小矢部のNOさんが、今年はよくお出かけだ。ご本人は「もう最後かもしれないから…」などと笑っておられるが。4月に、城端小の東京卯辰会から伊豆へ、その時大学の寮やクラスの友人とも会い、上野で3人の娘さん達と顔を合わせ、5月はご夫婦でクルーズだそうだ。
連休後に会う約束をしていたと言う、高校の同級生とのランチに私も呼ばれた。昭和30年代の福野高校、城端線上り列車で通学するのは城端中、吉江中、福光中の出身者だ。汽車待ちの時間や汽車の中で話すから自然と仲良くなる。
5/9(火)、この日集まったのは、城端が2人福光が2人で、今は福光在住のYOさん、小矢部のNOさん、富山のSUさん、高岡の私の4人だ。「あいの風」で富山駅北口に集合し、SUさんの車で富山市内を回った。彼女はいろいろなプランを用意し、富岩運河クルーズ、富山県美術館…、県庁屋上庭園の話も出た。が、皆お喋りが目的なので、結局一番新しい「富山県美術館」へ。駐車場は2時間無料。平日の午前なのでガラガラだった。
「富山県美術館」…略称は ”タッド”、”Toyama Art & Design”のイニシャルかな? 展覧会のオープンは今夏、今は、館内施設を無料開放、レストランカフェは営業している。
👇は、ホール。体の動きで光のアートを創りだす「インタラクティブアート」を体験できる。
👇 若いママさんと子供が、手を動かしていろいろなポーズをすると画面が変わる。
内装は、杉やアルミ、ガラスなど地元素材を使い、広い空間を作っていた。日本橋「たいめいけん」がオープンしていたが、店の前は行列だった。
👇は、「オノマトペの屋上」。オノマトペとは擬態語、擬音語のことだから、「ニコニコ」、「サラサラ」などの言葉から連想する子供も大人も遊べる物が置いてあるらしい。この日、私は買ったばかりのスマホで写真を撮っており、ズームの仕方がわからぬままの写真ではっきりしない。遊具で遊ぶより、おしゃべりに夢中でよく見物もして来なかった。が、市内の”いきいきサロン”から来られたようなグループと中学生の校外学習の班行動のグループが楽しそうに過ごしている。
👇 ポスタータッチパネル。
かつての県立近代美術館所有のポスターコレクション約13,000点からの3,000点を、大型タッチパネルで見ることができる。タッチすると変わります。
👇 窓越しに「富岩運河環水公園」が見える。
SUさんはいろいろ考えたうえ、ランチは呉羽山の「マリーマリー」に決めた、と案内してくださり嬉しい。彼女もよく来るらしい。5月から2階でランチとなっているそうだ。1階はカフェとギャラリー。階段には手すりがついていた。
👇は普通のランチ。相変わらず器がきれい。私たちの年配者にやさしいメニューだ。
料理を運んでくる人は知らない人ばかり。え?大坪さんはどうされたのかしら? とよほど尋ねようとした時に顔を見せてくださった。2階は満席だったから、さぞお忙しいのだろう。でも会えてよかった。ちなみにSUさんは、1階のショップでサマーセーターをお買い物。
この後、新湊大橋を渡り、「きときと市場」はどう? と言われたが、皆、話すだけでいい、何も買わない、などと言うので、小杉まで来て結局「ココス」に入った。白玉アイスを食べながらまたお喋りだ。何度か同窓会では会っているが、そんな時個人的な話はしないので、高校生当時まで遡るので話のタネが尽きない。「~ちゃん」付けで呼び合う友は、小中高までか、そう多くない。この4人のうち2人が「のり(紀)ちゃん」だ。昭和14年、15年生まれ、紀元2600年生まれとなる。そんな話も出た。
再会を約束して別れ、小杉駅から「あいの風とやま鉄道」に乗ると、高陵中1年生の生徒たちでいっぱいだった。真新しい制服がまぶしい。今は修学旅行シーズン、1,2年生は校外学習だ。「どこへ行って来たの?」と聞くと、「富山です。」 富山市内見学だったのね。