Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

ランチいろいろ~叶家・旬楽さわ田2月膳・ココス・万さく

2018-02-28 | 食物

 外出すると外でランチをとることになる。1月に何度か大雪に見舞われた後、2月は除雪に明け暮れた。が、その合間に用事で外出すると、一人で、二人で、あるいは四、五人でランチをするのは息抜きになり楽しいものだ。

 2/16(金)、SAさんとイオンでランチ。蕎麦の「叶家」に入る。時間が早くあまりお腹が空いていないといいつつ、お蕎麦とお餅のランチ。👇は、温かいお雑煮につけて食べるざるそば。

 2/17(土)、午前中は野村児童センターで「多文化子ども勉強室」のボランティア。3人の子ども達が勉強に来ていた。終わった後はチェス。ルールが飲み込めず観戦する。👇は、プレールームに飾られた雛飾り。

 この日は、大門「さわ田」でランチの予定。いつもの4名のメンバーで。👇は、「2月の旬楽膳」。 

 👇は、厚揚げと筍、海老、青菜の煮もの。

 👇 サラダ。

 👇 赤味噌のお味噌汁。

 相変わらず美味しい。説明のない料理は後で追加します。

 2/19(月)、お茶のお稽古の後、先生も交え5人でココスへ。2回ほど休まれたゲタ姫さんが久しぶりに元気な姿を見せられて嬉しい。お抹茶やらお菓子をたくさんいただいた後だから、皆さんスパゲッティを注文。👇は、スープスパゲッティ。

 翌20日(火)は雪のため1週間延ばした真生会病院へ。ここの食堂は昨年のいつ頃からか、ランチタイムが短くなった。診察を受けた後高岡へ戻り「万さく」へ入る。写真を撮らなかったが、帆立カキうどんセットを注文。最近は小食になったか、麵類を食べたくなる。


テアトルエコーの「もやしの唄」の制作の「白川浩司さんを囲む会」

2018-02-27 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 2/21(水)に「ウイングウイング高岡」にて、高岡演劇鑑賞会の4月例会「もやしの唄」の制作・「白川浩司さんを囲む会」が開かれました。
 👇 は、白川浩司さんです。  
 「テアトルエコー」のお芝居は、今まで高岡で6回上演されているそうですが、今回は11年ぶりだそうです。
 まず、「テアトルエコー」はどんな劇団か? 喜劇だけを演ずる劇団、1950年にかの有名なラジオドラマ「君の名は」で後宮春樹を演じた声優の北沢彪さんが始められた朗読勉強会「やまびこの会」がベースだそうです。一度解散後、「ゲゲゲの鬼太郎」の歌を歌った熊倉一雄さんが再開された。井上ひさしさんも団員で脚本を書いておられた。

 この「もやしの唄」の脚本・演出の小川未玲さんのお父さんは井上ひさしさんはの親友だそうです。未玲さんの実家は元味噌屋さんだったが戦後もやし屋さんになったそうです。もやしと言うのは樽の中に豆を入れ、水をたっぷり与えて作る。一日4回6時間ごとに水をやる。

  これを舞台の上でやるわけで、「仕込み」(舞台づくり)になんと7時間かかる大掛かりな装置のようです。舞台上に井戸を作り、水を出すようにするんだとか。驚きますよね。そして、芽が出るときに「プチッ プチッ」と音がする(聞こえるかどうか?)そうですよ。

  昭和30年代がよみがえる優しく真面目に生きていたもやし屋さんの物語です。「経済成長」の波に乗ることが幸福だと言う”神話”が流布される時代への、小声の異議申し立てが、ピリリと効いたカラシになっているそうで、その時代を生きた私たちにはとても興味が湧きます。
 👇は、会場の写真やポスター。

 

  2011年3月11日、いわき演劇鑑賞会で予定されていた演劇ができなくなり、当然延期、1年後に劇団青年座の「赤シャツ」が上演されました。青年座の皆さんは首都圏と東北ブロックを2カ月間何度も往復すると言う過密スケジュールの中で、東北地区の公演を続けました。そして、八戸公演での千穐楽の日、👇のような赤シャツの形の紙を観客に配り、カーテンコールで力いっぱい振ってもらったと言う感動の一場面を話されました。

  会が終わった後、階下の喫茶 ’BON’でお茶をして、帰る時、マンテンホテルの玄関前に、スノーブラシと長靴のレンタル品が置いてありました。

  泊まり客のためのレンタル品だったのでしょう。皆さん、大助かりだったでしょうね。


「真生会病院」眼科の定期検診

2018-02-24 | 日記・つぶやき
 
映画「サバイバルファミリー」
 先週はなぜか暇な日が多く、こんな時は映画かな?と姫さんに電話をした。最近、テレビの「相棒」をよく見ていて、相棒の反町隆史も気に入っている。今、二人が盛んに宣伝している劇場版の新作......
 

   👆は、昨年の私のブログです。このファミリーの娘と息子が葵わかなさんと泉澤祐希君です。今の朝ドラ「わろてんか」のヒロインおてんさんと、前回の朝ドラ「ひよっこ」のヒロインみね子の同級生の三男くんですね。偶然でしょうが不思議です。

 昨年、この映画をようこ姫さんと見たのは2/20(月)でした。今年は、「真生会病院」の眼科検診の日となりました。実は、1週間前の13日(火)は大雪の日、運転が恐くて予約してあったのに延期してもらったのです。診察室に入ると、先生が「春めいて来ましたね」と仰いました。私の方から「先週は雪のため来られなくて…」とご挨拶するべきでした。
  白内障の手術をしてから何年目になるだろう? 定期検診も半年に一度になり特に異常はないようで有難いことです。が、次回は念のため緑内障の検診のため視野検査をするそうです。
 とは言うものの、眼鏡の使用にはなかなか慣れません。特に今年は寒いので室内でもマフラーをすることが多く、眼鏡の紐と絡まって眼鏡を落としウッカリ踏んでしまいました。私の眼鏡は特殊なプリズム眼鏡。

 👇 左上が欠けてしまったのです。

 視力はそう変わらないので、前の処方箋で左のレンズを取り替えてもらってもOKとのこと。このままでもいいかなぁ。

 ちょうどこの日、「城端時報」が郵送されて来ました。トップの”城端だより”は、こんな文章で始まっていました。

 「 十戒の海割るごとき 
          除雪かな
 北日本新聞の『とやま文学散歩』に、安居雅寿さんの俳句が紹介されている。左右に積まれた雪の連なりをモーゼの出エジプトの海が割れるのに見立てたのはおもしろい。 久しぶりの大雪となり、毎日除雪で大変だ。

 出張の帰り、新高岡からタクシーを利用した。駅前広場の除雪はたよりなく道路も投げやりだ。砺波を過ぎ南砺市に入ると道はすっきり道幅いっぱいに除雪されている。除雪者の技能の高さに加え市と業者との連携がいいのであろう。(つづく) 」

 我が家の玄関から道路までのアプローチをミニ「雪の大谷」と書いたのは私だが、さすが俳句をたしなまれる人は表現が違いますね。スケールが大きい。映画「十戒」の海が割れる場面を思い出します。そして自治体による除雪対策の違い…、財政問題もからむのでしょうか?

 


「鮎の庄」と「川金」

2018-02-23 | 食物

 昨年だったか、分家の50回忌法事の後の直会が庄川町「川金」で行われ美味しい稚鮎をいただきお風呂にも入って来た。その後、お茶の仲間と一緒に「鮎の庄」で食事、「川金」で温泉に入って来た。
 今年も、「鮎+温泉」のプランが急浮上し、「川金」の親類のOさん、Oさんの昔の同僚である福野のKAさんも加わり、いつもと違う雰囲気の会となった。

 2/14(水)、大雪のあいまの晴天。空が抜けるように青い。3台の車で庄川へ。
 👇 「鮎の庄」の正面。(トップ写真は広い駐車スペース)

  👇 隣の「川金」の建物。    

  注文したのは鮎ご膳を3名、洋風ランチを2名。👇は、「鮎ご膳」の小鉢・ウルカの豆腐と   

 鮎の粕漬。

  写真はないが、鯉のあらいと南蛮漬け。 👇は、鮎の塩焼き。

 

 👇 デザート。

  ランチを2000円以上いただくと、お隣の「川金」の温泉が無料となります。👇は、すべて「川金」さんロビーのお雛様。

 ここの温泉はぽかぽかとよく温まるいい温泉です。

   旬彩いろり茶屋 鮎の庄・人肌 川金:

   
富山県砺波市上中野70   0763-82-0257  


コーラス「いちご」 & 我が家の前の雪の山

2018-02-22 | 日記・つぶやき
 
古城公園・梅園
 昨年、県自游塾「利休史」講座を受講したが、講師の先生から「大炉の茶事」の案内と内山邸の「梅園茶会」の案内が届いた。「大炉の茶事」は、日が合わなくて無理だが「梅園茶会」は、20日な......
 

   👆は、昨年の私のブログです。もう高岡古城公園や富山内山邸の梅園の写真がアップされています。今年はどうなのでしょうか?

 さて、リタイア後約10年間続けていた混声合唱団を辞めてから2,3年経ちます。その後は能楽に絞り、太鼓とお謡のお稽古に専念していますが、だんだん声が出にくくなってきました。そこで、近所の友人(マイ美容師さん)に誘われて昨秋2度ほど見学に行った女声合唱団「いちご」に、正式に入ることにしました。月2回、日曜日の午前1時間半ほど、行ける日だけ行けばいい、練習は「ふれあい福祉センター」…、私にとっては好都合のことばかりです。

 2/18(日)、家の前の雪の山を横目にして「ふれあいセンター」へ出かけました。以前一緒だった合唱仲間もアルトにおられ、嬉しくなります。30分間も発声練習をした後、歌ったのは「うれしい雛祭り」(サトーハチローさんの詩はいいですね~)、「瀬戸の花嫁」、「人生いろいろ」の3曲です。アルトのメロディが以前歌ったのと異なり、難しくもあり楽しくもありです。
 音程のとりにくい所は練習した後、各パート2列ずつ歌ったりするのでなかなか厳しいです。この合唱団のスゴイ所は、私語がなく、先生の指示がよく通ることです。先生が明るく、評価が適格だからかも。感心しながら、一緒に楽しんで来ました。

 翌日19日(月)、お茶のお稽古に行き皆でココスでランチ、買い物をした後いつもの接骨院へ行きました。最後に図書館へ寄るつもりが、返本する本を忘れて来ていて一旦家に戻りました。車の前のドアを開けたまま家に入ったのです。私の悪い癖で、後部座席から何かを取り出すときも前のドアをよく開け放したままなのです。
 家に入り、何か気づいた用事をしていたらしい。出かけようとしてドアが開いたままだと気づきました。「アレ?」くらいに思い、図書館へ。返本を済ませ、家に戻り除雪を始めました。家の前にまだ大量の雪の山があります。雪山を抱えているのは、我が家と隣の空き家くらい。皆さん小まめに除雪に励まれスッキリしています。26日のお寺のお参りの日を目標に少しずつ崩しているのですが…。そこへ一台の車が近寄り止まりました。義妹かな?と思ったらSAさん。先ほど前を通り、開けっ放しの車のドアにビックリ、ケータイやら家の電話やら何度も入れたそう(玄関は開いていたはずだが?)。出ないのでなお心配して、もう一度見に来たのだそうです。
 事情を話し、反省。彼女は私よりずっと元気なので、「除雪手伝ってあげるわ~」と山をかなり崩してくださいました。……今日22日(木)あたりはずいぶんと減りましたよ。26日(月)にはスッキリしているでしょう。


一本の無署名記事から~映画「嘘を愛する女」

2018-02-20 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 ~~「夫はだれだった」。一風変わった見出しの記事が27年前、本紙の朝刊(東京本社版)に載った。その年に病死した自称医師の山森将智家(まさちか)なる男性が、実は正体不明の人物で、5年間連れ添った女性が途方に暮れているという内容だった。
 作家辻仁成(ひとなり)さん(58)は記事に触発され、「存在証明」という随想を著す。山森氏が偽の身分証のほか、原稿用紙700枚に及ぶ未完の小説を残したことに着目し、「自分の存在を100%創作したのか」と推理した。
 この随想を高校時代に読んだのが映画監督の中江和仁さん(36)。大学に進み、記事をネットで探すが見つからない。ようやく国会図書館で発見する。奇談をいつか映画にしようと構想を温めた。自ら脚本を書き直すこと100回以上。10年をかけた企画が応募474作品という映画コンペを制する。中江さん自身が監督して映画「嘘を愛する女」に結実した。なぞの研究医役を高橋一生さんが、彼の正体がわからずに苦悩する恋人役を長澤まさみさんが演じた。
 「僕の書いた記事がもとになったのでは」。映画館でそう直感したのは本紙の石橋英昭記者(53)。いまは東北の被災地を取材する編集委員だ。「奇妙すぎて忘れがたい一件。あの記事から映画が生まれるとは。記者冥利に尽きます」
 一本の無署名記事が、随想を生み、脚本を生み、映画を生んだ。作品に映る瀬戸内の詩的な風景をたどりながら、四半世紀以上も前の記事がもたらした奇跡のような触発の連鎖をかみしめた。~~

 👆 は、今年2/2(金)の朝日新聞コラム欄「天声人語」の全文である。映画については早くからネットで取り上げられ、かつての朝日新聞の記事のコピーもアップされていた。むか~しの話かと思っていたら、「天声人語」に取り上げられ、朝日の記者さんはまだ現役の方なのだ。これには驚いた。ぜひ見たいと思い、友人と一緒に行く予定があの大雪と重なり延期。2/18(日)にようやく見て来た。 

 あらすじ:  

 川原由加利(長澤まさみ)は、飲料メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン。東日本大震災の日、駅の雑踏の中で過呼吸(?)になり蹲ってしまう。立ち止まって声をかけ介抱してくれたのが小出桔平(高橋一生)。彼は由加利のハイヒールの代わりに自分のスニーカーを履かせ、自分は靴下のままその場を去る。その後偶然再会した二人は一緒に暮らすようになる。

 研究医で面倒見の良い恋人桔平と同棲5年目を迎えていた由加利は、ある日彼を母親に紹介しようとするが約束の場所に彼は来ない。イライラしながら彼の帰りを待つ由加利に、「桔平がくも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された」と病院から連絡が入る。そして、なんと彼の所持していた運転免許証、医師免許証はすべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明した。騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)を頼ることにした。

 やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかり、そこには誰かの故郷を思わせるいくつかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれていたのだった。それが瀬戸内海のどこかであり、蝋燭の灯のような灯台の下の窪みに子供の頃の宝物が隠されていると知った由加利は、桔平の秘密を追う事に...。桔平はなぜ全てを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか? そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に、辿り着くことができるのか―。

 この後は瀬戸内の町や村を手掛かりを求めて探し回る由加利と海原のロードムービーのようにになる。いくつもの灯台を訪ね、漁協や飲み屋で写真を見せ、よく似た人に失望し…。彼の過去に触れ喜んだり、諦めたり、憎しみ怒りを感じたり、旅の間由加利の葛藤が続く。海原と争う場面も。
 海原は「真実は暴かない方がいいこともある…」と自分の体験を語る。が、ついに、海原の助手のキム(ダイゴ)の助けで、桔平の本名がわかり住んでいた家を尋ね当てる。家の中に入り、彼の過去の生活を知ることになる。それは、彼が自分の戸籍も抹殺したいと願うほど悲しい一家の物語だった。が、由加利との5年間の中で、彼が再度人生をやり直そうと願い始めていたところだったのではないか、とも伺われる。   
 かなりネタバレになったが、まだ見ておられない方のために最後だけは伏せておこう。女性の社会進出や育児ノイローゼの問題が絡んではくるが、例えば「怒り」のような激しい場面や何らかの社会問題(彼の過去にそれを予想していたかも)とは関係なく、むしろ優しく美しく話は進む。松たか子の歌う主題歌「つなぐもの」と瀬戸内海の風景がきれいだ。彼の過去を追いながら由加利が求めていたのは、’心のつながり’ だったのかもしれない…。

 高橋一生の場面は少なく、セリフも数えるほどしかない。少ないセリフと表情、雰囲気だけで小池桔平と言う人物を作り上げるスゴイ役者だな~と改めて思った。


つれづれな日々 55~高岡能楽会・謡曲大会&総会’18/雪の日のお茶/とんかつ柿ェ門

2018-02-17 | 日記・つぶやき
 
高岡能楽会~会員謡曲大会&総会
 2/13(月)、偶然にも東京の友人二人から雪見舞いの電話があった。テレビの報道を見てのことだろう。今、昼過ぎは青空も顔を出し、キッチンから見える窓の狭い空に白い雲まで漂っている。......
 

 大雪も峠を越したか青空の見える日が増えてきました。
 さて、日々の生活の中でのちょっと気にかかる小さな出来事。そんな記事を”つれづれな日々”として書いています。今日は55回目です

 ≪高岡能楽会・謡曲大会&総会≫
 
👆は、昨年の私のブログ。今年も2/11(日)に高岡能楽会の総会が開かれ、今年度の行事がスタートした。私は、素謡「養老」のシテのお役を務めることになっており、前日は先生宅での申し合わせにも参加した。早くから取り掛かっていたにも関わらず仕上がっておらず、いくつも注意されながらの追い込み練習だった。今年は連調連管もあり、「竹生島」を太鼓3名で打ちちょっと寂しかった。
 👇は、Ki新聞の記事から。山崎先生の舞囃子「嵐山」です。

  総会でも、総会後の直会の席でも、高岡市の緊縮財政が話題になった。高岡市が古くて利用者の少ない建築物を壊す方針を立てているからだ。その中に「能楽堂」の入っている「青年の家」が含まれているらしい。「青年の家」は一昨年、耐震工事をし、「能楽堂」の客席などリフォームしたばかりなのに。加賀宝生の流れを伝える能楽は、観世流と共に富山市、高岡市で守って行くべき大切な伝統芸能である。たしかに、今お稽古を続けている人は年配者が多い。が、小学校での体験講座、能楽堂でのワークショップなど、少しでも多くの人に親しんでもらうように普及に努めている。
 文化を守り、育てると言うことは、一口に人数のデータの増減だけで済ませられるものではないだろう。利用者や会員を増やす努力はしなくてはならないが、場所を失くす、補助を絶つ、と言う方針がもし本当ならば、能楽に携わる者としては悲しい思いだ。 

 ≪雪の日のお茶≫
 
2/12(月)、茶々姫先生のお茶教室の日だった。土曜組は人数が多いので、雪のため駐車場が確保できず2月もお休み、月曜組は、先生がガレージ前を除雪してくださるのでお稽古を続けている。私も前日の能楽会の後で、少し疲れていたが遅れて参加した。

 👇 先生宅の中庭。今冬は、雪吊りをしなかったそうで枝がしなっている。
でも、時々日が差し晴れ間も見える日だった。

 👇 啓翁桜とオリエンタルリリー。

   👇 犬の香合と犬の主菓子。 

 

 ≪とんかつ柿ェ門≫
 
2/8(木)、「女の一生」の観劇の後、SAさん、YAさんと一緒に夕食を食べた。久しぶりに「とんかつ柿右ェ門」で。このお店は、最初に白ゴマの入った小さなすり鉢とすりこぎが出される。これを自分で擂ってからソースを入れる。甘口か辛口かは好み次第。

 

 👇 ヒレカツの小(3個)。ふつうだと5個ついている。キャベツとご飯はお替わり自由。

 カツが柔らかく美味しい。Yaさんは茶碗蒸しにデザートのつくレディース膳をペロッと食べられた。健康な証拠だね。


ハルビンよ さようなら

2018-02-15 | 旅行

  息子が中国黒竜江省へ旅行し、ハルビン市の「氷祭り」、牡丹江市長汀鎮の「雪郷」、「鏡泊湖」を訪ねたことを、彼がラインで送ってくれた写真をアップしながら3回にわたり紹介しました。今日は最終日です。

 👇は、ハルビン駅のプラットホーム。牡丹江駅から電車に乗ったのでしょう。

  👇とトップの写真はハルビン駅。

  👇は、ハルビン駅周辺。私が、伊藤博文が安重根に暗殺されたのがハルビン駅だったなどと言ったので、駅舎の写真を撮ってくれたのかもしれない。私は勝手に小さな駅を想像していたが、さすが、黒竜江省の省都の駅、立派な駅舎だ。ハルビン市の人口は1064万もあるそうだ。

  👇 ハルビンの上空から。

 牡丹江市でも、市内の公園に旧日本軍に抵抗して川に身を投げた少女たちの像が建っているとグーグルに出ていたので、息子に尋ねたら、「今回は歴史や政治、戦争に係わる場所は意識的に避けた」と言う。私が、ヨーロッパや東南アジアの国々を旅行した頃は、戦争の歴史は人類の歴史だから、当然見学し、説明を聞いたものだが…。中国が特別なのかもしれない。
 個人旅行のようだから、連れて行ってくださる人から細かく注意を受けたのだろう。グーグルがつながらないのには困ったそうだ。

 

 


牡丹江市~鏡泊湖と滝

2018-02-14 | 旅行

  息子が中国黒竜江省へ旅行し、ハルビン市の「氷祭り」、牡丹江市長汀鎮の「雪郷」の写真を送ってくれたことを2回にわたり書きました。今日は「鏡泊湖(チンポーコ)」を紹介します。

  鏡泊湖は、火山噴火口が塞ぎ止められてできた大きな天然湖で、夏の避暑地として別荘が建ち並んでいるそうです。冬は閑散としているが、大きな滝が凍りついている様が圧巻。

  👇 湖の水面。

  👇 近くの橋だろうか?

  👇 世界地質公園の滝。冬季は凍っている。ライトアップされ美しい。

 

 

 

 👇 寧安の街の三輪タクシー。小回りが利き便利なのかよく見かけたそうだ。

  👇 牡丹江駅。

  👇 駅周辺。

  中国語の達者な方に連れて行ってもらったようだが、英語は大きなホテル以外は全く通用しなかったそうだ。後、もう一度ハルビン駅などの写真をアップします。


牡丹江市”雪郷~雪のふるさと”

2018-02-13 | 旅行

  息子が中国黒竜江省、ハルビン市の「氷祭り」を観に旅行し、写真を送ってくれたことを前回紹介した。続けて、牡丹江市長汀鎮の「雪郷」を紹介します。牡丹江市は黒竜江省の3番めに大きい都市です。

 ここはハルビン市からバスで7時間ほどの山の中のようです。降雪期間が5ヶ月にも及び積雪量は3.8mだそうです(ネットより)。息子の説明によると:

 「雪のふるさと」と呼ばれる観光リゾート地。ハルビンから車で2,3時間。宿場、食べ物店、小さなスキー場まである一大リゾート開発地、日本で言えば星野リゾートみたいなもんか。家族連れも多く、子どもの遊び場も多い。が、最近中国本土では’ぼったくり’では?と評判がよくない(?)そうだ。

  👇 雪に覆われた屋根から煙突が立っているのが見える。

  👇 軒には提灯とトウモロコシ。

 

  👇 屋台には果物が並べられ、下に立てかけてあるのは「そり」だろうか。大きな壺は火鉢かストーブか?

 

  👇 犬橇だろう。


ハルビンの氷まつり

2018-02-10 | 旅行

 日本国中を見舞った1月来の大雪、北陸も東京も区別なく連日の大雪の話題が息子と私のラインを行き来した。そのうちに、今度の連休の前後に休暇をとり中国へ行く、と言う。「中国のどこ?」と聞くとハルピンの雪祭り(実際には氷祭りらしい)を見にだそうだ。休暇をとって友人と…など、未だかつてなかったこと。徹底した会社人間だったのに…。ハルピン…聞いたことがある地名。きっと中国の東北地区、満州の都市だ。調べると黒竜江省の省都で大都市だ。黒竜江と言えば、別名「アムール川」。そんな名の合唱曲があったな~。などと思い巡らす。

 そしてもう一つ、伊藤博文が安重根に暗殺されたのがハルピン駅だった、と言う歴史も思い出された。山〇さんは以前ハルピンを訪ねたことがあり、731部隊の建物が遺っていて見学したそうだ。

 さて、息子からは旅の1日目の写真が数枚、ラインで送られて来た。説明が一切ないので、写真だけアップします。いずれ説明を追加します。

 👇 市場で。豆類の計り売りと豚足。  

   

 👇 凝ったデザインのケーキ。

  

  👇  アーケードの飾りつけ。 2月14日から旧正月なので街はとても賑やかとのこと。      

 👇からは、氷祭りの様子。観光イベントとして有名。この時期ハルピンは氷点下20度。イベント名は「氷雪大世界」とのこと。      

    

   

  

 私自身は、札幌の雪まつりも見たことがないので、ただ想像するだけ。寒いのだろうな~と。


大雪第3弾~56豪雪以来?

2018-02-07 | 高岡

 昨日「2月のお茶教室」を紹介したが、お稽古の後演劇事務所に寄り次例会の申し込み、「ムサシ」でアルミ製のスコップを購入し、文苑堂で文具のお買い物、トワイスで一人ランチ、最後に1週間ぶりに接骨院に寄った。家に入る前ににポーチの周りだけ除雪。  

 そして迎えた6日である。実は今週は ”楽しいことがいっぱいの週” だったのだ。月曜はお茶、火曜は「あかね」の新年会、水曜は映画、木曜は演劇…と、4日間連続でお楽しみが詰まっていた。ああ、それなのに…。  
 新年会は「ヴェントゥーノ・アッラ・タイキ」(以前のオステリア・タイキ)で、前はランチがなかった。かなり前に、農業センターの「農産加工教室」で’プロに学ぶイタリア料理’と言う講座があり、ようこ姫さんに誘われて参加した。姫さんによるとその時習った「ニョッキ」がとても美味しく、今でもそのレシピを冷蔵庫に貼ってときどき作るそうだ。その店で新年会と言うのでとても楽しみにしていたのだが…。  

 2/6(火)朝、まず金沢にお住いのKaさんから「雪がひどくて行けそうにない」とグループラインにメッセージが入り(あかねは会員11名のうち9名がラインをするので連絡がとても速く回る)、それぞれの雪の状況がメールで飛び交い、結局延期となった。
 新聞はまだ来ていない。私がまだ除雪をしていないので玄関前は新雪まま。その新雪をかき分けて、Oさんが訪ねてくださった。新年会で預かることになっていた本「銀河鉄道の父」をわざわざ届けに。6,70cm積もっているので雪だらけになって…。申し訳ない。本当に元気な方だ、そして優しい方。
 雪の晴れ間を見て私も除雪に出た。思っていた以上の積雪。ちょっと考えが甘かったな~。皆さん、除雪し終わった後なので我が家の雪を捨てる場所がない。晴れ間だから融雪の水は止まっている。結局、左右に積み上げるしかないのだ。これは私には堪える。息が切れて長続きしない。それでもポーチから道路までは細い通路を作った。前の日に買ったアルミのスコップが役に立った。

 👇は、KI新聞の写真から。その日の伏木地区の除雪風景。  
 朝、金沢に住む同級生のKAさんから雪見舞いの電話。彼は病身なので除雪を便利屋さんに頼んだ(シルバー人材センターでは断られたとか)そうだ。時給5,000円、出張料が一人3,000円だった。プラス税である。彼の家は広い通りに面し、近くにバス停もあるらしく、たぶん間口が長いのだろう。雪を捨てに行ったりもするのか? ともかく二人で2時間、28,000円近くかかった、と驚いておられた。

 私と言えば、車がまだ出せないので午後もう一度除雪に出た。が、融雪の水が出ないから道路へ雪は出せない。我が家の向かいに駐車場が2つあり、そこの雪がもう水の出口に出されていてそれ以上は出せない。道路脇に積むには私の体力では到底無理。映画も中止にしたし7日まで延ばそう、と一旦家に入る。

 👇も、KI新聞の写真から。高岡市内の除雪風景。青空駐車場ではこうなる。車を掘り出さねばならない。 

 2/7(水)、KI新聞の記事によると高岡の積雪(2/6日夜)は96cmだそうだ。午前、前夜降った分だけ除雪、午後「どうしても車の前を空けなくちゃ」と外へ出たらちょうど向かいのご主人も出ておられ、ママさんダンプで保育園側の融雪道路へ何度か運んでくださった。あっという間に車が出せるように。なんと有難いこと!感謝、感謝です。

 さっそく買い物に出かけ、ついでに町の中を回って来た。今夜もあまり降らないといいな~。


2月のお茶教室

2018-02-05 | 茶道

 👇は、昨年の私のブログです。屋根に雪はありませんね。今年の立春(2/4・日曜)も雪は小休止、茶々姫先生は私たちが車を止められるように家の前や車庫前の積雪をどかして、お茶教室を始めてくださいました。

 
立春の日に
 2/4(土)、野村児童センターの「多文化子ども勉強室」の日。朝、広小路のA君の家に寄る。A君は5年生。冬休みの間にまた身長が伸びたようだ。この日は4年生のF君と2人。算数と漢字練......
 

 2/5(月)、ゲタ姫さんは欠席、なはさん、HIさん、私の3人がお稽古をしました。
 👇は、玄関の黄色の水仙。球根付きです。 

 👇 居間には、お雛様。

 👇 床の間のお軸も立雛の色紙軸です。 お花は啓翁桜と水仙。

 

 👇 香合入れと雛菓子。

    

 👇 👇は節分の鬼。これは主菓子ではありません。主菓子は「下萌え」(春の季語で、人目につかず芽生えることだそう。写真を撮り忘れたのでイメージしてください。)

 👇 お棗は「手毬」。

 👇 お雛様のお茶碗。お雛様づくしでした。

 👇は、HIさんのお土産、中田常国、「松原清松堂」のいちご大福。苺は「さがほのか」を使っておられるそうです。大きな苺でそれはそれは美味しかったです。


本「おら おらで ひとり いぐも」

2018-02-04 | 

  先月の音訳ボランティア「あかね」の活動日に、Oさんが芥川賞受賞作の「おらおらでひとりいぐも」を読み、まだ図書館に返本しないで持っていると仰った。私も、図書館に予約はしたのだが大勢の人がついていて”いつになるやら?” 状態だった。翌日ダビングをする日に「持って来ようか?」と仰ったので即お願いした。👇はその本。背表紙に「高岡中央図書館」のラベルが貼ってある。

 「おら おらで ひとりいぐも」と言う言葉は、宮沢賢治の「永訣の朝」の中の妹の言葉だそうだ。「私は私で一人で逝きます」と言う意味。
 この本では… 74歳、一人暮らし、名前もカワイイ桃子さんが、「おらの今は怖いものなし、おらはおらで一人で生きて行こう(死んで行こう)」と居直っている(?)ように私には思えた。そんな大げさなものではないとしても、自分の人生を振り返り悔やんでみたり、肯定もしたり、同年代の私にはそんな風に読み取れた。

 ただ、迫力もありユーモラスでもある東北弁(岩手弁)はかなり読みづらかった。桃子さんの思考に従って、現実の話かと思えば、想い出や妄想の世界に飛んでいて、慣れるまでは頭がくちゃくちゃになってついて行けない(最近はわかりやすい文しか読んでいない)。
 結婚式の直前に家を飛び出し東京へ出て来たのが24歳、それからの50年間の半生だ。美男子の夫周蔵と結婚、娘と息子をもうける。55歳で夫と死別、子どもたちは自立し、今は桃子さんが古い家に一人で、と言うかネズミと一緒に暮らしている。娘がときどき電話をかけ、食べ物を買って孫と一緒に来てくれる。桃子さんが周蔵の墓まで遠い道のりを足を引きずりながら歩いて行く場面に鬼気迫るものを感じた。

 「自分が自立できず支えることで、自分が身をもたれかけ自分を支えていた。人のために生きるのはやっぱり苦しい。」と、桃子さんは一人になって初めて自立できた喜びを語っているように私には思えた。私の場合、50歳で夫と死別、それまで描いていた将来は見事に目前で崩れた。ただ、幸いにも仕事に向かうことで新しい生き方を自然に模索していたのだと思う。読む人の立場により、共感する場面は異なるだろう。今日のお茶のお稽古では、皆さんまだ読んでおられなかったのでいつか聞いてみたい。 

 著者:若竹千佐子  出版社:河出書房新社


軒端の雀

2018-02-02 | 自然・海山草花

  テレビでは西日本や東京の雪パニックを伝えています。2/2(金)、高岡は晴れ、このまま立春~春、へと移って行くと嬉しいのですが、そう簡単には行かないようですね。
 でも夜明けがだいぶ早くなりました。と同時に目が覚めるのも少し早くなりました。今年の冬は、特に寒かったからか、私が年をとったからか、朝とても起きにくかったです(今もそうですが)。これは私の体調にもよりますが、環境が変わったせいか、と思っています。
 と言うのは、今までは冬でも聞こえていた小鳥の囀りが全く聞こえないのです。昨春は鶯の声まで聞こえたのに…。鶯はまだ早いとしても、ちっちっと言う声もしません。さらに、隣の保育園から「おはようございます」と言うかわいい登園の声が聞こえていたのにそれも全く聞こえません。シ~ンと静寂に包まれているのでいつまでも夜中だと私の脳が認識するのだとわかりました。
 清水町には何軒か森に囲まれたような大きな家があったのが、それぞれ木を切ったり改築されたりしたからでしょう。 

 さて昨日、音訳ボランティア「あかね」のOさんから、ラインを通じて「雀の写真」が送られてきました。ようこ姫さん宅の庭へも、毎年雀が来るそうで以前ブログで写真を見せてもらいました。
 ボランティの後のランチの時に、残ったご飯を持ち帰り乾かして雀にやる、と仰っていたのですがその雀たちの写真です。雀の学校か、それとも大家族か、ズラッと並んで行儀のいいこと。いたずらっ子か、はみ出しっ子は雪の上で遊んでいます。 

  👇 ぷくぷくふくれて栄養満点のようですね。

  👇 ホームセンターで買った脚立をお家? シェルター? 休憩所?代わりにしているとは、アイディア豊富なOさんです。