Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

秋~街のあちこちで

2018-11-30 | 日記・つぶやき

 11/25(日)秋晴れの暖かい日曜日。娘夫婦と城端へ行く予定だったが、前夜の夕食のワインが美味しく飲み過ぎたか二日酔い状態になってしまった。私が城端を取り止めたら、娘たちも「じゃ、次回にまた」と言って古城公園へ出かけた。

 途中にウイングウイングに寄ったらしく、👇のような写真がスマホのラインに送られて来た。 

 ウイングウイングの1階ホールでやっていたようだ。マークは、ハワイアンの女性たちで旅行者だと思ったらしい。

 11/30(金)、「音訳ボランティアあかね」の活動日だった。前日も平米公民館のお稽古と重なり、久しぶりに娘が笛のお稽古に行きたいと言うので瀬賀先生にお願いして参加させてもらったので、ボランティアは休んでしまった。30日は午前中活動してランチの会、その後公園へ散歩に行かれたようだ。Oさんから美しい紅葉の写真がスマホのラインに送られて来たので紹介します。今、真っ盛りのようです。

 👇 演劇鑑賞会のSAさんからは横田のお宮さんの紅葉の写真が送られて来た。有磯神社かな?


伸謡会’18

2018-11-29 | 能楽

 今年度最後の舞台が「伸謡会」だった。連調連管が「西王母」、舞囃子が「加茂」の2曲だけの舞台で気持は楽なのだが、「加茂」が3回目で、かなり前の1回目は大失敗、3年前の2回目はちょっと心残りがあり、3回目こそとの強い思い入れがあった。

 ちょうど娘夫婦が来日10日目頃で見に来てくれ、なはさんも早くから見に来てくださった。
 「伸謡会」は車伸代先生の会、第36回目の謡曲大会である。仕舞や舞囃子が多いので、私たち太鼓方はそれぞれ舞囃子を打たせてもらった。後で写真を追加することにして、ひとまずなはさんが撮ってくださった私の出番だけアップします。

 👇 連調連管「西王母」。

  👇 舞囃子「加茂」。

  

 写真を見ると完璧なのだが、舞働きが終わったところでちょっとしたハプニングがあり止まってしまった。完璧な「加茂」を目指していつかまた打たせてもらおう。
 他の曲は太鼓方を中心に。

 👇 「海人」

 👇 「羽衣」

 👇 「右近」

 👇 「融」

 👇 「唐船」


11/24(土)be版の「数独」

2018-11-28 | 日記・つぶやき

 A紙のbe版(毎週土曜日)のクイズのページを楽しみにしている。特に「数独」の★5。午前中に終わることもたまにあり、午後のお茶のお稽古でようこ姫さんと「できたよ」、「まだ」などと言い合っている。

 👇の11/24(土)の★5はとても難しかった。左の一番下のマスに「6」が入った後、一向に進まない。集中力低下で見落としが多く、一つ間違えてそのまま進むと最後はお手上げ状態になるのだが、今回も何度も振出しに戻った。マス目をコピーした用紙を持っているのだが何枚も使ってしまった。

 皆さんも試してみませんか。


マーク 久しぶりに高岡へ

2018-11-27 | 日記・つぶやき

 11月初め、久しぶりに娘夫婦が高岡へ来ました。「今度は少し長くいるよ」との言葉通り、私が手つかずにしていた二階の二部屋を片付けることも計画に入っていたようです。今秋は、外壁の修理や私の入院などが続いたので心配もしてくれたのでしょう。
 昼過ぎに家に着いたとたん、二上山のお墓参りと国分の海岸を訪ねたのも感心なことです。数日後業者さんからコンテナを2個持って来てもらい、後ろの家の2階の古い家具や本類を投げ下ろし、それを詰めはじめました。大変な作業を数日間…。雨の日も合羽を着て…。マークは病気をした後なので心配なのですが「大丈夫」と言って作業を止めません。私も階下の本、雑誌、レコード、ビデオテープなど不用品をかなり出しました。

 👇は、ギッシリ埋まったコンテナ。

 11/11(日)は、市青年の家文化祭と高岡市芸術祭を見に来てくれ、その夜👇のような能舞台の鏡板のスケッチをキッチンのテーブルで描いていました。

  夕飯前など、少しの時間を見つけて水彩や色鉛筆で描きます。👇は、「富山へのドライブ」。 

 👇は、「立山の初雪」。

 👇は、「清水町の通り」。

 👇 この日は太くて固い炭のようなクレヨンのような物で描いているところです。

  👇 完成した絵、「森を抜けて」。 


高倉町珈琲飯野店

2018-11-24 | 食物

 宇奈月温泉の帰りに、富山市内に入り軽い夕食の店に入った。私は初めて入る店だ。👇は、入り口。夜なのでこんな感じ。

  👇 店内。若者が多いようだ。   

  👇 店内。けっこう広い。おや、ビートルズの写真かな? オーナーの好みか?BGMもビートルズの曲だ。

 👇 すぐ傍の壁にも。

 👇 4人4様。様々なメニューを注文。

 👇 最後に運ばれた茶々姫さんのオムライス。これがあまり美味しそうで、皆でお裾分けをもらった。

 全国チェーンのお店のようだ。高岡にはまだない?

  高倉町珈琲:富山市新屋字八枚通割4-3
        076-471-5353
        7:00~23:00(L.O.22:30)  定休日ナシ


欅平へ

2018-11-22 | 旅行
 
トロッコ電車
   11/2(木)、荷物もあるのでホテルを出た後、トロッコ電車宇奈月駅前の駐車場に車を止める。10:03発の無蓋車に乗る予定。改札口には前の電車の乗客が並んでいた。 👇は、壁の上......
 

 👆は、私の昨年のブログ。欅平まで紅葉見物に行った記事である。今年も同じ頃に計画したのだが、私の娘夫婦が急に帰郷することになり急きょ1週間延ばしてもらった。それが、11/13,14日(火・水)のことだ。紅葉は終わっているかもしれず、お天気も良くなかったのでトロッコに乗るかどうかはっきり決めてなかった。

 2日目朝起きると天気は良し、だが早く起きて、早めのトロッコ電車に乗ろうと言う気は皆にあまりなく…、駅に行くと乗る人も昨年に比べるととても少ない。やはりシーズンが終わる直前と言う感じ。出発は11時過ぎ、だが窓なしオープンカーには頑張って乗った。皆、それなりの防寒着を着込んでいた。

 👇 新山彦橋。

  👇 冬期歩道。

 👇 湖面橋。

 👇 新柳河原発電所。

 👇 後曳橋。

  👇 青空が見えるいい天気になった。紅葉が映える。

 👇 黒部川第二発電所。

 👇 欅平駅より、奥鐘橋。

  駅階上で、それぞれ昼食。帰りは窓付きトロッコ電車に乗った。昨年に比べ紅葉は遅かったが、それはそれで幽玄の世界を思わせ、室井滋さんの元気なアナウンスを楽しみながらの今年もトロッコ電車に乗れて、全員満足。

    帰りのトロッコ電車を待つ間、駅構内にもうストーブが焚かれ、「黒部第三発電所ができるまで」の映像が流れていた。吉村昭の「高熱隧道」の紹介パネルもある。今、ちょうど我が家は断捨離の最中、整理をしている本の中に「高熱隧道」が見つかり保管した。読んでみたい。


宇奈月へ

2018-11-20 | 旅行

 

 
宇奈月温泉
 元職場の退職厚生会からとてもラッキーな旅行プランの案内が届いた。8000円の一泊プラン(お料理など少なめ)がほぼ無料になると言う割引券だ。届いたとたんにお茶教室で相談が始まった。......
 

  👆は昨年の私のブログ。宇奈月に泊まり欅平まで紅葉を観に行った小旅行の記事である。今年も同じ頃に計画したのだが、私の娘夫婦が急に帰郷することになり急きょ1週間延ばしてもらった。それが、11/13,14日(火・水)のことである。お天気が良くなかったので、初日は午後に姫さんの車で出発。欅平は翌日のお天気次第と言うことにして街中をブラブラする。

 👇は、駅近くの「モーツァルト」。店内入り口の手描きメニュー。

  素早く見つけた「柿スムージ」を姫ちゃんがオーダー。少しずつ味見させてもらう。他の3人はコーヒーを。カップとソーサーがそれぞれきれい。

 👇 宿泊はいつもの「ホテル渓仙」。夕食はいつも部屋食なのだが、この日は混んでいて食堂で。
 👇 付け出し:彩り白和え、くるみ豆腐、蛸の柚子紅葉和え。

 👇 造り:間八、真鯛、甘海老。

 👇 オマケ(感謝デー)の鯖寿司。

 👇 焼き物:鮭の利休焼き、小芋揚げ、切り干し大根

 台物:立山ポークの柳川鍋、野菜色々(写真なし)。

 👇 揚げ物:カマス牛蒡揚げ、南瓜挟み揚げ、丸十鹿の子揚げ、青唐

 👇 酢物:紅ズワイ蟹。

 あふれる湯船にゆっくり浸かり温まって、部屋でその日のTVドラマ「僕キセ」を観て寝ました。


能楽ワークショップ~博労小学校

2018-11-17 | 能楽

 11/15(木)平米公民館の「能楽お囃子教室」の日だった。翌日が博労小学校の「能楽ふれあい教室」の日で、パフォーマンスだけの予定だったのがワークショップもすることになり、助手が必要との話が出た。そんな時はMAさんとMEちゃんがいつもは参加されるが、急なことで先生も遠慮がち…。私の校下でもあり体も空いていたのでお手伝いすることにした。

 16日(金)午後、博労小学校体育館で6年生の児童が対象である。👇は、舞囃子「船弁慶」の演技。 

 

 👇は、体験学習のためのスペース。楽器が並べられ、ござが敷かれていた。太鼓は撥で打てば音がすぐに出るので、他の楽器に比べて親しみやすい。右、左のリズム、撥の高さなどを教えるのにコツが必要。

 👇は、博労小学校HPより:

 11月16日に「こども能楽ふれあい教室」がありました。能についての説明の後、舞囃子「船弁慶」を鑑賞しました。それから、ワークショップ形式で体験学習をしました。体験したものは、①仕舞 ②謡 ③大鼓 ④小鼓 ⑤笛・能管 ⑥太鼓の6つです。その中から一人2つを選択して体験しました。子どもたちは、お面をすると視界が狭まる感覚や、鼓を鳴らす難しさなどを体感することができました。

 👇 山崎先生の「お能のおはなし」:
 「お能を観たことのある人?」  「お能はいつ頃始まったと思いますか?」と聞きながら、「船弁慶」の物語を話される。

 👇 面(おもて)をつける体験。

 👇 大皷の先生より:

 👇 小鼓は音は出たかな?

 👇 当日のパンフレット:

 途中で、隣の「ばくろ想い出館」を覗いたりして楽しく過ごした。


掛けもちの舞台

2018-11-13 | 能楽

   11/10(土)は、ボランティア広場の掛け持ちだったが、11日(日)は場所を変えての掛け持ちだった。午前中は「青年の家文化祭」、午後は県文化ホールでの「高岡市芸術祭」だ。幸いにも朝から晴れ、暖かい一日だった。お笛や謡の方たちは近いので徒歩で移動された。私たち太鼓組は、太鼓があるので先生の車とタクシーで移動した。

 朝一番に「青年の家」へ。慌てたわけでもないのにボッとしていたか、長じゅばんを忘れ、上田美雪先生に着物の襟に襟芯をガムテープで貼り付けると言う早業で当座をしのぐことができた。1日そのままで誰にも気づかれず…。機転が利いて手際よく、本当に尊敬します…。
 演目は、両舞台とも連調連管「鞍馬天狗」。文化ホールでは芸術祭のオープニングだったので翌日の新聞に掲載された。高岡ケーブルテレビで26日(月)から、一日4回放映されます。

 例年なら、「青年の家文化祭」ではお茶室に入ったり他の展示を見学したりする。芸術祭でも、合唱や日舞、バレーや詩吟などを鑑賞するのだが掛け持ち舞台でとても疲れ、すぐに解散した。
 私は、市美術館地下の市民ギャラリーへ。たくちゃん所属の「葛の会」洋画展をゆっくりと鑑賞して来た。今回は大作を一人2点ずつ出しておられた。

 👇 越谷なつみ先生の「春に」。

  

 👇 たくちゃんの「グリーンガーデン」

 👇 同じく「グリーンアイ」


ボランティア広場 ’18 掛け持ち

2018-11-12 | ボランティア

 2,3日前から、パソコンの調子が悪く写真の取り込みがうまく行きません。しばらく写真なしで日記代わりにメモ書きさせてください。(時間がかかるけど数枚写真を入れてみます)

 11/10(土)は、高岡ふれあい福祉センターで年に1度の「ボランティア広場が開かれた。ボランティアセンターに登録されているボランティアグループ(学校、地域、趣味の団体など)、多彩なボランティアグループの活動を示す展示、実演、即売、体験、舞台発表などが行われ、グループ同士が交流を深め一般の人は楽しく一日を過ごす日だ。

 👇は、開会式。(トップは、マスコットのハーティーちゃん)

 午前中は、「音訳ボランティアあかね」の場内アナウンス係、午後は女声コーラス「苺の会」の合唱に参加した。「苺の会」は初参加、昨秋から入会したが舞台で歌うのは初めて。「白いブランコ」、「瀬戸の花嫁」、「紅葉」を歌った。なはさん、SAさんが聴いてくださった。(👇はなはさんの写真より)画像

 その後、お茶教室でゆっくりお茶をいただく。秋の暖かい日。帰省している娘夫婦が溝掃除を完了してくれていて嬉しかった。
 👇は、主菓子の「残菊」(沢田屋製)  。   
 夕食に、義妹が甥が釣って来てくれたと言う大きな鯛の刺身の姿造りを持って来てくれ、ホントに美味しく3人でいただいた。


「蔵番そば」

2018-11-11 | 食物

 年に2度集まる「あしつきの会」、なはさん、SE子ちゃんとはときどき会う機会があるが、Iさんはこの会でしか会わないので半年ぶりの会話が楽しみでもある。11/8(金)中田アルビスに集合し、砺波市増山「蔵番蕎麦」へ行った。かなり前から噂に聞き楽しみにしていた蕎麦屋さんだ。

 👇 古民家を改築した建物。

 👇 玄関に下げてある行燈(?)

  👇 11月よりの新メニュー、蔵番ご膳。1300円より。

 👇 玄関の飾り物。青山三郎氏の猫、鬼柚子。

  👇 「慈愛」。

 👇 木彫りの亀と宝の山。

  👇 花嫁のれんやミニチュア着物など昔からの品々があちこちに。

 👇 天麩羅と小鉢(里芋、あげ、人参、青菜)、「富富富」のおにぎり。 

  👇 コーヒー。 

 開店前から入り、ランチ時間の最後までゆったりとくつろいで過ごさせてもらった。とても居心地にいいお店だった。

  蔵番そば: 富山県砺波市増山467  0763-37-1114


水墨美術館「花鳥風月展」

2018-11-10 | 美術

  10月末若い友人のNOriちゃんから電話があり、富山水墨美術館の「花鳥風月展」のチケットを持っているが、急に友人が行けなくなり1枚余分があるのでどう?とのことだ。11/4までだからもう日はなく迷ったがせっかくだからともらうことにした。勤務の帰りに届けてくださり、私は10/31日に一人で出かけた。いいお天気、久しぶりの水墨画美術館だ。高山市の「光ミュージアム」の収録品だそうだ。
 👇は、ポスターとチケット。

  

 👇 秋色の深くなった前庭。

 👇 ロビーのタペストリー。

 👇 高校生の書道ライブパフォーマンスの作品。

 👇 風鈴短冊コンクールの作品。

 さまざまな行事が行われたことが伺われる。そして、本展では、浮世絵、近代日本画、書、洋画、陶芸など、「花鳥風月」を主題とする作品が数多く展示されていた。たまに一人での絵画鑑賞もいいものだと思った。


炉開き

2018-11-07 | 茶道

  11/3(土)、「文化の日」で祝日である。よく晴れ暖かい一日となった。お茶教室に行くと久しぶりの方が2人来ておられ賑やかだった。よっしーちゃんと案山子さんだ。よっしーちゃんは土曜日はお仕事が忙しく、たまに月曜組のお稽古に参加しておられる。案山子さんは1か月以上腰痛に悩まされお休みが続いていた。

 先生は「炉開き」のぜんざいを振る舞ってくださった。香ばしいお餅、甘い小豆、しその実。

 👇は、立礼式の炉である。先月の月曜日組のお稽古の後、皆で炉を置かれたようだ。とても重いが、今までは先生一人で角で移動させながら運んでおられたのだ。写真では高さがわからないが、お点前をする棚と同じ高さで作られたようだ。

 

 👇 銀杏の模様の秋らしいお茶碗で、姫さんのきめの細かいお抹茶。

 👇 床には西王母の花が…。

 映画「日日是好日」を見た人も見てない人も、それぞれがお茶の習い始めの頃(若い頃です…)の思い出を語り合いながら、和やかなお稽古日となった。


映画「億男」

2018-11-06 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 👇のブログは、私の小説「億男」読後感である。改めて開いてみると、大まかなあらすじ以外は特に感想は書いてない。お金にまつわる偉人たちの名言が印象に残ったくらいで心にストンと落ちるものがなかった。が、映画は違った。面白く、そして切ない気持ちになる映画だった。 
 最近映画を見た後本を読んでみたくなったのが、「空海」、「万引き家族」、「日日是好日」だ。本を読んでから映画を見て納得したのが「散り椿」、この「億男」かな。

  https://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/e/f9326be64e14a12c9d8ddc92621d72e4

 👇は、映画のポスター。写真で見ればわかるが、主演の佐藤健の他に豪華な顔ぶれの俳優陣である。それだけでも期待がふくらむ。  「億男 映画」の画像検索結果

  一男(佐藤健)と九十九(高橋一生)は、大学時代落研の仲間で親友だった。九十九は吃音にもかかわらず落語を語る時だけは口が滑らかだった。二人は卒業旅行と称しモロッコへ出かける。果てしない砂漠の砂山で二人は落語を語り合う。モロッコでの映像が素晴らしい。らくだに乗った隊商の行列が夕陽を浴びて進む…。
 街へ出た二人だが、市場の古物店で急に一男が倒れ、積見上げてあった陶器などが崩れて壊れてしまう。九十九は一刻も早く一男を病院に連れて行きたく、店主に吹っ掛けられた30数万円をその場で払う。九十九にとって一男はそのくらい大切な友だった。そして、”お金の価値は、その人その時により異なる”と言う伏線かも。 

  👇 砂漠で一男のためだけに「芝浜」を語る九十九(砂漠の場面2枚も選びました)。

 その後まったく別の道を歩んだ二人。九十九は大学を中退し起業し億万長者に。一方、一男は兄の借金3,000万円を抱え昼は図書館司書、夜はパン工場で働いている。妻は娘を連れて家を出てしまった。ある日娘が欲しがっていた自転車が当たるといいね、と買った宝くじで奇しくも3億円を当てた。とつぜん舞い込んだ大金。マニュアル本を読み、賞金を当てた人はほとんど不幸になっていると知り、ずっと疎遠だった九十九を訪ね、お金の遣い道を聞く。
 👇 九十九は「まずおろして来なよ」と言い、実物を確認させる。1円玉と1万円札は同じ重さ、約1gだと言い、3億円は30㎏と運んで実感する一男。…この後九十九はお金を持ったまま姿を消すのだが…。

  この後、一男は九十九と一緒に企業「バイカム」で金を儲けた3人の金持ちを次々と訪ね、九十九の行方を探して回る。3人とは、競輪に明け暮れる北村一輝、カリスマ教祖になってお金を騙しとっている藤原新也、お金をコッソリ隠して主婦におさまってる沢尻エリカ…。それぞれが真に迫った演技を披露。一男と言えば、借金を返して妻子と暮らしたいと願うが妻から離婚を迫られ、お金があっても問題は解決しない。

 九十九はどこで何をしているのだろうか? なぜか一男は九十九がお金を持って戻ってくると信じている…。そして、ある夜疲れて電車に揺られていると、ひょっこりと九十九が現れ隣に座り全額入ったバッグを置いて行くのだ。お金で幸せは買えた? お金と幸せのどっちが大事?

 さて、ここで落語「芝浜」を一語り、はできないので、ネットのあらすじをアレンジしました。私自身は歌舞伎(前進座かも?)で見たきりで、落語は聞いたことがない。

 江戸時代、今でいうところのアルコール依存症の魚売りは、かみさんの粘り強い後押しで、やっとのことで仕事に出る。
 ところがその日、魚売りは海で財布を拾う。中身は二分金で42両。これでしばらく遊んで暮らせると、大喜びの魚売りは家に戻ると仲間と飲めや食えやのどんちゃん騒ぎ。また高いびきで寝てしまう。翌日飲み過ぎで記憶を無くしていたが、かみさんに財布の事を訊くと、「何言ってるの?夢でもみたんじゃないか?それよりさぼっていた仕事を真面目にやってくれ」と言われ、酒を止め、心を入れ替え商売に精を出し、成功する。
 数年後、かみさんは大晦日の晩に財布を拾った事は事実だったと打ち明ける。財布の横領は打ち首の罪に問われるのを恐れ、内緒で大家に相談し役所へ届けたのが、時効になったからである。その時にかみさんが「まじめによく働いておくれだったね。まあ今夜ぐらいは一杯どう」と酒を用意し、勧めるが何回か飲みかけて、飲むのを止めてしまう。「いけねえ、ここで飲んだら、また夢になっちまう」 がオチ

  👆は、映画館の隣の「喜久屋書店」に平積みされていた文庫本。巻末に高橋一生の解説が載っている。
  目先の金で人は変わる。3億円を手に入れた一男が人生を狂わす可能性があるとみた九十九のとった行動の真意が「芝浜」と同じなのか? あるいは横取りを狙ったのか、それはわからない。最後にチャップリンの科白を一つ。「人生に必要なもの。それは勇気と想像力とほんの少しのお金さ。」

  それにしても、最近の映画、TVドラマでなんと黒木華さんによく出会うことか? 先日の「散り椿」、「日日是好日」そして「億男」、テレビでは大河の「せごどん」の奥さん役である。
 映画の終わり、一男は娘に自転車を買いそっと家の前に置いて行く。大喜びする娘、家から出てきた華さんのにっこりと笑った幸せそうな顔。一男が変わったと信じる笑顔に見えた。


高岡市ふれあい福祉センターで「ボランティア広場」’18

2018-11-05 | ボランティア

  今年の「ボランティア広場」は、11/10(土)に「ふれあい福祉センター」で開かれる。ボランティアセンターに登録しているボランティアグループの活動を知らせるパネル展示、体験コーナー、小物や野菜即売、舞台発表などで賑わう。

 長年所属している「音訳ボランティアあかね」が場内アナウンスを担当するので、午前中から出かける予定だ。
 今年から「コーラスいちご」に入り、毎月第1、3日曜に行ける時だけ合唱しているのでその舞台にも参加し、「白いブランコ」と「瀬戸の花嫁」、「もみじ」を歌う。女声2部合唱だ。「白いブランコ」は3連符がありリズムが取りにくい。きれいな曲だが、自己流に歌いなれているので正確に歌えないと言うことだ。歌詞も覚えにくい。「瀬戸の花嫁」は何度も歌っているのでアルトのメロディもとりやすいのだが、先生が「もう少し可愛らしく、10代の花嫁のように!」などと仰るので、その気になって歌っている。

 「高岡市ボランティア広場」の詳細は以下の通り。先週までは、「ふれあい福祉センター」内にチラシがあったのに、今日はもうなく、ボランティアセンター事務所で聞いたら「各ボランティアグループに事前に渡した分しかありません。当日は内容詳細を印刷したのを配布します」だって。友達に紹介したいと言ったら、コピーしてくださいとのこと。

 市ボランティア広場

 ボランティアグループが一堂に会し、日頃の活動を紹介・発表します。

  • とき 11月11日(土)午前10時~午後3時30分
  • ところ ふれあい福祉センター 

 👇は、過去の画像。

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