Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

「茶々姫教室」1学期終業式

2013-07-31 | 日記・つぶやき

 4月から、野村児童文化センターへ月に1度のボランティアに行っている(そのことについてはまたいつか書きます)。7/27(土)午前中、私も当番でそこへ行った。一旦帰宅すると出るのがイヤになるほど暑い日。午後の「お茶教室」へ行く途中、近くで昼食をと思っていた。が、行ってみないと時間もはっきり決められない。

 心が通じるのか、前日、KAさんとようこ姫さんから別々な用事で電話があった。なんとなくランチに付き合ってもらえそうな雰囲気。12時半に野村「かたかご」に集まった。ここは数年前に1,2度来た。割烹のようなイメージだったが?久しぶりに入ると寿司やさんだった。1200円の「一段弁当」を注文した。十分喋ってからお茶に。      

 「お茶教室」は8月は夏休みなので、この日は1学期の終業式だ。茶箱点前の「和敬(わけい)点て」が準備されていた。土曜組5名のうちANさんだけ欠席。早目に行ったのに、またまたウオーミングアップのお喋りが長引きお茶室に入ったのは何時頃だったか?
 トップバッターはようこ姫さん。出がけに「今日は1学期の終業式や」と言ったら、ダーリンが「ボーナスないのか?」と聞かれたと言う話で大笑い。それがきっかけで、この日はすべてにボーナスがついた。

 まず、いつもは道具を出す人と、お仕舞をする人以外は皆点てるだけの人なのに、全員が初めからお仕舞までお点前をする「ボーナス」。
 ↓は、茶筅を出して茶筅筒を仕舞うところ。
     

 ↓は、袱紗、棗、茶杓、茶筅、茶巾などすべてが揃い、振り出しを出して総礼。     

 ↓は、茶筅通し。   

 1人が2,3服点てるので、いただく方も2,3服ずつとなる。「十分いただきました。」 「じゃあ、ボーナスでもう一服。」となる。

 主菓子は、鮎。鮎を上向きに撮ったがあまり勢いがない。が、葛(?)の清流がキラキラと美しい。          

 お菓子は、この他にもいっぱい。「ボーナス、ボーナス」といくつも追加してもらった。
 夏休み中に、1度も会わないのも寂しい、積立貯金で庄川へ鮎を食べに行こうとのプランが即座にまとまり、楽しい終業式でした。


映画「風立ちぬ」

2013-07-29 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 「風立ちぬ」と言えば、堀辰雄、堀辰雄と言えば軽井沢、と言うのが私のイメージだ。軽井沢、信濃追分には、私たちの学校の寮があり、学生時代も卒業後も、友人や家族と何度か訪れた。追分は、昔、中山道と北国街道の二つの道が合流する宿場町として繁栄した所。軽井沢を愛し、ここに定住した作家、堀辰雄の「文学記念館」が建っており一度訪ねた記憶がある。

 宮崎駿のアニメ映画、「風立ちぬ」の試写会に誘われた。その日は、都合が悪くて行けなかったが、皆さんから感想をいろいろ聞いた。新聞の紹介記事、宮崎さん自身の投稿、そのうち高橋源一郎さんの評論までA紙に掲載された。ヴェネチア映画祭にも出品されるそうだ。ともかく話題が多い。

 主人公はかつての日本の零式戦闘機の設計者、堀越二で、ヒロインが「風立ちぬ」の節子と「菜緒子」をミックスした女性と聞き、「そんな~、無理無理」と言うのが観る前の感想だった。そして、公開直後の22日(月)に観に行った。

            
 映画の原作は、宮崎駿の漫画「風立ちぬ」であり、そこにはもうファンタジーの世界がある。実際には、堀越二郎は戦後防衛大や日大で教鞭を執り78歳で没し、堀辰雄は闘病生活後49歳で世を去った。同じ時代に生きた二人だが何の接点もない。
 二人を結びつけたのは「風」かな、と思った。画面にはそよそよと草原の草をなびかせる風、紙飛行機や帽子、パラソルを飛ばす美しい「風」が何度となく出て来る。
クリスチナ・ロセッティの詩、「だあれが風を見たでしょう」の朗読があり、ユーミンの「ひこうき雲」が流れる。美しい映画である。

 そして、不思議な映画だ。風のような「美しい飛行機」を作りたいと願う二郎。が、彼の夢の結晶である零戦は日本を戦争の悲劇に導く。途中で挫折した二郎が静養のため軽井沢に来て、関東大震災で出会った菜緒子と再会し、婚約する。菜緒子は肺結核で療養中だが、残された命を二郎と共にと願い、療養所を抜けだし、二郎と結婚する。
 実在の人物と小説のヒロインを結びつけるストーリーにはやはり無理がある。世界的な飛行機製作者であるイタリアのカプローニやドイツのユンカース、ゾルゲらしい人物が登場し、夢を語り現実を批判する。零戦に搭乗して飛び立つ若者の姿や、「国を滅ぼしてしまった」「(零戦は)一機も帰って来なかった」という二郎のセリフ、戦闘シーンはないが宮崎さんの思いは過去の戦争の告発だろう。

 肺結核で亡くなる妻、菜緒子が夫の二郎に「あなた、生きて」と言う。堀辰雄の「風立ちぬ」の最初に、”風立ちぬ、いざ生きめやも”とポール・ヴァレリーの詩が引用されている。これも宮崎さんが共感したメッセージなのだろう。
 見終わった後に消化不良感が残ったのは、宮崎さんの想い(要素)が盛りだくさん過ぎのためか。さまざまな意見、感想を生み出す映画だと思う。今後どんな反響が起こるだろうか


第45回「葛の会」洋画小品展

2013-07-26 | イベント

 7/26(金)、この日もむっとする暑さだった。朝、早目にお寺さんがお参りに来られた。午後は観劇の日なので、午前中は新聞をよんだり、ゴミの日なのでついでに片づけものをしたりで、ぼっと過ごす。

 駐車場も気になるし、なはさん達と打ち合わせもしたいので早目に行ったら、文化ホールの奥の駐車場に入いれた。なはさん達が待っていてくださった。3階で「葛の会」の作品展をしていると聞き、観に行く。まめさんやKAさんと会い、絵を見ているのやら喋っているのやら、だったが、思いつくままあまり考えないで撮らせてもらった絵を紹介します。トップは越谷なつみ先生の「春の音」です。

 「小品展」では、同じモデルさんや同じ花を描かれた作品が並ぶのが、私には面白く感じられる。まず、青いショールの女性の絵。タイトルのつけ方も違う。
 
左から「青いケープの人」、「青いショール」、「乙女 A」。モデルがいいのか、どの絵も好きだな~と思う。

                     

 白馬を描く絵。左から、「白馬の里」、「白馬に憶う」。↓の絵の前では、KAさんと、それぞれ若い頃白馬に登った時の話に花が咲いた。そして富士登山のこと、富士山を眺める旅のことなど、絵をそっちのけにしてお喋り。

                  

 ↓は、言わずと知れた「バラ」。タイトルも二人とも「バラ」、右は工さんのバラ。

                    

 ↓は、工さんの「薫風」と「聞く」。        

        

 最後に、「エフェソスの遺跡」。トルコの古い町、今は遺跡のみ。くまさん達とのトルコ旅行を思い出し、撮った。        

 越谷先生にもご挨拶をして、「素人でわかりませんが、以前より絵の雰囲気が変わって来たように思いました」と言うと、「皆さん、腕をあげられたのですよ」と仰った。
 この後、民藝の「どろんどろん」を観た(演劇についてはいずれまた)。観劇後、久しぶりに会ったYAさんとロビーでしばらく話し、眼科の手術、治療について詳しい体験談を聞かせてもらった。30日の検査前に話が聞けてたいへん参考になった。

  「葛の会」洋画小品展:高岡文化ホール 3階展示ホール
                7/24(金)~28(日)


不思議な写真の暑中お見舞い状

2013-07-25 | 日記・つぶやき

    あかねのOさんからメールの暑中お見舞いが届いた。↑の写真は乗鞍だそうだ。実際にはもっと大きい写真で迫力がある。湖のあちこちから小鳥の声が聞こえて来る。湖の右から、左からと、立体的にさまざまな鳥の鳴き声が。お聞かせできないのがとても残念です。メールには、「…さざ波処理をしてみました・・・」と書いてある。小鳥の声に耳を傾けながら山奥の湖のさざ波を眺めていると、身も心も涼しくなって来る。もう一枚追加します。↓は、数年前の今頃のみくりが池だそうです。        

 そう言えば、昨日工事中の隣の保育園の覆いが外され、目の前にドンと↓のような建物が聳えた。もう窓から空はほとんど見えない。右上に1/6ほど見えるかな?換気扇がいくつかあるのは厨房だろう。おやつや給食の美味しい匂いが漂って来るのかなァ。      

 外へ出ると、こんな具合だ。↓ 道路の左に我が家のキッチンがある。手前は取り壊された隣家の跡。更地だった所に、雨の後一気に草が繁りはじめた。勢いよく、見たことのないような葉が一面に。         
 よく見ると花が咲いている。       

       

 ↓は、蕾だ。何の花だろう?      

 この日は、2週間ぶりに平米公民館に行った。27日の七夕祭りに向け、例年のように大きな七夕飾りが風にはためいていた。この公民館の前に屋台も出るそうだ。        

 ↓は、平米小学校側。校章が見える。蒸し暑いけど風の強い日だった。               


桔梗の花と紫蘇ジュース

2013-07-22 | 日記・つぶやき

 忙しかった週末が明け、次の週はチョコチョコ用事で出かけるくらいで、ほとんど家で過ごした。謡と太鼓のお稽古のない週だったせいもある。
 20日(土)は、近所の美容院へ髪染めに行き、午後いつもより少し早めにお茶に行った。ところが、「今、皆さん帰られたところ」と茶々姫さん。皆さんと言うのは、ようこ姫さん、KAさん、そしてあっ君だと言う。それぞれ納涼祭などの行事で早目に来て、後の2人は欠席とのこと。ちょっと気が抜けた。

 先日の葬儀の話などしていると玄関に声が聞こえ、ANさんが紫蘇ジュースを持って来られた。皆に会えると思ってだろう、ペットボトルに何本も詰めて、コレは○○さん、これは△△さんと、7,8本もあっただろうか。
 お孫さん達が大好きなので、帰省に間に合うように作ったのだそうだ。MAさんの畑から泥つきの紫蘇を茎ごともらい、ちぎって洗う、そして煮るのだそうだが、それはたくさんのアクが出るのだと言う。茶々姫さんは一度作ったが、あまり大変でもう止めたそうだ。レシピだけ大事に持っているとか。
 「少し甘めかもしれない」と、ANさん。明日試飲します(目下冷蔵中)。

 さて、お茶室の床には、桔梗と撫子が活けられていた。楚々とした色合いは、秋の涼しさを思わせる。           

 「秋の七草」は、↓のように、山上憶良が万葉集の歌で選定したそうだ。朝貌(あさがお)の花が桔梗と言われている。

 「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
  萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」

 茶道では、季節を先取りするそうだ。お茶室全体が秋を思わせる。この日は私一人で静かだから尚更かも。
 お軸は、呉山先生の書。「元気な頃のものだから筆に勢いがあるね」と、奥さまの茶々姫さん。「雲悠々 水湧々」と読む。墨の色も鮮やかである。
            

 主菓子は「水牡丹」。そしていつものように他にもたくさん。

                       

 お点前は茶箱の点前。一番簡単な「卯花点(うのはなだて)」だったが、すっかり忘れていて1人で笑っていた。

 ↓は、紫蘇ジュースです。氷を入れて飲むとスッキリします。苦労して子どもさんとお孫さんに作られたのにお裾わけしていただき申し訳ありません。             

 


今年も「ルビーの会」

2013-07-20 | 日記・つぶやき

 

 
ルビーの会
 話が後先になったが、7/3(火)に氷見市姿「ひみのはな」で、「ルビーの会」が開かれた。  ルビーと言えば言わずと知れた7月の誕生石。美しくも高価な宝石である。私も指輪を一つだけ持...
 

  ↑は、いつものように昨年のルビーの会の模様である。7月生まれ4人で名付けた会だったが、5,6年ほど前から皆でお互いの誕生日を祝う会になった。茶々姫さんのお茶教室の仲間である。今年は、茶々姫さんの誕生日の13日(土)に、呉羽の「マリーマリー」で開くことになり、ようこ姫さんのお世話で当日を迎えた。
 毎年無事に誕生日を迎えることを、今年ほどありがたくしみじみと実感したことはなかった。と言うのは、その日は、私の実家の分家のご主人の通夜、翌日は葬儀で、交通事故だったこともあって人の命のはかなさが身に沁みたからである。

 「マリーマリー」は、1月に、釣谷久仁子さんの句集「胸に火照りし」の出版お祝いの会で集まったお店、その時のお料理の素晴らしさ、心のこもったおもてなしに一同感激、半年ぶりに再度集まったと言うわけである。1月は雪の日、今回は木々の緑がきれいな呉羽山を眺め、折しも2階では蜻蛉玉展も開かれており、楽しいくつろぎのひと時だった。
 私自身は、その夜、翌日の行事を思うと落ち着かなかったらしく、写真もあまり撮らず、うまく紹介できないのが残念だ。

 2階へ上がると、正面にひまわりの大きな花瓶と「風人憩舎(ふうじんけいしゃ)」の軸。’風人憩舎’とは’風流な人が集うところ’の意味でつけた店主の大坪さんの合同会社の社名と聞く。     

 窓際には、蜻蛉玉の作品展。     

                      

        

           

 テーブルの上には、七夕のしつらえが整っている。     

 ↓の真中の青い線が邪魔だが、ガラス板の上と下に立体的な盛り付けになっている。   

   

 ↓は、天の川しんじょうとゼリーのキラキラ星(右下隅)。       
  ↓は、上がピーナツの甘煮(皮つき)。         

 ↓は、左から、カボチャの巾着、ズッキーニのはさみ揚げ、花かぶら。  

  ここまでがアートプレート。グラスにはトマトのマリネ、刺し身三種、鰤の照り焼き、山芋蒸し、白胡麻豆腐、揚げ物三種、白木くらげ吸い物、香の物、デザートとお品書きにはある。写真を撮らずに食べるのと喋るのに夢中だったようだ。

             

               

 ↓は、九谷の取り皿と香の物を取り分けたところ。

               

  ↓は、お品書きです。    

 ついでに、MiTUの友人から歌舞伎座土産にもらったべっ甲梅飴も紹介します。義経千本桜、鳴神 など観たくなりますね。      

 最後になったが、開会前に店主の大坪さんから茶々姫さんに紫陽花のブーケのプレゼントがあった。青いブラウスとよくマッチしている。一週間後の今日茶々姫さん宅に行ったら、玄関の棚の上のガラスの花瓶に生けてあり、紫陽花は優しい色のまま元気に迎えてくれました。      


Summer コンサート2013~なんと混声合唱団・椿

2013-07-17 | 合唱

 7/14(日)、「なんと混声合唱団・椿」の第一回目のコンサートが開かれると、早くから聞いていた。城端の同級生と、同級生の奥さんが入っておられ、井口で練習している混声合唱団だ。「暑いし、遠いし、無理しないでね」と、何度もTOちゃんに言われたが、チケットをもらいMiTUの仲間に声をかけると何人も行きたいと言われ、高岡から5人で行く予定にしていた。 

 ところが実家の分家のご主人が交通事故で亡くなられ、この日は葬儀の日。骨上げ、初七日法要、オトキが済んでから間に合えば行くよ、と友達には言っていた。昔は、城端町と井口村はお隣り同士、20分もかからない。弟には城端線で帰ってね、と頼んでいた。

 午後4時開演のギリギリの時間に、いのくち椿館に着いた。旧井口村の中心地、小中学校や行政センターがかたまっている場所に椿館が建っている。トップ写真は前庭、夏の青い山々が美しい。↓は、前庭のアプローチから建物へ。向かって右部分がホール。  

  多目的ホールなのだろう、モノトーンの合掌造りのような造りで開口部が広く明るい。折りたたみ椅子約100個が満席だった。

 まず、第一部:16世紀ヨーロッパの作品から
      渓川慕いて(パレストリーナ)
      イレ ベレ ボン(バスロー) (フランス語で)

     第二部:世界の名作から
      君を去りて(チューリンゲン地方民謡)
      チリビリビン(イタリア民謡)
      ゆりかご(平井康三郎)
      海(文部省唱歌)

 全曲と言っていいほどアカペラなのに驚いた。譜面台があるせいか全員暗譜に近い。MiTUでも使わせてもらったグレーの布地がスカーフに。

  全員が、1人一役だそうで、司会進行、曲目解説など団員が交代で行う。衣装担当、クッキー作りなど、団員みんなの手作り感がいいな、と思った。
↓は、休憩時のコーヒー、クッキーとプログラム。

  第三部:日本のうた
   君をのせて(宮崎駿 久石譲)
   遠くへ行きたい(永六輔 中村八大)
   闇夜の国から(井上陽水)

  第四部:ジャズ
   エーデルワイス
   ムーン リヴァー
   ラヴ ミー テンダー

  ほとんど知っている曲ばかり、ハーモニーも美しく、温かい雰囲気の楽しんで聴けるコンサートだった。↓は、グレーと黄色の布地を捩じったアイディアのスカーフ。

 プログラムによると、指揮者の浅水さんは函館出身、青山学院大の混声合唱団の学生指揮者だったそうだ。今は、「合唱団となみ」の代表。この「なんと混声合唱団・椿」では、発足時から指揮を務めておられる。とても厳しい指導だと聞いている。
 この日は、お義父さんの葬儀の日。喪主を務められた後指揮に駆けつけられたと聞いた。成功、おめでとうございます。


ワンコインコンサート”中野圭人ジャズ・クワァルテット”

2013-07-16 | 音楽

 昨年頃から、高岡文化ホールで”ワンコインコンサート”が始った。チケットなしで、500円玉を持って聴きに行けるコンサート。昼の11時半開演で1時間ほど、ランチタイムのコンサートだ。が、なかなかチャンスがなかった。

 7/15(祝)、「海の日」、ジャズ・ライブがあるらしい。前後忙しく予定を入れていない日、もし気が向けばコインを持ってフラッと出かけるかな、くらいの気でいた。が、音楽友の会に入っているSIさんから招待券を2枚もらった。ジャズの好きなSAさんにメールしたら即OK。もしかしてみきこさんご夫婦にも会えるかな?

 親類の葬儀に三鷹から駆けつけ、我が家で2泊した弟を高岡駅に送り、文化ホールへ。後ろの駐車場に入れたくて早目に行ったら開場前、行列に並ぶとMiTUのMIさんに会った。↓は、入り口のポスター。中野圭人:ドラムズ、加納新吾:ピアノ、高橋知道:テナーサックス(演奏ではソプラノサックスも)、時安吉宏:ベース の4人、関西で活躍する若手実力派メンバーだそうだ。それぞれがソロで、あるいは他のメンバーとコンサートを組み活動している。ドラムズの中野さんがリーダーだ。 

 SAさんを待つ間ロビーでMIさんと話していると、みきこさんに声をかけられた。素敵なご主人と一緒だ。ご夫婦でコンサートにお出かけとは羨ましい。慌てていてろくなご挨拶もしなかった。いつもバタバタしている自分を反省。

 ピアノの右手がよく見える良い座席を確保していた。ど真ん中にサックスとベース、右奥がドラムズ(演奏風景の写真は撮れません)。
 まず、オープニングは、「サマータイム」。ガーシュインのミュージカル「ポギーとベス」(昔、労演で観た記憶が…)
の中の曲。ブルース調の子守唄でテナーサックスの切ない音色が響く。
 次に、高橋さんはソプラノサックスに持ち替えて、「アリス・イン・ワンダーランド」を。サックスがテーマを演奏するので、主役みたいだが、ピアノ、ベース、ドラムズのソロの部分があり、他の楽器は雰囲気に合わせて音を添える。まず楽譜がないから即興なのだろう。

 そして、中野さんのトークでメンバー紹介、ジャズ、ブルースの説明。カルテットによるジャズレッスン~ブルース編。

 「オズの魔法使い」から、「オーバー・ザ・レインボウ
 「サウンド・オブ・ミュージック」から、「マイ・フェイバリット・シングス」(片仮名で書くと読みづらいが)

 それぞれソロ演奏の見せ場があり、楽しい。知っている曲ばかりなのも嬉しかった。全員が20~30歳代の若いミュージッシャンだ。あっと言う間の1時間(?)だった。↓は、終演後のCD販売コーナー(トップも)。行列だったらしい。右から、高橋、加納、中野さん。時安さんが見えないが。    

 ランチは、北日本新聞隣の「魚八」へ。意外に空いていて(ここは近所の勤め人のランチの場)、先日来の話をゆっくりしながら鯵の塩焼き定食を食べた。煮物とあさりの味噌汁がついている。

             

 ジャズの後のランチとしてはそぐわないかも?焼きたての大きな鯵が美味しかった。その後、ランブルへ。先日来の緊張のほぐれる一日だった。


鵺(ぬえ)ってどんな動物?

2013-07-11 | 能楽

 「夜」の横に「鳥」を書いて『鵺』、「ぬえ」と読む。 万葉集や古事記にも出て来る妖怪で、伝説の生物。平家物語では、猿の顔、狸の胴体、虎の手足を持ち、尾は蛇と書かれている。「ヒョーヒョー」という、鳥のトラツグミに似た声を出す。↓は、この鵺を描いた絵。       

 この鵺を主人公にしたお能がある。題名も「鵺」。毎月第一日曜日に、金沢の県立能楽堂で定例能が催される。能が2番、狂言が1番演じられるが、7/7(日)は、能「籠太鼓(ろうだいこ)」、狂言「伯母ケ酒」、と能「鵺」だった。源三位頼政に退治された鵺がシテとは、どんなお能だろう?と興味があり、なはさんと観に行くことにした。チケットは謡の先生からいただいた。

 JRの時刻を私が早とちりで10分遅く覚えていて、出だしからなはさんに迷惑をかけた。ギリギリ間に合ったものの、きっとヤキモキされたことだろう。オマケに金沢に着いたら、またまた先日同様切符が見当たらない。財布の中、バッグの中を何度もかき回し、結局お願いして改札を通らせてもらった(後で、何度も見た小袋の中から出て来て、帰りの改札で渡して来た)。最近はこんなで事ばかりが続き、すみません、ゴメンナサイの連発である。

 時間に余裕があったので、駅百番街「つづみ亭」で昼食。加賀野菜を使った料理で人気の店。観光客のグルーも一緒だった。↓はヘルシー定食。      
 
駅から、土日100円のシャトルバスで能楽堂前へ。

 「籠太鼓」も珍しい能だったが、今日は「鵺」についてだけ書きます。

 《あらすじ》 
諸国一見の僧(ワキ:北島公之)が熊野詣りの帰り道に芦屋の里に着き、川渡しのお堂に泊まります。夜更けに、空舟(うつおぶね=丸木舟)に棹さして不思議の者(前シテ:藪克徳)が漕ぎ寄せ、僧に心の闇を弔ってほしいと頼みます。自分は、近衛の院の時に源三位頼政の矢先にかかり命を失った鵺の亡魂だと名乗ります。僧の求めに答えて、その時の有様を物語った男は、空舟に乗ると夜の闇の中に姿を消してゆきます。(中入り)
              

 その夜、鵺の読経をしている僧の前に、頭は猿、尾は蛇、足手は虎という恐ろしい姿の鵺(後シテ)が現れ回向を喜び、自分が討たれた時の有様を再現して見せます。そしてまた遥かな闇の中に消えていきます。             

 近衛天皇の御代(在位1142年〜1155年)に、真夜中清涼殿に現れる怪物がおり、天皇を病魔に陥らせたと言う。崇徳院の怨霊だとも言われた。弓の達人の源三位頼政(げんざんみよりまさ)が呼ばれ、警護を命じられる。頼政は見事に怪物を射抜き、退治した。この頼政の「鵺退治」の話は有名だが、この能では、退治された鵺の立場で、「自分は、空舟に押し込められ、暗い水底に流された」と語る。能では、よく敗者や退治される者を主人公にする。そして、滅ぼされる側の悲哀を通して人間世界の影や人生の暗い側面を描くことがある。私が観た能では、「藤戸」や「鵜飼」もそうではないかと思う。

 見どころは、後場。赤頭(あかがしら)に猿飛出(さるとびで)の面をつけた鵺が、頼政の矢に射抜かれて落命する場面を再現する。言わば1人芝居、パントマイムだ。猿飛出の面の眼が光る。動きはダイナミック。射抜かれる様を激しい所作で演ずる。装束の袖がしなやかに翻る。高価な衣装なんだろうな~と思う。藪さんの鵺は見ごたえ十分だった。ただ、習ってなく、本もないので言葉がサッパリわからず、想像で観ていました。

 シテ:藪克徳  ワキ:北島公之  間狂言:鍋島憲
 大皷:飯島六之佐  小鼓:住駒充彦  太鼓:前田孝雄
 笛:桧垣勇  地謡:藪俊彦 他     の皆さんでした。 
             (写真はネットからで、当日の能と関係ありません)

 ↓は、金沢駅前。久しぶりに夕闇の鼓門を撮ってみた。七夕の夜だったが、金沢駅はいつもと変わらない。戸出は今日も七夕まつりで賑やかなことだろう。 


夏は絽の着物

2013-07-10 | 日記・つぶやき

 水曜日は朝からぐったりだ。週の半ばと言うこともあるが、前日の火曜日夜が合唱練習だからだ。特に、新しく始めたミサ曲が、現代のポーランドの作曲家の曲で、音はとりにくいわ、歌詞(いつも歌うミサは歌詞が同じ)は舌を噛みそう、で一苦労。昨夜など休憩なしだった。

 特に昨日は、午前中真生会病院の眼科の診察に半日かかった。初めてなので、病院の中で迷子になりそうだった。だが、院内の明るい雰囲気は他の総合病院とはちょっと違う感じ。しばらく通院することになるだろう。

 7/10(水)は、そんなわけで、朝からドッと疲れがでて、不燃物ゴミをだした後もう一眠りしたい気分だった。だが、風の涼しい日で、窓からそよそよと入る風が心地よく、保育園の工事の音を我慢して、一日窓を開けたまま過ごした。あちこちに電話をかけたり、メールや手紙を書いたり、本を読んだり、仮眠したり…。

 夕方外に出て、道路にはみ出た木の枝を払い、目立つ所だけ草も刈った。近所の人とも話したりして気分転換。そして、これも気になっていた着物の片づけをようやく済ませた。6月の龍尚会の後、さげっぱなしだった単衣の着物と袴をしまう。最近は、謡や太鼓で単衣を着ることが多く、この水色の単衣の着物を茶々姫さんよりいただいた後、家紋をつけてもらい、愛用している。↓は、龍尚会で来た単衣と袴。袴はこれしか持たない。一度アップしたかも。        

        

 先日のお茶のお稽古の後、茶々姫さんが、「着物の整理をしているのだけど、絽の着物は一つあればいいから、コレ、処分しようと思う。近所の人が、リフォームに使うからほしい、と言われるけど、着てもらう方が嬉しい」と仰る。私は、最近は8月の薪能の謡にも出ることがあるので、絽は何枚あってもいいと思い、もらうことにした。紋もついているし、裾模様もある。裾は袴で見えなくなるが、胸元の花模様が涼しげだ。↓      

 瑞龍寺の「薪能」の素謡は、法堂の中で行われる。もちろん天然クーラーだ。着替えをする台所の部屋も、扇風機と窓からの風だけ。着物の上に汗がぽたぽたと落ちる。想像するだけでぞっとするほどだ。今年は「班女」で役が当たっているから、一番前に座る。この着物を着て頑張りま~す。 


「さわ田」やでランチ

2013-07-08 | 食物

 なはさんのお世話で「あしつきの会」が誕生、2度目のランチの会を持った。中田に勤めた仲間のつどいである。
 葦附(あしつき)とは、清流に自生する緑褐色で塊状の寒天のような藻類のことだそうだ。湧水を源とする清流の底石などに付着している、とネットにあった。高岡市中田にある「いきものの里公園」に行けば本物が見られる。↓は、家持の歌。

 雄神川 紅にほふ 少女(をとめ)らし

   葦付あしつき取ると 瀬に立たすらし   (巻17-4021・大伴家持)

 《現代語訳》 雄神川の川面に紅の色が映えて匂うように美しい。娘たちが葦付を取ろうと瀬に立っているらしい。

 歴史上のあらゆる書物の中で、『万葉集』にだけ、ただ一度登場する「葦付」とは一体、どんな植物なのか、「いきものの里公園」へ一度行って見て来たいものです。

 さて、初回は「いろどり喫茶店」、2回目は「ルチャナ」の予定だった。だが、最近「ルチャナ」は5名以上じゃないと予約を受けないそうだ。頼み込むこともできたかもしれないが、またいつか、と言うことで、なはさんに「さわ田」やさんに頼んでもらった。なはさんのご家族で時々行かれる割烹料理屋さんだ。よく前を通るが私は初めて。(トップは入り口) ↓は、七夕飾り。        

 1200円のランチに赤米をつけてもらい、1350円。ドリンクとデザートは別。         

 肉、魚をあまり使わない野菜中心の膳だった。説明が上手くできないので写真だけ見てください。        

        

        

        

        

        
 私たちには適量、お味もピッタリ。若い人には単品料理の追加もできる。ランチの時間もお客は絶えない。夜は居酒屋風になるのかしら。支払いをしながら厨房を覗く、と言うかカウンター席に野菜が置いてあるのでいろいろと質問。メモをしないのでもう忘れている。何茄子だったか、何瓜だったか?
        

 

 ↓は、はす芋。青ずいきとも?何度も聞くのでシールをぺたりと。        

 京都で修業して来られたと言う若々しいマスターです。        

  最近、シンガポールへ旅行されたSE子さんの写真を見せてもらいながら話が弾んだ。シンガポールはようこ姫さんと二人だけで(NOちゃん抜きで)個人旅行で出かけた国。セントーサ島で雨に降られたり、夜の噴水ショーをずっと待ったり、思い出深い場所。ピンクイルカショーを見たり、娘の友達のサンサンと会ったり、珍道中をして来たのが懐かしい。 
 一度行って、いっぺんに好きになったお店でした。
大門高校前の道を富山方面へ走ると、新幹線を過ぎてすぐの右側にあるお店です。

  「旬楽 さわ田」:射水市安吉20-1  ☎:0766-52-5677  
              11:00~14:00  17:00~22:00 火曜日が定休日


あっ君のお点前

2013-07-06 | 日記・つぶやき

 6/29(土)、前夜12時頃大阪の出張から高岡へ来た息子、あまりよく眠れなかったと起きて来て、ゆっくり朝食を食べ、富山からのお迎えを待っていた。土曜日は富山で仕事、そのまま東京へ帰ると言う。日曜日は出張の後始末、家の仕事に費やしたいのだろう。迎えが来るまでの間、我が家の調律もしてないピアノを叩き、2,3曲弾いていた。「純情きらり」じゃないけどホントにピアノが好きだ。

 たった一泊だけど、息子が帰った後は気が抜けた気分だ。午後のお茶にはいつもより少し早めに行った。
 なんとまあ、あっくんのお点前が始まるところだった。今日は、葉蓋のお点前らしい。水差しの蓋が紫陽花の葉。葉っぱをたたむ特別の作法があるはず。
 茶々姫先生が袱紗さばきのご指導中(トップ写真も)。ちょっと難しすぎますよ。↓
    

 どうやらたたみ終わり、お棗を拭きます。↓ 先生の手を添えて。        

 次にお茶杓を拭きます。↓ これは一人でできました。左手ですね。         

 お茶碗から茶筅を出し(ア、横にしないで)上向けに立てますね。茶巾も出して、お茶碗にお湯を入れます。湯杓をしっかり持って。         

 茶筅通しをして、茶巾でお茶碗を拭き、お棗からお茶を掬ってお茶碗に入れます。先生かおばあちゃんと一緒です。お茶を点てるのも、あっ君一回、おばあちゃん一回、と交代交代に。一服目は私がいただきました。美味しかったよ。あっ君ありがとう。
 先生にも点ててあげ、次はご自服です。初めて飲むのだそうですよ。↓ お服かげんはいかがですか。↓ なんとも複雑なお顔ですが…。お点前をして、初めて一服いただいて、あっ君えらかったね。先生も、おばあちゃんも一段とすごいです。
      

 

 茶々姫宅に来る前にシャトレーゼへ寄りアイスを買い(私たちもお相伴をしました)、この後はお買いもの(だったかな?)、翌日はおとぎの森だったそうです。おばあちゃん、ご苦労さま。
 この日、私は茶々姫先生から絽の着物をいただいた。それもアップするつもりだったが、写真がまだなので次回のお楽しみに。


バルーン・アートのひまわり

2013-07-05 | 日記・つぶやき
My Birthday いろいろ
 7/2は、私のウン十三回目の誕生日である。前日の雨もあがり晴れた気持のいい日。朝早く、千葉の友人からケータイに、おめでとうメールが入った。ピンクの画面にかわいい模様のついたメッセ...
 

  上はいつものように、昨年のブログである。娘と一緒に誕生日を過ごしたことが思い出される。写真のひまわりは娘が買ってくれたもの。

 今年7/3(水)は、またまた「海岸通り」でのバルーン・アートの日だった。ひまわりを造ると言われぜひ参加したいと思った。だが、午前中は歯医者、午後は退職厚生会の会員に配布する封筒の仕分け作業が入っていた。1時半開始、だがいつも皆さん集まりが早い。私も早目に行き、どうやら伏木国分浜の店へ2時に入れた。TO先生と助手の方2人、生徒が3人、ほとんどマンツーマンで、ひまわりはほとんど仕上がっていた。

 教えられる通りに見よう見まねで始める。ケーキと同様、同じ作業を繰り返しながら花びらと芯を作るのだが、順番を忘れたり、「ワープ」と言う新しい作業が難しかったり、でなかなか進まない。慌てるからか、途中2回も割れたりした。遅くなり先生にも迷惑だし…、がさすが3人の親友たち、「復習だから…」と言いながら、私のひまわりが仕上がるまで手とり足とりで教えてくださった。割れた玉を修正する方法までマスターしてさすが、さすがだ。

 先生は、遅く来た私にご自分の作られたひまわりをくださり、嬉しいことに私は2本持ち帰り。↓は、右の整ったのが先生作、左の花びらがガタガタのが私の作です。        

 3日は、娘夫婦からの花束も届いた。真っ赤なバラ、ピンクのカーネーション。             

 翌4日は、平米公民館のお稽古日。この日は、10数分間ほどだが、「中の舞」の「西王母」を打つ間だけ正座をしてみた。この日、公民館の事務所に、珍しくTAさんが来られ、5月の事故の話を聞く。杖がとれたのは最近だそうだ。庭の白いアジサイを持って来ておられ、私たちもいただいた。アジサイは生けるとすぐに萎れるが、これは大丈夫のようだ。白とピンクは茎が同じ。ハコネウツギのように、白からピンクに色が変わるらしい。          

 と言うわけで、我が家の狭い玄関は、いろいろな花が満開である。         

         


「ラグー」でランチ

2013-07-04 | ボランティア

 月1度の音訳ボランティア。デジタル録音になってから1日半かかるようになり、「市民と市政7月号」は、6/26、27日に録音作業を行った。初めて、終わりの言葉”あかねからのメッセージ”を担当された新入会員のZEさん。「何を話題にしようか迷った」と緊張した面持ちで仰る。そして3種類作って来られた。

 一つは、富山ファミリーパークのポニー「コスモ」が、「日本動物大賞・功労動物賞」を受賞したこと。二つ目は、富士山の世界遺産登録、三つ目は、参院選のこと。皆の意見で、「富士山」の話題に決まった。メッセージはすべての記事の最後につける。

 「あかねからのメッセージ:富士山が世界遺産として登録されることが正式に決定し、日本中が喜びに沸きました。日本を代表する美しい山が、世界の宝として認められたことは嬉しい限りです。海外からこれまで以上に大勢の観光客が訪れることでしょう。高岡にも足を伸ばしてほしいですね。
 
暑さはこれからが本番です。お身体を大切にお過ごしください。」

 だんだん作業に慣れ、11時過ぎにはすべて完了した。午後用事のない人でランチを、と話が決まった。私は午後は平米公民館のお囃子と謡のお稽古日。家で昼食をとっても良いのだが、皆と一緒に食べることにする。何のことはない、我が家のすぐ傍の「ラグー」に決まった。「エスポアなかやす」へは、ワインやお酒を買いによく寄るが、2階のラグーはしばらくご無沙汰だ。娘夫婦と予約なしに行って断られて以来だ。ランチもダメかな、と昇って行くと時間が早かったか、7名OKだった。ランチは、1500円、2000円、3500円と3種類ある。私が急ぐのですけど、と言うと、1500円の”カジュアルランチ”を薦められた。他の人もそれでいいそうだ。

 この日のカジュアルランチは、ハヤシライス。まず、季節のポタージュ。地元の提携農家の野菜がたっぷり入っている。↓       
 次に、メインディッシュ。赤米のごはんとハヤシライスのルー。↓       

 いろどりもよく、これも野菜が美味しい。この後、自家製デザートと飲み物。カーテンで仕切られたテーブルで落ち着いて話ができる。が、ゆっくり話す暇もなく、私だけお先に失礼した。久しぶりの「ラグー」、いつかまたゆっくり来よう。

  〒933-0866 富山県高岡市清水町3丁目5−58
   0766-25-9003


女声合唱団「コール麗」創立20周年記念コンサート

2013-07-03 | 合唱

  和倉へ行く当日、「コール麗」コンサートのお誘い電話がMiTuのTAさんから入った。20周年記念コンサートのために、家持の歌に作曲を依頼し、目下練習中と言う新聞記事を読んだところ。なはさんの分と2枚届けてもらった。20周年記念で第5回演奏会とあるから、4年に1度のコンサートになる。それに比べ、私たちは毎年開催しているわけで、毎年20曲近く練習し、発表しているわけだ。ずいぶん無茶なことをしているのではないか?と思う。

 さて、「コール麗」は砺波を中心に活動している定評のある女声合唱団。合同のコンサートで聴いたことはあるが、独自の演奏は初めて。長年常任指揮者を務められた中村義朗さんに代わり、大門康彦さんを迎えての記念大会である。
 6/23(日)、砺波文化会館は満員、熱気むんむんだった。まず新指揮者大門康彦氏の紹介。富山市出身のバリトン歌手、関東地区10合唱団の常任指揮者も務めておられるそうだ。
       

  1部は写真を撮り忘れ。「犬が自分のしっぽをみて歌う歌」など、やなせたかし作詞、木下牧子作曲の歌、などを歌われた。
 2部は、日本民謡「おてだま唄」、「おぼこ祝い唄」(間宮芳生作曲)。
        

 3部は、中村八大と永六輔のコンビによる「おさななじみ」に小学メドレーや「オーシャンゼリゼ」や「ムーンリバー」を交えたストーリー「うたはセ・シ・ボン」(宇田川安明編曲)。↓のような若々しい衣装で。       

  舞台の右端のテーブルの上に、幼稚園バッグ、ランドセル、通勤かばんが歌と共に置き換えられ…小道具が変化する。指揮者は↓のような打楽器も演奏。「オーシャンゼリゼー」では、指揮者と素適な女性のダンスも披露され、「ムーン・リバー」ではペンライトを持って。

                    

                   

    

 最後の「花嫁」、「こんにちは赤ちゃん」では、↓のような楽しい光景も。

                     

  4部では、出町小学校合唱クラブが賛助出演で、「ア・ホール・ニュー・ワールド」や「地球星歌」を澄みきった歌声を響かせて歌われた。(福野のヘリオス音楽祭でも小中高の賛助出演があり、地域とのつながりを伺わせた) 合同合唱で、「わたりどり」(北原白秋作詩 大中恩作曲)。大人と子供が声を合わせて歌うのは見ているだけでほほ笑ましい。私たちMiTUのメンバーにも小学校時代(60年以上前)、合唱をやっていたと言う人がかなり多い。この子たちも歌うことの好きな大人になるのだろう。        

  最後のステージの前に、作曲家相沢直人氏が舞台に立たれた。家持の歌の作曲を依頼されたいきさつ、どの歌を選んだか、歌の聴きどころなどを話された。題して、「やかもち抒情」、越中春3首、鰻(むなぎ)2首、恋3首の計9首。ユーモラスな歌もあり、楽しめた。衣装を楽しんだと言う方が本音かも。                         

                       

  万葉人を思わせる、衣装は朱色。帯のような布が下がっている。射水川の歌、家持が越中を去る時の歌もあり、10月の万葉朗唱で歌われるといいと思った。          

 4回にわたる衣装替え、歌もほとんど暗譜で、素敵なハーモニー。何よりもリズムをとりながら、笑顔で楽しそうに歌われる姿に圧倒された。とても若々しい。”麗しき女(おみな)のつぶやき”を読むと、80歳の方もおられるようだが、若い人たちにとけ込んでおられるのが羨ましい。