Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

雪の大谷?

2011-01-31 | ボランティア
 1/30(日)、降りしきる雪の中を、かねてから予定していた金沢へ、ろうそく能を見に行った。楽しいランチや、ろうそくの光の中での幽玄能など、思い出に残る1日だったが、帰りの電車が雪のため遅れ、電車の中で立ったまま缶詰め状態で1時間以上。(これについては後日書きます) 
 
 翌31日(月)は、今年初めての音訳ボランティアの日。昨日1日、日中の除雪をしていないし、帰宅後も疲れて、ふわふわ雪の中を膝まで埋まりながら玄関へたどり着くとすぐ家に入ったので、今朝の雪の状態がとても心配だった。朝、玄関の戸を開けると、案の定、雪の山。どうやら30cm幅ほどの通路を開けた。両脇に積み上げるので、さながら”雪の大谷”である。(トップ写真)
 次に、車の前の雪をどかし(これも捨てる場所がないので積み上げるしかない)、どうやら車が出せるようにした。ふれあい福祉センターまで歩こうかとも思ったが、帰りに病院へ寄りたかったし、やはり車は動かせるようにしておきたかった。
 
 1時間以上の遅刻で、ふれあい福祉センターへ行くと、今度は駐車場が雪で埋まっていて、自分でどかして止めておられるようだ。仕方なくカーブスの駐車場へ持って行く。チョッと歩けば博労公民館の裏口へ入られるのだ。
 もう5人来ておられた。近いのに遅れ申し訳ない。30分以上バスを待っていたHaさん、伏木からの道が渋滞していたOさん、皆、それぞれ苦労をして集まり、8名で2月号の録音を始める。途中でいつものビーズのアクセサリーの展示会、注文とりも。お正月に東京で会った友人に指輪をいくつかプレゼントしたので、新たに指輪とネックレスを1個ずつ求めた。
                  
 
 わりと早めに、作業が終わり、ホッとする。どうしても今日中に病院で薬をもらいたかったので気持ちが焦っていたか、傘を忘れ途中で取りに戻った。なんとその時、やはり慌てていたのだろう。無灯火で走っており、しかも数台の車とすれ違ったのに対向車が目に入らず、相手車線に突っ込んでしまっていた。慌ててハンドルを切り返し接触は免れたが、対向車の運転手さんに頭を下げると、今別れたばかりのTuさん!さぞ驚かれたことだろう。心臓が止まりそうだったことだろう。ごめんなさい、では済まないのだが、ほんとにごめんなさい。
 朝からバタバタと、気持ちにゆとりがなく、視力も判断力も衰え、チョッと情けなくなる。慎重に、落ち着いて、何でも早めに、改めて肝に銘じよう。   

ダイソーの小物売り場

2011-01-30 | 日記・つぶやき

 前にも書いたが、映画を見に行く時しか行かないイオンである。映画を見た後、コーヒーで一服し(映画でチョッと疲れ)、クラフトショップとダイソーの小物売り場を回った。蜻蛉玉をネックレスやストラップに加工するための小物探しである。
 最初の2回は、「蜻蛉玉丙午」工房で部品代を出して、加工してもらった。少しずつ要領がわかってくると、作品を貯めておいて、それぞれの色や模様、形に合う物、誰に上げるかで決める物が違ってくる。だから、部品を求めなければならない。これは私が一人でモタモタと探すより、ようこ姫さんに教えてもらう方がうんと早道だ。

 と言うわけで、彼女のアドバイスを参考に買ったのが、ダイソー小物売り場の次の4点だ。綿紐(白と黒)各1袋、根付けストラップ2種類各1袋、計420円。
          

 下は、仕上がった作品。綿紐は末端の処理がきれいに行かない。やはり革紐にしないとダメかな。ボンドで固めるといいそうだが、いろいろ試してみよう。
          

 蜻蛉玉づくりは、もう少し通ってみるつもりなので、近くの手芸店”わたぼうし”も覗いて材料を探してみよう。           


映画「相棒 2」

2011-01-28 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 テレビの「相棒」はほぼ欠かさず見る。1時間ものなのがいい。ダラダラせず、テーマが凝縮されている。もちろん殺人事件は起きるが、今の世相への疑問や問題提起が必ず織り込まれ、胸を打つ。知らないことに気づかされることもしょっちゅうだ。
 水谷豊は、「男たちの旅路」の警備員の頃からのファンだ。毎週、テレビで見ているドラマをわざわざ劇場版で見なくても、と言う気もしたが、”あなたの正義を問う” ”相棒 国家に挑む”のキャッチコピーに惹かれ、スケールの大きいストーリに期待感があり見に行った。

 雪の深い28日(金)、喜久屋の前でようこ姫さんと待ち合わせ、チケットを買ってからランチ、午後1番の部を見た。導入はなかなかショッキングな爆破事件のシーンだが、状況がよくつかめないままストーリーが進む。昨夜の寝不足のせいか、満腹のせいか、前半何度か眠気に襲われた。登場人物が多いせいかもしれない。

 警視庁本部内で、警視総監始め12名の幹部を人質にした籠城事件が発生する。犯人(小沢征悦)の動機も、要求もはっきりしないまま、強行突入のすえ犯人は射殺され、人質全員は無事に保護され、事件は解決したかに見える。
 だが、犯人の動機に疑問を持った右京(水谷豊)と神戸(及川光博)たち特命係は、7年前のテロリスト爆殺事件との関連に気付き、独自の捜査を始める。その結果、警察庁と警視庁の対立や、組織内で権力争いをするキャリア官僚の思惑の中で、ノンキャリアが使い捨てられ、末端の警察官は正義のために殉職する、という事実が判明して行く。

 そして、「正義とは?」に対し、官房長官(岸部一徳)は、「正義の定義は立ち位置によって変わるもんでしょ?」と答える。その官房長官が、ノンキャリア(石倉三郎)に撃たれるのだ。これは、彼の定義を否定したことを意味するのか?
 官房長官がいなくなると、テレビにも出ないのだろうか?と変な疑問がわいた。もっとも、最近の「相棒」は、派遣切りや生活保護家庭など庶民の話をよく取り上げており、官房長官の出番はあまりないのだが。

 籠城犯を射殺する前、人質同士でモールス信号を靴音で送り、指示を出していたと言うのが意外な展開だった。また、重要な犯人役を演じた小沢征悦に存在感があった。昔、見た黒沢の「天国と地獄」の誘拐犯役、山崎務をふと思い出した。

 「相棒」は、庶民の生活やしんみりとした情愛などを描く、毎週水曜日の1時間ものがいい、と言うのが正直な感想だった。


家祈祷(やぎと) ’11

2011-01-26 | 日記・つぶやき

 今年の家祈祷は、26日だった。昨年は姪の結婚式で不在だったので早めてもらったのだった。床の間はまだ天神様の軸に正月飾りだった。だが、今年はお供え物の準備の他に、床の間も変えなければならない。それにこの積雪だ。
 時間は山ほどあるのだが、取りかかりが遅いので前日の25日は気忙しかった。法華宗では仏さまにご膳もお供えするので、ままごとのようなご膳に、ご飯と4品のおかずを椀に盛る。塩、洗い米、御神酒、鏡餅も。

 我が家の玄関前に車1台分のスペースがあるにはあるが、連日の積雪で人一人分の幅しか除雪してなかった。2,3日前から晴れ間を見ながら、車の幅+運転席側に人の降りる幅をどうやら空けた。前の道路に融雪設備があるとは言うものの、雪の捨て場は狭い側溝だけ。

 昨夜、合唱練習の後帰宅後も、新たに積った雪を地面が見えるまで空けた。なのに、今朝また降っている。しかも降りしきっている。朝、不燃物ゴミを持って行く。当番の人達が3,4人立っておられる。寒い日にご苦労様。家に入る前に新雪をもう1度空ける。
 その後もひっきりなしに落ちてくる雪。部屋から眺めながら、もう、知らない、と思った。雪が深くなっていたら謝ろう、と。

 お寺さんは、時間通りに、昨年同様若ハン同伴で来られた。二人とも長い長靴を履いて。福岡の帰りだそうだが、あそこはもっと降っていたそうだ。「何度も雪よかしたのですが…」とモニョモニョ言い訳する私。「いや、家祈祷らしくて…」と笑っておられた。
 新年のご挨拶、早い呪文のようなお経、昨年と同じだ。身も心も家の中も清められたような気になるから不思議だ。雪が融けてから、家の外の4隅に塩を撒いてください、とのこと。
 来年の参考までに写真を撮り、昨年のブログと比べてみたらお供えの場所が少し違っていた。
                

 1日中雪の中、この日は2度も宅配便が届けられた。グルコサミンのサプリメントと「いいもの王国」の福引の景品(吉野家の牛丼)と。雪の中、皆さんご苦労様。

 茶々姫先生が、5台分の駐車場に苦労される気持ちがようやくわかった。


てけれっつのぱ

2011-01-25 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 1/24(月)、高岡ふれあい福祉センターで、演劇の3月例会「てけれっつのぱ」の「制作部の島村さんを囲む会」があり、参加した。

 あじゃらかもくれん きゅーらいす ○○○○(○のところは演者によって違う) てけれっつのぱ」と言う意味不明の言葉は、落語「死神」で死神を追い払う呪文に出てくるそうだ。

 小樽在住の作家、蜂谷涼氏の短編集を、劇団文化座の佐々木愛さんが小樽の本屋で見つけ、みんなで回し読みをし、公演に取り上げた。
 脚本の瀬戸口郁氏は文学座の俳優さん。原作よりさらに面白いお芝居に出来上がった。演出の西川信廣氏も数々の賞をもらっている有名な演出家である。

 文化座と言えば、鈴木光枝さんの「おりき」や「荷車の歌」など、貧しい農民が働く姿を思い浮かべるが、この「てけれっつのぱ」は、”エンターテインメント時代劇”なのだそうだ。2008年に初演、文化庁芸術大賞を受賞し、その後全国を巡演し人気を博し喜ばれている、と島村さんは話された。
 鈴木光枝さん(劇団創設者の佐々木隆の奥さん)の娘、佐々木愛さんも還暦を迎え、今や若手の俳優さんがどんどん育っており、このお芝居でもたくさん活躍している。(↓ はHPより稽古場風景)
     

 前回の文化座高岡公演は「天国までの100マイル」 (浅田次郎原作)だったが、やはり若手俳優さんがたくさん出演しておられた。

 《ものがたり》: 明治維新そして文明開化。旗本の嫁でありながら没落し、芸者となったあや乃、あや乃を妾にした官吏の妻佳代、あや乃をを助ける主人思いの女中おセキ…この3人の女と仲間たちが、北の果て、小樽の「きし屋」と言う万屋(よろずや)で、肩を寄せ合い暮らしている。その「きし屋」がやくざから立退きを迫られている…。あや乃を思慕する俥曳きや謎の混血娘のロビンは…。
 江戸の名残をとどめる文明開化の東京と、開拓まもない北海道は小樽で、愛憎と人情に満ちた悲喜劇が繰り広げられる…。(チラシより抜粋)

 3人の女の中で、佐々木愛が演ずるのは誰だと思いますか。そう、おセキさんです。意外と言えば意外、なるほどと言えばなるほど。見てのお楽しみがいっぱいありそうなお芝居らしい。「元気」「活力」「希望」を皆様の心に少しでもお届けしたいと、劇団よりのメッセージがあった。

 劇団文化座の「てけれっつのぱ」は、3/28(月)夜公演、29(火)昼公演の2回、高岡文化ホール です。


本「小さいおうち」

2011-01-24 | 

 子どもが小さい頃、「ちいさいおうち」と言う絵本があった。ヴァージニア・りー・バートンと言う人の絵本で石井桃子訳だった(らしい、これは今回わかったことだ)。たぶん「家」が主人公で、家のまわりが時代とともにどんどん変わっていく話だった。原書が1942年、日本では1954年の出版だそうだ。
             

 昨年の直木賞が発表された時、聞いたことのあるタイトルだな、と思ったのは、絵本の記憶が頭の隅にあったからだ。
 「グループあかね」には読書家が多いが、何人かの方が読みやすいよ、面白かったよ、と仰ったので図書館に予約した。いつものことだが、何ヶ月も経て私の手元に届いた。トップの写真は、もちろん表表紙だが、↓は裏表紙。赤い屋根と赤い煙突が違うが、坂の上の瀟洒な可愛いおうち、という点がよく似ている。
            

 「小さいおうち」 中島京子著 文藝春秋
 
表紙をめくったページに ”昭和モダンの記憶を綴るノートに隠されたひそやかな恋愛事件”と、帯封を切りとったらしいキャッチコピーが貼りつけられている。
 が、私には、むしろ昭和初期から戦中戦後の、日本の”中の上”か”上の下”の家庭の様子、庶民の暮らし、戦争に対する思いが切々と描かれ、興味深かった。

 昭和5年、尋常小学校を卒業後、タキは山形から東京へ女中奉公に上がる。最初の偉い小説家の先生の家で、イギリスの頭のいい女中の話を聞く。次に奉公した家の旦那様が亡くなり、タキは奥様の再婚先へ一緒に行き、奉公することになる。当時、東京山の手のサラリーマン家庭では女中払底の頃だそうで、タキさん、タキちゃんと呼ばれ、若い奥さま、坊っちゃん、旦那様に可愛がられる。

 「家政婦は見た」ではないが、タキの目から見た家族の日常生活、旦那様の玩具会社の景気、坊っちゃんの成長ぶり、戦争が始まる前後国民が何を知らされ、知らされなかったかが、淡々と描かれる。会話の言葉づかいがとてもきれいで、美人の奥様の立ち居振る舞いなど目に見えるようだ。
 一方、日本の政府(軍隊?)が国民の戦意高揚のため、こんなことを言っていたのか、知識として知っていてもタキの言葉で語られると驚くばかりだ。
 昭和19年に
田舎へ帰り、徴用で飛行機工場で木製のプロペラ磨きをしたり、学童疎開の児童の賄いをしたりする。そして、東京大空襲、終戦。タキは、東京の坂の上の赤い屋根の家を訪ね、旦那さまと奥様の消息を知る。

 ここまで、ずっとタキの1人称で語られるので、恋愛事件もぼんやりとしかわからない。「最終章」でタキの甥の次男が、タキばあちゃんの「心覚えの記」を頼りに知人を訪ね歩き、ミステリーは半分ほど解決するが、すっきりとはわからずじまい。タキと奥様と坊っちゃん、その3人を紙芝居の絵にして「小さいおうち」と名付けた板倉さん。まだ読んでおられない方もあるだろうからこの辺まで。タキの性格のように、文章がテキパキして読みやすいです。


混声合唱「水のいのち」~海よ

2011-01-23 | 合唱

 先週のMiTUの練習日(今年2回目)、組曲「水のいのち」の最後の5曲目、”海よ”の練習に入った。いつもは階名読みから入るのに、この日はすぐさま言葉をつけて。とてもきれいな曲で知っている人(とくに男声に)も多いからか、先生の判断だろう。(私は四苦八苦だった) もちろんパート練習の後合わせるのだが。

 高野喜久雄 作詩(作詞ではない)、高田三郎 作曲 混声合唱組曲 「水のいのち」(雨・水たまり・川・海・海よ の5曲からなる)

 なんでも有名な混声合唱組曲で、合唱をやっている人が大好きな曲とのこと。
 ”海よ”の出だし:
    ♪ ありとある 芥    よごれ 疲れはてた水
      受け容れて     すべて 受け容れて
      つねに あたらしくよみがえる
      海の 不可思議 ♪

 ここまで歌うと、「いや~ きれいな曲やね~」と先生が仰る。皆もそう思う…。リズムは、5/4、5/8、6/4などとさまざまに変化し難しいのだが、ハーモニーがとても美しい。 
 ’波の指   億の砂 億の小石   海の月 海の星 海ほたる 海の馬’の言葉が続き・・・
    ♪ そして 深く暗い 海の底では
      下から上へ まこと 下から上へ
      雪は    白い雪は 降りしきる ♪    

 ここまで歌うと、先生は、「お正月の番組で、雪が下から上へ舞い上がるように降りしきる映像があり、とてもきれいで、”水のいのち”の詩にピッタリだな、と感動した」と言われた。皆が静かに聞き入っていたら、「アハハ、こんな何にでも感動するのは年のせいかな」と言われ、大笑いになった。いや、感動できるのは、若い証拠ですよ、と思わずつぶやく。私も、ぜひそうありたいもの。
 この後、アルトと先生の漫才みたいなトンチンカンなやり取りもあり(先生の指示を無視し、勝手に3小節前から歌うと言う)、ともかく2時間の練習で長い曲を一応仕上げ(?)た。
 

 下に、youtubeの岩手大合唱団のURLをコピーしたので、一瞬だけでも聞いてみてくださいね。こんなにきれいに歌えたらな~、です。 
 http://www.youtube.com/watch?v=xGzZgjGTOxY&feature=related

 海の写真がなく、とても残念。Oさんが左義長の日、古城公園で撮って来られた”水と雪”の映像を送っていただいたのでご鑑賞ください。

         

         


とんぼ玉体験4回目~蜻蛉玉丙午

2011-01-22 | 日記・つぶやき

 昨年、2回の蜻蛉玉体験の後しばらくお休みし、先週1/13(木)が3回目、昨日21日(金)が4回目だった。少しずつ進歩しなければならないのに、休憩期間が長いので一向に進まない。3回目の私のトライ作品が仕上がっていた。3個とも、花火のように広がる花模様を入れてみた。作業がもたつくので、花が開かず流れて、提灯のように見えるが・・・。ま、それも言わなきゃわからない。これはこれで模様になるからありがたい。
 大きい2個は、3色のガラスで、小さいのは時間がなく2色で小さく作った。3個とも↓のパーツが入れてある。(チョッと写真がボケているが、縦縞模様が入っており、コレが広がると花模様になる。
         

 まず、青系3色、次にピンク系3色、最後に時間がないので2色の小玉を。

               

          

 トップ写真は、ようこ姫さんの前回の作品だ。彼女は目下、ガラス棒を溶かして草花の絵を描いている。絵画的で古風でエキゾチックでいい感じに仕上がっていた。

 さて、4回目は、”もっと花模様をきれいに” ”斜めの縞模様を” ”淡い1色に墨流しのようなニョロニョロ模様を” と言う目標を立てた。形がきれいに整わないのだが、コレは次回としよう。では、先生の手際良い模範演技を紹介しよう。(昨年もアップしたかも) 

 1.バーナーの上に、透明なガラス棒に3色がきれいに重なっている。次に右端をピンセットでつまみ捻じります。
           

 2.捻じると↓のように玉になる。
            

 3.更にバーナーの上で柔らかくし…、  
            

 4.粘土棒に巻きつける。

             

 5.コテで形を整え、出来上がり。コレは縞模様の蜻蛉玉。
             

 この後、私がトライしたのは次回紹介します。
 この日も、昼食は「たかざわ珈琲店」でハムトーストとサラダセット。サンドイッチにしようかと迷ったが、ランチのサービスメニューはやはり魅力がある。ママさん(と言うにはお若いが)が、先週の私のブログ、見ましたよ、と言われうれしかった。 


折り紙のウサギ~いわせのコーラス初稽古~

2011-01-21 | 合唱

 1/19(水)は野村公民館の”いわせのコーラス”の初稽古だった。昨秋から謡や太鼓の稽古で忙しく、万葉まつりの後しばらく休んでいたが、新年初めてのお稽古は出席しなくては、と出かけた。寒気も厳しく、雪のちらつく日だったが、皆さん元気な笑顔で集まっておられた。
 まず、熱い紅茶とお菓子で新年会が開かれ、指揮やピアノ伴奏の先生、、代表のTuさん、役員のYaさんの挨拶の後、「岩瀬野の四季」、「冬景色」、「雪」、最後に「岩瀬野に」を歌った。
 いつも最後に歌う「岩瀬野に」は、”
岩瀬野に秋萩しのぎ馬なめて初鷹狩りだにせずや別れむ” と言う大伴家持の歌。「岩瀬野の四季」は、この日はお休みだったが、このコーラスの指揮者、長谷部元信先生の作詞・作曲のとても良い歌である。

 さて、ささやかな予算の中で、新年会らしい雰囲気のお菓子の盛り合わせを用意されたYaさん。ちょっとした折り紙の工夫だそうだが、一人で30人以上分を作ってくださった。
 花模様は”ざる”、折り紙の2角に少し切りこみを入れ、重ねてある。中には、”龍馬が惚れた炭焼珈琲”などのキャンディやシャトレーゼのお菓子。
 極めつけは折り紙のウサギ。コレが可愛い。紙風船と同じ折り方だそうだ。耳を立て、赤い目を描く。ぷ~っと息を入れてふくらませるとウサギさん。裏地の白を表にだし、耳をピンクや赤にしてもいい。正面から見ても、斜めから見ても可愛らしいでしょう?

        

        

 2時から3時までの1時間。練習は、月に2回。第1、3水曜日である。昼の短時間の練習が魅力である。女声2部合唱のコーラスグループです。


富士山の追っかけさん

2011-01-19 | 自然・海山草花

 千葉でお正月を過ごし、帰宅後パソコンを開けたら一番に届いていたのが富士山のスライドショーの写真だった。毎年紹介しているので覚えている方もあるだろうが、「グループあかね」のOさんからだ。彼女は、自称「富士のやまい」にかかっている「富士山の追っかけ」。11枚の写真のスライドショーをそのままブログにアップしたかったが、無理だった。

  ”昨年末からお正月にかけて、また富士の”追っかけ”してきました。追っかけの対象としての富士は、動かないでいつもの所にいるのがよい点 近くに来てくれないこと、機嫌が悪いと雲隠れしてしまうのが悪い点かも。” で始まる説明が楽しい。

 ”まず八ヶ岳SAあたりから 私のアイドル(?)小さく見える富士を探し始めますが、雲隠れ。そして、朝霧高原で、まずは熱い視線を送ります。夕方にはホテル横の田貫湖畔で、逆さ富士を。  翌朝は本栖湖で、雲隠れ寸前をキャッチ。

 又その翌朝は日の出を撮ろうと本栖湖へ。三日月を残して白み始めた富士のシルエットと日の出を撮影。西湖の近くで氷の造型越しの富士。河口湖では揺れる光のさざなみと富士。
 山中湖近く花の都公園の近くで、ダイヤモンド富士が撮れるスポットで
沢山の”追っかけ”と待つ間に、今年の干支のウサギに似た雲が。そして待ったその瞬間 ダイヤモンド富士。イルミネーションで飾られた花の都公園で、シルエットの富士を狙いました。
 
そして とうとう本命 山中湖湖畔で、初日を受けて少しずつ染まる紅富士。その神々しさにとても感動しました。

                
 
                   
      
          
 
 年賀状にも、7羽のかもと逆さ富士が映る精進湖の写真が印刷してあった。
 画面いっぱいの11枚の富士のスライドショーは迫力があり、何度見ても飽きない。17日(月)の新聞によれば、「富士山の見えた日」が昨年は最多の116日だったとか。東京武蔵野市にある成蹊気象観測所の観測だそうだ。大気汚染が次第におさまってきたほか、乾燥化も背景にあるようだ。
 
 Oさん、今年も素晴らしい写真をありがとうございました。 


映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」

2011-01-18 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 昨年末以来ようこ姫さんと映画を見ようと言いつつ日が合わず、ようやく今月末行くことになり、映画は「相棒」と決まった。 となると、「ハリー」は一人で自由に行けばいい。16日(日)から雪模様を見ながら出あぐねていた。

 1/17(月)、この日も雪が降り止まない。12:45上映の部は出そびれてしまった。そのうち、ようこ姫さんから「りんどうさんとトワイスにいるから出て来れん?」と電話がかかった。りんどうさんって長野の方?そんな遠方から?「トワイス」は我が家の喫茶室みたいなもの。朝から除雪もせず、山になっているかと心配した玄関前の雪はたいしたこともなく、一つ用事をすませた後、トワイスへ駆けつけた。手編みの帽子に手編みのショールの素敵なりんどうさんからパソコンの話をいろいろ聞き、短時間だが楽しいひとときだった。

 出たついで、と5時半上映の「ハリー」を見にイオンへ行く。11月から上映されており、もう1日2回しかない。
 「ハリー・ポッターと死の秘宝」、シリーズ7作目で最終章。本と同様にPart 1と2に分かれている。本は下巻を読んだのが
ちょうど2年前だから、上巻はもっと前になる。ほとんど忘れているだろう、と思ったが、場面ごとに記憶がよみがえる。むしろ本よりテンポよく進むから本を読んでいなくても楽しめるかも。

 最初から最後まで緊張の連続で、”手に汗握る”という言葉通りの息つく間もない冒険が続く。ビュワーン、バッシー!!と言う感じ。爆発、閃光、 炎、スピード、不気味な静けさ…チョッとわかっていただけたろうか。怖いけど、ホラーじゃなくファンタジーだから、面白いですよ。
 もちろん、ポリジュースで変身したり、ロンドンの街の上空を車やオートバイや鳥に乗ってビュンビュン飛びまわる魔法のシーンもあります。新聞記事の写真が動いたりはいつものこと。↓は、仲間みんなでハリーの囮になるため変身する場面。女性もいます。
 (下の2枚の写真はHPより) 
         
 ハリーを殺そうとするヴォルデモート卿と対決するため、彼の分霊箱(英語ではロケットと言っていた)を探さねばならない。もうハリーを守ってくれる人も師も失い、これ以上仲間を犠牲にできないと、ハリーは一人になろうとするが、ロン、ハーマイオニは行動を共にし3人は野山にテントを張り野宿する。3人の友情にひびが入り、ロンは一人出て行ってしまう。
 落ち込む二人がラジオの軽快な音楽に合わせ、ゆっくりゆっくり踊りだし、笑顔を取り戻す場面が素敵だった。音楽が少ないので、逆に効果的。反面、映画館の四方から聞こえる擬音が不気味だ。

          

 3人の友情だけでなく、屋敷しもべのドビーがハリーを助けて命を絶つ最期のシーンも涙を誘う。
 さて、結末はすべてPart 2に持ち込まれ、次作に乞うご期待。終演は8時、イオンはマダ賑やか。閉店は何時なのだろう。こんな時間は初めてかも。


”あかのれん”と”りんご風呂”

2011-01-16 | 日記・つぶやき

 16日(日)朝、いつもに増して寒かった。深夜から朝にかけて音もなく雪が降り続いていたのだろうが、しんしん、しんしんと…降る気配が家の中にいても、床についてからも、静かに感じられた。案の定、今朝はたくさん積っていた。

 でも昼ごろは青空も見え、「高岡鍋まつり」は賑わったことだろう。私は、先日来、電話をかけたり葉書きやメールを書いたりしなければならない友人が何人かあり、寒い寒いと言いつつ家の中でモタモタしていた。

 午後、外出。まず、木津バロー店の隣「赤のれん」へ。17日(月)まで”年賀状の番号で決まる割引セール”をしている。3割引、2割引、1割引と3種類ある。3割引は下4ケタの数字が合わなければならず、さすがにそれは1枚もなかった。だが、2割引の下2ケタ、00、22、44、66、88の年賀状は10枚以上あった。全部持って行ったが、1回の買い物に1枚だけだそうだ。”5枚あればタダ”ならうれしいのだが…。結局毛糸のアンサンブルとパンツで3680円也。
          

          

 その後、「駅南鉱泉」へ。楽しみにしていた”りんご風呂”の日だ。ここのお風呂は、毎日お湯を取り換え、ラベンダー風呂、カモミール風呂などに変わり、湯船からよく手入れされた庭が見える。今は雪吊りのされた木々にこっぽリと白い雪が積もっている。
 先週、トップ写真のようなポスターが脱衣場に張られていた。国吉りんごを浮かべた「りんご風呂」だ。これは、雪が降ろうと雨が降ろうと行かねば、と赤のれんからそのまま駅南へ。雪は降り続き、道路は凍り始めていたが…。

 20個ほどのりんごを半分、または丸ごと白い布袋に入れ、湯船に浮かべてある。柚子湯のように香りはしないが、なんとなく温まるような気分。効用は、血行がよくなる、安眠、保湿、美肌、疲労回復など…。1年に1度だけだそうだ。近所の方とも会った。「今日はりんご風呂だからぜったい来ようと・・」と話している子ども連れの若い女性。いつもより更に賑やかだった。伊予柑風呂、菖蒲湯、柚子湯など、駅南鉱泉だけでなく、高岡浴場組合の銭湯皆で計画するそうだ。番台のきれいなお姉さんにお聞きしました。
 今夜はぐっすり眠れることでしょう。おやすみなさい。真夜中にまた積るのかな~。


お茶菓子いろいろ

2011-01-15 | 食物

 新年になりお茶のお稽古が2度あった。去年は1月いっぱいお休みしたことを思えば、今年の雪はそう多くはない、と言うことかも。

 でもなかなか全員はそろわない。先週はAnさんが、15日は案山子さんが欠席。Anさんは年末から風邪で熱が出て、そこへ子どもさん達3家族がそれぞれ孫を連れて里帰り、布団の準備や正月料理でぐったり。牛岳スキー場への同伴だけは堪忍してもらった、と。元気なころは一緒に行動していたが、それができなくなった、と言っておられた。この日も、休もうかと思ったが、皆の顔を見ると元気が出るから飲むだけで早めに帰る、と言われるのを皆で引きとめ、お茶も点てお喋りも十分して帰って行かれた。大丈夫だったかな~。

 さて、茶々姫宅の床の間飾り(トップ)とお茶菓子いろいろである。まず”追い羽根”。包み紙をとらず(お持ち帰りの人もいるいので)、数が4個なのは、私のうっかりミスです。
             

 次に”ウサギの煎餅”。耳と赤い目が可愛らしい。
             

 この日の主菓子は「下萌え」。これから若い芽が出る準備をする時のことを言う、と茶々姫さんが説明してくださった。鶴と竹が逆さに…これも私のうっかりミス。
          

 お取り寄せの、山形県鶴岡市「初なすび本舗・大松屋本家」の”初なすび”。
          

 「一富士 二鷹 三茄子」と言われるように、古来、茄子は福神縁起、大変目出度く、縁起のいい食べ物として称えられてきたそうだ。「陸奥出羽三山の麓、鶴岡市郊外の民田のみで栽培される小粒な民田茄子を独特の製造加工で、ふるさとの味珍果として世に出した」と説明書に書いてある。
幸福を招くお菓子として、お祝いの引き出物や贈答品に使われているそうだ。口に入れると甘~い砂糖の味の下から茄子の味がじわ~っと味わえる。

 元禄二年初夏、奥の細道をたずねた折の芭蕉の一句。

 珍しや 山を出羽の 初茄子


たかざわ珈琲店

2011-01-14 | 食物

 日中の気温が氷点下だったと言う13日(木)、平米のお稽古のお休み日だったので、何ヶ月ぶりかで蜻蛉玉づくりに行って来た。その日の生徒は4名、レベルはバラバラ。私はすっかり忘れて初心者同様だったので、初めての方と一緒にまたまた基本から説明してもらった。今回は、ランチ後引き取りに行くのではなく、1週間後に予約を入れ、その時完成品をもらうことにした。

 と言うわけで、ランチは古沢の近くでなくてもよく、小杉まで来て「たかざわ珈琲店」に入った。昔は富山へ行く時はいつもこの道、この辺はひたすら走っていたので、中へ入るのは初めてだ。お昼時なので駐車場はいっぱい。
 トレードマークの大きな赤いコーヒーミルの絵が、看板にも店の正面にも掲げてある。「自家焙煎」の文字も。店の横は竹林。この前の道路は、竹林を貫通して造られたのではないだろうか?
   

 店内は?意外に一人客が多い。ランチの後一服して、新聞を読んだり雑誌を見たり。広いのであちこちの席に一人ずつ、あるいは二人ずれ。クラシック音楽が流れ、落ち着くのだろう。
       

 店内からも竹林が見える。雪の中にすっくと立って…。胡蝶ランの白ともよくマッチしています。
       

 メニューはさまざま、トースト各種、オムライス…コーヒーが美味しくお替わりをしてしまった。2杯目は少し安い。↓はベーコントースト・サラダ付きで、680円。
       

 たかざわ珈琲店:射水市塚越559-2 0766-56-3510  

 常連さんが多いようで、ひっきりなしにお客の出入りがある。カードをもらったので、私も常連さんになろうかな。


風の盆

2011-01-13 | 音楽

              

 チョッと季節外れのタイトルで申し訳ないが・・・。昨夜(1/11)は、私の合唱グループMiTUの初稽古&新年会だった。6日の太鼓と謡、8日のお茶に続き、3つ目の初稽古日である。夜は気温が低く、雪も舞っており、まして平日の夜なので、全員参加と言うわけには行かない。

 33名の団員が、いつものようにウイングウイングのスタジオに集合、フンメルのミサ曲の1番目、”キリエ”を練習後、新年会会場の「甚九郎」へ移動した。森川先生の今年も頑張りましょう、と少しレベルを高める目標をいただき乾杯をした。
 後は大きな鍋をふうふう言いながらつつき、飲み放題。途中で、「たき火」「冬の星座」「いつでも夢を」などを斉唱、いつものように男声コーラス(いつも聴くけどタイトルがわからない)、負けじと女声も「花」の2部合唱(これも去年と同じ)してお開きになった。

 会計をすませ、ほろ酔い気分で帰ろうとしたら、若い人達や、私と同じ卯年の男性2人に強引に誘われ、カラオケに行くことになった。スナック「舞拍子」。30年以上も続く老舗のスナックだそうだ。ママさんは元宝塚スターだった方だそうだ。
 メンバーは、富山の第九はもちろん、黒部までモーツアルトのレクイエムを歌いに行った人、3月の「回転木馬」のコーラスに応募すると言う人など、根っからの歌好き。カラオケのマイクも次々と途切れることはない。演歌はもちろん、”Top of the World"や”Love is a Many-Splendored Thing" なども飛び出す。私はもっぱら聞き役だった。

 アルトのTaさんが、菅原洋一の「風の盆」が好きで、なんとYoutubeで練習したと、情緒たっぷりに歌ってくださった。私も、昔、つたやでCDを借りて、覚えたい曲を練習したことはあったが、今はYoutubeでね~。これは便利。簡単に聞け、練習でき、最良の方法かも。いくつか練習して、またカラオケに行こうかな。

 「風の盆」はこんな曲です。「風の盆恋歌」とは違います。 

http://www.youtube.com/watch?v=_iju08hT1s0   

     「風の盆」
     作詞/作曲:なかにし礼
     歌 :菅原洋一

哀しい時は 目を閉じて
八尾の秋を 思い出す
日が暮れた 坂道を
踊るまぼろし 影法師
おわら恋しい 風の盆

あんな哀しい 夜祭りが
世界のどこに あるだろう
足音を 忍ばせて
闇にしみ入る 夜泣き歌
君に見せたい 風の盆

哀しい人は みんな来い
八尾の町に 泣きに来い
夜流しを 追いかけて
下駄の鼻緒も 切れるだろぅ
夢かうつつか 風の盆