Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

千保川の桜

2021-03-31 | 自然・海山草花

 今年は桜の開花がとても早い。 3/30(火)よっしーちゃんからラインに千保川の桜の写真が届きました。 千保川は、彼女の母校の中学校の傍を流れる川です。 高岡市の街中を流れ、小矢部川に合流し富山湾に注ぎます。 ひどく汚染された川を、「千保川をきれいにする会」が中心となってきれいにし、コロナの前までは、毎年「千保川さくらクルーズ」と言うイベントがあり、船に乗って川下りをしていました。 私も、友達や娘夫婦と参加して楽しんだものです。

 👇 よっしーちゃんのラインメール。

 「今日、出たついでに千保川の桜、散策してきました。 バローの横のスポーツクラブの駐車場に車を止めて…。 川には鴨がたくさんいましたよ。 
 昨日風が強かったからか、小枝や花が落ちていて、拾ってバッグの中のビニール袋に入れて持ち帰りました。」

 👇 小枝と花びらを浮かべて、こんな美しいディスプレイになりました。 センスがいいですね。


イギリス事情~マークの友人ジョージナさん

2021-03-30 | 日記・つぶやき

 マークからのラインによれば、ブリストル近郊に住む友人のジョージナさんに誕生日カードを送ったそうだ。 彼女は、毎日、96歳のお兄さんのためにバスに乗ってブリストルまで食料品の買い物に行くのが日課らしい。 

 👇は、ブリストル行きの2階建てバスに乗ろうとして、「待って~」と手を挙げるジョージナさん。 「我々のジョージナは決してバスに乗り遅れないよ!」とのコメントがついている。

 思わず、茶々姫さんを思い出した。 近所に住むお義兄さんのために毎日車で食料品の買い出しに行くのが日課だそうだ。 お姉さんがケアハウスに入っておられるからだ。 お義兄さんは運転免許を返上され買い物に行けなくなった。  どこの国も「老老介護」ですね。


カラス撃墜法

2021-03-29 | 日記・つぶやき

 年をとって身体機能が衰えると、「日常生活でできないこと」が増えてくる。 私の場合、差し当たってゴミの始末だ。 以前、不燃物や資源回収の工夫について書いた。 古新聞や雑誌は近くの文苑堂書店に持って行く。 アルミ缶はアルビス、トレー類やペットボトルは大阪屋ショップなどのスーパーマーケットへ、ついでの時に車で持って行く。 ピンクのゴミ袋(ㇷ゚ラスティック類)や、ビン、陶器類はそうたまらないので、不燃物回収日に2,3度に一度は車で運ぶ。

 今一番困っているのは可燃ゴミだ。 生ごみや紙類など。 一人暮らしなので生ごみはそうたまらない。  週2回の収集日のうち、3度に一度ほど出す。 集積場所は我が家から20mほどか? が、朝早いとそれだけの距離を歩くだけで息切れが激しくなる。 ゆっくりゆっくりと歩けば大丈夫な日もあるが…。 ゴミ袋も最近は小サイズしか使わない。 そんな近距離なのに、恥ずかしいが時には車で行く。

 23日(火)、この日も車でゴミ出しに行った。 小の袋3個だ。 カラスが一羽来ていた。 見ると紙類が路上に散らかっている。 元気な頃は家まで帰り、箒と塵取りを持って来て始末した。 が、自分たのゴミさえやっと、ああ~と思った途端動悸が激しくなった。 近くの駐車場に車を止め、動悸が収まるのを待つ。 その後、班のどなたかが掃除されたのだろう。 申し訳ない事だ。

 しばらくして、👇の 「お願い!!」回覧板が回って来た。

 私たちの町内では、10年ほど前までは青いシートを生ごみに被せていた。 金網の収集庫になりカラス被害は減ったのだが、カラスも年々賢くなるのか? くちばしで引っ張り出すのだ。

 👇 回覧板を読むと、カラスの生態について知らなかったことがいっぱい書かれてあった。 視力が人間の5倍、虹は14色に見えるそうだ。 臭覚は鈍く、可聴領域も人より劣る。

 👇 ネットで見つけた情報。 色がついた物を食べ物と認識する場合があるようだ。

 ともかく班の人に迷惑がかからないようにしなくては。


3月最後のお茶~釣り釜

2021-03-28 | 茶道

 3/27(土)、3月に入りようやく再開した茶々姫さんの「お茶教室」、この日は釣り釜が用意されていた。 次週、茶々姫さんの釣り釜を紹介します。 👇は、ネットから。茶道体験教室 パート4  生徒さんとの日々のしおりとして、このブログを使わせていただきたいと思います。

 👇は、桜のお菓子色々。

 👇は、主菓子、「桜」。

 お稽古の後、30日に予定している「お花見ランチ」の計画を立て、2か月お休みした「禅deさろん・3月号」の編集会議もして、発行日を決めた。

 夕方、帰り道に「高岡古城公園」の外濠横の道を通ったら、桜は満開。 翌日、昼頃にお花見に来ようと思ったのだが、今日、日曜日は朝から雨。 残念です。

 👇は、姫さんにいただいたお惣菜。 竹輪をひとつ食べたら、こんな顔をなりました。


古洞の森へドライブ

2021-03-27 | 自然・海山草花

 謡の会の発表会の後、週明けからずっと体の調子がよくない。 普通は2日間で元に戻るのに、5日目になってもまだ足がふらふらし、息切れもひどい。 26日は、お寺の月参りの日。 朝早めに来られるので、いつも前日から準備をするが、法事の日取りなど話して帰られてから少し横になっていたが、それでもだるい。

 が、午後から「古洞の森」へ行くつもりでいた。 3月末で切れる日帰り入浴券が残っており、お風呂に入っても良し、ドライブだけでも気分が晴れるだろうと思っていた。

 昔、5月GWの頃にくまさんグループとよく歩いた森だ。 途中、白鳥の来る「田尻池」に寄ってみたが、何も見えず寂しい景色だった。 「ハーブファーム・富夢創野」の前を過ぎさらに奥に進むと、左に古洞の森への上り道がある。 

 👇は古洞の池。 桜はまだだが、樹々全体がなんとなくほんのりと薄赤い。

 

 👇 お風呂や休憩所、バーベキューのできる建物が並ぶがこの日は入らなかった。 いつもは一人でも平気だが、やはりまだ元気が出ないということだな~。 でも、運転は大丈夫だったからちょっと安心です。

 


「越中万葉の集い」 構成吟詠剣詩舞 吟と舞

2021-03-26 | イベント

 3月21日(日)、「蒼山会謡曲大会」と同じ日に、高岡文化ホールでは「越中万葉の集い・構成吟詠剣詩舞」が開催されていた。 姫さんと私はまだ現職の頃に、昭和町の「高岡市働く婦人の家」(後に、エイムパル→アバンサル高岡)で詩吟を習っていた。 当時の先生で、現在も剣詩舞の指導を続けておられる中山天颯先生の集大成とも言える大会と聞いた。 中山先生から直接電話をいただいたが、「蒼山会」と重なってはどうにもならない。 姫さんとなはさんで、観に行かれた。

 写真を送っていただいたので紹介します。 詳しい説明は後程書くとして、まず、お元気で美しい舞姿をご覧ください。 私よりもかなりお歳は上のはず。 が鍛えておられるからだろう、立ち姿、ポーズの取り方は素晴らしいとしか言いようがない。

 

 


ラインが開かない!

2021-03-24 | 日記・つぶやき

蒼山会謡曲大会」の疲れが2日間残った。 23日(火)午後、次の連調連管の曲と出演できるか?の連絡で、「お囃子教室グループライン」でやり取りしている途中で、私のラインが開かなくなった。アイコンをタッチすると、一瞬チラッと動くかに見えすぐに元に戻るのだ。用件は電話やCメールで済ませたが、やはり開かないのは困る。不便だ。 最初は、新聞の「中国で…」の記事を思い出しそのうち回復するだろうと思った。が、誰からも音沙汰ないのは私のスマホだけなの?

 今日、24日(水)グーグルで調べてみようと思いついた。 が、スマホのグーグルが開かない。 パソコンの方が画面も大きいし、とパソコンのグーグルに、「ラインが開かない」と入力した。 そうすると出てくるわ、出てくるわ、たくさんの解決法が並んでいる。「対処法11」などと言うのもある。「iphne & アンドロイドの場合」を選ぶ。

 最初に、一番簡単そうな「電源を切り、再起動する」を試してみた。 が、これはダメだった。

 👇 次に開いた動画です。「2021年3月23日 アンドロイドシステムの不具合についての対処法」とあり、すでに4万回以上の視聴がある。youtubeなので、画面、音声があり、わかり易い。ただ、文字が小さく、早口で聞き取りにくく何度も何度も再生した。 

 👇 グーグルプレイから、マイアプリ&ゲームを出す。次に、アンドロイドシステムの WebViewを出してアンインストールする。 これで解決です!!

  

 投稿者(男性)は会社や団体の人ではなく、個人のユーザーのようで、「画質が悪いですが、皆さん困っておられるだろうからアップします」との控えめな声に感謝した。

 👇は、後で見つけた画面。 わかってしまえば、こう言うことだ。 

 改めて、ラインの便利さを思い知った。 そしてまた、グーグルの情報力にも感心した。 先日、美容院へ行ったら、SIさんが「娘が以前は、交際費の金額をいくらぐらい?と電話で聞いて来たのに、近頃あまり聞かないのでどうして?と思ったら、何でもネットで調べるそうだ」と言っておられたが、確かに何でもわかるのだろう。

 夕方、息子に「ライントラブルをグーグルで解決できたよ、全国的なトラブルかと思ったらどうも私だけみたい」と、ラインを入れたら、「いや、全国的なもので自分もなった」とのことだった。


蒼山会謡曲大会’21

2021-03-22 | 能楽

 3/21(日)、「第41回蒼山会謡曲大会」が「高岡市文化芸能館」で開かれた。 病気や家の都合、またコロナ禍を心配して出席できない人もあり、例年に比べ番組は少なかった。 私も、初めて太鼓を諦め、謡だけで参加した。

 連調連管(笛と太鼓、謡のアンサンブル)の「絃上(けんじょう)」では、地謡で参加したが初めての経験で新鮮だった(覚えていなくて紙を見ながらだが)。 「青山」、「絃上」、「獅子丸」と言う3つの琵琶の話で、お囃子は「早舞」である。 調子の良いリズムで私の好きな曲だ。

 素謡は2曲。「嵐山」ではワキ(旅の僧)を務めた。奈良、吉野の桜を京都、嵐山に植え替えて、京でも花見ができるようにした頃の話だ。 待謡が長くて息が続かない箇所がいくつもある。体調のいい時は難なく謡える個所なのだが…。 もう一つの素謡は「龍田」、これは地謡だけ、気楽に謡えるからか伸び伸びと声が出た。

 最後に連吟で「井筒」。世阿弥の自信作だそうだ。帰らぬ夫を待ち続ける女の霊を描いたもの。「伊勢物語」の「筒井筒」を元に構成されている。 能では後場で、在原業平の妻(紀有常の息女)が帰らぬ夫の衣装を身にまとい、子どもの頃共に遊んだ井戸に我が身を映して懐かしみ、序の舞を舞い夫を偲ぶ…。 その場面をSIさんと連吟で謡う。 美しいだけ難しい曲で、私の僧(ワキ)が在原寺で夜の月を眺めながら眠り込み、有常の娘(シテ)の舞を夢の中で眺める謡も、雰囲気が出ていないと何度も注意された。 本番では、息が続かず途中何度も息継ぎするので、雰囲気どころではない出来で残念だった。 地謡にMAさんに入ってもらい心強かったが、それまでSIさんと二人で本当に苦労した。

 茶々姫さんが、午前の「子供能楽教室」受講生の発表からずっと、見所で聴いてくださり嬉しかった。 出番が多く、係りの仕事も少し手伝ったのでゆっくり話す時間はなかったが…。 いつもなら他の会員の謡や仕舞、来賓の方の舞台もゆっくり眺めるのだが、移動するだけで息切れがひどいのでほとんど控室で休んでいた。

 👇は、仕舞「経政」と「羽衣」。


  👇 翌々日の「北日本新聞」より、仕舞「鵜飼」。

 直会は、飛沫防止アクリル板パーティションでテーブルを仕切り、お酒のつぎあいは無し、で進められちょっと寂しい。 主宰の山崎先生は、子どもの頃家の近くに伝染病の隔離病院があったことを話され、今までも様々な感染症を克服してきた歴史に触れ、コロナウイルスに打ち勝つように力を合わせましょうと挨拶された。


イギリスだより~娘夫婦がワクチン接種

2021-03-21 | 日記・つぶやき

 3月初め、マークからワクチン接種を受けたとのラインをもらった。 小学生の予防接種の時のように、行列を作り、「ハイ、次」、「ハイ、次」と言うような流れ作業だったとか。3か月後に2度目だそうだ。

 娘も、今月末あたりに順番が回ってくるようだ。 9月に予定している夫の33回忌の法要に出席できるだろうと言っているが、その頃の日本の受け入れ態勢はどうだろう?

 少し元気が出たようで、マークが再び絵を描き始めたらしく送ってくれた。

 👇 「闘う雄牛」 水彩。

 👇 「荒野」 水彩。


「蒼山会謡曲大会」を前に

2021-03-20 | 能楽

 昨年の今頃、新型コロナウイルス感染が広がり始めた頃、私の所属する能楽の会「蒼山会」の節目の大きな発表会に向け準備をしていたことを思い出す。1年経った今年もまだコロナは収束せず、さらに私個人の問題だが体調は悪くなる一方で、声が出ない、息が続かないと言う段階を過ぎ、立ち居振る舞いや着付け、荷物を持って歩くことさえ覚束なくなってしまった。 まったく情けないが仕方がない。

 前日の今日20日(土)、「高岡市文化芸能館」で「ちびっこ能楽教室」のお稽古や、会員の仕舞や独調、連吟などの申し合わせがあり、私も出かけた。早めに起きて体調を整えたつもりだったが、一向によくならない。 声にも力が入らないがともかく合わせた。

 👇は、「枕慈童」の独調のお稽古。 

 一旦帰宅し、近所の美容院へヘアカット、髪染めに出かける。 私と同年齢の美容師さんとは、子供たちも同じ小中高へ通い、町内の行事でも一緒、趣味は少し違うがコーラスやお芝居は二人とも好き。 体の不調、80歳過ぎてからの生き方、確定申告のことまで…話はつきない。 いっぱい喋って、気分もスッキリ。 元気もりもりで帰宅した。 髪もきれいにしてもらい、明日はうまく行きそう…。


雪吊り外し & 柳の伐採

2021-03-18 | 日記・つぶやき

 シルバー人材センターから2日前に急に電話があり、「雪吊りを外しに行きますよ。その時柳の木も伐りますね」とのことだった。 10時頃来て午前中には終わるそうだ。 清水町には、大きな庭を持つ家が多いから、どこかのお邸の庭の合い間にチョコっと来られるのだろう。 柳の木は長年切ろう、切ろうと言いつつつい延ばしていたのだ。 ちょっと寂しい気もするが、昨秋その予定で短くして行かれたので、覚悟はしていた。

 その日も相変わらず体調が悪くて、「中に居てください」の言葉に甘えて家の中にこもっていたが、元気なら二人掛かりの伐採作業を写真に収めることもできたのに…。 20年ほど前に、友人から生け花に使った雲竜柳の枝を数本挿し木にしたのが大きく成長したのだった。

 👇は、切り株です。

 ここ2,3年手入れもせず荒れ放題の庭だが、今はムスカリが咲きだしている。


 👇は、春蘭。 いくつかの鉢があるのだが、今年は何鉢ほど咲くだろうか。

 あちこちの家の庭には水仙やチューリップの芽が出ているが、我が家はどのくらい生き返ってくれるだろうか。少しはきれいにしないとね。


映画「すばらしき世界」

2021-03-16 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 演劇「マクベス」をブログにアップした後、先日見た映画「すばらしき世界」を思い出した。 なぜか書きにくくてそのままになっていたのだ。 3/1(月)に姫さんに誘われて高岡イオンへ見に行った映画です。

 西川美和監督×役所広司×仲野太賀出演。  直木賞作家・佐木隆三氏の小説「身分帳」を原案にした実話だそうだ。 
 👇 仲野太賀の役が、作家佐木隆三なのかもしれない。

原案:「身分帳」佐木隆三

 👆のポスターのキャッチコピーに ”この世界は 生きづらく あたたかい”とある。 13年ぶりに娑婆に出て仕事を得ようと奔走する元ヤクザの三上(役所広司)にとって、”温かいが結局生きづらい世界だった”と言うのが私の感想だ。 

 下町の片隅で暮らす三上(役所広司)は、見た目は強面でカッと頭に血がのぼりやすいが、まっすぐで優しく、困っている人を放っておけない男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯だった。社会のレールから外れながらも、何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘する三上に若手テレビマンが番組のネタにしようとすり寄ってくる。

  運転免許をとり、刑務所で習得した工業用ミシンを使い仕事をする…社会復帰しようと必死の三上の周りには援助する人々もいるにはいるのだが、やはり難しい。人間として正しく生きることと、社会で生き抜く処世術を身に着けることは、彼にとって矛盾することだった。 結局最後は…。 これを「すばらしき世界」と言うのか、「悲しき世界」と言うのか? 実話だと言うのがなおさら切ない。 私には、悲劇であってもシェイクスピアのようなフィクションの世界の方が楽しめる。 


娘の誕生日 & 母の日

2021-03-15 | 日記・つぶやき

 ケーブルテレビの工事の日はたまたま娘の誕生日だった。   東日本大震災の日の翌日に当たる。 朝、早々にPCメールで「お祝いメッセージ」を送ったが、いつものうさこちゃん(ミッフィー)の良いイラストが見つからず、文字だけのメールになってしまい残念な思いでいた。

 その日のうちにお礼メールが届き、それに ”自転車のうさこちゃん” が添付されていた。ブルンナーのうさこちゃんシリーズは、幼い頃から娘が大好きな絵本です。

 さて、3/14(日)はイギリスでは、「母の日」だ。 3月第2日曜日なのかな。 朝一番で届いたメッセージには、👇の写真が添えられていた。 水仙の花束だろうか? リンゴが可愛らしい。

 この日はシルバー人材センターから二人来られ、雪吊りを外していかれた。 昨年からの約束通り、雲竜柳が根元から切り倒された。 20数年前に、職場の友人から生け花で使った枝をもらい、挿し木したものだ。 美しい緑がそよそよと風に揺れ、風情があったが、伸びすぎてアメシロ駆除も大変、木の下が湿って雑草だらけになっていたのだ。少しきれいにしてから写真を撮りましょう。


3月のお茶

2021-03-14 | 茶道
 
遅まきながらの「新年会」

 3/9(月)、遅まきながら、茶々姫さんの「お茶教室」の新年会を開いた。 今までは、積雪の多い冬は駐車場の関係もあってお稽古がお休みになったり、遠くから来る人は春まで欠席されたりす......
 

 👆は昨年の私のブログです。 3月初めに「遅まきながら新年会」を開いていてびっくりしました。コロナウイルス感染報道が始まったばかりで、まだ暢気だったのですね。 射水市「わはく」で8名の参加です。 今年も3/1(月)からお稽古が始まったのだけど、そんな話はこれっぽちも出ませんでした。

 3/13(土)、土曜組の2度目のお稽古でした。 先週はようこ姫さんのお孫さん、あっ君が久しぶりに来られ賑やかでしたが、この日は私たち二人だけ。 ちょっと寂しいです。 実は私も気分がすぐれず飲むだけでしたが…。

 👇 主菓子いっぱい。姫さんのお点前です。

 👇 チューリップのお干菓子。
 他にもお菓子はいっぱいあってお土産にもらいました。 この日は、姫さんから蕗の薹とイワシの天ぷらをいただきました。 蕗の薹の苦味が格別でした。 私には初物でした。


劇団東演「マクベス」

2021-03-13 | 映画・テレビ・演劇・芸能
 
イギリスで見た「マクベス」の思い出

 カフェ「祇園」でランチをした時、なはさんから東演の「マクベス」の囲む会に誘われた。そう言えば、「演劇鑑賞会」から電話があったな~と思い出す。「マクベス」ならだいたいわかるし…など......
 

 👆は、昨年の私のブログです。 「劇団東演の制作・横川さんを囲む会」のこと、10年前にイギリス、ストラッドフォード・アポン・エイボン(シェイクスピアの生誕地)のロイヤルシェイクスピア劇場で見た「マクベス」のことを書いています。
 息子と私がマークに会うためにイギリスを訪ねたのは、ちょうど10年前の4月、東日本大震災のおよそ1か月後でした。津波や原発事故のことを聞かれたのを覚えています。「マクベス」は一人で観ました。

 さて、昨年上演予定だった「マクベス」はなんと1年延期して、3月10・11日に上演となり、私は10日の夜に観劇しました。ストーリーは知っているし、ワレリー・ベリャコーヴィッチの最後の演出作品と言うことも聞いていたので1年間待ちわびていたのです。が、体調が最悪の日だったので1幕目は眠くて仕方がなかった…。
 舞台上に4つの大きな扉があり、その回転によって時間や場面の転換が行われる。登場人物は皆同じ衣装を着て装飾物の違いにより身分が表される。彼らが集団でスピーディに動き回る姿は群舞のようだ。が、私にはそれが煩わしかった。マクベスとダンカン王はわかるとして、どれがバンクオーか、マグダフか、その息子たちか…がわかりにくい。セリフがはっきり聞こえるのでよく聞いていればわかる…と言う感じ、イギリスで英語で観た時の方がわかり易かった~と思うほどだった。

      

 が、2幕目はぐんぐん引き込まれた。マクベスは親友バンクオーの亡霊に悩まされ気が狂って、魔女に予言を請いに行く。 夫人は手にこびりついた血がとれないといつまでも指を洗い…。 四大悲劇の中で一番短いそうだが、名セリフをたくさん残し、暗殺や殺人や人間の醜い欲望が渦巻くわかり易い(逆に理解しにくい)お芝居かもしれない。

 終演後、一緒に行ったSAさんの第一声が、「素晴らしい芝居だったね。セリフがはっきり聞き取れた」だった。次に「予言通り国王になったのに、まだ何を望んだのだろう?」と。鋭い疑問だ。次の国王になると予言された親友の息子を暗殺しようと企て、破滅していくのだから。魔女の最初の預言で留まれば、マクベスはコーダーの良い領主になっただろうに。 いずれにしろ、シェイクスピアはあくまでもフィクションだと思うから面白い。先日見た映画「すばらしき世界」のように、実話を元にしていると言うとリアルすぎて切ないのだが。