Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

美女の会 ’14

2014-12-30 | 日記・つぶやき

 年末、土日は晴れる、の予報どおり、27,28日は見事に晴れましたね。29日も降らなかった。嬉しいですね。仕事もはかどるかな? その前の2日間は雪でした。
 朝からしんしんと雪が降っていた25日(木)は下関小学校で退職厚生会のおたよりの封筒詰めの日でした。年末だしその日のうちに配布したい。こんな日にイヤだなと出かけると、もう皆さん大勢で作業に取りかかっておられる。封筒の中に、おたより「旧友」の新年号や2015年版の手帳が入っていて、支部だよりを加え、名札を貼り、ホチキスで留める作業を校下ごとに行います。
 黒板を見ると、オヤ、こんな絵と文字が…。とお見せしたいところだが、この日は仕事の日、とカメラをわざとバッグから出したのでした。ケータイで撮ってみたが…。ボケ写真で見苦しいので止めました。”おめでとう!140周年” の文字と当時の校舎の絵がチョークで描かれていました。下関小学校は明治6年創立です。高岡市内では早い方でしょう。きっと式典があったのでしょうね。           

 翌、26日(金)はお寺の月参りの日。12月は除雪に困ります。車1台分除雪しなければならない。が、今年は膝、腰、息切れがひどく、20センチ余の雪なのにどかすのは大変な仕事。無理しないことにしました。私の車をウンと下げて、道路沿いにスペースを作った。後は玄関まで人一人が歩ける細い通路だけ。これでご勘弁を。お寺さんは、この季節は長いゴム長で来られるのでOKです。

 今日は恒例の「美女の会」を紹介します。23日(祝)でした。くまさんから早々とブログや、メール、留守電でお知らせがありました。その頃、私は体力・気力がダウン気味、何もかも休みがちだったので心配されたのでしょう。昨年は富山の「第九」のリハーサルかなんかで欠席し、1月に第2弾を開いてもらいました。
 年賀状を書いていて、今夏亡くなられたTAさんの絵手紙賀状に「美女の会、楽しかったそうですね」と添えてあり、TAさんも欠席だったのだな~、と改めて思い巡らせていました。
 ↓ 少し遅れて着いたので、絵手紙の時間が終わる頃。水仙、千日紅、赤唐辛子、柚子、洋梨…と並んでいます。座は賑やかですが、いつも黙々と筆を運んでおられたTAさんの姿はありません。オカリナの演奏もありません。皆、黙っていたけど誰もが彼女のことを思い出していたでしょう。

  2限目は、ピザ、おもち、いちご、つけもの、かまぼこ、コーヒー、ノンアルコールビール、お菓子など、皆さんの持ち寄りのご馳走を食べながらお喋りタイムです。↓は、まめさん作の石の絵。アクリル絵の具で描くそうです。あみだくじで好きなのをもらいました。姫さんからは猫ブローチをもらいました。

  ↓は、3限目の隠さない芸大会。皆さん、年ごとに上達され…。三味線、フルート、ハーモニカのミニコンサート。

                                

                                

 4限目は皆で歌おう!楽譜をもらい、くまさんの伴奏で合唱です。
 5限目は↓ つもさんの指導で、「ホワイトクリスマス」をフラダンスで踊ります。皆さん笑顔で。

  最後は、いよいよプロ級の腹話術。坊やの顔がよく見えませんが、↓はくまさんがセリフを。

  ↓は、お嬢ちゃんが口を大きく開けてセリフを言ってます。くまさんの口は動いていません。この立派な着物、友達からのいただき物だそうですが、背中を割って手を出し入れする大きな穴を作るそうですよ。

  年末の「美女の会」は、私にとっては「忘年会」として定着しています。お世話くださるくまさん、ほんとにありがとうございます。


ミュージカル「楽園」のPR隊

2014-12-29 | 映画・テレビ・演劇・芸能

  1週間前の19日(木)は、立山連峰がすっきり見える晴天の日だった。除雪日和だな~と思いながら「アルトの会」へ。新年会のアトラクションで歌う「麦の唄」の練習だ。2,3度欠席しているので、予定を一つ断って参加した。転調はどうする?高音部をつける?など賑やか。
 帰りに「ふれあいセンター」に寄り、シルバー人材センターで剪定と雪吊りの支払いをすませる。駐車場で「空がきれい」とカメラを取り出したところで、「こんにちは」と声をかけられた。見れば、演劇鑑賞会のMAさんだ。「今日、ここで”囲む会”があったんだったね~。どうだった?行きたかったんだけど、ニュースでようす教えてね。」と私。「ミュージカルの人たちは熱気があって、スゴイね~。ああ、今夜もここであるよ」とMAさん。ああ、夜の部があったのだ。最近は昼ばっかりで、夜の部は忘れていた。
 夕食をすませ、ふたたび「ふれあいセンター」へ出かけた。ちょうどストーリーの説明をしておられた。制作の松井みずきさん、出演される金子昌代さんと藤井珠美さんの3人が来ておられ、「3人を囲む会」だった。劇団によって制作担当の方が来られることもあれば、役者さんが来られることもある。言わばお芝居のPR、観る者にとっては事前学習の会です。

 ↓は、漫画での登場人物の紹介。時は、真珠湾攻撃前後、舞台はハワイです。そこで出会った日系2世の青年と現地の少女との悲恋の物語を軸に、時代に翻弄された人々を描いているミュージカルだそうです。       

 これは、「劇団スイセイミュージカル」が創作したもので、国産ミュージカルの最高傑作と称賛された作品です。制作に5年かけ、3度ハワイに渡り現地取材もしたそうです。ヘイアウ神殿、ハレイワ、アリゾナ記念館、日本文化センター、プランテーションビレッジなど見学し、実際に真珠湾攻撃に遭遇した日系人の話も聞いたそうです。晴れ渡った青空の下、急に飛行機が来て、6mのところに砲撃された、パイロットの笑顔も見えて、いったい何事がおこったのかと思ったそうです。 私も6年前に真珠湾を訪ねた時に、海の底に沈む「アリゾナ号」の姿を覗き込み、複雑な思いをしました。
 その後、「楽園」の舞台のダイジェスト版とハワイ訪問の映像を見て、最後が歌とフラの体験講座でした。

 ↓は金子さん。ストレッチと顔の体操。眉毛、鼻、口(コレだけできました)を動かします。グー、チョキ、パーを左右別々にする運動も。情けないことに私はまったくできません。そして発声練習。いよいよテーマ曲「楽園」のサビの部分の歌唱指導。本番では、舞台の皆さんと一緒に歌うぞ!と練習しました。

 最後は、藤井さんとフラダンスの練習です。難しいですね。ゆっくりとしてくださるがなかなか真似ができません。

 ↓ にこやかな笑顔の藤井さん。動きだけでなく顔の表情も大切なのですね。

  ↓は、東京から車に積んで運んで来られた、音響装置の数々。パソコン、テープレコーダー、音響ミキサー。制作の松井さんに説明してもらいました。

 ↓は、キーボード。お話だけでなく、実演やワークショップもあるので大道具になるのですね。女性だけでパワフルです。

  この後、運営サークルの人は打ち合わせがあるようです。             

 来年 2/9日(月)夜、10日(火)昼の公演です。場所は高岡文化ホール。久しぶりのミュージカル、楽しみです。後で聞くと、まめさん、つもさんは運営サークルで、昼の「囲む会」に参加されました。


X'mas コンサート in まるしん

2014-12-27 | イベント

  今年の年末年始は9連休にもなる嬉しい巡り合わせだそうだ。息子は自主的に出勤する人だから、どんな予定になるのやら…。ともかく、今年も私が千葉へ行くことに早くから決まったのだが、いつから行けばいいのか何度聞いても返事がない。おそらく見通しが立たないのだろうと遠慮していたが、切符も取らなくてはならないし、郵便や新聞も止めなければならない。都内でも泊まるとなればホテルも予約しないとね・・・。
 業を煮やして「30日から3日まででいいですか?」とメールしたら、あっさりと「いいですよ。迎えに行きますよ」と返事が来た。3日以降は都内の安いホテルに泊まり、友達に会うか何か見て来るか、プランを立てましょう。その前に、年賀状書きと正月準備を済ませなければ、ね。こう寒くてはなかなか進みません。

 今日は、20日(土)のクリスマスコンサートのことを紹介します。12月半ば、「プロヴァンス」の前で友人を待っていたら、姫さんから電話が入った。伏木の「ストアまるしん」でジャズコンサートがある、どんちゃんが世話をしておられ人集めに苦労している、お茶の日だけど皆でどう? とのこと。ジャズの一言に惹かれ即座に「いいよ」と言う。    

 「ストアーまるしん」とは、食料品や日用品、介護用品を売っており、会合などに使える交流スペースをもつ多目的ストア。高齢者のための「買い物代行サービス」も行っているとのこと。さぞ喜ばれることでしょう。若い店長さんは、どんちゃんのかつての教え子さんとか。
 ↓は、チラシ。左下にジャズコンサート案内が載っている。

 伏木十間道路を進むと左側に、 ↓のような看板が雪の中に立っていた。この日も雪の降る日でした。         

 ↓ お店の入り口。        

 ↓ かなり大勢の人が集まり、開演を待っている。飲み物とクッキーつきで1500円。       

 いよいよ始まる。サックスとピアノのデュオである。我が娘が中高時代にアルトサックスを吹いていた(ちなみに息子がトロンボーン)ので懐かしい音色。もともとサックスはチンドン屋さんではメロディ担当の欠かせない楽器。物悲しいメロディが得意。
 ↓ こんな素敵なお嬢さんたち。サクソフォーンは高岡市出身の谷道実子さん、ピアノは富山市出身の川畑夕姫さん。オープニングが軽快な「A列車で行こう(Take the Atrain)」。続いて「テイク ファイヴ」。次に、ディズニーの「ピノキオ」から「星に願いを」。どれもよく聞く美しい曲。         

  次は「アナと雪の女王」から"Let it Go.(ありのままで)”。映画も見ていなくて曲もよく知らないのだが「紅白」でも聴けるのかな?続いて、クリスマスメドレーを10曲ほど。ホワイトクリスマス、赤鼻のトナカイ、アデステフィデレス、諸人こぞりて、サンタクロースがやって来る、ひいらぎ飾ろう、グロリア、もみの木、ジングルベルなど。

  次に「ミスティ」。ピアノ曲らしい。有名なジャズバラードだそうだ。続けて、「サウンド・オブ・ミュージック」から”My Favorite Thing(私のお気に入り)」。これは私のお気に入りの曲。葉加瀬太郎の「情熱大陸」、コレはソプラノサックスで。
 最後がビリージョエルの”Honesty(オネスティ)”。↓に サビの部分だけコピーしたが、彼のしわがれた声を思い出す。

  Honesty is such a lonely word.    誠実――なんて空虚な言葉だろう
 Everyone is so untrue.                 誰もが正直ではないからだ
  Honesty is hardly ever heard.       誠実――聞いたことすらない
  And mostly what I need from you.でも、あなたに欲しいものはそれなんだ

 アンコールが、カーペンターズの「青春の輝き」。           

  誠実な演奏ぶりで好感が持て、私は充分に楽しんだ。曲数も多く、二人だけでこれだけこなすにはエネルギーが要るだろう。曲の紹介で、もっと曲の背景や歴史、作曲家や歌詞のこと、自分との係わりなどの話があると親しみが持てたかな。サクソフォーンは金管楽器のようで実は木管楽器だということ(これは娘によく聞かされたが忘れていて、誰かに尋ねられ金管だと答えたような)、口にくわえておられたマウスピースを見せて説明してくださると嬉しかったな。
 まあチケット代を思うと無理なことは言えません。おまけにどんちゃんから多大なプレゼントをいただきホントにありがとうございました。

 お店に並んだ食料品。私も煮物を買いました。           

  ↓は、七尾の磯昆布。美味しいらしいですよ。           

  ↓ HPにK新聞の記事を見つけたのでコピーしました。              

  ストアまるしん:富山県高岡市伏木湊町6-12
            TEL:0766-44-2248
            FAX:0766-44-6833


パリで昼食を

2014-12-26 | 食物

  12/25(木)夕方、ブリストルの娘夫婦から” Happy Christmas!”の電話が入った。「今日は、以前行っていた教会へクリスマスの礼拝に行く」のだそうだ。日本では、お正月に「明けましておめでとうございます」、イギリスでは、クリスマスに「ハッピー クリスマス」って挨拶するのですね。

 さて、オードリー・ヘップバーンの映画に、たしか「パリで一緒に」とか、「ティファニーで朝食を」と言うのがあったが、我々4人(茶々姫先生と弟子3名)は、「パリで昼食を」して来た。
 12/20(土)、その日は、お茶の「稽古納め」の日。が、代わりにどんちゃんがお世話しておられると言う「クリスマス・ジャズコンサート」に行くことになった(このことはまたいずれ)。その日の午前、私は野村の「多文化こども勉強室」のボランティアの日だった。「家に帰る時間がないからどこかでランチを」と言って姫さんにセットしてもらったのが、江尻の”Paris"。先日「プロヴァンス」が休みで「コメダ珈琲」へ行った、と話していたものだから、「プロヴァンスが休みなのでパリにしたよ」だそうだ。電話で聞いても、「え? ん?」とピンと来ない私です。

 ↓は、まず私が選んだメニュー「オムレツ ライス」。生野菜たっぷりに、味噌シチュー(これもたっぷり野菜の豚汁のよう)がついている。       

 ↓は、ご飯茶碗と大皿。色が鮮やか。蕪の模様にサラダが引き立ちます。(お皿わざわざ洗ってくださいました)              

                   

 ↓は、茶々姫さん達のパンとサラダとシチュー。          

 食べ終わってから店内を探検すると…。↓ すぐ横にはピアノ。ピアノの奥がカウンター席。常連さん達が座っておられた。              

 ↓ 左奥はゆっくりスペース。けっこう広そうだ。ミニコンサートも開けそう。       

 ↓は、入り口のイベントのお知らせ。やっぱりネ!タロット占いもあるみたいですよ。「俺たちは志士じゃない」や「アジアの響」のチラシも置いてあります。

  ↓ こんなランチのパスポートがあるようですよ。500円で食べられるランチもあるそうです。   

 初めて入ったお店。とても気に入りました。ママさんはブログを書いておられるようです。

  喫茶「Paris」 
          高岡市江尻 872-3
            ℡ 0766-24-9017
            定 休 日  月・木曜日
            営業時間 9:00 ~ 6:00


狐につままれたような話

2014-12-25 | 日記・つぶやき

 失敗談の話題には事欠かない。大小取り混ぜ、最近はぐっと数が増えた。

 12/14(日)、朝から雪だった。投票は行かねばなるまい。午後は特別合唱練習の日。これも久しぶりなのでぜひ行きたい。そこで帰りに投票所に寄るつもりで、ウイングウイングまで車で行き市営駐車場へ車を止めた。なんか行事があるのか、満員で、グルグルとかなり上まで上がった。車を止め階段を降りてエレベーターに乗る時、『4』の数字を確認したからてっきり5階に止めたつもりでいた。

 この日はと言えば、ツアーの帰りに富山空港に着陸できず羽田へ戻り、翌日JRで帰宅した大雪の日から1週間後。体力も気力も失い疲れ果て、家に閉じこもり状態だった後なのでよほど頭が鈍くなっていたにちかいない。
 ウイングウイングのエレベーターの前で、会釈された女性に会釈を返しながら誰だっけ?と考えていた。が、4階ホールで行事があるらしいからそこへ行く若い女性と思った。エレベーターを降り、正面からお顔を見て、「あら、まァ~! ごめんなさい。」と叫んでいた。特別練習に、わざわざ福野から来て下さる杉原先生だった。先月は車先生の「伸謡会」と重なり、私は合唱を休んだのだ。それにしてもお若い。練習もそれは溌剌と教えてくださる。それにしても見忘れるとは!

 練習後、市営駐車場で精算をすませ、「私、6階なの」と言う友達に「私は5階。良いお年を」と、手を振って別れた。ところがあるべき場所にマイカーはない。5階と思ったけど、「北」側と「南」側があるから、間違えたかな、上に上がっても、下に降りても、ない。4階だったかしら?4階の北、南を探す。ない。3階のはずはないけど、念のため。…エレベーターに乗ったり、階段を上がったり降りたり、が、ないのだ。そのうち、同じ車を何度も見ている…、同じ階を何度も探していることに気づく。同じ場所を何度も通るのは狐か狸に化かされている証拠?
 フーム、車が勝手に動くはずはなし、誰かが動かしたなら鍵を持っていた? でも、私の手に鍵はあるし、こんな不思議なことがあろうか?と、狐につままれた気持。管理事務所まで行こうかと思ったが、そこへ行って何と言えばいい?

 もう一度、3階から1階ずつ順に歩いて上る。なんと、マイカーは6階にいた。膝が痛いと言いながらどのくらい歩いたものか。出口で追加料金を払ったから、駐車場の中を30分ほど歩いていたわけだ。

 ↓は、12/1(月)婦中カンポの湯に行った帰りのイルミメーションです。(トップも) 今ごろは雪の中でさぞきれいでしょう。       

       

 さて、この失敗談を会う人ごとに喋った。「思い込み」での失敗談を話してくれる人が何人かいた。駐車場で車を止めた場所がわからなくなり、旦那さんに迎えに来てもらおうと思ったと言う人も。

 ↓は、近所の美容師さんの最近の話。毎年作る「かぶら寿司」を作った。蕪の重量の3~4%の塩を入れるそうだ。いつもそうするし、レシピにもそう書いてあった。それが、30~40%と思いこんでしまった。塩を量りながらこんな多いはずはない、でも30~40%なら120gだし(蕪が400gあったらしい)と、訝りながら120g(チョッと少なめに)入れたそうだ。気づいた時は後の祭り。漬けたばかりなので、さて仕上がりは?


ランチ3種、 主菓子 & さつまいも

2014-12-24 | 食物

  一日遅れで東京伊豆の旅から帰ったが、スノータイヤも履き替えておらず、9日(火)ノーマルタイヤでこわごわ大和へ行った。久しぶりにANさんを訪ね、キッシュを食べてもらおうと思ったのだ。KAさんにもらった大和レストランの割引券があったな、と7階へ上がる。↓は、昆布飯定食。どんぶりには刻み昆布、うどんにはとろろ昆布が入っている。私の他に2組のお客だけ。昼の時間を過ぎていたからだろう。高岡の街の雪景色を見ながら、一人でゆっくりと。            

  12日(金)、演劇鑑賞会の「くにこ」公演の日。高岡文化ホールへ早目に行き、「和庵」に入る。一緒に観劇する4人で。観劇前の人が次々と来るのであまりゆっくりはできないが、でもお喋りも楽しみながらいただいた。私ら向きの野菜中心のメニューが嬉しい。うどんと温野菜と煮しめ。            

              

  ↓は、あっさり煮しめ。        

  ↓ 温かい蒸し野菜。ドレッシングをつけて。       

 20日(土)、お茶の稽古納めの日だったが急きょジャズコンサートを聴きに行くことになった。その前にランチをと、入ったのが ”Paris”、江尻のお店で初めての店です。いずれ、詳しく紹介します。今日は写真だけ。↓は、オムレツライス。    

 ↓は、その1週間前のお茶のお稽古での主菓子「木枯らし」。姫さんが、庭から摘んだ葉を添えてセットしてくださった。

 最後に、19日(金)、「アルト会」の稽古納めの日。自称農家の主婦のOさんが持って来てくださったサツマイモ。ホカホカの安納芋とムラサキ芋。写真を撮る前に、皆さん、ワッと手が出て、あっと言う間に半分以下になった。

                   


文学座公演「くにこ」

2014-12-22 | 映画・テレビ・演劇・芸能

  12/12(金)、高岡文化ホールで演劇鑑賞会12月例会として文学座「くにこ」公演があった。運営担当サークルだったこともあり早目に集合、一緒に見る友人達とホール内の「和庵」でランチ(いずれ紹介します)。その後観劇、その後搬出の手伝い、さらにその後交流会にも参加した。↓は、開場後の入り口。       

          
 舞台が開くと、昭和の初めのこと、舞台中央に蚊帳が吊ってある。中で三姉妹がものすごい早口で何やら喋っている。「おじゃったもんせ」は「ようこそいらっしゃいました」 「あいがた」は「ありがとう」 「ずんばい」は「たくさん」などなど。どうも鹿児島に転居したばかりで方言の練習のようだ。この他に男の子が1人、向田家は4人の子どもたちと、父、母、祖母の一家。父の転勤でしょっちゅう転居していた。

 「くにこ」は、不慮の飛行機事故で早世された向田邦子さんが主役だが、彼女の伝記と言うのではなく、彼女が書いたドラマ、エッセー、小説も取り込みながら、一人の女の子が物語の母になるまでを描くフィクションだそうだ。くにこを演ずる栗田桃子さん(蟹江敬三さんの娘さん)は紀伊国屋演劇賞・個人賞を受賞された。もちろんチームワークは抜群、しかも栗田さん以外の8人の役者さんがいくつもの役を演じ分けておられるのも見もの。

  舞台は回り舞台のように回転し、次々と速いテンポで場面が変わって行く。笑っているうちに次のシーンの笑いがやってくる、と言うほどよく笑った。くにこの成長物語と言うより、向田邦子がいつも核として大事にしていた「家族」の物語である。戦中派の頑固な父親、献身的に尽くす母親、しっかり者の長女、そして妹達と弟、ちょっとハイカラな祖母。就職のこと恋愛のこと、父の囲い女も登場し、くにこは売れっ子作家になっていく。

 私自身は子育て中だったか、好みが合わなかったか、「寺内貫太郎一家」や「時間ですよ」はかすかな記憶しかない。が、「阿修羅のごとく」や「あうん」、「父の詫び状」などは何度も見ておりとても印象深い。テーマ音楽や誰が演じたかも鮮明に覚えている。随筆「眠る盃」の中の「字のないはがき」の場面など、頑固だが愛情深い父親の姿を思い出し、とても懐かしかった。自分の人生をふり返る気持で最後まで楽しませてもらった。

 さて、搬出の仕事が終わり、アルファ・ワンで交流会。私のテーブルに栗田さんと関輝雄さんが座られた。関さんはなんと六役を演じられたそうだ。小学校の先生、母方の祖父、社長、息子、山下…もう一つは?関さんからは、文学座が久保田万太郎や岸田国士によって生まれた劇団と言う話を聞いた。
 栗田さんの言葉によれば、高岡会場は笑い声が絶えず、とてもやりやすかったそうだ。静かな会場は一体感が持てないのだろう。栗田さんは「父と暮らせば」で、高岡へ来られることが決まっています。
 ↓は、塩田朋子さん。この方も両方のお祖母ちゃん、老婆、ベテラン女性社員、囲われ女…と大活躍。声がよく通り、シャキシャキとユーモラスな動作などいっぺんにファンになった。       

 ↓は、言わずと知れた角野卓造さん。写真を撮るのに夢中で話の内容は?ともかく貫禄があります。でも気さくなイメージ。角野さんの奥さんは倉野章子さん。同じく文学座の女優さんで滑川市出身の方。「初雷」で高岡に来られました。なはさんは、初めての交流会だそうで楽しんでおられました。なはさんのサークルは、今度新入会員を二名迎えられたので、印象に残る例会になったことでしょう。           


錦秋の伊豆・・・皇居参観3日間⑤~オマケの品プリと幕の内弁当

2014-12-20 | 旅行

 「錦秋の伊豆半島と昭和の竜宮城『目黒雅叙園』・皇室ゆかりの沼津御用邸・皇居宮殿参観3日間」と言う長いタイトルの阪急ツアーに、12/4(木)~6(土)に義妹と参加した。

 最終日の6日(土)は、北陸は大雪だったらしい。伊豆は晴天、風は強いが暖かい日だった。少しでも早く着けば、「1便先に乗れますから、間に合うようにしましょう」と、添乗員さんもドライバーさんも、私たち二人だけの富山便組に気を使ってくださる。当の我々は、そう気にしていなかった。

 幸い、前便に間に合ったので、羽田で皆さんと別れるとすぐ変更の手続きをとろうとして、初めて非常事態に気づく。「飛ぶかどうかまだわからない」と言うのだ。義妹が添乗員さんに電話で伝えると、まず宿をとった方が良いとの返事。羽田空港内のキャビン型ホテルにまだ空室があった。予約しようとした矢先にアナウンスが…。「富山空港行きANA○○便は飛行します。ただし、富山空港に着陸できない場合は羽田へ戻るかもしれません。」 ああ、乗れる、これで帰れるね、ホッとして搭乗手続きをとった。ところが1時間後、富山空港上空で旋回すること30分。除雪が進まず、着陸できないと言うのだ。機長の声で何度もアナウンスがあり、結局戻ることに…。富山まで来ているのに…。機内の人たち、覚悟の上だからか誰もが無言。子ども連れ、赤ちゃん連れの人もいるのに。

 羽田に戻り荷物を受け取り、払い戻しの列に並ぼうとしたら…、我々二人のカタカナ名を書いた紙を持っている人が立っているではないか。阪急から連絡を受けた係の女性(トラブル対処の会社の人)が、待っていてくれたのだ。さすが阪急。だが、結局新幹線も高速バスも、間に合わなかったり、満席だったりで、「品川プリンスホテル」に宿泊することになった。「ファーストキャビン羽田ターミナル1」と言う6000円のホテルに泊まってみたかった…。が、近くのホテルはすべて満室。
 ↓は、品川駅前の「品プリ」です。(写真はネットから)目の前に建っているのに入り口がわからず何人かに聞き、案内してもらう。ツインの素泊まりで一人1万1千円ちょっと。カード支払いにした。部屋に入ったのは11時を過ぎていた。    

 翌朝、品川駅のみどりの窓口で、新幹線と「はくたか」の切符を買う。二人ともジパング手帳も持って来ていないので全額支払いだ。東京駅へ出て、「とき」に乗りホッと一息。

 これでオシマイなのだが、もう一つのオマケです。越後湯沢で乗り換えの時。「はくたか」に乗ろうとして荷物が一つ足りないことに気づいた。折りたたみの布袋。傘やペットボトル、手袋、パンフなど入れるのにけっこう重宝して3日間愛用していた。「とき」の座席に忘れたか、改札口で落としたか?ま、いいや、と諦めたが、「はくたか」のホームにかわいい親切そうな駅員さんが立っている。思わず、「電車の中に忘れ物をしたのですが、どこへ届ければいいですか?」 「ああ、僕が聞きますよ。何号車?進行方向の右席、左席?何が入っていますか。何色の袋?自宅に送ることになりますが・・・」 などのやりとりがあり、「じゃ、お願いします」と車内に入った。

 義妹が「送って来るの? 住所か電話番号を言ったの?」 ありゃりゃア、言わなかったわ~。電話をかけてもいいのだけど、止めた。若い駅員さんと会話を楽しんだと言うことで…。傘がちょっといい品だったナ。それと、東京駅で買った幕の内弁当が入っていた…。仕方なく、車内で上杉謙信の立派な幕の内弁当を買う。              

 昼過ぎ、富山駅着。甥が中田から車で来て待っていてくれ、空港まで送ってくれた。義妹の車は屋根やフロントガラスに雪をいっぱいのせ、待っていてくれた。日曜日、道路上の雪は融けており、私も義妹宅から自分の車で無事帰宅した。

 こんな初めての体験の中で:
   よかったこと:降圧剤を1日分だけ余分に持っていたこと。
   あれば、いいと思った物:スマホかタブレットか(よくわからないが)、ネット検索ができる物。ケータイ電話だけでは時刻や空席を調べるのに不便。私が持っていたのはJRの時刻表だけ。ジパング手帳も持って行くといい。
 が、この羽田集合なんて言うツアー形式、今後増えますと添乗員は言っていたけど、我々には向かないかも。


錦秋の伊豆・・・皇居宮殿参観3日間④~加山雄三ミュージアム・沼津御用邸

2014-12-19 | 旅行

 「錦秋の伊豆半島と昭和の竜宮城『目黒雅叙園』・皇室ゆかりの沼津御用邸・皇居宮殿参観3日間」と言う長いタイトルの阪急ツアーに、12/4(木)~6(土)に義妹と参加した。

 2日目の宿は、西伊豆宇久須温泉。温泉につかり、大広間に椅子テーブルの夕食会場。4人掛けのお隣は米子の女性。境港のゲゲゲロードの話、「こころ旅」の美保神社の話で盛り上がった。
 いよいよ3日目の最終日、この日も晴天、だが風が強いので堂が島の遊覧船は欠航とのこと。全員、「加山雄三ミュージアム」で一休みとなった。加山雄三、俳優で歌手。シンガーソングライター、ピアニスト、ギタリスト…いくつもの顔を持つ。我々の世代では上原謙の息子と言うイメージが強い。 ↓は、家系図。なんと岩倉具視が曽々祖父。         

 中三で自分でカヌーを作った(展示されていた)。その後、何度も自分で船を設計した。トップ写真は「現光進丸」の模型。 ↓は、操縦席。加山雄三気取りで舵を握る人も…。         

 ↓ 幅広い交友関係を示す写真のコーナー。ビートルズと一緒に撮ったものも。           

 ↓ 油絵も描くそうです。          

 ↓は、アトリエ。ときどきこの部屋で絵を描くそうですよ。苦労の時代もあったそうだが乗り越えた、誰からも愛される人柄と納得したミュージアム。    

  堂が島を後にして、韮山の「代官屋敷」でお蕎麦の定食を食べる。写真なしだが美味しかった。いよいよ、最終見学地の「沼津御用邸記念公園」。大正天皇が皇太子の時保養所として使われ、昭和天皇が幼少の頃も水泳をしたり、勉強をしたりして過ごされた場所。沼津の空襲で焼け、西付属邸御殿だけが見学できる。入ると、「天皇家と沼津の海の思い出」とあり、幼少時の昭和天皇の写真が飾られていた。

 ↓は、HPから。住宅のような感じだが、シャンデリアがあったり、重厚な椅子やソファがあったり、高級感もある。右写真のようにガラスにゆがみがあり、光を屈折させるため?当時の粗悪なガラスを復元?聞いてみたがはっきりしなかった。

                       

 ↓は、昭和天皇の初等科時代の自転車。後輪が二つあります。       
 ↓ 見学後、義妹と記念撮影。                

 ↓ カメラを持ってウロウロしていると、「ここのパワースポットを教えてあげる」と言う男性。パワースポットって?どう言う意味?示されたのは、西付属邸御殿の屋根瓦の「かげ盛り」(と言うらしい)。菊の鬼瓦と菊巴蓋。            

 ↓ 裏庭から海岸まで出られる。駿河湾の向こうに「だるま夕日」が見えるそうだ。             

 ↓は、お土産売り場の人気商品。ハンドタオル 700円。皇族方のおしるしが織り込まれている物。もったいなくて何も買わなかった。        

 さア、これですべての見学地は終わり。、後はひたすら羽田へ帰るのみ。昨夜のテレビで、北陸や日本海側の悪天候を伝えていた。添乗員さんも、富山空港が一番心配です…と言われる。
 
続きは、オマケ版で。4回シリーズを読んでくださりありがとうございました。


錦秋の伊豆半島と・・・皇居宮殿参観3日間③~成川美術館・熱海梅園・修善寺もみじ林

2014-12-17 | 旅行

 「錦秋の伊豆半島と昭和の竜宮城『目黒雅叙園』・皇室ゆかりの沼津御用邸・皇居宮殿参観3日間」と言う長いタイトルの阪急ツアーに、12/4(木)~6(土)に義妹と参加した。
 初日からたっぷりメニューだったが、2日目は錦秋の伊豆半島へ向かいます。まず、成川美術館。よく名前を聞く美術館だ。箱根町元箱根にあり、現代日本画のコレクションを年4回展示替えする。展望室から芦ノ湖と富士山が見えると言うのも売り、だいぶ粘ったが雲がかかり思うように撮れない。トップはパンフの写真から。

 館内では、ちょうど堀文子さんの「命のかがやき」の展示中。96歳で活躍中の日本画家だ。瑞々しい野菜や果物、抽象画のような色彩、以前「家庭画報」でエッセイ」に添えて描かれた絵をよく見たものだ。「きょうの料理」シリーズの絵葉書きを買う。                  

                 

 バスは海岸線を走り、熱海で昼食、ボリュームたっぷりの「海鮮丼」を食べる。午後は熱海梅林へ。伊豆三大紅葉の一つだそうだ。↓は、入り口。冬至梅や八重寒紅の表示が見える。12/7(日)までが「もみじまつり」だから紅葉ももう終盤だ。           

 ↓は、紅葉と梅の木。        

 梅園の中は、川が流れ、橋がいくつも架かり、句碑や歌碑が立てられ、足湯もあって風情がある。が、風が冷たく、全部回るのはつらいので、義妹に先に行ってもらい私は半分ほど歩いて合流した。              

              

 天気は晴れ、日当たりは暖かいが日陰は風が冷たい。さて、次は「修善寺もみじ林」で、ここも伊豆三大紅葉の一つ(ちなみに3つ目はどこかしら?)。やはり「修善寺もみじまつり」が翌日に終わる。 
 ↓ のように、もう枯れ木になっている。根元に敷きつめられた落葉すら枯れていた。が、群生林なので、紅葉時はさぞきれいだったことだろう。            

 上へ登ると「富士見台」があると言うので、↓ の坂道を息を切らして登った。            

 ↓ 目前に現れた富士。♪ ふ~じは に~っぽんいちの~やま~ ♪ ですね。8月に富士登山をした義妹は、「富士山は登る山でなく見る山」と何度も何度も繰り返している。芦ノ湖の富士山は拝めなかったけど、最後にこんな素敵な姿に出会えて満足。               

                                

 ちなみに今回のツアーは、九州の人が多かったからか、バスの中からチラチラと富士山が見える度に歓声が上がった。カメラを片手に席を移動していた人も何人か。そう言えば、以前やはりこんなことがあり、添乗員さんに「富士山でこんな盛り上がるツアーは初めて」なんて言われたっけ。


コメダ珈琲店 新高岡店

2014-12-16 | 食物

 ちょっと旅行記「伊豆編」を中断して、高岡のお店を一つ紹介します。

 娘夫婦が残して行った英字新聞や雑誌がかなりたくさんあった。私ならすぐさま資源回収に出すのだが・・・。友人のSAさんが「要らないのがあればちょうだいね。」と言われるので毎回取っておく。彼女の英会話教室や油絵教室の友人たちもほしいと言われるそうだ。どうやら絵の材料にもなるらしい。

 SAさんとはお稽古や趣味の会も別々なので定期的に会う日がなく、日を合わせてデートするしかない。その日が12/15(月)、場所は、話題の「プロヴァンス」。マークの個展にプロヴァンスの風景が3点ありチョッとしたブームに…。MiTUアルトのMIさんが「昔からある洋食屋さんやよ」と教えてくださった。
 午前中は病院の日、昼時を見計らって行ったら定休日だった。月曜が休みの店もけっこうあるんだね。ウッカリしていた。

 そこで高岡へ逆戻り。済生会病院前に新しくオープンしたと言う「コメダ珈琲店 新高岡店」へ。駐車場も店内もけっこう広い。テーブル席も、「まん作」のように仕切りがしてあるので落ちつく。7月にオープンしたばかりとのこと。        

 ↓ 年中無休で、午前7時~午後11時まで。             

  SAさんによると、11時までのモーニングサービスで、ドリンク(なんでも)一つにトーストと茹で卵が無料サービス。また、トーストと小豆の組み合わせ「小倉トースト」が人気メニューとか。名古屋名物ミソカツサンドなど、サンドのメニューも豊富。

 私としては空腹だったので、ご飯ものがほしい気持だったが、↓の ひれかつ・ミニプレートとブレンドコーヒーを注文する。〆て1070円なり。これがボリュームたっぷり。夕食も要らないほど?             

 店内をキョロキョロ、メニュー表をキョロキョロで、写真はすべて撮り忘れ。↑はメニュー表からです。とても居心地のいいお店でした。 

  富山県高岡市二塚414番1
  電話番号:0766-54-0572
  営業時間:7:00-23:00
  定休日:なし


錦秋の伊豆半島と・・・皇居宮殿参観3日間②~皇居もみじの通りぬけ

2014-12-15 | 旅行

 「錦秋の伊豆半島と昭和の竜宮城『目黒雅叙園』・皇室ゆかりの沼津御用邸・皇居宮殿参観3日間」と言う長いタイトルの阪急ツアーに、12/4(木)~6(土)に義妹と参加した。
 今日は、「皇居紅葉の通りぬけ」のリポートです。天皇陛下の傘寿を記念して、今年春桜の頃に乾通りの一般公開があったのだそうだ。そして秋、私たちのツアーの前日、12/3(水)から7(日)の5日間が乾通りの紅葉の通りぬけの公開日だった。初日は58,000人の混雑だったらしいが、我々が訪ねた2日目はあいにくの雨模様。それが幸いして混雑ぶりはそうひどくはなかった。ただゆっくりカメラを向ける暇はなく、トラッピクスの旗を見ながら早足でひたすら歩く見学となった。
 ↓ 行列のための赤いコーン。(最終日などここにぎっしり並んだのだろうね) 奥の白いテントで手荷物検査とボディチェックを受ける。     

 坂下門から入り、乾通りを歩く。↓は、まだ雨が降っていない頃。青い腕章をつけた右の男性は、警備の人。あちこちの要所々々に何人も立っている。1人、2人、数人で。警視庁、警察庁、消防庁、宮内庁など腕章の文字が違うのは仕事も違うのかしら。さすが自衛隊はなかった。

 ↓は、富士見櫓と富士見多聞(たもん)・・・長屋造りの倉庫だそうだ。             

 そのうちポツポツと雨が降ってきた。義妹も私もフードがついていたり帽子をかぶっていたりで、傘はスーツケースに入れたまま。天気予報を甘く見過ぎてしまった。

  まっすぐに乾門に抜けると、もっと紅葉がきれいだったらしいが、トラッピクスの旗は東御苑へ曲がるので後をついて行かねばならない。

  ↓は、お茶畑。

 何キロ歩いたのだろうか。足が棒。しかも寒いので両足とも釣って来た。山で足が釣っておんぶで下山した人を見たが、平地を歩いてこんなことに…。よほど冷えたのだろうね。 そろそろ大手町のビル街が見えてきた。ここまでくると三々五々。ツアー客の他にも外国人観光客や都内の人も。私の友人も最終日(85000人入場の日)に出かけ、大変だったそうだ。

 さて、この後は国会議事堂。解散後の閑散とした議事堂。ここはパスしたかったがツアーでは仕方がない。
 お楽しみのホテルは、都内虎ノ門の「ホテルオークラ東京」。温泉で疲れを癒してとは言えないが、ゆったりした部屋、オリジナルメニューのディナーはグループ別。義妹と二人でビールを飲み、ほろ酔い気分で雰囲気を楽しんだ。↓は、メインディッシュとデザート。右は翌朝の和定食。    

                        

 ↓は、レストランへの往復に通ったショッピング・アーケード。義妹はハナ・エモリの店や高島屋のショウウインドウに興味があり、私は↓の「竹鶴」と「余市」の広告に。ニッカってAsahiの傘下に入っているの?

 ぐっすり眠り、2日目の伊豆へ出発します。↓は、バスの中から見た東京タワー。ビルとビルの間に半分だけキャッチできました。今日はお天気がよさそうだぞ!             


錦秋の伊豆半島と昭和の竜宮城『目黒雅叙園』・皇室ゆかりの沼津御用邸・皇居宮殿参観3日間①~目黒雅叙園

2014-12-13 | 旅行

 上のような長ったらしい名前のツアーに参加することになった。義妹の誘いである。彼女は最近旅づいていて、昨年トルコへ、今秋スペインへ行き、来春はフランスだそうだ。国内も北海道や富士登山や、どうなっているのかしら?6月は私も一緒に富岡製糸場+伊香保温泉の旅に行って来た。
 と言うわけで、私も「ちょっと高いけどおまかせ~」と、都合のいい日だけを伝えたら、12/4(木)~6(土)に決定したわけで、それが突然の大雪にぶつかってしまい、「行きはよいよい帰りは怖~い!」となってしまった。さて、何から書けばいいのか?迷うほどハプニング続きの旅だった。 この3日間の前日はマリーマリーの会食、7日は金沢の定例能と、キチキチの日程だったことも反省の一つ。もう若くないのだから、無理なスケジュールは禁物と深く反省。

 12/4(金)、富山空港7:10発のANA便羽田行きに乗るため義妹の家へ5:40までに行く約束。朝に弱い私はケータイのアラームを4時に設定した。義妹は念のため既にスノータイヤに履き替えており、もし帰りに積雪があっても大丈夫、と用意周到。羽田には8:15に到着した。富山便が一番早く着くので他の空港からの客を待ち、全員が集合するのが10:00と日程表には書いてあった。が、前夜「皇居紅葉通りぬけ」が凄い混雑なので、少しでも早く着くように集合場所を変更するとの電話があった。
 後でわかったのだが、このツアー、北陸、中国、四国、九州の阪急からの参加者が計30余名、それぞれの空港から羽田に集合し、バスで都内と伊豆を回るプランだった。ところがJAL便が羽田空港上で混雑し着陸できず遅れ、せっかく早めたプランが逆に遅れ、慌てて「目黒雅叙園」に行くことになった。昔は、「昭和の竜宮城」と呼ばれた料亭。今は、結婚式場やレストランが人気。(トップは前庭)

 ↓は、正面玄関。        

 ↓は、廊下の壁画と天井絵。           

            

 ランチは、バイキング。時間が決まっており、一般客もいて、落ち着いて食事する雰囲気ではない…。が、幸いなことに「百段階段」でのイベントが金沢翔子さんの書道展「共に生きる」だった。バスの中から見た大看板でわかり、ラッキーと言う気持ち。             

 ↓は、正面玄関の大屏風。             

 雅叙園の中には「百段階段」(実際には99段)と言うゆるい木造の階段があり、その横に著名な画家による花鳥画や螺鈿細工で装飾された7つの部屋がある。

 その部屋の中でときどきイベントがある。お雛様を飾ることもあるそうだ。撮影禁止で残念だが力強く、しかも優しさに満ちた筆、一つ一つにお母様の言葉が添えられていた。泣きながら書く娘を見つめる言葉もあった。             

 ↓は、ネットからです。12/21(日)にBSプレミアムでドキュメンタリー番組が放映されるそうだ。              

 時間もなく、庭の写真を撮る暇もなし。撮影できたのはトイレくらいで、これがまた立派なものでした。             

             

 この後、皇居へ向かいます。


初雪の季(とき)~久しぶりのマリーマリー

2014-12-11 | 食物
 高岡に初雪が降った12/3日、久しぶりに「マリーマリー」のランチに出かけた。年に数回、不定期に集まりランチを食べる会「あしつきの会」のメンバー4名である。次回の日程を決めてから解散する、ランチだけと言うのが、気楽に集まれる原因かかなり続いている。なはさんと私は、マリーマリーの「創作会席」は何度もいただいているが、他の二人に見て味わってもらいたい、と昼の会席料理を予約した。↓は、「初雪の季」のメニューです。初雪の降った日に、こんなタイムリーなメニューがひらめくOさんってほんとにすごい。いつものようにOさんの直筆ですよ。                     
 
 ↓ まず、アートの全体像をご鑑賞ください。↑のメニューのうち7品が美しい絵になっています。                    
  ↓ メニューの上から。ヤーコンとセロリの酢物。ワイングラスに入っています。白に白の美しさ。雪のイメージ? 
 
 ↓ 雪ん子ポテト。ネーミングも可愛いですね。 
 
  ↓ 椿かぶら。くずして、食べるのがもったいないね。 
 
  ↓ キラキラ星。ワイン入りゼリーです。 
 
  ↓ かい紫。古代米(赤米)。色が貝紫の色なのでしょうね?
 
  ↓ チキンオレンジ煮とスダチ。 
 
  この後は、順番に運ばれて来ます。刺し身の写真を撮り忘れ。↓は、鰤。 
 
  初雪しんじょうも撮り忘れたかしら? ↓は、蒸しグラタン。茄子の器の色がきれい。
 
 
  
 ↓ 揚げ物3種です。山茶花を添えて大鉢に4人分。レンコン、つみれ、マイタケです。 
 
 ↓ 香のものです。やはり4人分。豪華でしょう?初春みたいですね。写真はないけど、人参ご飯となめこ汁もついています。
  
 ↓ デザートは、おからのケーキ(コレはおまけ)とアイスクリーム。 
 
 ↓ コーヒーカップも素適。 
 
  トップ写真の額、「我が子へ」は、相田みつをさんの詩です。Oさんに読んでもらいました。
 
歩幅に多少の差はあるけれど
一回に出せる足は
だれでも一歩だ
一回に五歩も十歩も
出すわけにはゆかぬ
いま、ここ、の、一歩を
具体的に、しかも確実に出すことだ
この小さな一歩の連続が
富士山へもヒマラヤへも
つづくんだから

その反対
ぼんやり過ごす一日
いいわけとぐちで
過ごす一日
その連続で日がくれる
そういう人生もあるからな

一歩が大事
どんなに小さくても
いま、ここ、の
具体的な一歩が大事
 
 額の前に洒落た椅子と灯りと、さて、これはなんの瓶だったかしら? 曲線の組み合わせがいいですね。 

「戦跡巡拝参加者のつどい」 と K&クルー コンサート

2014-12-08 | イベント

 「錦秋の伊豆半島・・・」と言う名の紅葉狩りのツアーから帰って来たら(帰る前から)、高岡は大雪だった。羽田からの帰りのANA便が、富山空港上空で旋回待機し、結局着陸できず羽田へ逆戻り。品川プリンスホテルに一泊、翌日越後湯沢回りで疲れ果てて帰宅した。(またボチボチと書きます)

 さて、11/28(金)のことです。今から6年前、三鷹に住む弟と一緒に、戦争遺児の集いでフィリピンへの巡拝の旅に出かけた。私の父は、昭和20年7月、ルソン島で戦死している。巡拝の旅は毎年実施されているが、今年は、1歳下の城端の友人(SEさん)がサイパン島への旅に参加された。
 例年秋には、「巡拝参加者の集い」が富山県遺族会主催で開かれる。久しぶりにSEさんと二人で参加しようと決めた。だが、お互いに夜は別の用事があり、午後の部だけ参加と意見が一致。

 会場は富山観光ホテル。が、夜は富山へ行きたいので小杉駅に車を止め、SEさんに迎えに来てもらう。彼女は呉羽に友人とシェアで一室借りて、病院通いに利用しているとか。開会の時刻までのひとときをその部屋でゆっくり喋ろう、と言うことに。大和で買ったキッシュや彼女が用意してくれた果物、飲み物でゆっくり過ごした。
 ↓は、ここ数年間彼女が収集した太平洋戦争に関するスクラップや小冊子。目についた記事はすべて集めたのだろう。靖国を守れ、もあればその反対の記事もある。A級戦犯がいつ合祀されたのか? 東京裁判とは? 憲法九条は? 総理大臣の靖国参拝は? 特定秘密保護法は? 集団的自衛権とは? まだパラパラと見ただけだが、ともかくわからないことだらけなので気になる記事をすべて集めたのだそうだ。
 ルソン島への戦跡巡りの時も、自分の父親がいつどこで戦い、どのように戦死したかをネットや防衛庁への電話で調べたという男性がおられたものだ。                        

  そんなわけで何冊ものスクラップブックを預かり、その足で観光ホテルの集いに出かけた。以前は、巡拝参加者の報告があったものだが、今回は、「終戦70周年を前にした遺族の役割」と題した元滋賀県知事の講演と日本遺族会顧問による「国政報告」があった。
 大戦の記憶を風化させないよう、世界の恒久平和を目指し、戦争の悲惨さを戦後世代に語り継ぐ、という第一の目的は誰もが賛成するところだが、閣僚の靖国神社参拝の定着、国立の戦没者追悼施設の新設を阻止などとなると会員それぞれの考えには温度差があろう。まして総選挙を前にして(これは予期せぬ事態だったろうが)、○○氏をよろしく、などとなると私はついて行けない。懇親会ではどんな話がでたものか。

 その後、呉羽駅近くまで送ってもらい、JRで富山駅へ。この日は、オーバードホールで男声合唱団「K&クルー」のコンサートがあった。合唱団MiTUの元団長SAさんが所属しておられ、招待券をもらっていた。電車の中でMiTUのFUさんと一緒になり嬉しかった。

 第一ステージは、草野心平 作詩で、「北斗の海」・・・中島邦治 指揮
 第二ステージは、「自然を歌う」 (鴎、襟裳岬、岬めぐり、川の流れのように、黒部四代)・・・桑谷泰之 指揮            老月千晶 ピアノ 

 次に、「みんなで歌おう」の歌唱指導があり、
 第三ステージは、清水脩 構成・作詞・作曲で、「山に祈る」・・・桑谷泰之 指揮、 境井智子 朗読、老月千晶 ピアノ                                           

 合唱組曲「山に祈る」は、一度聴いてみたいと思っていた曲。
 「なぜ山に登るのか」 「山がそこにあるから」 山に果敢に挑み、いのちを失っていく者は後を絶たない。登山にはひとつの哲学があるからであろう・・・。と、パンフには書かれている。

 昭和34年秋、長野県警本部では、山の遭難に業を煮やして、遭難者の遺族たちの手記を集めた「山に祈る」という小冊子発行して、遭難防止を訴えた。その巻頭に載った上智大学山岳部の飯塚陽一君の遭難を、彼が遺した日誌と彼の母親の手記をもとに一篇の合唱組曲を作ろうと企画されたものだそうだ。
 家を出る主人公の元気な姿から、遭難し死に至るまで、せりふや母親の朗読を交え歌っていく。バリトンのSAさんのせりふもいくつかあった。