2/29(土)、おまけのような2月の最終日はお茶教室の日だった。 この日もようこ姫さんと二人だけとわかっていたので、ちょっとのんびりしていたら「平米公民館」のグループラインからビッグニュースが飛び込んだ(と言うよりも予想すべきだったのだ)。 午前中土曜日の「ちびっこ能楽教室」に参加していたMEちゃんからだ。
3/2(月)より、全国の小中学校、特別支援学校に一斉休校の要請が出た以上、お稽古はお休み、15日の「蒼山会」でも子どもたちの出演は中止となったそうだ。 さらに、もし県内にコロナウイルスの罹患者が出た場合、「市青年の家」も閉鎖されるので「蒼山会謡曲大会」は開催できず、別の場所を探さなければならないそうだ。 先生があちこち探しておられると言うMEちゃんの悲鳴が聞こえるようなメールだった。
最近のネット情報で、千秋楽を目前にした舞台が中止されたり、国立能楽堂、国立劇場の行事はすべて中止と聞いていたが、まさか高岡市の「蒼山会」にまで影響が及ぶとは夢にも思わなかった。 確かに身近に罹患者が出るかもしれないと思うと怖いが、全国一律に中止やら禁止やらとなればなんか恐怖心を煽っているようにも思えてくる。
茶々姫先生宅に行く途中も、古城公園の濠端の歩道を歩く人たちは楽し気で平和そのもの。 そう思うのはのんきすぎるのか? パニックになる気持ちもわからなくはないが…。
さて、茶々姫先生は早くから準備をして私たち二人の弟子を待っていてくださった。 たっぷりお喋りしてからお稽古。 先生は、先週町田市の息子さん宅と西国分寺の妹さん宅を訪ねて上京された(土曜日のお茶教室が休みになった)。 お二人とも手術や入院で大変だったようでそれぞれの元気な顔を見て安心したと言っておられた。 それにしても町田と国分寺を回るなんてすごいエネルギッシュな行動だ。 若い時ならまだしも、その気力に感心する。 さすがに疲れたとは言っておられたが…。
👇は、立ち雛のお軸。
👇 トサミズキの床花。
👇 主菓子は内裏雛。 お土産のささら屋の「ひなあられ」。 赤い毛氈はお盆で…。いつものように姫さんの ”ちょっと一工夫”のアレンジです。