かわいそうに。(慌ててカメラを忘れたと思い込んでいたので、写真が1枚もない)

 正午に児童センターを出たが、帰宅すると一休みしたくなり午後出かけるのがダヤイので、前日配布しそこねた「おたより」の封筒を配ることにする。10年以上続けたこの仕事も今日で終わり。一人ひとりにご挨拶したい心境だが、昼ご飯時でもあり、鍵のかかっているお宅もあり、会ってお話したのはお一人だけ。5月から交代するMAさんには引き継ぎの名簿と地図を渡す。一方通行の街もあれば、車を止められない場所もあるので、次回は一緒に回るつもりだ。

 お腹が空いたので「トワイス」に入った。すぐ傍がわが家なのに…。オヤ、壁が鏡になっている? イイヤ、隣に広いスペースが増築されているのだ。ああ、美容室さんだったはず。買って広げられたのね。まだ、未完成のようだけど、もうお客さんは入っていてほぼ満員(禁煙スペースになるらしい、焙煎の道具も置くとか、とマスターの弁)。

 茶々姫さんのお茶教室は「利休忌」のしつらえ。床の軸は弘之先生の「利休さま」。「貴人点て」の準備も整っている。            

  ↓ 床の花は、白の詫び助(かな?)とマンサク。両方とも茶々姫さんのお庭の花。鮮やかな黄色の福寿草は、たくちゃんが丹精込めて育てられたもの。    

    ↓ この日の主菓子。姫さんが「桜草」と命名。柔らかい緑の葉を探しに、わざわざ庭に出て…(真似のできないことです)。  

 そして、1,2月はお休みだった案山子さんが初釜以来初めて来られ、さらに姫さんのお孫さんのあっ君も何ヶ月かぶりに登場。新人さんたちももちろん出席で、弟子が総勢7名と言う賑やかさ。イヤ、ほんとに賑やかでした。
 ↓ あっ君のお点前。よく覚えていて、なんと4服も点て、お終いまでしっかりとやり遂げました。袱紗を左手に持ってお棗を拭いている。

 ↓ 右手で湯杓を取り、サッと左手に持ち替えて(マジックのよう)お湯を汲む。4月から2年生です。

 カメラがないと信じていたので、帰る頃になりバッグの底から出て来てビックリ。朝、無意識に入れたらしい。そのうち姫さんの写真がアップされれば、名カメラマンの写真を追加させてもらいます。今日、3/7日追加しました。             


春の切手 ”Greetings Spring” 

2016-03-04 | 日記・つぶやき

 3/4(金)はコートも脱ぎたくなるような暖かい日でした。元の職場のおたよりを配布するボランティアの日(ふれあい活動)で、その前に封筒詰めやシール貼りの作業をします。会長さんが挨拶の中で、「昨年の今頃は・・・」と話され、改めて新幹線開通直前だったな~と思い出しました。そう言えば、新幹線のおかげで、東京圏の友人たちから「金沢でクラス会をしたい」との声が上がり、呉羽のYOさんと高岡の私の富山県勢2人が幹事役を仰せつかったのでした。

 今週初め、小杉ココスでYOさんと2度目の打ち合わせをして、案内状の文案(メールアドレスを持っている半数ほどの方にはすでにメールでお知らせ済み)、返信はがき、封筒のあて名書きなどの詳細を決めました。
 昨日は、ダイソーで長2形の封筒を、高岡駅南「100満ボルト」でプリンターのインクを買いました。、今日は駅南郵便局でハガキを40枚買い、料金別納のスタンプについて尋ねたら、何に使われますか?と逆に聞かれました。同窓会の案内を出す、と言うと、「スタンプではちょっと味気ないので、シールの切手はどうでしょう? 水につけなくてもいいですよ」 と勧められたのが、↓ の切手。桜やウグイスの春の切手です。       

 こんなのをもらうと嬉しいでしょうね。日曜日に印刷やあて名書きなどの作業をして、来週YOさん宅で封筒詰め、切手貼りをして投函する予定です。
 さてどのくらい、出席の返信が来るでしょうか? 楽しみです。


♪ 365日の紙飛行機 ♪

2016-03-02 | 合唱

  弥生 3月と言うのに毎日雪が降ります。3/1(火)は、高岡市野村公民館(トップ写真はHPから)のリニューアルオープンの日(しばらく休館していたらしい)だそうで、セレモニーがあるとのこと。アトラクションとして、「いわせのコーラス」が歌声を披露することになったようです。10年以上活動を続けている女声コーラスで、家持の「岩瀬野に~」の歌を歌い継ぐ合唱団でもあります。

 ↓は、大伴家持の歌。越中を去る時に詠んだ歌と聞いています。 

  『石瀬野に秋萩凌ぎ馬並めて初鷹狩だにせずや別れむ』     大伴家持

 野村に住む友人のYAさんから、ある日電話がありました。当日、アルトの人数が少なくソプラノとのバランスが悪く困っている、応援に来てくれない?と言う電話でした。私が、2,3年前までそのコーラスに所属していたので、「岩瀬野に」の歌を知っているし、「花」もよく歌っていたから…と言うことでした。その日は空いていたので、体調がよければ、と答えると、3曲目の「365日の紙飛行機」の楽譜を持って来てくださいました。 ↓ 公民館フェスタでは、赤い紙飛行機を飛ばしたそうです。                 

 朝ドラ「あさが来た」のテーマ曲です。毎日聞いているから大丈夫だろう、と軽い気持ちで楽譜を開き、ビックリポンでした。メロディも歌詞もとても難しい。ぶっつけ本番では無理、とふれあいセンターの行事の日に私も出かけ、高福レストランでランチ後、YAさんにお稽古をつけてもらいました。
 ↓の ♪いちにちが♪ の個所、うろ覚えで歌うと、2個の”ち”を、同じ音で歌っていませんか?(ト長調、#1つ)            

 歌詞は、朝ドラでは歌っていない部分もありますが…、

  「365日の紙飛行機」   作詞 秋元康

 ♪ 朝の空を見上げて
 今日という一日が
 笑顔でいられるように
 そっとお願いした

 時には雨も降って
 涙も溢れるけど
 思い通りにならない日は
 明日 頑張ろう

 ずっと見てる夢は
 私がもう一人いて
 やりたいこと 好きなように
 自由にできる夢

 ✱人生は紙飛行機
 願い乗せて飛んで行くよ
 風の中を力の限り
 ただ進むだけ
 その距離を競うより
 どう飛んだか
 どこを飛んだのか
 それが一番大切なんだ
 さあ 心のままに
 365日

 星はいくつ見えるか
 何も見えない夜か
 元気が出ない そんな時は
 誰かと話そう

 人は思うよりも
 一人ぼっちじゃないんだ
 すぐそばのやさしさに
 気づかずにいるだけ

 人生は紙飛行機
 愛を乗せて飛んでいるよ
 自信持って広げる羽根を
 みんなが見上げる
 折り方を知らなくても
 いつのまにか
 飛ばせるようになる
 それが希望 推進力だ
 ああ 楽しくやろう
 365日

 ✱繰り返し

 飛んで行け! 飛んでみよう! 飛んで行け! 飛んでみよう! 飛んで行け! 飛んでみよう! ♪

 けっこう理屈っぽい歌詞ですよね。
「その距離を競うより どこを飛んだか どう飛んだか それが一番大切なんだ」とか、「それが希望、推進力だ」とか…。

 ↓は、 ↑の歌詞の部分のメロディです。素敵ですがなかなか難しい。乗ればとても楽しく歌えます。

 寒い日、白のブラウスに黒のスカートで寒かったけど、思い切り声が出せて楽しかった。やはり謡と全然違いますね。