試写会「グリーンブック」
2/21(木)富山ファボーレでの試写会に誘われた。木曜日だが、平米公民館のお囃子のお稽古はお休みの日。だが、最近夜の運転は避けたい気持ち。姫さんに連れて行ってもらうと言うことで......
👆は昨年の私のブログだが、昨年も富山へ試写会に行くやら、「じょうはな座」でシネマ歌舞伎を見るやら、立春後のこの季節にあちこちへ映画を見に行っていたらしい。
今年は「寅さん」に始まり5,6本目の映画が「もみの家」だ。 富山県出身の坂本欣弘監督が、オール県内ロケをして撮った作品だそうだ。 富山市大沢野の青少年自立支援センター「はぐれ雲」を何度も訪ねて案を練った。
美しい砺波平野の散居村を舞台に、心に悩みを抱える主人公・本田彩花(南沙良)は、若者の自立を見守る場所「もみの家」に暮らす人々との出会いや交流を通して少しずつ自らの気持ちと向き合っていきます。 経営者の佐藤(緒形直人)は「大丈夫。 ゆっくりと進もう。」と励ましてくれます。 妻の恵(田中美里)も暖かく支えます。
早春、田起こしから始まり苗運び、田植え~稲刈り、脱穀まで寮生たちは近くの農場で働きます。野菜作りもします。 食事作りも当番制。 地域の祭りにも参加し「獅子舞」の演者にもなります。 そこで出会った近くのおばあちゃん(佐々木すみ江)の死にも向き合い、恵の出産にも立ち会います。
1年が過ぎて、彩花が選んだ進路は地元の学校への編入でした。
砺波・夢の平スキー場からの散居村の風景、富山地鉄電車、神通川さくら提、立山町宮路公民館の獅子舞練習など、知っている場所が出てくるので興味深い。 砺波の農家や南砺福野高校(私の母校)、アルテ福野斎苑まで登場します。
センセーショナルな事件が起きるわけではない。 毎日毎日が積み重ねの農家の生活が丁寧に描かれる。 それが彩花を少しずつ変えていく。 心に染みるような映画だった。
auマンデイ:シニアは100円安いだけだが、一般は1900円→1100円。