Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

久しぶりのお茶教室

2020-02-29 | 茶道

 2/29(土)、おまけのような2月の最終日はお茶教室の日だった。 この日もようこ姫さんと二人だけとわかっていたので、ちょっとのんびりしていたら「平米公民館」のグループラインからビッグニュースが飛び込んだ(と言うよりも予想すべきだったのだ)。 午前中土曜日の「ちびっこ能楽教室」に参加していたMEちゃんからだ。 

 3/2(月)より、全国の小中学校、特別支援学校に一斉休校の要請が出た以上、お稽古はお休み、15日の「蒼山会」でも子どもたちの出演は中止となったそうだ。 さらに、もし県内にコロナウイルスの罹患者が出た場合、「市青年の家」も閉鎖されるので「蒼山会謡曲大会」は開催できず、別の場所を探さなければならないそうだ。 先生があちこち探しておられると言うMEちゃんの悲鳴が聞こえるようなメールだった。

 最近のネット情報で、千秋楽を目前にした舞台が中止されたり、国立能楽堂、国立劇場の行事はすべて中止と聞いていたが、まさか高岡市の「蒼山会」にまで影響が及ぶとは夢にも思わなかった。 確かに身近に罹患者が出るかもしれないと思うと怖いが、全国一律に中止やら禁止やらとなればなんか恐怖心を煽っているようにも思えてくる。

 茶々姫先生宅に行く途中も、古城公園の濠端の歩道を歩く人たちは楽し気で平和そのもの。 そう思うのはのんきすぎるのか? パニックになる気持ちもわからなくはないが…。

 さて、茶々姫先生は早くから準備をして私たち二人の弟子を待っていてくださった。 たっぷりお喋りしてからお稽古。 先生は、先週町田市の息子さん宅と西国分寺の妹さん宅を訪ねて上京された(土曜日のお茶教室が休みになった)。 お二人とも手術や入院で大変だったようでそれぞれの元気な顔を見て安心したと言っておられた。 それにしても町田と国分寺を回るなんてすごいエネルギッシュな行動だ。 若い時ならまだしも、その気力に感心する。 さすがに疲れたとは言っておられたが…。 

 👇は、立ち雛のお軸。

  
 👇 トサミズキの床花

 👇 主菓子は内裏雛。 お土産のささら屋の「ひなあられ」。 赤い毛氈はお盆で…。いつものように姫さんの ”ちょっと一工夫”のアレンジです。 


3つ目の”ヘアピース”

2020-02-28 | 日記・つぶやき

 昨日のお囃子と謡のお稽古がひびいたか、今日も朝からずっと体調がよくなかった。 いつもならブラブラと家で過ごしたかもしれない。 銀行や配布物は翌日でも構わないが、美容院のSIさんから、ヘアピースの見本をお願いしたのが届いていると電話があったので出かけた。 何か約束がないと出かけない日が多くなったな~。

 鏡の前で、これはこんな風に、こちらはこんな具合にと、頭にのせてセットしてもらうとどれもほしくなってくる。 かなり前に買ったものを2個持っているので、それとは違う雰囲気のもので、舞台用ではなく普段っぽいのを選んだ。 👇がそれです。

 

 平生のお出かけに気軽に使ってみようと思う。


平米公民館「能楽お囃子サークル」

2020-02-27 | 能楽

 毎週木曜日午後は、平米公民館の「能楽お囃子サークル」のお稽古日である。 3月半ばの「蒼山会」の能楽大会に向けて、お囃子、お謡、仕舞のお稽古に熱が入って来た。 いつもなら、覚えて、間違いなく太鼓が打て、謡が謡えるのが目標だが、今年の私は違う。

 太鼓は息切れが激しく、掛け声がかけられない、最後まで打てない。 謡は声がかすれ、息が切れるので、発声を工夫したり、息継ぎをどこでするか、その都度整えなければならない。 その日により調子が変わるので、一度一度がテストのつもりでお稽古をしている。

 今日は、中の舞「右近」を最後まで無事に打てた。 独調の「羽衣」は、謡のTOさんと合わせるのだが、続けて3回打ったら、もう息も絶え絶えで声は出せなくなった。

 その後の素謡「鵜飼」と「千手」。 「千手」の長い言葉がなかなか一気には謡えない。 息継ぎが多いと聞き苦しいし…。 本大会まで、工夫と訓練だな~と思っている。
 お稽古後、楽しい話や能楽堂をもっと利用するための話し合いなどで、いつもより時間が遅くなった。 外は夕暮れ。 いつものライトアップの電飾に光が入っていた。 折しもみぞれが降り出し、寒くて待てず全開のライトアップにはならなかったが…。

 👇は、事務室の前。

 👇は、正面玄関の上。 「元気」の文字が隠れてしまった。

 👇は、「2020」の文字がまだ光っていない。


赤と白のセーター

2020-02-26 | 日記・つぶやき

 昨日のブログに書いた赤と白のセーターを紹介します。
 今年は積雪の少ない暖かい冬でしたね。 毛糸のセーターは数回しか着用せず、薄手のものを重ね着していました。 先日、月曜のお茶のお稽古日に顔を出したら、帰り際に「もう捨てるのだけど…」と言いながら、茶々姫さんが、いつものビニール袋を奥から運んで来られました。 断捨離用の袋です。 中にセーターが何枚も入っていました。 首の周りがかゆくてセーターが着られなくなった…とのこと。

 私もいらないな~と思いながら手に取ってみると、赤色の色具合がきれい、襟がそう高くない、袖丈が短そう、編み目がしっかりしている…などなど。 試着もしないで、使いまわしのきく白いのと2着いただいてきました。

 帰宅後着てみると、袖丈と首周りがぴったり。 オールウールではないので着心地もよく、春先にちょうどいいかな?と思っています。 茶々姫さん、ありがとうございます。 最近気持ちが滅入っているからは気分が変わりいいですね。


「禅deさろん」2月号を作る

2020-02-25 | 茶道

 2/24(月)、茶々姫先生のお茶教室・月曜組のお稽古日だ。 茶々姫先生は土日は所用で上京し、帰って来られたところ。 でもお稽古は休まれなかった。 姫さんは日曜は北信濃へ日帰りバスツアー、お土産など持って顔を見せられた。 私はと言えば、土日二日間家でゆっくりと休んだにもかかわらずだるい。 でも、月曜組の皆さんの顔を見たくて、また「禅deさろん」(お茶教室のおたより)2月号の原稿ももらいたくて、午後遅くだが顔を出した。
 お稽古はせず、原稿をもらい、その他の記事やレイアウトを相談し、後はもっぱらお喋りだ。 お庭にはトサミズキや馬酔木の花が咲き始めていた。

 帰りにはお菓子と、茶々姫先生の古いセーターを2枚もらった。 古いと言っても、元値がいいからしっかりしている。 色も赤と白、全く褪せていない(次回アップします)。 私の場合、捨てる寸前のセーターはよれよれ、毛玉でボロボロ状態になっているものだが。

 さて、翌日いろいろな用事を後回しにして、「禅deさろん」2月号を仕上げた。 なはさんが書いてくださるメイン記事は、呉山先生のお軸「知足」とお濃茶のお道具について。 「知足(ちそく)」の語源は「老子」で、「足ることを知る」と言う意味。 自分の分相応を知る、と言うことだそうです。

 👆は、コピー前の原稿だが、表の2/3は茶道の記事、下部1/3にはMI子さんの詩を載せた。 KI新聞の入選作品で「思い出」、祖母との会話の中に方言や習わし、「あぶり出し」の光景までが描かれてほのぼのとする。遅ればせの「新年会」の案内も載せた。

 それで終わってもよかったが、どうしても映画紹介を書きたくて、「噓八百京町ロワイヤル」と「パラサイト」を裏面に紹介した。 前者は、古田織部の「かけはた」の抹茶茶碗の話、後者は、韓国の格差社会を描くスリル満点の衝撃的な映画だ。 一度ブログで紹介しているので、ワードにコピーすればそう時間はかからない。   


美容院 & 「須坂の三十段雛飾り」

2020-02-23 | 日記・つぶやき

 2/23(日)「北信州日帰りバスツアー」に誘われていた。当時は、年末近くに退院してまだ体がフラフラしている頃、でも2月には大丈夫だろうと思っていた。善光寺は久しぶりだし、一昨年は同級生と野沢温泉、昨年は仙仁温泉岩の湯へ行き、北信濃はなんとなく親しみ深い場所。しかも須坂の雛壇飾りも見られると言うのだ。

 だが、日が近づくにつれ体調がどうも思わしくないとわかって来た。バスに乗っているだけ。歩くところは少ない、と聞き、それもそうだ、と思い返す。が、19日の夜「西王母」の申し合わせで、途中太鼓が打てなくなったのがショックだった。これじゃ他の人に迷惑がかかる、が、私が行かないと姫さんが一人になるし…と迷いつつ、結局ドタキャンとなった。幸に姫さんの同級生の方が急にもかかわらず参加してくださり、かろうじて彼女は二人で旅行を楽しむことになり少しホッとしている。

 案の定23日は、午前中ほとんど寝ていた。突然スマホの着信音が鳴り、「今から写真を送ります」とのラインで送られてきたのが次の豪華な雛壇です。私が先にアップすることになり申し訳ないが、そのうち姫さんのブログ「折おりの記」にもっと多彩な写真が載るでしょう。
 👇 スゴイ! ハート形ですよ。雪洞でハートを作っていますね。

 👇 お道具もたくさんあること!

 👇 母娘ですね。我が家族にもこんな頃があったな~。

 私はと言えば、一日寝ているわけにもいかず、近くの美容院さんへヘアカットに行きました。以前夜一緒に歩いていたZUさんもパーマをかけに来ておられ、それぞれの健康の話、映画や芝居の話をしながらカットしてもらい、ヘアマニキュアを買い、さらに新しいヘアピースを買おうかと見本をいくつか注文しました。
 お互いに皆さん白髪に悩む頃、ヘアピース、総かつら、いっそ白髪になどが話題になります。見本が届いたらまたアップしますね。


映画「1917~命をかけた伝令」

2020-02-22 | 映画・テレビ・演劇・芸能

    私が中高生の頃、誰かに勧められたのだったか、ロジェ・マルタン・デュ・ガールの「チボー家の人々」を夢中で読んでいた。第一次世界大戦の頃のフランスを舞台に二つの家族を軸に描く大河小説で、ちょうどNHKラジオドラマで高橋昌也と岸田今日子が若い恋人役を演じており、その声に聞きほれていたものだ。

 映画「1917」は、イギリスアカデミー賞作品賞を受賞、アメリカアカデミー賞では撮影賞など3部門を受賞した。タイトルを見て、第一次世界大戦の話だな、と興味が湧き、全編ワンカットで映した戦場の撮影と聞き興味はさらに増した。誘ったら見たいと言われる二人の友人と一緒に見にいった。上映時刻が早く、私の息切れが最悪ではあったのだが…。 👇は、タイトル。

 「走れメロス」じゃないが、ほとんど走っている場面だ。カメラも一緒に走るので、観客も一緒に走る感覚。第一次界大戦(1914~1919)中の西部戦線は、
ドイツとイギリス・フランスをはじめとする連合国の戦いであり、ベルギー南部からフランス北東部にかけて、前線の両側で塹壕が掘り進められた。

 最初の画面を見て「ああ、ヨーロッパ大陸だな~」と思った。日本の戦争映画は、ほぼアジアのジャングルが舞台だが、これは広々とした大地が戦場だ。
   第一次世界大戦真っ只中の1917年春、フランスの西部戦線後方でのんびり昼寝をしていた二人の英国兵士ブレイクとスコフィールドは、上官から大命を申し付けられる。それは、ドイツ軍の罠とは知らず攻撃を仕掛けようとする前線の別部隊に、作戦中止を伝えに行くと言うものだった。ブレイクの兄も所属するその部隊は総勢1600名、その命が全滅の危機にさらされている。期限は明朝まで。

 二人は、塹壕を抜け、敵の基地、平原、廃墟を走ります。目の前に広がる戦場の風景は刻々と変わる。

 ドイツ軍が引き上げた後の村で無残に枝を折られた桜の花を見て、「あ、この桜の実は甘くて、こちらの桜は…」と故郷の桜を懐かしむブレイクは、その後墜落した敵機の兵士を助けようとして刺されてしまう。

 その後はスコフィールド一人、廃墟を走り、壊れた橋を伝い河を渡る。廃墟での銃撃戦で危険な目にあうも河に飛び込み、滝つぼに流されるが運よく助かり、激流にもまれ意識を失うが川面に浮かぶ桜の花びらを見て息を吹き返す。無数の死体をかき分けて岸に上ると美しい歌声が聞こえ…、その小部隊が目指す部隊の最後尾だった。歌は「ヨルダンの流れ」(たぶん讃美歌)。

 そこからさらに先の最前線のマッケンジー大佐に伝え、ミッションは終わる。ブレイクの兄をも探し出し、形見の指輪ボタンを渡す。脇を固める上官たちはほとんどが英国の名優たちだ。会話や感情は少なく、ただ淡々と兵士たちの姿を追う…。それが戦争だ、とじわじわと感動がこみ上げる映画でした。


確定申告 & 「西王母」申し合わせ

2020-02-20 | 能楽

 毎年早めに出す確定申告、昨年からは電子申告をしています。医療費の金額だけまとめればすぐ出せるのですが、なんだか気が乗らなくて1週間ほど前からテーブルの上に積んであります。でも、ようやく18日(火)に仕上がり、パソコンで送信しました。来年度のため保存して、念のため印刷もしました。やはり紙で残すのが何かとわかり易いのです。

 そして、19日(水)午後から気の重い用事があり、2時間ほど費やしました。疲れました。夜は「蒼山会」、「芙蓉会」などのお囃子の申し合わせ。私は「西王母」の舞囃子を合わせることになっていました。

 👇は、米島先生宅の仏間(お稽古場)です。

 👇 手前の長押にはずらりと、今まで演能された数々のお能の「許状」や写真、面が並べられています。一番新しいのが昨年5月の「弱法師(よろぼし)」。

 👇の右は、「弱法師」の面です。盲目の少年なので目が細いですね。きっと狭い部分しか見えないのでしょう。

 さて、私の申し合わせの「西王母」の時、その日の午後の気の重い用事が尾を引いたか、途中で息切れがひどくなりました。最初、掛け声が出せなくなり、手だけようやく動かしていたのだけど、中の舞もまだ途中なのに我慢できないほど苦しくなり、「中の舞が終われば後は短いから…」と思いながらもとうとう途中で中断。他のお囃子、舞、謡はそのまま続くので、太鼓の部分を上田先生が声で、そのうち松原さんが途中から太鼓を打ってくださいました。

 本番までに体調をしっかり立て直さないと…。


「ゆず庵」でランチ

2020-02-19 | 食物

 とうとう積雪です。何センチ積もったのかしら? 予報どおりではあるのですが…。日曜日から空気が冷えていました。

   2月もはや後半に入ったのに、体調が思わしくないので確定申告もまだ済ませていません。
日曜はコーラス「苺の会」で「パブリカ」を歌いましたが、少し歌えるようになりました。楽譜があちこち飛ぶので覚えてしまわないといけないな~。

 17日(月)は義妹にランチを誘われていました。この日も寒風が吹いていました。義妹は、午前中早い時間に甥の釣った鰤とあらを刺身にして持って来てくれました。一人で食べるのは勿体ないほど。高級魚と言われる「あら」の上品な味がなんとも言えません(夕食にいただきました)。

 さて、ランチは「ゆず庵」で。満員でしたが、4人テーブルがたくさんあるので店内はゆったりしています。以前来た時は、食べ放題だか飲み放題だかで騒然とした雰囲気だったのです。

 👇は、松花堂ランチ。うどん、もずく酢、サラダ、天ぷら、茶碗蒸し、五目ずし、牛すき豆腐、鍋(海老、白菜、鶏肉、つみれ、葱、水菜…)バラエティーに富んでいます。

デザート、コーヒーは追加です。コーヒーはお代わり自由。


2月15日のお茶教室~春がいっぱい!

2020-02-18 | 茶道

 2/15(土)、「柿の匠」のランチの後お茶教室へ。この日も姫さんと二人だけと思っていたら、よっしーちゃんの登場で皆大喜び。

 👇は、お土産の白エビビーバー。八村君の好物と言うので人気急増だとか。

 👇は、茶々姫先生宅の居間。もうチューリップと雛飾りで春の気配。

 👇は主菓子「手毬」につまみ細工のお雛様と雪洞。

 👇 お茶碗はネコヤナギ。KIMG1697

 👇 よっしーちゃん宅の玄関飾り。牛車と駕篭と手毬と傘。さっそくつまみ細工のお雛様も加わったようです。


大入り満員の「柿の匠」

2020-02-17 | 食物

 観劇の日、ココスでランチをとりながら翌日のランチの計画を立てていた。それが「柿の匠」だ。なんでも新聞にチラシが入ったとか。金土日3日間の「大創業祭ランチセール」だ。

 当日は、11時半に待ち合わせ。ところがあの広い駐車場がもう満員。止める場所がなく帰っていく人も…。「ああ、困った。友達と待ち合わせなんだけど…」と呟くと、「じゃ、向かいの銀行の前でよければ」と係りの人。「え?どこに銀行?」とキョロキョロしているうちに、係りの人は別の客のところへ…。

 道路の向かいに看板のない建物がある。ここかな?と勝手に止めた。まもなく姫さんも同じ場所に。
 店内に入ると予想通り順番待ちのお客で超満員。「これじゃ、夕飯になるのでは?」と言いながら、皆さんニコニコと待っている。20番目くらいだったらしい。ようやく名前を呼ばれ、テーブル席へ。中はゆったりだ。

 👇 注文した「かに丼御膳」。蟹がたっぷり。味もよし。帆立入りサラダ、茶碗蒸し、それぞれ美味しかった。

 👇 追加注文した「白子天ぷら」。ちょっと粉っぽくて…。

  でも器が春らしくてきれい。

 👇ドリンクバーのサービスがついている。姫さんはコーラ、私はココア。

 さあ、これからお茶教室へ。


こまつ座「イヌの仇討」

2020-02-16 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 井上ひさしが書いた吉良上野介側から見た「忠臣蔵」である。29年ぶりの上演だそうだ。

 時は元禄15年12月15日7ツ時分(午前4時頃)。赤穂四十七士による吉良邸討ち入りの夜。吉良上野介が家来、側室、御女中たちと台所横の隠し部屋に逃げ込んだ。話はそこから始まる。休憩をはさんだ2時間20分、舞台はずっとそこから変わらないこまつ座 第130回公演「イヌの仇討」チラシ表

 ランチの後で満腹、たっぷりとお喋りした後の疲れ、1幕目はかなりトロトロしてしまった。映画にしろ演劇にしろ、最近このようなことがたまにある。今まで眠いなんてことはなかった…。やはり年のせいだな~。

 2幕目に入り、赤穂浪士たちの家探しが切迫する中で、上野介は、大石内蔵助がなぜ「理に合わない討ち入り」を企てたか、何が目的か、を考え始める。そもそも自分はそんなに悪者か、浅野内匠頭はどんな人物だったか、と思い巡らすうちに討ち入りへの疑義、名誉へのこだわり、忠義の誓い、生への情動が渦巻いてくる。この辺りから面白くなった。
 「お犬様」に象徴される「お上」(将軍)、すなわち権力の存在に上野介が気づいたのです。大石は、権力に対する抗議のために討ち入りを断行した。では自分もと、決断したに違いありません。
観客である私たちもそれに気づいたところで幕が降りました。 


観劇の前のランチ

2020-02-15 | 食物

 2ヶ月に一度の観劇、2/14(金)はこまつ座「イヌの仇討」のお芝居を見る日だった。いつもは観劇後に食事かお茶にするのだが、駐車場の関係もあり「文化ホール」から歩いてもそう遠くない店でランチを、と決めた。それが「中川ココス」。11時半を目当てにSAさんと出かける。姫さんはすでに到着し、ナンプレに取り組み中。

 👇 姫さん注文の海鮮丼。

 👇 SAさんと私の注文、日替わりランチ。大きなジャガイモが美味しかった。

 あれやこれやと十分喋り、お腹もいっぱいになって高岡文化ホールへ。途中の知り合いのお宅の庭に赤のマンサクの花が…。鮮やかな深紅だったが、残念ながらボケてしまった。

 SAさんとは久しぶりだったので、ゆっくり話せてよかった。が、観劇中眠くならないかしら?


春はすぐそこに~筒茶碗と主菓子の「蕗の薹」

2020-02-14 | 茶道

 ここ2、3日急に気温が上がり、遅まきながら出したダウンのコートを持て余している。
 2/8
(土)のお茶教室は、筒茶碗のお点前だった。そして主菓子は「蕗の薹」。姫さんがさっそく庭に降りて雪を掬い取り、👇のような雪の中から顔を出す蕗の薹を演出。(写真はボケてしまったが…)

 👇は、筒茶碗とその他のお菓子です。

 最近のお茶は、姫さんと私の二人だけ。気楽でいいのだが張り合いがないのも確かで、時々顔を見せてくださるよっしーちゃん、2月末から来られそうと言う義妹を心待ちにしている。


オール電化の落とし穴(再)~入浴中にブレーカーが落ちた!

2020-02-13 | 日記・つぶやき

 12年前にキッチンを直し、オール電化にした。IHクッキングヒーター、蓄熱暖房機を取り入れ、元々使っていた深夜電力の電気温水器との3種利用で電気代が安くなる、と言う電力会社の宣伝の頃だ。もうガスも灯油も要らないと言うわけ。
 快適な住まいからほんのしばらく、冬の寒い時期に入浴中にブレーカーが落ちて大変な目に合った。その後契約アンペア数を変えてもらったはず。電気の使い方も気をつけるようになった。

 今年は積雪も少ないのに、年齢のせいか寒さが体にこたえる。家の中が寒くて、お風呂に入るのに途中の部屋を二つ暖房する。先日銭湯に行き温まったが毎回は行けない。髪を染めたいこともある。

 2/10(月)夜、エアコンを2部屋と床暖房を廊下につけ、最後に寝室にもエアコンをつけお風呂に入った。浴槽でゆったり温まっていた時に、カシャッと音はしなかったが電気が消えた。真っ暗! ああ、またやっちゃった!である。

 暗闇で服に着替え、ピアノの前の椅子を引っ張って来て調べる。
 👇 お風呂のすぐ前の洗面所の分電盤。👆のは主幹漏電ブレーカーと書いてある。すべてONだ。

 👇のケースの蓋を開けると、やはりONになっている。ブレーカーは落ちていない。

 家を増築して細長い家なので古い方にも分電盤があり、それも調べたが落ちていない。
 となると屋外のヤツだ。あ~あ、とため息をつきながら雪のちらつく外に出て調べると案の定落ちていた(と言うか、ブラブラしている感じ)。しっかり上にあげると玄関の電気がついた。復旧だ。ひとまず安心。この間、懐中電灯の代わりにスマホの電気がとても役に立った。電力会社に電話をして分電盤を取り換えてもらわないといけないのかも。
  👇 屋外の分電盤。