Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

城端「まねき」でランチ~小京都ご膳

2020-11-30 | 食物
 数年前から「じょうはな座」へシネマ歌舞伎を観に行っている。年に2度ほど上映されるのだが、観たい演目を選びお弁当付きの時は大勢で、時にはSAさんと二人だけのこともある。
 8月末に氷見で食事をした時、届いたばかりのチラシを持って行き「見たい人がおれば一緒に申し込むよ」と言ったら、まずSE子さんが「あ、面白そう、こんなのが観たい」と言われた。昨年「東海道四谷怪談」を観てから彼女もファンになったようです。
 結局5人で申し込み、当日はようこ姫さんに車を出してもらい一台で行くことになった。

 かなり早めに出たので、「じょうはな座」の駐車場はまだガラガラだ。ランチの予定の「食事処 まねき」はすぐ傍と思っていたが、「曳山会館」の近くだった。元気な頃は歩けばすぐの距離だが、こんなにも脚力が落ちたか、動悸がひどくなるのもあって皆の2倍もかかってようやく着いた。
 👇 入り口に招き猫、生花、行灯。

 👇 行灯に曳山の絵が描かれている。

 小京都ご膳」を注文した。
 👇 海老と里芋、丸揚げの煮つけ。

 👇 湯葉とさやいんげん。懐かしい湯葉。実家の斜め向かいに田代湯葉店があり、出来立てを買いに行ったことを思い出す。その頃の味よりちょっと濃い味付けだった。

 👇 お刺身。
 
 👇 温泉卵。 

 👇 鰻と胡瓜の酢の物。

 他に、ご飯、味噌汁、香の物。
 👇 コーヒー。カップがきれい。

 「まねき」:
 富山県南砺市城端582-5                 
 0763-62-3434
 12~14時、17~22時
   定休日   水曜、不定休あり
 駐車場 5台


11月最後のお茶教室

2020-11-28 | 茶道
 11/28(土)、11月最後のお茶教室だった。最近はほとんどようこ姫さんと二人だけ。時間があり過ぎてお喋りの比重が大きくなる。「禅deさろん」12月号の内容についても相談した。メインの記事はなはさんにお任せだが、その他余白の記事について、裏面にも書くか、カラー版にするかなど土曜組で知恵を出し合う。
 昨年は、私が検査入院などしたせいもあってか12月号は休刊だった。今年は、先日見て来た映画「おらおらでひとりいぐも」を紹介しようと決めた。今は、50代、60代の人もいずれ似たような人生を送るだろうから共通話題になるのでは?と…。姫さんのブログの紹介文をコピーしてレイアウトを考えればそう時間もかからないだろう、ともう仕上がった気分。

 👇 お床の軸。「欲無ければ一切足る 求むることあれば万事窮す」かな? 良寛様の言葉? 正確には、茶々姫先生に確かめてから再アップします。

 👇 真っ白な野菊の花。

 
 👇 香合。

 👇 主菓子「初雪」。

 明日は、「じょうはな座」へシネマ歌舞伎を観に行く予定。楽しい小旅行になるといい。

あちこちから柚子をいただきました

2020-11-26 | 日記・つぶやき
 富山へ出かけた日、帰宅すると玄関に柚子の袋が置いてあった。誰かな~、手紙もメモ用紙もない。近所のSIさんかな~と思っていたら、翌朝電話がかかった。金沢の娘さんが、穴水の旦那さんの実家からもらった柚子のおすそ分けの、またおすそ分けだそうだ。今年は柚子の生り年とか…。

 「柚子味噌を作ってみられ」と言われる。毎年ようこ姫さんのお手製をもらっている私。今年は少しだけでも作ってみようかしら?

 今日(11/26)、平米公民館の能楽お囃子教室の日だった。太鼓は「絃上」、早舞が入りけっこう長い。掛け声は出さずに、腕の振りも弱くして、呼吸を工夫しながらともかく最後まで打てた。ホッとする。
 午前中お寺の月忌参りだったが、読経の後の会話は自然に健康の事、病院の事、具体的には循環器内科、呼吸器内科の事になっていく。加齢とともに完治のめどはないので、自分でセーブする方法を見つけないと…との結論。でも、我慢する必要はない。できるだけのことはやってみる。などなど。

 話がそれたが、平米で謡のお稽古の後SUさんからまた柚子をもらった。お風呂に浮かべるだけではやはり勿体ない。柚子味噌、頑張ってみるかな?

富山県民芸術文化祭2020年参加・秋季能楽大会~能「竹生島」

2020-11-25 | 能楽
 11/22(日)、今年初めて富山能楽堂へお能を観に行った。県宝生会の春季大会も富山薪能も観に行かなかったからだ。秋季能楽大会は馴染み深い「竹生島」だということ、シテが宝生流宗家、宝生和英師と言うことで頑張って(?)行こうと決めていた。行くからには蒼山会の素謡「葛城(かづらき)」も聴きたい、富山のマンションへ郵便物も取りに行きたい、と早めに家を出た。
 👇は、富山県宝生会のポスター。

 能楽堂へは予定より早めに着けた。駐車場も良い場所が空いていた。荷物もないし、能楽堂玄関までゆっくりとマイペースで歩くのでそう苦しくはない。ロビーで蒼山会の方達と出会い、しばらく雑談した後会場へ入る。第一部の会員素謡を5,6曲聴けた。蒼山会は「葛城(かずらき)」、日頃聴けない富山の方達の素謡が勉強になる。

 第二部:舞囃子「葛城」 大坪喜美雄 
             大皷:飯嶋六之佐  小鼓:住駒俊介
             太鼓:麥谷暁夫   笛:室石和夫
             地謡:佐野由於 他
     狂言「柿山伏」 山伏:城戸絃詩   畑主:能村裕丞 
       
     能「竹生島」 ツレ:葛野りさ シテ:宝生和英
            ワキ:殿田謙吉 ワキヅレ:北島公之、綿貫多聞
            大皷:飯嶋六之佐  小鼓:住駒俊介
            太鼓:麥谷暁夫   笛:室石和夫
            地謡:大坪喜美雄 他    
 
 私たち「蒼山会」の山崎健先生も地謡4名の一人として参加しておられる。「竹生島」は何度か謡のお稽古をしており、「天女の舞」の後のお囃子「早笛」、「働き」は連調連管でいつも太鼓を打つのでお馴染みである。が、その速さ、激しさ、緩急の差に驚いた。
 舞台の写真がないので、3年前の高岡薪能(瑞龍寺境内)の写真を再アップします。その年、お盆にお墓参りに来られなかった息子が8月末に帰省し、ちょうど薪能当日だったので観に来て撮影したもの。

 👇 2017年・高岡薪能(瑞龍寺境内)











宮島峡・子撫川ダム・滝乃荘

2020-11-24 | 温泉・小旅行
 11/17(火)、謡の会「蒼山会」女子6名で一泊旅行に出かけた。高岡商工ビル、出町子供歌舞伎曳山会館経由で小矢部メルヘン広場へ。そこでSIさんと合流し、「滝乃荘」へ向かう途中宮島峡の一の滝に寄る。ミニナイアガラの滝だが、途中途切れていて段差があるので迫力はいま一つ。夕方なので紅葉もきれいに撮れなかった。左にもっと赤い紅葉があったのだが…。

 上流に二ノ滝、三の滝があり、沿岸に12の女神の像が飾られている。以前なんかの会で一つ一つゆっくり回ったものだ。この日は時間がないので、子撫で川ダムまで一気に上る。

 👇 小矢部川水系・子撫川ダム。珍しいロックヒルダムだ。石を積み上げた方式。

 👇はダム湖。

 「滝乃荘」は一階だけ改装したそうで、全く雰囲気が変わっていた。部屋やお風呂は以前と同じ。Go To トラベルが使えると言うのでお料理は高いコースを頼み、飲み物もたっぷり。ちょっと贅沢をしすぎたな~。

「出町子供歌舞伎曳山会館」見学

2020-11-23 | 富山
 11/17(火)、高岡商工ビルを出た後、KOさんの車一台で砺波へ向かった。先日下見をした「出町子供歌舞伎曳山会館」を見学するためである。
 👇は、会館の正面。入館料金は210円(65歳以上は170円)。

 まず、曳山展示室に入る。西町、中町、東曳山の3基が展示してある。2階へ上がると屋根から見ることができる。右が中町(慶応4年に大修理をした記録がある)、左が西町(慶応年間に今の姿に改造された)。
 
 👇は、東曳山。明治33年に出町の大火で焼失し、昭和11年に関係5ヵ町共同で完成した。

 
 毎年4月29、30日に、曳山の舞台で小学生が歌舞伎を演じます。以前は3基とも上演していたが今は当番町の1基だけ。
 周りの壁面には、曳山の歴史、欄間や柱など装飾品、子供の役者たちの写真が展示されている。砺波地方生まれの者もいてそれぞれコメントや思い出話がつきない。
 👇は、井波彫刻の欄間。

 一階に降り、ホールの大スクリーンで桜子ちゃんが舞台で演ずるまでのお稽古の様子を見せてもらった。発声練習に始まりセリフの読み方や節回し、所作など放課後何か月も練習を積むけなげな様子。お母さんと共に泣きながらお稽古する姿は可愛らしい。当時4年生か5年生。今は大学生だそうだ。   

 👇は、本番の写真。暗くてほとんどボツ写真だった。


 来年4月に曳山祭りがあれば、ぜひ観たいもの…。

高峰譲吉博士「松楓殿」再現展示

2020-11-21 | 高岡
 「蒼山会」の謡蹟巡りのバスの中で持ち上がった一泊旅行。女子6名の参加で小矢部市「滝乃荘」一泊することになった。宮島峡の傍の老舗温泉旅館である。今まで何度も行ったが、最近改装したそうだし、”GoToトラベル”で安くなるからとの企画だった。
 高岡が夏日になった11/17(火)、高岡商工ビルに集合。1階の「高峰譲吉博士・松楓の間再現展示」を見学する。高岡市で生まれた世界的化学者高峰譲吉博士が、ニューヨーク郊外で別荘として使用されていた「松楓殿」が生誕地高岡へ寄贈され、高岡商工ビル一階ロビーで一部公開されていることはかねがね聞いていた。3月の初公開時に見学する予定だったがコロナ騒ぎで気を逸してしまった。

 生家跡の高岡市御馬町「高峰公園」には胸像があり、毎年顕彰祭が開かれている。タカヂアスターゼを発明しアドレナリンの抽出に成功、事業家としても日米親善、民間外交に尽くしている。ワシントンD.C.のポトマック河畔の桜並木の植樹企画にも貢献した人だ。
 その生涯は映画でも何度か紹介されたが、高岡市には「高峰公園」の胸像以外記念する物が残っていない状況だった。

 商工ビル正面玄関を入ると、ロビー左側のスペースに壁画、天井画、調度品などが展示されている。👇はパンフレットから。

 👇 牧野克次氏の油絵。

 👇 松楓の間。
 
 👇 鳳凰の欄間。

 👇 天井金具、釘隠し、襖金具、飾り金具など。


 他に、「風神雷神図」、魚鼓、天井画などが展示されています。狭いスペースなので勿体ないほどです。入場は無料、自由に見学ができます。

「伸謡会」をゆっくり鑑賞

2020-11-20 | 能楽

風邪が治らな~い !!

 「傘寿」なのに元気だね!などと言われ、いい気になって日曜ごとに行事を入れていた…。10月はどうやら順調に過ぎ…11月にもなると…。3日の市芸術祭は特に何ともなく…無事に終わり…。......

 👆は私の昨年のブログだが、ちょうど今頃体がだるくて仕方がなく、「伸謡会」当日も着物の準備もして来たのに途中で帰ったのだった。数日後貧血で検査入院をし、3週間も病院で過ごした。 今年は大事を踏み「伸謡会」は最初から欠席にしていた。おかげでと言うのも変だが、見所でたっぷりと皆さんのお謡、仕舞、お囃子を鑑賞させてもらった。ちょっと動くと相変わらずつらいが、座って見ている分にはとても楽しい一日だった。

 👇 素謡「殺生石」。久しぶりの姫さんの謡です。

 👇 川原子供謡曲教室の子供たちの仕舞。


 👇 独鼓「鞍馬天狗」。


 仕舞の地謡も独鼓の地謡も全部子供たちだけでしっかりと声を揃えて謡う姿は見事だった。
 👇 城端の方たちの「三井寺」。今年は「芙蓉会」に来られなかったので久しぶりの再会だった。健康のことも含め近況報告など、昼食の時間もあっという間に過ぎる。

 👇は、連調連管「西王母」。小鼓方4名が最前列、後ろに太鼓方、お笛方は橋掛りまで連なり、地謡方も大勢でそれは見事な演奏だった。心はウキウキし、体が弾んでくる。


 そして素謡2番を挟み、舞囃子が6番続いた。
 👇 「猩々」。若い知り合いの方の初舞台と聞き、ぜひ聴きたいと思っていた。2,3年前に金沢能楽堂で隣り合わせの席に座り、小鼓を習い始める話を聞いたのを思い出した。若い方が能楽を始められるのは本当に嬉しい。


 👇 「巻絹」。神楽の舞。

 👇 「葛城」。序の舞。

 最後に、「絃上」(早舞)で絞められた。一日たっぷりと座ったまま能楽に浸った。動かないで撮った写真ばかりですが、アップさせていただきました。

11月のお茶 & 古城公園

2020-11-19 | 茶道
 11/14(土)、前の週は「川金」へ鮎を食べに行きお茶はお休みだったので、今年初めての炉のお点前の日でした。姫さんがようやくお茶碗を片手で持てるようになりお点前をされました。
 👇は、主菓子「錦秋」。本物の落ち葉をあしらって…。どちらも美しい。


 👇 HIさんが持ってこられたと言う抹茶茶碗も銀杏の葉模様で、きれいなお薄のお点前です。

 翌15日(日)は「伸謡会」の発表会。ずっと見所で鑑賞しいい勉強になりました。17日(火)、蒼山会女子で「滝乃荘」へ一泊旅行の出かけたのですが、夜姫さんから古城公園の紅葉の写真がラインで送られてきました。私が「公園の紅葉はどうかしら?」と言っていたからでしょう。
 私は、16日(月)夕方体育館まで行ったのだけど歩く体力がなく、駐車場横の紅葉だけ撮って来たのです。17日もいいお天気だったから赤紅葉がきれいですね。



ラインって素晴らしい!

2020-11-16 | 日記・つぶやき
 「ラインって素晴らしい!」と喜びの声を伝えて来たのは、千葉のasaちゃんです。私の小中高の友人で、私は学生時代に彼女のお姉さんの家に下宿をしていました。そのお姉さんの友人が書いておられたグループ便りを読んで、「私たちも…」と始めたのが「禅deさろん」です。ときどき郵便で交換し合っていました。
 コロナ禍でしばらくお休みしていましたが、9月号から復刊、さっそく送りました。それに茨木のり子さんの「笑う能力」と言う詩を載せました。

 asaちゃんは、その詩の冒頭の「我が家のもそろそろ色づいてまいりました」を読み、👇のようなラインを送ってくれました。

 asa:茨木のり子さんの詩、クスリ😊  私もよく変換ミスをするので気をつけなくてはね😉  だいぶ前ですがアンケート用紙に、「旧姓」を「旧性」と書いてありクスクス笑ったことを思い出しました。今は必要かな😕 
 :今は必要? そんな事ありません。れっきとした女性ですョ。
(10時間後)
 :遅くにごめん😢  旧性、今は必要かな?は自分のことではなく、今の時代と言う意味だね。私の早とちりでした。
 asa:そうね、ややこしい世の中になったな!と思ったけど、でも今の自分も中性~マスクをするからスッピンで外出😞  反省。去年のことだけど、デパートの女性専用休憩室に入ったら、男性の声のオネエが紛れていて驚きました! とても綺麗、でも声は残念!キョロキョロ探しましたよ😅  ややこしや~😵 

 こんな他愛のない会話を交わします。もちろん大事な用事の合い間にですが…。でも、これがラインの良さかな、と思っています。ラインは会話ですね。
 彼女は、最近沖縄のお孫さんが南アフリカ共和国へ留学されたそうで、ラインで近況や写真報告がありとても幸せのようです。「ラインって素晴らしい!」はその時奇しくも出た言葉だったのでしょう。

 👇 高岡市も街路樹の紅葉が始まりました。あちこちで、道端の落ち葉を近所の人が掃いておられます。久しぶりに夕方古城公園へ寄りました。


映画「おらおらでひとりいぐも」

2020-11-15 | 映画・テレビ・演劇・芸能
 若竹千佐子さんの芥川賞受賞作を「モリのいる場所」(熊谷守一の晩年を描いた作品)の沖田修一監督が映画化した。若竹さんは55歳で夫を亡くした後、主婦業の傍ら執筆を始め63歳で作家デビューをした人だそうだ。
 主人公の桃子さんと同じく長い一人暮らし生活を送っている私にとって、特に興味のあるテーマではなかったせいか、原作を読んでも感動はなかった。 が映画では、田中裕子が演ずる桃子さんの分身(寂しさ1,2,3)に、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎の3人が扮すると言う演出が面白そう…。そのくらいの期待で姫さん、SE子さんと3人で出かけた。

 桃子さんの毎日のルーティンワークは…
 朝食は目玉焼きとトースト、持病の腰痛に備え湿布薬を貼る(これがなかなかの大仕事)、時々病院へ(長い待ち時間の後毎回同じ薬をもらう)、病院の帰りは必ず図書館へ(古代生物の本か図鑑を借りる)、時には近くの娘と孫が訪ねて来る、雪が降れば除雪…と、何の変化もない単調な生活に見えるのだが…、実はなかなかリズミカルでドキドキする毎日なのだ。

 それは、最近桃子さんの分身(寂しさ1,2,3)が現れて「おらだばおめだ」と言いながら賑やかに相手をしてくれる。歌ったり、ダンスをしたり、バンド演奏をしたり(脳内歌唱?)、節分の鬼になったりして。時には亡き夫も現れて若き日々を思い出させてくれる。

 そのうち桃子さんは車を買い替え、お弁当作って森へ出かけ、図書館司書さんが勧める新しいサークルに入り、いつの間にか少しずつ自由な新しい日常を生きるようになっていた。
 そんなお話でした。芸達者な役者さんが揃い穏やかに見られる楽しい映画でした。私は、今は「寂しさ」君たちの助けを借りなくてもそんな毎日を送っている。でも時にはそんな賑やかな分身が訪ねてくれると嬉しいかも。

「越後叶屋」でランチ

2020-11-13 | 食物
 11/11(水)、映画「おらおらでひとりいぐも」を観る日にしていた。富山まで「スパイの妻」を観に行き、次は「朝が来る」の予定だったのにあっけなく上映終了となった。予定外だった「おらおらで…」を観ることにしたのは、「スパイ…」で激しく変化する女性を演じた蒼井優ちゃんが東北弁を喋るごく普通の女性をどう演じるかを観たかったから。
 主人公の桃子さんと同じく長い一人暮らし生活を送っている私にとって、特に興味のあるテーマではない。原作も読んだがなんか女々しいな、との印象が強かった。ただ、田中裕子が演ずる桃子さんの分身(寂しさ1,2,3)に、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎の3人が扮する演出が面白そう…。そのくらいの期待で姫さん、SE子さんと3人で出かけた。

 この日の朝体調が最悪だった私に合わせて、近くのお店「越後叶屋」でランチ。昼時なのでけっこう混んでいる。

 👇 お蕎麦は冷たくなくっちゃ、と姫さんは天ぷらそば。


 👇 SE子さんと私は温かい野菜かき揚げ蕎麦。

 両方ともボリュームたっぷり。支払いはもちろん、Go To Eat で。

砺波市出町子供歌舞伎曳山会館へ下見に

2020-11-13 | 富山
 11/11(水)朝、町内の不燃物回収日だった。前日から準備をし、少量だし、軽いし、でも念のため車で持って行くことにして万全を期したつもりだったが、集積場で降りたとたん息切れが激しくなり動けなくなった(この事についてはいつか機会があれば書きます)。
 翌12日(木)は平米公民館のお稽古日。大事をとって休みたかったが、相談したいことなどもあり出かけた。前の週に「西王母」の太鼓を途中止めたのでこの日は見学だけのつもりだった。が、欠席者が多くKOさん一人になるし、先生も「途中止めてもいいから…」と言ってくださったので打ってみた。掛け声をかけず、そっと静かに…。どうやら最後まで打ててホッとする。
 謡、仕舞のお稽古も済んだ後、来週蒼山会女子で出かける一泊旅行の相談をした。SIちゃんは「宮島峡」の紅葉の様子を見て来たとのこと。私も砺波の「子供歌舞伎曳山会館」の場所確認に行くつもりでいた。お天気もよかったので公民館の帰りにそのまま砺波まで足を延ばした。花園町で右折するとすぐだった。こんな立派な建物とは知らなかった。

 👇 「出町子供歌舞伎曳山会館」の正面。

 中に入り、人数分のパンフレットをもらい、受付の方に曳山の展示会場のこと、映写室の映写時間や入館料など、いろいろ尋ねた。私自身、砺波へは文化会館、四季彩館、チューリップ公園、道の駅など、ホントにしょっちゅう来ているのに曳山会館は初めて。子供歌舞伎もテレビでしか知らない。来年はステージを観に来なくちゃ。
 👇は、正面玄関横に飾ってある女形の子の映像。


今年も「川金」へ行きました

2020-11-11 | 食物
 年に一度は庄川の「川金」へ鮎を食べに行っている。今年は無理かな~と皆、諦めていた。ところがようこ姫さんが大門のサンコースーパーで太〇さん(HI子ちゃん)に会ったそうだ。HI子ちゃんのご主人と姫さんのご主人が同級生、そして川金さんのかつての息子さん…という関係で鮎を食べに行く時は必ず付き添ってもらう。年に一度HI子ちゃんと会う楽しいひと時でもあるのだ。
 11/7(土)大門サンコーで集合し、庄川町へ。👇は、「川金」の鮎の店「鮎の庄」。


 👇は、旅館「川金」。

 👇 店の中には焼き上がった鮎がずらり。


 👇 田楽、うるか豆腐、当座煮(人参・しめじ・蓮根)…当座にとは姫さんが熱心に質問してわかったのだが醤油、砂糖、みりんで甘辛く煮た料理法

 👇 刺身…鯉の洗い。

 👇 鮎の酢の物。


 👇 鮎は一人2尾。HI子ちゃんと一緒なのでさらに1尾おまけ。嬉しい。


 美味しいご飯と味噌汁、漬け物。デザートはムース、真っ赤なちょろぎ(塩味が美味しい)。食事の合い間のお喋りがまた楽しい。
 昨秋、同窓会のような傘寿の会でHI子ちゃんに会った。彼女とは同じ年齢だが学校は違う。が私の高校の同級生が数人、彼女と大学が同じだったり勤めが同じだったりでいつの間にやら親しくなった。今だに若い人にお琴を教えておられる。最近同年配の方が習いに来ておられるとの話に驚いた。
 👇 先日くまさん宅で見た「丁度いい」の額かと思ったが違っていた。が、趣旨は同じかも。


小学生の訪問

2020-11-10 | 日記・つぶやき
 10/26(月)、蒼山会から石動山へ謡蹟巡りの旅に出かけた翌日である。お寺の月参りの日だった。朝早く来られるので、玄関と和室の掃除、仏壇の準備、お茶とお茶菓子の用意など、日頃いい加減なので前日から忙しい。
 お参りの後しばらくお話をして帰られた。この日の仕事は終わった気分でホッとしてぼーっとテレビを見ていると、午後になり玄関に来客だ。出てみると民生委員の方と小学生が5,6人。一人暮らしのお年寄りを訪問しているとのこと。「プレゼントとお手紙を持ってきました。」 咄嗟のことで「まあ、ありがとう」と言うばかり。気の利いた言葉も出てこない。お返しにお菓子でも、と思うがそれさえ買い置きがない。
 
 👇はカッコイイ黒いマスク、不織布のマスクとお手紙。

 65歳の頃だったか、やはり一人暮らしの高齢者訪問と言うので子どもたちから手作りの品をもらったことがある。当時は私自身が元気溌剌、毎日外出していて感謝の気持ちは薄かったかもしれない。町内に高齢者が増え、対象年齢が上がったからか、その後そんな機会はなかった。
 今年はコロナ感染予防のための外出自粛中、自分の体調不良もあって、家にいることが多く、気が滅入る毎日…。元気な子供たちの訪問はとても嬉しかった。学校の話などもっと聞けばよかったな。家に入ってもらえばよかったかな。何かお土産をあげたかったな、などと悔やんでいます。