Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

ワードで年賀状

2010-12-30 00:55:55 | 日記・つぶやき

 何年前からか、年賀状をワードで作っている。 その年に出かけた旅行の写真を入れ、1年を振り返る文章を入力すると言う具合だ。 だんだん海外旅行も行かなくなり珍しい光景も写せなくなった。 最近は、フィリピン慰霊の旅や、太鼓の舞台、再開した山歩きなど、1年間の自分の近況報告のような年賀状である。

 今年秋頃から、NHKの「中高年のためのらくらくパソコン塾」で”手作り年賀状”の講座が始った。 柴田理恵さんと阿藤快さんが生徒で、冗談を言いながら本当に楽しそうに自分流の年賀状を作っておられる。 上手と言うより、本人らしい個性が出ている良い作品だ。 木曜日10時から、テレビは2回くらいしか見なかったが、デジカメで撮った写真を取り込んだり、お絵かきをしたり、写真を丸や楕円で囲んだり、ふちをぼかしたり、文字もワードアートで影をつけたり、様々な機能を使っていて面白そうだった。    
 これなら本を買えばできるかもしれない、と文苑堂に注文した。 それがこの本だ。 もちろん付属のCDもついているので、添付のオリジナルアートも使えるわけだ。 値段は1,300円。          
                         

 先日の”あかね”のボランティアの日、なかちゃんがエクセルで年賀状を作っておられると聞いた。 大きく写真を取り入れ、写真の上に文字を書いておられた。 どんなのが届くのか楽しみだ。
 翌28日、この2月にパソコンを買ったIさんが、カレンダー持参で年末の挨拶に来られ、「何か不都合なことはありませんか」と仰るので、パソコンを開いてエクセルの画面が右へ偏ってしまったことなど聞いているうちに、次々日ごろのちょっとした疑問を思い出し教えてもらった。 Iさんの手にかかると、パソコンの画面は魔法のようにパッパッと変化し、楽しそう。 
 こうして、お客さんには自由自在にいろいろな機能を教えるけど、自分の年賀状はまだ、なんだそうだ。 仕事と趣味、家族のことは別、よくわかります。
            

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音訳ボランティア”グループあかね”~「市民と市政」新年号

2010-12-28 12:12:04 | ボランティア

 12/27(月)、今年最後のボランティアの日である。 先日の、高橋市長の新年の挨拶の録音日にはちょっとしたハプニングで出席できなかったので、今日は最後だし早めに行こう、と張り切っていたのに、除雪に手間取り遅刻してしまった。
 ふれあい福祉センターの2階の部屋に入るとちょっと見かけない顔が…。 新入りの方だった。 と言っても、富山の音訳グループ「ひまわりの会」に入っておられた方で、今は乳児に絵本を読み聞かせる「らっこの会」のメンバーさん。 もうベテランの強力な新入会員を迎え、「グループあかね」は総勢11名となった。

 この日は、いろいろな出来事が重なり、帰りが遅くなったのだが、まず、新年号の原稿が何かの手違いで届いておらず、ずっと待つことになった。 更に、先日の市長の録音の音量と私達の録音の音量の調整がスムーズに行かず、器械担当のTさんが苦労された。

 おまけに、「富山新聞」の取材日にもなっていたのだ。 20周年記念誌「マイクを囲んで」の発行を紹介する記事が、先日「北日本新聞」に掲載された(トップ写真)が、今度は「富山新聞」の取材を受けた。 写真を何枚か撮り、その後、代表のTさんの話、次に私達への質問など。 質問がなかなか上手く、つられて皆も次々と喋るのでけっこう時間がかかったのだ。 23歳と言う若い記者さんに逆質問(チョッとかまってあげて)までして、話が弾んだ。
           

 すべての仕事が遅くなり、時間が気になったが、ランチタイムはゆっくりしたい。 いつものデリカさんのお弁当。 570円と安く、しかも美味しい。 川原町の弁当屋さんで、ご夫婦で営業、市民病院など大口の出前もあるらしい。 時には中身が異なり、「あら、私のにレンコンがない、代わりに何?」とか言うこともある。 栄養のバランスもよく中高年向け。
        

 結局、部屋の使用時間を9時まで延長。 遠い人や家族やお孫さんが待っておられる方は早めに帰り、残った7人でダビングをして郵便局へ持って行った。 6時前には終了しホッとする。 皆さん良いお年を、と別れた。

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「オカリナ教室」~”美女の会 ’10”

2010-12-27 22:23:51 | 音楽

 12/26(日)、例年どおりくまさん宅にて”美女の会”が開かれた。 今年は、ホステスのくまさんを入れて10名。 いろいろ準備が大変だったことだろう。
 1時間目は、「オカリナ教室」。 これは今年初めての教室。 もちろん先生はくまさん。 予め白い陶器のオカリナをいくつか準備してくださった。 ほとんどが初体験者だ。 
 まず、音階の練習だ。 10個の穴を10本の指で押さえるが、両親指と左小指は絶対動かさない。 右手4本の指を全部開けると ♪♪の音。 その音から順番に穴をふさぐと、♪ ファミレド ♪ と下がる。 次に左手の薬指から1本ずつ指を開けて行くと、♪ ラシド ♪ と上がる。 

 次にタンギングを教わり、♪ ドドドド ド~ ♪  ♪ レレレレ レ~ ♪ と何度も繰り返す。 ほめ上手で、要点を押さえ、とても指導が上手。 自分のオカリナから、柔らかくきれいな音色が出ると嬉しくなり、もっともっと吹きたくなる。
 ♪ ドドレレミミレ ミミソソララソ ♪ (日の丸)、♪ ドドソソララソ ファファミミレレド ♪ (キラキラ星)、と進む。 ♪ ドドファソラ ソファソレファ ♪(だったかな? 浜辺の歌) など何曲か合奏して楽しんだ。
  くまさんありがとう。 またいつか教えてください。             

                 

 2時間目は、「絵手紙教室」。 この時間は私はYaさんのインド旅行のアルバムを見せてもらった。 Yaさんは11月に、デリーからベナレス、サールナート、タージマハルなど旅行して来られた。 たぶん、私はもう行けないだろうから、写真を見ながら説明を聞く。 

         

 その間に、絵手紙が次々と仕上がって行き、このように。    
      
                   

 そして、お喋りとお食事タイムだ。 手作りのご自慢のお漬物が何種類も、お菓子やお餅やイチゴ、インドチャイ、もちろんコーヒーにお茶。 十分喋った後は、くまさんのピアノでコーラス、「ホワイトクリスマス」や「エーデルワイス」、「若者たち」を歌う。 あっという間の4時間だった。 元々は職場の友人同士だが、今も、合唱、謡、短歌、ハイキング、ヴァイオリンやチェロ、お風呂仲間、等々、それぞれがあちこちでつながり合っている大事な友人だ。

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新幹線工事

2010-12-26 18:36:12 | 富山

 今年は千葉の息子宅で新年を迎えると、私が勝手に決めて連絡し、息子からOKの返事をもらった。 去年のお正月は帰省せずじまい、今年のお盆の墓参りにも来なかったので、彼としては嫌とは言えなかったのだろう。
 今日、26日は日曜日にもかかわらず出勤したらしく、夕方ケータイに「今日は工事の仕事が早く終わりホッとしました。着時刻が決まったら知らせてください」とメールが届いたので、大変だな~と思いつつ、楽しみにしている。

 とは言うものの、年暮れの旅行はシンドイ。 越後湯沢の乗り換えは寒いし、飛行機は飛ぶかどうかお天気次第だし、バスは安いけど疲れそうだし・・・早く新幹線が完成するといいな~とつくづく思っている。 
 今日は例年のように、くまさん宅の”美女の会”の日。 招待を迷わずにお受けし、雪の中いそいそと出かけた。 大江に近づくと新幹線の工事が目の前。 私の家の近くでは見られない光景なので、車を止めてパチリ。 日曜だから工事はお休み。 日ごろどんなふうに進めておられるのだろうか。 ここを新幹線が通る時、電車の窓から美しい田園風景が眺められるのだろうな~。
  

    

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雪のクリスマス・イヴ

2010-12-25 09:40:54 | 日記・つぶやき

 12月初旬にクリスマスカードを出し、何人かからカードが届きはじめた。 上は、アイルランドのMaryさんから。 いつもの銀製品の飾り、これは何だろう? アイルランドは大雪で学校が1週間休校になったこと、1月に20年近くのboyfriend、Paulと結婚式を挙げること、が年1度のカードに書かれていた。

 さて、年賀状も出し終わり、いよいよお正月の準備だ、という矢先の24日朝、チラチラと雪が降りはじめ夕方には積もり出した。 街は白一色に大変身した。 この日は、元の職場の退職者の会でお便りを配布する「ふれあい活動の日」。 朝、同じ町内の90歳の方がわざわざ訪ねて来られ、「今日から春まで娘の家に行くから、お便りは預かっといてね」と伝えに来られた。 「ちょうど今日集まるので、午後には間に合うかもしれませんよ」と答える。 一人暮らしをしておられるが、毎年冬から春まで、宇治の娘さん宅で過ごされる。 娘さんが迎えに来られたそうだ。

 ウイングウイングでの封筒詰めの仕事は、いつもより賑やか、年末のせいで連絡事項もあり、いつもより長引いた。 その後、1年の仕事納めのランチの会があったのだが、私は午後「あかね」のボランティアで、高岡市長の”新年のメッセージ”の録音と重なったので、欠席にしていた。 ところが、今朝ちょっとハプニングがあり行けなくなり、その録音作業も断ってしまい、申し訳なかった。

 年末から正月にかけ雪が降るかもしれない。 去年もそうだった。 2年前、3年前と私が息子宅へ行ったので、去年は息子が来る番だった。 ところが、大晦日になり、風邪ひいたし雪ひどいし、帰れないと電話があった。 今年は、私の方から早めに「行くけど、いい?」とメールをして、千葉のお正月となった。 と言うわけで、今年は、予約投稿にトライしてみようと思う。 コレは、その練習です。
                                    

 クリスマスの朝、設定の時間に上手くアップできました。 成功です。 上の写真は保育園の園庭の。                                               

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金沢「慈善能」 ’10~能「黒塚」

2010-12-22 18:39:33 | 能楽

 「黒塚」・・・タイトルを聞いただけでおどろおどろしいイメージが漂う。 福島県二本松市安達ヶ原に「観世寺」と言うお寺があるそうで、その寺の「鬼女伝説」を元に書かれたのが、能「黒塚」。 同じ題材で歌舞伎でも演じられるそうだ。

 能「黒塚」の作者は、禅竹氏信。 先日紹介した本によれば、祖父、金春権ノ守が幼い孫を世阿弥に預け、仕込んでもらったその毘沙王である。 後に世阿弥の娘と結婚し、「金春流」を伝えた。
 下の写真2枚は、観世寺を紹介したブログ氏から拝借したもの。
        ↓ 観世寺本堂。


           

         ↓ 鬼婆の住家と言われる岩屋(笠岩)
         

 すでに「黒塚」の謡は稽古済みだったが、能を観るにあたり、もう1度お浚いし、見どころなど山崎先生から話を聞き、その後で観たのでとても面白かった。  

 前シテ:賎女 松田若子    後シテ:鬼女 広島克栄 
 ワキ:阿闍梨祐慶 平木豊男   ワキヅレ:同行山伏 北島公之 
 アイ:間狂言 荒井亮吉 
 

 <あらすじ>  諸国巡りの旅に出た熊野那智の山伏・東光坊祐慶(ワキ)とその一行は、陸奥の国安達ヶ原で、老女(前ジテ)の住む粗末な小屋で宿を請う。 老女は一旦断るが、ぜひにと頼まれ宿を貸すことにする。 そして、自らの苦しい身の上を嘆きつつ、求められるまま枠桛輪(わくかせわ)で糸を繰りながら糸尽くしの歌を謡う。 やがて夜も更け、老女は「留守中、決して私の寝所を覗かないでください」と頼み、山伏たちのために薪を取りに出る。  

 しかし、山伏に仕える能力(間狂言)は、寝所の中が気になって仕方がない。 山伏が眠ったのを見計らって、密かに部屋を脱け出して寝所を覗くが、そこには大量の死体が積み上げられていた。
 能力の知らせを受けた山伏は、「黒塚に住むという鬼は彼女であったか」と家から逃げ出すが、正体を知られたと悟った鬼女(後シテ)が怒りの形相で追ってくる。 山伏は数珠を擦って御経を唱え何とか鬼女を打ち伏せ、鬼女は己の姿に恥じ入りながら去っていく。

 面白かったところを思い出しながら抜き出してみます。

 ★ 前シテの老女(と言っても面も美しく、演者も若い女性)が枠桛輪(糸繰り車のこと)を手回ししながら糸を繰る所作。 面の小さな目からよく糸が見えるものだ。

 ★ 老女が薪を取りに出た後〈中入り〉で、山伏達は眠るのだが、少したたんだ扇子を頬の横にかざし、うつむき加減になるのが眠る動作を表す。 アイがこっそり覗きに行こうとするが転んで大きな音をたてるので山伏が目を覚ます。 そんなことが何度も繰り返され、とうとうアイは老女の閨で死体が天井まで積み上げられ山になっているのを発見する。 このやりとりは間狂言の見せ場。 荒井さん(高岡の方です)はさすがに貫録あり、軽妙な演技が板についている。

 ★ 後シテの鬼女(今回は「白頭」)が怒って、山伏らに襲いかかるのを二人の山伏が数珠を押し揉んで御経を唱えながら押しつ戻りつ、鬼女との攻防戦を演じる。 橋懸かりの揚げ幕の近くまで追い詰めるが、また戻される、と言う具合だ。 数珠を揉む音と御経がずっと聞こえる、息の詰まるような場面でここも見せ場である。
 「東方に降三世明王 南方に軍叱利夜叉明王・・・」と長く続く、早くてリズミカルなお経のことば。

 ★ この場面は、囃子も面白いのだが太鼓が主役だ。 シテとワキの戦いを目で追いながら撥を動かしておられる(太鼓方も若い女性だった)。 山伏と鬼女の動きを見て判断し、どこでその拍子を終えるかを他の楽器に知らせる「知らせ撥」(大きく打つ)を打つのが太鼓の役目。 どのくらいリハーサル(申し合わせ)をするのだろう。 ほとんどぶっつけ本番じゃないかと思うが、ピタリと心が合っていた。

 いやぁ、本当に面白く、興奮しました。 外は夕暮れ、能楽堂の隣の旧陸軍偕行社(将校クラブだった、今は県庁石引分室)のライトアップが美しく、空には満月が出ていました。(トップ写真)

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金沢「慈善能」 ’10~狂言「二人袴」

2010-12-20 23:20:44 | 能楽

 昨年は雪の日だった。 今年の慈善能は、12/18(日)、晴天で、冬の空は澄みわたっていた。 11時前に、大門のTaさんに北銀前で拾ってもらう。 いつもは米島さんのワゴン車でワアワア賑やかに行くのだが、今年は車を出してくださる方が多かったようで、私達の車は3人、この日の能、「黒塚」のCDを聴きながらのドライブだった。(トップは能楽堂前駐車場。向こうの白い塀と森は成巽閣) 

 金沢で慈善能を観て、高岡で総会・忘年会をするのが蒼山会の年末の習わしだ。 この日は金沢へは10数名が参加、まず食堂でお弁当を食べる。 1時、舞囃子「高砂」から始る。 山崎先生は仕舞「小督」と舞囃子「三輪」の地謡に出られた。 珍しかったのは、「狂言小舞」、「狂言謡独吟」、と言う出し物で、能の1部分を素謡、仕舞、舞囃子で演じるように、狂言の1部分を取り出して演じるものだ。 また、「ワキ語り」と言って、能のワキ役の苗加さんが、衣装をつけず座って「鉢木」を語られた。 それぞれ、初めて見たので面白かった。

 では、狂言「二人袴(ふたりはかま)」を紹介します。

 狂言「二人袴」: 婿:炭光太郎、 親:炭哲男、 太郎冠者:山田譲二、 舅:野村祐丞

 <あらすじ> 
 中世の頃、結婚の後、夫が妻の実家を訪ねる儀式を「聟入り」と言ったそうです。 ここに世間知らずの若い夫があり、その婿入りに一人で行くのを心細がるので父親が門口まで付き添って行きます。舅の家の前で、礼装の長袴をはかせてやり、自分は外で待っていますと、それを太郎冠者が見つけ座敷へと招きます。 だが、親は普段着で来たので袴は一つしかありません。 
 息子が舅に挨拶をすると、舅は親も呼んでくるように言います。 息子は親を呼びに行き、親が袴をはき替えて舅に挨拶をします。 舅は息子を呼ぶように言いますので、また袴をはき替えて息子が挨拶に来ます。 こうして、何度も親子が交代で袴を履き替え、舅の前に出て挨拶するうち「両人ご一緒に」と誘われ、止むを得ず一つの袴を前と後ろに二つに分けて、前にだけ袴をつけて出るのですが、そうとは知らぬ舅に祝いの舞を所望され、聟と父親は困ってしまいます。 「気をつけて舞うように」と親に言われ、息子は前だけ見ながら左右に動き、舞を舞います。 舅は、喜んで親にも舞を所望します。 最後はばれて、大笑い、「お許されませ、お許されませ」となるのですが、同じ言葉や所作のの繰り返し、が面白く、先が予想できるところがまた面白いのです。

 花嫁は舞台に登場しませんが、親子や舅と婿の情愛がほのぼのとして、明るく楽しい狂言でした。

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映画「武士の家計簿」

2010-12-18 19:28:27 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 12/17(金)、久しぶりにイオンへ行った。 店内は、すっかりクリスマスムードだ。 ファボーレで「悪人」を見て以来、すっかり映画づいてしまい、「レオニー」を見て、次に選んだのが「武士の家計簿」だ。 友だちとなかなか日が合わず、ここまで延びたが、案山子さん、ようこ姫さんと3人で観る。 けっこう客が入っていた。 人気なのだな~。
 隣の書店、喜久屋には同じく公開中の「ノルウェイの森」が平積みされている。 すぐ傍に「武士の家計簿」も。 映画館と本屋はうまく助け合っているようだ。
           

            

 新聞にも上の写真が載り、大宣伝。 お気に入りの出演者、お隣り金沢の話、とても楽しみだった。
 原作は、磯田道史著、新潮新書「武士の家計簿~加賀藩御算用者の幕末維新」だそうだ。 映画が始ると、大きな算盤が映る。 もちろん五つ珠。 黒光りしている。 パチパチ、パチパチと小気味よく珠をはじく音。 親指と人差し指がリズミカルに動く。
 馴染み深い金沢城石川門をくぐり、裃袴姿で出仕する主人公の猪山直之(堺雅人)。 加賀藩御算用者(ごさんようもの)だ。 (中村雅俊)も、息子も将来は同じ勤め。 上の写真の左端、息子の直吉が「父を語る」形式で話が進む。

  ”刀ではなくそろばんで一家を守った侍がいた~実在の家計簿からよみがえる温かな感動作”と言うのがキャッチフレーズらしい。
 
直之は昇進するが、身分が高くなるにつれ出費が増える。 息子の直吉が4歳になり開かれる“着袴(きばかま)の祝いの宴で、盛大なお披露目をしなければならないが費用がない。 知恵を絞り、妻のお駒(仲間由紀恵)が鯛の絵を描き、鯛の塩焼きに見立て祝い膳に出す。困惑する親類縁者。 宴の後、直之は“家計立て直し計画”を宣言。 借金を返すために家財一式を処分し、家計簿をつける(”勝手方入り拂い帳”として残存する)ことを提案する。 「衣類は一人3点まで」と言うのが面白い。 これで行けば家の中も片付くだろうな~と思った。 母(松坂慶子)やおばばさま(草笛光子)の大切な品にも容赦がない 

 家族皆で協力して、多額の借金を返済する。 その間、細やかな家族同士の支え合いや気遣い合いに心が和む。 だが息子には、幼いころから算盤、書道、論語などを厳しく教育する。 息子は父の一徹さに一時は反発するが、時代の流れの中でその教育を感謝することになる。 幕末の加賀藩の動きも垣間見られ興味深い。 

 浅野川での「友禅流し」の場面(実際には保津川らしい)や、猪山家の近くを流れる犀川の風景、中庭を囲む武家屋敷のたたずまい、加賀100万石の城下町の様子がなんとなく懐かしく感じられた。
 リーダーが決断し、責任をもって家族に指示をし、皆で協力して危機を乗り越える、爽やかで温かい家族愛の話とも言えるし、一人の侍の一途な生き方とも言える。 チョッと珍しい時代劇でした。

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茶々姫さんのお茶教室~ネット・カフェ付き~

2010-12-16 17:45:48 | 日記・つぶやき

 昨日の初雪に続き、今日も雪。 水分をふくんだ牡丹雪が降っている。 スノータイヤがまだなのに~と思いつつ平米公民館へ行く。 今日はお稽古納め。 太鼓は「船弁慶」。 謡は、19日の慈善能で観る「黒塚」のお浚いだ。 山崎先生は、「ここで間狂言が、覗いてはいけないと言われた閨(ねや)を覗く」とか、「最後は、鬼が白頭の時は走って退場する」などと、見どころを話してくださり、能を観る楽しみが増すのだ。

 さて、先日、杉本苑子著「華の碑文」を紹介した。 世阿弥の生涯を描いた伝記的小説だ。 本の持ち主のKaさんにぜひ読んでもらい、感想を分かち合いたいと思った。 印刷して手渡しもできるが…。 ここで力を発揮するのが茶々姫さんの新品のパソコンだ。 
 お茶教室では、Kaさん、ゲタ姫さん、Tuさんが月曜組の生徒、ようこ姫さん、案山子さん、Anさん、もう一人のKaさん、私の5名が土曜組の生徒だ。 お互い滅多に会わないが、物品のやり取りは茶々姫さん宅が中継場所となる。

 最近は、茶々姫さんのパソコンで、ようこ姫さんのブログや私のブログを読んでくださるようになった。 先日の、「芋頭の水指」や松江の銘菓「若草」など、共通の話題のブログである。
 お茶のお稽古の前は、必ずコーヒーをいただくので、リビングは、ちょっとした”インターネットカフェ”となる。 Kaさんには、世阿弥のブログを読んで感想を聞かせてね、と電話でお願いした。 お稽古の後、茶々姫さんの朗読で聞いてくださったそうだ。  

 Kaさんからは火曜日に電話があり、水曜日にはがきが届いた。 Kaさんはお便り好きで、文字も美しいので、よくお手紙をくださる。 和紙の便せんに薄墨で書いてあったり、ときどきは新聞の切り抜きが入っていたりする。 今度の葉書きも、表の住所の下にまでびっしりと書かれていた。 
 
「”私はどんな境遇になろうとも、能だけは世に残したい!! 伝えたい。”とそれこそ執念深く、一すじの道を歩まれた世阿弥あってこその現代の能なのかもしれません。」とあった。 お正月に国立能楽堂で観世の能を観て来ようかな~などと、考え始めている。

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いよいよ冬!

2010-12-15 15:07:34 | 自然・海山草花

 とうとう降りましたね。 15日(水)昼チョッと前ごろ、はらはらと雪が落ちはじめました。 予報どおりでしたね。 しばらく降って止みましたが。 夕方にかけてまた降るかもしれません。

 我が家の前の駐車場の車にうっすらと積もり、ビオラのプランター、紅葉の鉢、チューリップの球根のプランターにも砂糖をまぶしたように白い雪が残っています。 ヤブコウジ(藪柑子…十両とも)が赤い実をつけており、緑の葉と雪の白さがきれいです。
          

 昨夜はMiTUの練習日でした。 2,3回休んでおられた富山のSeさん、会社が忙しくて1か月ほど欠席だったKaさんの顔が見えました。 「久しぶりやね~。お元気でしたか。」の挨拶を交わします。 先週、3冊目の新しい楽譜が配られたので来られた方もあります。
 スタジオは暖かく練習は楽しい。 でも、9時過ぎ外へ出ると、来た時よりさらに雨風が激しく寒さも厳しい。 すっぽりと防寒コートを着たSeさんは、いつものように富山行きのバス時間まで私達清水町方面グループと一緒に歩かれました。 お姉さん、姪御さんのお世話で練習に来るのが大変になった、止めようかと思い、その話をするために今日は来たそうです。 「でも、皆と一緒に歌っていると楽しいのよね~」と仰います。 私の近所のTeさんも最近顔が見えません。 だんだん夜の練習はつらくなります。 特に冬は…。 ウイングの近くに住む私でさえ、練習日、家を出るまで決心が要ります。 あと何年続くかな~、です。 謡の世界でも、年配の方から止めて行かれます。
 今日の雪を見ながら、Seさんの昨夜の言葉を思い出しました。 無理しないで、コンサートに出られなくても、来られる時に歌いに来てくださいね、と言いましたが。 

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”クリスマス・オラトリオ”(バッハアンサンブル富山)

2010-12-14 15:41:03 | 合唱

 ”オラトリオ”、日本語では「聖譚曲」と訳すらしい。 独唱、合唱を含む声楽と、オーケストラにより演奏され、歌詞は宗教的物語性がある曲。 何と言ってもヘンデルの”メサイア”が有名。 学生時代に歌ったこともあり私の大好きな曲だ。 この合唱団も、2年前に富大黒田講堂で全曲を歌われた。

 12/12(日)、MiTUのメンバー、元メンバーが何人か所属しておられる「バッハ・アンサンブル富山」のコンサートを聴きに行った。 J.S バッハによるクリスマス・オラトリオのコンサートである。 富山県教育文化会館。 10日には、同じ会場で「富山市民クリスマス」の礼拝があり、ヘンデルのメサイアが日本語で歌われる。 ほぼ、毎年聴きに行っていたが、今年はチョッと忙しく行けなかった。
 太閤山のレストラン「くろ川」でのゆったりランチが済む頃、ケータイに電話が入った。MiTUのKiさんからだ。 彼女はもう会場に着いていて、席をとっておこうか?との電話だった。同じくMiTUの他の仲間が、県民会館へ高橋敬市さんの写真展を見に行っており、席をとるので私にも電話をくださったのだった。 なんと親切な、有難いこと。 さっそく、2つお願いした。 そう言えば朝のテレビでその写真展の紹介をしていた。 早くわかっておればそこへ回るプランもあったな~と思った。 高橋敬市さんの剱岳の写真は素晴らしい。 絵葉書を何セットも買い込み、県外の友人に送ったりしたものだ。 数年前「ミュゼふくおか」でも展覧会があり、観に行った。

 Kiさんのおかげでギリギリに着いたのに良い席で聴けた。 まず、第1ステージは、バッハのモテット、”Jesu meine Freude (イエスよ、わが喜び)"。 私達、MiTUが3年前にメインステージとして歌った曲で、11曲からなる。 私達はアカペラだったが、管弦楽つきだ。
        

 15分の休憩の後、第2ステージ、「クリスマス・オラトリオ(4部~6部)が始る。 まず、ソリストが登場し、挨拶。 ↓
        

 ↓ 真ん中の青い楽器は、チェンバロだ。 空席は、テナーのソリストの椅子。
        

 ↓ 左より、ソプラノ、アルト、テナーのソリスト達。
        

 ↓ 第6部で、トランペットとティンパニーが登場。 左端に3人のトランぺッター。
        

 最後に、会場も一緒に「聖しこの夜」を歌った。 バスにAさん、テナーに元MiTUのKaさん、ソプラノにMoさん、アルトに元MiTUのTaさんが歌っておられる。 もちろん、一人ひとりの声も顔もわからない。 会場は満席。 舞台も会場も、全員でクリスマスを祝っているような充実した時間だった。 

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洋食「くろ川」

2010-12-13 18:40:15 | 食物

 昨年、案山子さんの案内で小杉太閤山のレストラン「くろ川」で2度ほどランチを食べた。 富山へ行く途中で、1度は12月、クリスマス近くだった。 玄関や店内にクリスマス飾りが施され、静かな音楽が流れ落ち着けるお店だった。”12/12(日)に富山・教育文化会館で”バッハ・アンサンブル富山”のコンサートがあり、MiTUの仲間が出演されるのでSaさんと聴きに行くことにしたので、そこでランチにしようと、日曜日も開いているか電話で聞いてみた。

 マスターの話では、今年春に家族の方が病気になりしばらく開店できない状態だった。 ただ、この店は太閤山団地ができた頃からの店で、当時からのお客さんも年をとり、息子や孫が来た時に出前だけでもしてほしいと頼まれる。 それで出前を中心に不定期に開店しているとのこと。 身につまされるお話だった。 予約と言うことで開けて待っています、と仰るのでお願いした。

 下は、豊臣秀吉(太閤山は秀吉が佐々成政を攻めた時陣を張ったと言われる場所)の馬印で知られる千成瓢箪の絵が可愛い駐車場の看板と千成商店街。 太閤山ニュータウンとして団地が出来たのは45,6年前だ。 大きな団地でさぞこの商店街は賑わったことだろう。 
                  

 ドアを開けると、かわいいサンタクロースがずらりと6人。 窓にはクリスマスリースが
                             (下は昨年の飾りつけ)
                            

 今年はこんな風に店内に飾られていた。
            

 手品をしている(?)サンタ、夜警のサンタ、そりに乗ってるサンタの3人。
     
              
 店内は落ち着いた雰囲気で、クリスマスキャロルの”Noel”が流れている。 定食メニューも豊富で、それぞれ「大きい定食」と「小さい定食」があるのも親切だ。 Saさんは小さいひれカツ、私は普通の
ひれカツ定食を注文した。 カボチャのおつまみ、アイスクリーム、コーヒーつきで800円。 大サービスだ。 お客はもちろん私達二人だけ。 ゆっくりお喋りしながら食事をしていて、コンサートはギリギリセーフだった。 
                             

 来年から、定期に開店したいとマスターは熱心に語っておられた。 でも、電話をして行けば大丈夫です。 「ひれカツが柔らかく美味しかったですよ」と言うと、「腕より肉がいいのです」と仕入れする小杉の肉屋さんを教えてくださった。

 「洋食くろ川」 富山県射水市太閤山1-5  (0766-56-2638)

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銘菓「若草」

2010-12-12 21:48:06 | 食物

 年の暮れが近づき、お茶教室の弟子たちも一人欠け二人欠けになる気配。 11日(土)は、それでも4人だった。 私が一番乗りで、居間に入ると茶々姫先生はさっそくパソコンの質問。 皆が揃うまでの間パソコンを開く。 「思いつくままに」の一週間の日記がずいぶん進んでいた。 もう、4ページか5ページ目に来ているのだが、新しいページに進む時、エンターキーを押して次の新ページを開くのが分からず、入力するとそのページのトップへ戻ってしまう、と困っておられた。 一つ一つが初体験だ。 もう大丈夫。

 さて、今日は主菓子ではなく、ようこ姫さんのお土産のお菓子を紹介します。 ご本人のお土産でなく、次女さんのお婿さんの出張先のお土産だ。 出張の度に買って来られると言う優しいお婿さん。 この日のお菓子は、松江の銘菓、彩雲堂の「若草」。 茶々姫先生は大喜び。 お取り寄せでもしないと滅多に食べられないお菓子だそうだ。
 菓子箱の包装紙に「不昧公(ふまいこう)好 若草」とあり、茶筅の絵と何やら歌らしき文字が見える。  萌え立つ若草のような緑色のほの甘いお餅だった。 
      

 不昧公とは、出雲松江藩、第7代藩主、松平治郷(はるさと)のことで江戸時代の代表的な茶人の一人だそうだ。 「若草」は不昧公の歌に由来して命名された松江の銘菓で、著書「茶事十二ヶ月」の中で、春の茶席の主菓子としてあげられているそうだ。

 その歌とは、 
     曇るぞよ 雨降らぬうちに摘みてむ 栂尾山の春の若草

 この日の床の花は、西王母と詫び助と土佐みずき(トップ写真)。 すべてお庭の花である。土佐みずきの先が欠けてしまったが、固い蕾がついており、まだまだ先の春になればその蕾も開くことだろう。

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ファミリーマートのおでん

2010-12-11 20:17:36 | 食物

 8~11月の間、カーブスをさぼり気味だった。 とたんに、12月の計測日に結果がはっきりと出た。 すべての数値(体重、腹囲、ウエスト、体脂肪、骨格筋率、体年齢・・・その他いろいろ)が悪い方へ変化、と言うか元に戻っていた。 12月こそ、真面目に通おう、と土曜日(午前中だけ)も出かけた。 博労店へ行く途中にコンビニがある。 たまに新聞を買いに寄るくらいだったが、先日おでんを買ったら美味しかったので、今日も寄った。 

 今まで、てっきりローソンだと思っていたら、ファミリーマートだった。 レジのすぐ横の鍋(と言うのか、あの四角い容れ物)から湯気が立ち上り、中にはいろいろな具が…。 温かくて美味しそう。 でも、家には他に食べる物もあるし、で、「こだわり味付たまご」、「大根」、「焼き豆腐」、「牛すじ」を入れてもらう。 締めて350円。 すかさず店長さんが、「おにぎりを買われたら50円引きですよ。」 ついつられて紅鮭のおにぎりを手に取る。 合計、428円だった。

 写真を撮ると、大きなドンブリにわずか4品でちょっと寂しかったな~。 ここのおでんは、味が薄味でお気に入りです。 どんぶりの蓋には”天然だしにこだわりました”と書いてある。  それとTカードが使えるのもうれしい。 冬の間、土曜日のカーブスの帰りは毎週、ファミリーマートのおでんがランチメニューになりそうだ。
 
コンビニおでんを食べ比べている人もいると聞いたので、いつかローソンにも寄るかも。 セブンイレブンは売ってるのかな。 ついでに偵察に行かないとね。 駅南はコンビニがいくつもあります。           

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ありったけ並べました!~クリスマス飾り

2010-12-10 17:14:00 | 日記・つぶやき

 昨年と代わり映えがしないな、と延ばし延ばしにしていたクリスマス飾り。 先日の寒い日、ようやく出しました。 MiTUのUさんが、「誰か、クリスマスツリー要らない?」と言っておられたのを耳にし、チョッと気持ちが動いたが、ともかく飾る場所が狭く諦めた。

 今年も、ほとんど昨年と同じ。 昔の子どもの小さい頃のケバケバしたツリーと、昨年ようこ姫さんからもらったリースと小さな人形。 付け加えたのは、Maryさんから毎年届くアイルランドのsilverwareだけ。 Maryさんは、以前1番長い間世話になったALTさんだ。

                                   

      

           ↓ 上からスケート靴、サンタクロース、靴下、エンジェル
              
                 ↓  ベル   
 
                     

             ↓  カボチャの車と煙突のある家
                  

              ↓  うさぎコレクション
                       

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