Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

「福宝会」謡曲大会 と 太鼓

2019-10-31 | 能楽

 7月頃だったか? 「福宝会」の福島先生から、笛と太鼓と謡で一曲演奏したいがどうですか?と電話があった。前にも2回ほど出たことがあるのだが、もう年だし、着物を着て太鼓を持って移動するのもつらいし、事前に何度か申し合わせに出向かなければならないし…などと考えると億劫にもなる。上田先生に相談し、先輩のMAさんに励まされ、何度か申し合わせに出向き、お引き受けした。

 私が長野での同級会に出席したり、公民館のお稽古が休みで2週間空いたり、本番が近づくにつれて不安がつのり、祝日の午後に先生宅へ出向きお稽古をつけてもらったりした。

 当日は雨模様、富山マラソンの日だった。自分の舞台が終わった後、見所で他の方の舞台を見たり聞いたりできてとても勉強になった。

 👇は、素謡「源氏供養」。

  👇は、仕舞「田村」。

  👇は、独鼓「吉野静」。

  私自身は、NAさんの笛と「福宝会」の方の謡で「船弁慶」。笛との囃子の最後の部分でミスをしたがどうやら合わせられ、ホッとした。

 翌日、上田先生に太鼓をお返しし、結果を報告。2ヶ月間ストレスになっていた「船弁慶」、少しは自信がついたかな~?
 👇は、先生宅でいただいた「面白い恋人」。なんと大阪新名物だとか。

  👇 帰りに立ち寄った「GU」。下着でもと思ったが、我々の年齢の者に合うのはなく、息子の物と思えばどれがいいのか見当もつかず、結局買ったのは私用にタイツと薄手のセーター。私には「赤のれん」が向いている。


謡蹟巡り~「安宅」、「実盛」を偲んで④~余談いろいろ

2019-10-30 | 能楽

   私が所属するお謡の会「蒼山会」(山崎健先生主宰)では、毎秋かならず謡蹟巡りの旅に出ます。日帰りと一泊旅行が一年おきです。よほどのことがない限り毎年参加しています。 今年は日帰りの年、いつも能楽を聴きに来てくださる友人を3人お誘いし、一緒に行ってきました。

 10/20(日)、朝8時に大門を出発し、最初の目的地が小松市「安宅関」。能「安宅」の舞台です。次に「多太(ただ)神社」へ。創建は約1500年前、武烈天皇の時代(503年)、能「実盛」の主人公、斎藤別当実盛の兜が奉納されています。最後に、義仲が平氏と闘った篠原合戦場跡にある「実盛塚」、「首洗い池」を訪ねました。これまで3回にわたり旅の様子をリポートしましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。最後に余談をいくつか…。

 まず、集合写真です。多太神社の本殿前です。

  👇は、芭蕉の「奥の細道紀行」330年記念として小松市が発行した絵葉書です。芭蕉は、7月25日多太神社を訪れ、実盛の甲冑を拝観。その2日後に山中温泉に向かう途中、多太神社を再訪しこの句を奉納したそうです。 芭蕉は義仲が好きだったようで、滋賀県大津市(粟津ヶ原の戦の場所)にある「義仲寺」にある義仲の墓の隣に自分の墓も建てたそうです。

  一緒に参加したSAさんは、バスの中で先生が実盛の話をされた途端に次のような川柳を作られました。前日美容院へ行ってきたのだそうです。

 
 ☆ 実盛に 習い髪染め 謡い旅

 また、実盛の甲があちこちに奉納されているのを見て、初参加のお笛のNAさんが「今日の ”主役はかぶと” だね!」と言われ、それを聞いてまた一句。

 ☆ 謡い旅 主役は甲 勧進帳

 
 さて、バスの中での山崎先生の解説はクイズ付きだったのですが、私の座席が前だったせいもあり、ちょっと呟いた答が正解だったりしてなんと3個の賞品いただきました。白いソックス、刺し子の布巾、熊のキーホルダーです。

 一問目:お能では”ワキ”は旅の僧が多いのですが、「巴」の”ワキ”は何というお坊さんでしょう?
     位の高いお坊さんで「〇〇上人」と言われる方ですよ。

 私:北陸だから、蓮如上人? でも時代が違うし…。遊行上人かな?   アタリ!

 二問目:能 観世流の今の宗家の名前は?

 私:清和さん。      アタリ!

 三問目:巴御前はどこで亡くなったでしょう? 富山県内ですよ。

 私:たしか、福光だったかな?       アタリ!

 

 でした。

 


謡蹟巡り~「安宅」、「実盛」を偲んで③~首洗い池・実盛塚

2019-10-29 | 能楽

  私が所属するお謡の会「蒼山会」(山崎健先生主宰)では、毎秋かならず謡蹟巡りの旅に出ます。日帰りと一泊旅行が一年おきです。よほどのことがない限り毎年参加しています。 今年は日帰りの年、いつも能楽を聴きに来てくださる友人を3人お誘いし、一緒に行ってきました。

 越中の国は万葉の時代に、大伴家持が高岡伏木にあった国府へ赴任しています。源平の時代には、木曽義仲が木曽から都へ上る時に、また、義経が奥州へ逃れる時に通過しており、戦国の世にはいくつかの戦いがありました。江戸時代には、芭蕉が「奥の細道」の旅の帰りに北陸道を歩いています。今年の謡蹟巡りは、お隣の石川県で能「安宅」と「実盛」にまつわる史跡を訪ねます。

 10/20(日)、朝8時に大門を出発し、最初の目的地が小松市「安宅関」。能「安宅」の舞台です。次に「多太(ただ)神社」へ。創建は約1500年前、武烈天皇の時代(503年)、能「実盛」の主人公、斎藤別当実盛の兜が奉納されています。最後に、義仲が平氏と闘った篠原合戦場跡にある「実盛塚」、「首洗い池」を訪ねました。

 👇 「実盛塚」。篠原合戦場の中央辺りに位置し、見事な老松が実盛の守った奥津譲の名残をとどめています。石垣の前に参拝用の蝋燭や線香立てが置かれていて、木々の間から「塚」が見えました。 

  👇は、「首洗い池」。篠原合戦場で総崩れになった平氏軍の中にあって実盛は、自らの老いを隠すため白髪を真っ黒に染めて戦いました。手塚太郎に討ち取られ、その首級を洗ったと言われる池。

 池のほとりには実盛の兜を前に、悲しむ木曽義仲と樋口次郎、手塚太郎の3人の像が建てられています。左の義仲は、両手で実盛の首を抱え、天を仰ぎ悲しんでいます。右の手塚太郎の像が撮れていません。

👇 ここにも、芭蕉の句碑が…。 

  2時半、かなり遅くなった昼食です。皆さん、お腹がペコペコ。待ちに待った昼食は、明治14年創業の老舗、すき焼きで有名な「犀与亭」です。玄関、お庭、お部屋も純和風、石川県の食通人は誰でも知っているとか。4人一テーブルでいただきました。 

  この日のお肉は、宮崎県産。その日により変わるようです。旅行記はもう一回、書きますのでお付き合いください。


十月最後のお茶教室

2019-10-28 | 茶道

 10/26(土)、土曜組にとって10月最後のお茶教室だった。行事が多く、2回しか来られなかった。

 👇は、10月の「中置」のお点前。風炉を少しでも客座の近くに置くため、水指を蓋置との中央に置く。11月から炉のお点前になる。

 👇 細長い水指。

 👇 この日の主菓子。

 さて、10/28(月)、月曜組のお茶教室の日だが用事があり、お稽古の終わった時間を見計らい、茶々姫先生宅に寄った。「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声や、「向きはこれでいいですか?」などとよっしーちゃんの声も聞こえる。覗くと、ちょうど炉を据え付けておられるところだ。立礼式なので枠を運び備え付けなければならない。それを全員で声を合わせ…。

  👇 炉縁をはめ込み出来上がり。

  👇 今まで使った釜は弱い電気を入れて乾かしてある。


謡蹟巡り~「安宅」、「実盛」を偲んで②~多太神社(謡曲奉納)

2019-10-27 | 能楽

 私が所属するお謡の会「蒼山会」(山崎健先生主宰)では、毎秋かならず謡蹟巡りの旅に出ます。日帰りと一泊旅行が一年おきです。よほどのことがない限り毎年参加しています。 今年は日帰りの年、いつも能楽を聴きに来てくださる友人を3人お誘いし、一緒に行ってきました。

 越中の国は万葉の時代に、大伴家持が高岡伏木にあった国府へ赴任しています。源平の時代には、木曽義仲が木曽から都へ上る時に、また、義経が奥州へ逃れる時に通過しており、戦国の世にはいくつかの戦いがありました。江戸時代には、芭蕉が「奥の細道」の旅の帰りに北陸道を歩いています。今年の謡蹟巡りは、お隣の石川県で能「安宅」と「実盛」にまつわる史跡を訪ねます。

 10/20(日)、朝8時に大門を出発し、最初の目的地が小松市「安宅関」。能「安宅」、歌舞伎では「勧進帳」の舞台です。次に向かったのが「多太(ただ)神社」。創建は約1500年前、武烈天皇の時代(503年)です。

 源平合戦の時(1183年)、木曽義仲将軍が斎藤別当実盛公の兜、鎧の大袖などを奉納した。実盛公は、かつて幼い義仲の命を救った恩人だが、俱利伽羅峠の合戦で大敗を喫した平家軍に加わっていた。そして、加賀の篠原の合戦で総崩れになった平家軍の中で、実盛は老いの身を侮られまいと白髪を真っ黒に染めて戦い討ち死にした。首級を洗わせた義仲は涙の対面の後、懇ろに弔いその甲冑を多太神社に納めた。

 👇 「宝物館」に収められた兜(重文)は撮影禁止なので、ネットから。

 👇 「宝物館」には、誰かの寄贈の兜も展示されている。

 👇 境内には、誰かが奉納した兜も…。

  👇 芭蕉の句 「むざんやな 甲の下の きりぎりす」

  👇 髪を染めている実盛公。

 多太神社本殿で謡曲などを奉納。 最初に、素謡「橋弁慶」。

 👇 次に、仕舞「安宅」。

 👇 素謡「吉野静」。

  次に、独吟で「勧進帳」。 👇は、仕舞「実盛」。

  最後に、素謡「巴」である。演目と謡と舞を奉納した人の名前をかいた額を奉納した。

 👇は、かつての奉納額。私たちのも掲げてくださるだろう。

  


青森の紅葉

2019-10-26 | 自然・海山草花

 台風21号に伴う大雨のため、またまた千葉で氾濫・土砂崩れと聞き友人や息子にラインをした。すると、「昨夜遅く青森から帰って来た。千葉がエライことになっているとネット上で大騒ぎになっていたけれど、とりあえずウチの方は大丈夫みたい」と返信が来た。
 土曜日でもあり、出張帰りでもあり、出勤はしないらしく、しばらくラインで会話が続いた。彼が小学生の頃、夏休みに家族で出かけた「東北三大祭り」の旅が思い出されらしい。

 今回は、青森市内のホテルが満員で黒石に宿をとったそうだ。そしたら紅葉真っ盛りで、紅葉観光で青森市内のホテルが全滅だったとわかったとか。写真が何枚か添付されていたので、紹介します。

 👇 黒石で。 

 👇 八甲田で。黒部、立山とはまた趣が違いますね。 


謡蹟巡り~「安宅」、「実盛」を偲んで①~安宅公園

2019-10-24 | 能楽

 私が所属するお謡の会「蒼山会」(山崎健先生主宰)では、毎秋かならず謡蹟巡りの旅に出ます。日帰りと一泊旅行が一年おきです。よほどのことがない限り私は欠かしたことはありません。今年は日帰りの年、いつも能楽を聴きに来てくださる友人を3人お誘いしたら快く参加してくださいました。越中の国、富山県は、万葉の時代に大伴家持が高岡伏木にあった国府へ赴任しています。源平の時代には、木曽義仲が木曽から都へ上る時、義経が奥州へ逃れる時に通過しており、戦国の世にはいくつかの戦いがありました。江戸時代、松尾芭蕉は「奥の細道」の旅の帰りに北陸道を歩いています。

 とは言え、有名な史跡はとても少なく、謡蹟となると一つ二つしかありません。今年はお隣の石川県で、能「安宅」と「実盛」にまつわる史跡を訪ねます。

 10/20(日)、朝8時に大門を出発したバスは高岡駅南、福岡Pでそれぞれ参加者を乗せ西に向かいました。バスの中では恒例の「クイズ混じりの解説」を先生がしてくださいます。当てた人は賞品がもらえます。私は前の席に座っていたせいもあり、呟きが聞こえて正解だったりして、複数の品をいただきました。靴下、刺し子のふきん、熊のぬいぐるみなど(後で紹介します)。実は今度の目的地は、私がとても行きたいと願っていた場所だったので、ちょっと詳しかったのです。

 👇 最初の目的地は「安宅関」。能「安宅」、歌舞伎では「勧進帳」の舞台です。今は「安宅公園」と言うようです。左から、義経、武蔵坊弁慶、富樫の像、これは以前から変わりません。 

  👇 近くの海岸に大勢の人が…。聞くと、「海辺のクリーン作戦」の日だそうです。ゴミを拾ったボランティアの人たちが、お礼にと地域の野菜をもらっている行列でした。見事な大根ですね。


居酒屋「まる甚」

2019-10-23 | 食物

  「慶寿会」の翌日、10/19(土)はお茶のお稽古日。だが、この日は伏木港開港120周記念し、「岩崎ノ鼻灯台」のライトアップが行われ、それに伴うイベントもあるとか…。なんやかんやでお稽古はお休みになった。
 
   ところが当日は雨…。イベントは一部中止、とか。結局雨の中を姫さんと二人でランチと言うプランが浮上…。彼女は、小さな「グルメ情報ノート」を作成し、行ったことのある店、グルメ紙に載っている店、友人からの情報など、わかり易くメモしておられる。その中から「農家レストラン」を選び案内してもらうことに…。名前は「カフェ・ハル」、場所は氷見市余川。田んぼの真ん中の素敵なお店を想像した。

 が、ナビが案内したのは大きな農家ではあるが、横にあるのは作業場。農家の玄関を開けて声をかけると、出てこられた奥さんはさすがご近所さんらしく、「ああ、その店あったのですけど…。夏の頃かに閉められました」と、雨の中を出てこられて車の方向転換まで手伝ってくださった。

 仕方なく氷見市内に戻る…。さあ、ここもナビをかけて、うまく到着したのは、「居酒屋 まる甚」。居酒屋とは言えランチもあり、駐車場もあり、子供連れのお客もあり…で、このへんが氷見の特徴だ。

 店内には、各種酒類がずらり、柵どりの魚も。

 

  カウンターに座り、まず白子の酢ものを注文。何年ぶりだろう? 夫が、ウニや生ガキなどこの手のものが大好きだった。私は久しぶり。下にレモンが添えてあるが、味は? そのままの味を楽しむか、前に調味料が何種もあるので好みの味をつけるのかも?

  👇 鯵フライ定食。里芋とイカの煮つけ、カワハギのざんの味噌汁。 

  お昼どきでもあり、客足は絶えなかった。 

   居酒屋「まる甚」   氷見市伊勢大町2-45   
             ☎ 0766-74-11722       
             定休日:火  P : 20台 

 👇は、翌日のKI新聞より。「岩崎ノ鼻灯台」のライトアップ写真。子供の幼い頃、夫が伏木中学校に勤務していたこともあり、よくおにぎり持参でピクニックに来たものだ。子供たちは全く覚えていないようだが…。


賀寿の集い

2019-10-22 | イベント

 元職場の退職厚生会で毎年「慶寿会」という祝賀会が催され、該当者が招待される。私は、今年「傘寿」の年で招待状が届いた。「喜寿」の時は、自分自身が大しておめでたいとは思わず欠席したら、記念品が送られて来た。後で高校時代の同級生に会い、「なぜ来なかったの?」と言われ、今回は久しぶりに会う友人とのお喋りも楽しみに出席の返信をした。次回は会えるかどうか?と懸念される年齢になった、と言うことか。

 数日前になり、先輩の友人が「米寿」で参加すると聞き驚いた。とてもお元気で私よりも足腰が丈夫な方です。一緒に”あいの風とやま鉄道”で富山へ、駅から歩いて「ホテルグランテラス富山」へ。 10/18(金)のことである。

 👇は、祝余典「ソプラノ・ピアノ・フルートによる演奏」。♪菫の花咲くころ♪ ♪歌の翼に♪ ♪秋の歌メドレー♪ など。その後、開会のセレモニーがあり、会食。

  👇は、お祝いの品。酒饅頭です。

 広い会場に、白寿から喜寿までの会員が約180名。白寿の方が一人南砺市から出席しておられ拍手を浴びておられた。私たちの高校1年時の担任の先生が卒寿で出席しておられ、何人かでご挨拶に行き歓談する。昔、職場でお世話になった戸出のHA子さんも卒寿、元気な姿を見せておられ嬉しかった。他にもあっちこっちで懐かしい知り合いと話しているとあっという間に閉会の時間。

 その後、1階の喫茶でTOkuさん、Noriちゃん、Hi子ちゃんとしばらくお喋りをして別れた。パークゴルフや絵画、川柳、お琴など、皆さんそれぞれ趣味を持って活躍しておられ、お互いに元気をもらった。

 👇は、近くの教育記念館で開催されていた「退職厚生部富山支部会員作品展」を見学した。絵画、書道、工芸作品など。

 

 👇は、Noriちゃんの作品「山」。(何度撮っても蛍光灯の光が入ってしまう) 雪の剱岳でしょう。

  次の再会を約束して別れました。迷った末、出かけてほんとによかった。次回、友人の川柳を紹介します。


利賀天竺温泉へ

2019-10-21 | 温泉・小旅行

 富山県退職公務員連盟高岡支部の「秋の研修旅行」で南砺市利賀へ出かけた。10/15(火)のことである。高岡駅南口から天竺温泉の送迎バスに乗る。沿線の説明、利賀村の生活の様子など、事務局長のFU先生が詳しく話された。まず、DVDで、昭和36年代の利賀小学校奥大勘場分校の様子をABC放送が撮影制作し、全国放映した映像を鑑賞した。

 その後入浴、昼食だ。ここは、何度か来ているが初めての日とも多く、大変喜んでおられた。私は以前、SCOTの野外劇場で、「猿蟹合戦」を観た記憶がある。何周年目かの記念公演だったか、酒樽の樽割りが行われ夜空に花火が上がった。ただ途中で雨が強く降り、演者も観客もびしょぬれになったのを鮮明に覚えている。

 さて、ご馳走は:まずイワナの塩焼き。 

 👇 お刺身。

 👇 煮物。

 👇 天ぷら。

 他に、鴨の陶板焼き、お蕎麦、デザート。もうお腹いっぱい。👇は、ネットからだが大浴場と露天風呂。広く、見晴らしもよく最高です。


「ほんとの空」(ABC放送制作)~利賀・奥大勘場の空

2019-10-20 | 富山

 富山県退職公務員連盟高岡支部の「秋の研修旅行」で南砺市利賀へ出かけた。10/15(火)のことである。高岡駅南口から天竺温泉の送迎バスに乗る。沿線の説明、利賀村の生活の様子など、事務局長のFU先生が詳しく話された。

 まず、DVD「ほんとの空」を紹介します。
 これは、昭和36年にABC放送が制作し、全国放映されたものだそうだ。

 「当時、工場から排出された煤煙による公害で都会の空は本来の美しさを失っていた。しかし、富山県東砺波郡利賀村奥大勘場の空は本来の澄み切った美しい空であった。その空の下で、二人の先生と子どもたちが教育活動に取り組んでいた。」 

 👇 4,5,6年生の担任、山本先生。教材もそろわない中で、野外の植物や雲の観察が理科の授業だった。


 👇 体育の時間はグラウンドで麦屋踊りの練習をした。 

   村民の収入は林業により、木材はチップにして製紙原料に。木材は川を流して運んだ。
 先生方の宿舎は分校、夜も職員室で執務された。
 冬は深い雪に包まれ、見渡す限りの白銀の世界、郵便配達は急な山道を徒歩で。かんじきは欠かせない必需品。

 雪が融け遅い春が訪れると、7月の小中合同体育祭の準備をする。小学校が11分校、中学校が5分校、全員が本校に集まると7~800名の生徒たちか? プラカードを作ったり鼓笛隊の練習をしたり、草むしりや整地をする。

 当日は各分校から農協のトラックの荷台に乗り集合。

 👇 鼓笛隊。

  👇 中学生の麦屋節踊り、綱引き、徒競走、リレー。


 そして閉会式を終え、友との来年の再会を期してトラックで歌いながら帰っていく。

   映像は、DVDを撮ったものなので不鮮明だが、FU先生の説明は情熱がこもっていた。当時小学校3年生だったFU先生は建設業の息子だったが臨時で教えた母校での体験が忘れられず、教職に就いたのだそうだ。とても良いお話だった。さて、この後入浴、昼食だ。


おとぎの森公園~千保川

2019-10-17 | 高岡

 台風一過とは言え、なかなか晴れ間は出ない。 まして、この台風の水害被害のニュースを見るにつけ胸が痛む。 我が家の近くなら、さだめし千保川、小矢部川、庄川のいずれかの堤防が決壊すれば、清水町なんて跡形もなく消えるのだろうな~と思い巡らしながら、「おとぎの森公園」に出かけた。

 10/16(水)の夕方、少しずつ寒さが増すころである。 

 👇は、水際。トップ写真は、バラ。 

 👇は、川下を。

 👇は、川下へ蛇行する川: 

 👇は、川面を見る。水量は多いのだろうか? 前日、利賀村へ出かけたが百瀬川は、泥水だった。ここは、きれいな水流である。 

 歩くのも目的なので、バラ園を歩く。犬の散歩の人が多い。一人で3匹も連れてきている人も…。ご夫婦や親子連れで一匹を吊れている人もいる。どの犬も可愛らしい洋服を着せられて…。 

  


10月のお点前 ’19

2019-10-15 | 茶道
 
10月のお点前
 入院中、ボランティアを代わってもらったり、お稽古を休ませてもらったり、中止していたものが再開した。一昨日は、平米公民館の謡と太鼓のお稽古も始まったし、今日は野村児童センターのボラ......
 

 👆は、昨年の今頃、10月のお茶教室の様子です。

 長野の仙仁(せに)温泉での同級会から帰宅した10/11(金)、台風19号が来るからと言うので土曜日のボランティア、日曜日の公民館まつりがキャンセルとの電話が入った。スケジュールに余裕ができ、土曜日午後のお茶のお稽古は早めに行き、ゆっくりお喋りしてから始まった。

 生徒は、ようこ姫さんさんと私の二人だけ。窓の外の木々が大きく揺れ、伊勢湾に上陸した台風19号は北陸の空にまで強く吹き荒れ始めていた。

 👇 呉山先生の軸「妙」。

 👇 お花は、白のシュウメイ菊。

 👇 主菓子は「銀杏」。タビックスみたいと二つ並べて…。

 👇 茶々姫先生が、名前が可愛いと選んで買ってこられた白いどら焼き。

 


須坂・仙仁(せに)温泉で同級会④~「岩の湯」無想の湯・朝食

2019-10-14 | 温泉・小旅行

 1年前に心房細動の手術を受け少し元気になったので、以前から誘われていた関東卯辰会の温泉旅行に参加を決めました。それが、10/10(木)、11(金)の仙仁温泉です。温泉マニアのSEさんのお奨めの温泉で、「源泉かけ流し温泉」のトップに輝く、なかなか予約がとれない人気の温泉です。今までも伊豆の「藤よし」、野沢温泉の「さかや」などへ連れて行ってもらいました。 ここは、新高岡駅から北陸新幹線で1時間余り、長野駅からタクシーで須坂を抜け菅平高原へ向かう途中にある秘湯の一軒宿です。

 2日目の朝は貸切風呂に入りました。3階の部屋からさらに階段を上がると、下から順に「風姿の湯」、「野守の湯」、「無想の湯」と3つの貸し切り風呂があります(他に2階に家族風呂もある)。最初の2つは使用中なので、一番上の「無想の湯」に入りました。👇は途中の庭。

  👇 露天風呂から内風呂を見たところ。

  👇 内風呂から外を見たところ。寒くなると、この戸は閉めるのだろう。

  👇 源泉が湧き出ているところ。

 👇 露天風呂。

  👇 部屋の中はもちろん、廊下、棚の上、トイレ…到る所に野の花が活けられているのが、先日のお芝居「野の花ものがたり」の病院を思わせます。温かいおもてなしです。

  👇 朝食はゆっくりと9時から~:真ん中の小鉢はマコモダケと人参、左はスワン蕪と人参、レタスに厚切りのハムです。

  👇 小松菜ともう一つ何かの菜のジュース。

 👇 蕎麦粥。

  👇 玉子焼きと焼き魚、大根おろし。

  宿の出発は、11時。門を出たところで集合写真。👇は、昼食代わりのおやき、切り干しと茄子、白あんでした。

 長野駅舎内の”MIDORI”で、それぞれお土産を北陸新幹線を上り下りに分かれて帰宅したのですが、その後しばらくして千曲川の堤防が決壊したとは…! 駅の「みどりの窓口」前に長い行列ができていましたが、切符の変更の客だったのですね~。私は自由席でしたが、金沢行きはそう混んではいませんでした。

 家に着くと、翌日(土曜日)のボランティア、日曜日の公民館まつりが中止になっていて実はホッとしていました。

 後日、Oさんから送られてきた集合写真を追加します。


須坂・仙仁(せに)温泉で同級会③~「岩の湯」夕食

2019-10-13 | 温泉・小旅行

 1年前のちょうど今頃心房細動の手術を受け、少し元気になったので以前から誘われていた関東卯辰会の温泉旅行に参加を決めました。それが、10/10(木)、11(金)の仙仁温泉です。温泉マニアのSEさんのお奨めの温泉で、「源泉かけ流し温泉」のトップに輝く、なかなか予約がとれない人気の温泉です。今までも伊豆の「藤よし」、野沢温泉の「さかや」などへ連れて行ってもらいました。 ここは、新高岡駅から北陸新幹線で1時間余り、長野駅からタクシーで須坂を抜け菅平高原へ向かう途中にある一軒宿です。

 宿に到着後「洞窟風呂」に入り、夕食です。参加者は男性8名と女性4名の12名。KUさんはご夫婦参加です。

 👇はまず、乾杯用の紫蘇ジュース。

 

 👇 前菜三種。

 

 

  👇 川魚四種のお刺身。

  👇 刺身のつけたれ 三種。

  👇 ヤマメの塩焼き。串差しはサツマイモとスワン蕪。

  👇 ちょっと向きが逆ですが…

  👇 蒸し物。

  👇 舞茸の土瓶蒸し。

 👇 分厚い牛肉。

  👇 あっさりとゼリーだったかな?

  👇 鮮やかな色のあんかけ?「温かいうちにどうぞ」と言われたのは覚えているけど…。

  👇 ご飯と味噌汁とお漬け物。

 👇 デザート。

  写真を撮り忘れたのもあったかも。もうお腹がいっぱいでした。