10/5(日)、金沢へ無事にお能を観に行けた、体調は回復した、と喜んでいたら、同じその日小雨の中を、SAさんは「歩こう会」の仲間と小杉駅~太閤山ランドを往復したそうだ。また、MiTUの友人たちは午前晴れているうちにと立山室堂まで行って来たそうだ。なんと元気な…!唖然としてしまう…。
そう言えば、5月に娘たちが立山へ出かけた時、MiTUバスのTAさんからもらったアルペンルート半額券が2枚残っていた(彼女たちは忘れて行き使わなかったのだ)っけ。今年は無理と思っていたが、券を無駄にするのももったいない。金沢へも行けたし…などと私流の理屈が頭をよぎる。
折しも、6日は初冠雪、室堂平は真っ白とのニュースが入った。早く行かないと…。天気予報は、連休は雨だ、土曜は予定がある。10日(金)か15日(水)だな~、と思いながら何人かの顔を思い浮かべ、まずメールしたSAさんが迷わずOK。急だが10日に行くことにした。私が車を出すと言うのに、SAさんは私を気遣って電車にしようと主張。高岡発7:23に決める。室堂へは10時半ごろに着くだろう。大観峰までか、黒部平までか、お天気と気分次第かな?
立山駅で聞くと、山の上は晴れているとのこと。行き先を「大観峰」と決めた。立山駅~大観峰は、往復券半額で3,780円。美女平からバスに乗る。途中、称名滝はクッキリと見えたが、七曲あたりから濃いガスで視界ゼロ。窓から何も見えない。え~?山の上もこんな?と心配したが、室堂に近づくにつれ立山の山々がハッキリ見えて来た。
すぐにトロリーバスに乗り換え、雄山の真下700mと言う立山トンネルを抜ける。立山の下を掘るとは!来るたびに、人間の力の偉大さに舌を巻く。
大観峰展望台からは後立山の山々が見晴らせる。↓は、黒部湖と針の木岳(真中)。三脚を持ったカメラマンも多い。ほとんど長野県側から来た人たちだ。「黒部ダムまで行って来られましたか。紅葉はどうですか」と尋ねると、「私たちそこから来ました」と。両側から来た旅行者が、時間的にここで出くわすわけだ。
↓は、大観峰の紅葉。向こうは黒部湖。
室堂でゆっくりすることにして、そこからUターンする。室堂平はたくさんの人で賑わっており、記念撮影する人が行列を作っている。↓は、舞鶴から来た高校生たち。この子たちは「2くみ」、他のクラスは「おいおいおいグループ」、「ゴールデンレッドリバー」などと名前をつけており、呼び出しのアナウンスを聞く度に笑ってしまう。
ここでゆっくりと昼食をとる。おにぎりとお茶だけ用意した私と違い、SAさんは漬物や煮物、鶏手羽まで持って来てくださりすっかりご馳走になった。
↓は、去年、黒部湖まで行った時のブログだが、室堂では友達がみくりが池一周して来る間、ずっと待っていたものだ。寒くなるし、退屈するし、待つのはコリゴリ。今年はゆっくりSAさんの後をついて行くことにする。「先、行ってね。行けるところまで行って戻るから」と。そのつもりだったが、結局、池のほとりまでたどり着いた。けっこう登ったり降りたりの高低差がありつらかったが。
http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/d/20131020
http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/d/20131021
↓は、地獄谷。
↓は、チングルマの綿毛。接写が上手くいきません。
↓は、みくりが池。正面が雄山。右は浄土かな?
↓は、みくりが池温泉。昔、泊まったり、温泉だけ入ったりしたもの。今はどんなふうか、覗きたかったが、もうちょっとだが降りて行く元気がなかった。左に剱岳が見える。
みくりが池のほとりで、ゆっくり休む。河口湖から来たご夫婦。「春、雪の大谷を見に来た。紅葉も見たくて」秋も来たそうだ。「富士山とはまた違うよさですね~」と、言われる。
帰り道で、道を間違え遠回りをしてしまい、先を行くSAさんに心配をかけた。室堂山荘に向かっていることに気づき戻りはじめたら、ケータイにSAさんから電話。標高2,500mでもケータイが通じるのですね。
帰りのバスの中から見た七曲から美女平までの紅葉がきれいだった。うまく撮れないが…。
富山駅のパン屋さんで一休みして帰宅。ほぼ予定通り、今年も立山に行けて嬉しい。翌日は野村のボランティアと観劇で丸一日詰まっておりチョッとつらかった。