Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

映画「怒り」

2016-09-28 | 映画・テレビ・演劇・芸能

 9/23(金)、久しぶりに映画を見に行った。「ハドソン川の奇跡」も見たいがその先に「怒り」を見たいと思った。17日に封切られたばかり。SAさんを誘い、お互いに都合の良い日を決める。原作が吉田修一、監督が李相日で「悪人」のコンビと言う予備知識しかなく、後で、豪華キャストだと知りますます見たくなった。👇 高岡イオン映画会場。     

 👇 入り口のポスター。       

  映画「悪人」を思えば、かなり気合を入れて、と言うか、見る覚悟が必要だとは思っていた。
 案の定、最初から殺人現場だ。ある夫婦が惨殺され「怒」の血文字を残した犯人は整形手術を受けて逃亡を続けている。1年後、警察は公開捜査に踏み切った。
 場面は一転し、東京・新宿歌舞伎町、千葉県・房総の漁港、沖縄の離島での物語が同時並行で進んでいく。以前、アメリカ映画、”Hours・めぐり合う時間たち” を見たが、ヴァージニア・ウルフの”ダロウェイ夫人”をモチーフにした、時代も登場人物も異なる3つの物語が同時に語られる映画でついて行くのがやっとだった。

 これはそれほどではないが、それぞれ3つの土地で3人の男たちと出会う人々の葛藤を描く群像劇である。👇は、左から沖縄編の森山未來、千葉編の松山ケンイチ、東京編の綾野剛と彼らを取り巻く人々の相関図。3人はいずれも身元不詳で犯人っぽい。

 👆の一番下の二人は刑事のピエール瀧と三浦貴大。

 👇もポスターより。綾野を信じようとする妻夫木、松山を信じ愛するあおいちゃん、森山を信頼する広瀬、中央は二人をおろおろと見守るあおいの父、渡辺謙。最後まで信じることのできなかった切なさ、信じて裏切られた憎しみ、信じて愛を貫いた純粋さ…いろいろな思いが観る側に迫ってくる。「信じる」とはなんと難しいことだろう。家族でも、友人同士でも、仕事でも…誰もが経験している思いが改めてよみがえる。

  怒りは誰に?何に? 犯人の動機は?と疑問点もあり、原作と少し違うと言う人もいて、さっそく図書館に本を予約した。読んでみようと思う。たくさんの人がついていていつになるやら?
 全般を流れる音楽~坂本龍一と”2CHELLOS"~のチェロとピアノの音色が美しく胸を打つ。


電気ビルで食事会 & 防災のお話

2016-09-27 | イベント

  9/25(日)、日中は気温27度の夏日になった。福光のSAさんを高岡駅で迎えて富山電気ビルへ。ここへ来るのは何年ぶりだろう。だいたいの場所は記憶にあり、「電気ビル前」の電停まですぐ行けたのにどのビルかがわからない。車なのでなおさらウロウロした。東京駅丸の内でビル探しをするようなものだ。道路脇に車を止めて舗道を歩く女性に聞いた。「前の電気ビルはこれですが…」と言うことは、今の電気ビルもあると言うこと? いやそこで合っていてホッとする。

 大学の支部同窓会総会の集まりで、出席者がいつもより少なめで20名ばかりだった。が、「減災に向けて」と題した貴重な講演をいただいた。
 「電気ビルも県庁も元は神通川の河川敷だった」に始まり、富山県の過去の地震、将来の想定地震、地震対策として「地震前にすべきこと」、「地震が来た時とその後に何をすべきか」、地震以外の災害(水との戦いの歴史)などなどたくさん教えていただいた。

 ① 自分の家がどんな地盤に建っているか、過去を調べ知っておくこと。(昔の人に聞く、地名などでもわかる…我が家は清水町、千保川の河川敷だった)
 ② 耐震建築にする。寝室が1階の場合そこだけでも。
 ③ 家具の固定。
 ④ 地震がきたらまず家を出る。・・・

 👇は、「」の建物(富山県広域消防防災センター内)…パンフより。体験型学習施設だそうだ。       

 👇は、四季防災館とはどんな所か、の資料。入館料無料。休館日は月曜日(祝祭日の翌日)。場所は富山市惣在寺 ☎076-429-9916 。 

  👇は、電気ビルレストランのランチです。まず前菜。      

  👇 サラダとスープ。

                

  👇 メインディッシュ「魚料理」。 

  👇 デザート。 

  あと、パンとコーヒー(紅茶)。久しぶりのコース料理だった。
 午後3時から、「第九」合唱練習が入っており、見たい展覧会もあったが次回に回す。合唱練習2時間はさすがに疲れた。

 トップ写真は、この日の立山天狗平の紅葉。KI新聞より。故郷を離れている人のために。


大曲花火茶会

2016-09-26 | 日記・つぶやき

 ちょうど「高岡薪能」の前日が大曲花火大会だった。おりしもあの台風10号が日本列島をウロウロし、あちこちに被害をもたらした。私は、薪能当日の雨が心配、花火見物の友人達や義妹も会場での雨とぬかるみが心配。

 添乗員さんの「雨がひどくなれば河川敷の足場が悪いかもしれません。靴が心配な方は長靴をお買い求めください」の言葉を受けて、茶々姫さんとなはさんは長靴を用意されたようです。ところが小雨さえ降らず、十分に花火を堪能し、帰りのバスの中で、「新品の長靴を花器に見立てて花を活け、”月見の茶会”をしましょう」との突飛なプランが飛び出し、皆で大笑いをしたそうだ。

 別のグループと一緒に出掛けていた義妹は、それを横で聞きながら笑って私に伝えていた。帰ってきて土産を持って来がてらまたその話をしていた。ところがそれを実現させるのがお茶教室の面々だ。9/23(金)のこと、炭点前こそないが、懐石、濃茶席、薄茶席と用意されたようだ。義妹も招待されたので、当日、義妹を送って行きがてら玄関とお床を覗いてみた。

 👇 玄関の棚の上に立派な長靴とススキ、えのころ草。     

  👇 居間の壁いっぱいに、花火の写真。(ボケてごめんなさい)   

 私は用事がありそのまま帰ったが、翌日はお茶のお稽古日なのでお床のしつらえも撮らせてもらった。

 👇 釣○さんの句と呉山先生の筆によるお軸。秋海棠の花。
   「秋たつや 雲は流れて 風みゆる」   

        

 👇 コオロギ(?)の香合。  

  土曜日は二人だけだったので、ようこ姫さんに折り鶴の小物入れの折り方を教えてもらう。彼女は2種類、用意して来たそうだが、飲み込みの悪い生徒でこの日は1種類だけ。   


連吟「百万」と仕舞の地謡「西王母」・「雲雀山」・「安宅」が無事終了

2016-09-25 | 能楽

 ちょうど1週間前の日曜日の9/18日、高岡文化ホールで「宝生流・観世流・和泉流 三派合同能楽大会」が無事に終わり、7月から取り組んできた暗記物の4つの謡もどうやら無事に終了した。

 「百万」は連吟と言っても、シテ、ワキと地謡なので人数も多い。私は地謡で気楽なのだが、蒼山会ではいつも無本なのだ。地謡の部分が結構長く暗記が大変なのと、男女半々の人数なので、声が合わないととても聞き苦しい。事前に公民館でも集まって練習をし、当日も2階の練習室で3、4回声を合わせた。練習の成果あり!! で、とてもきれいに謡えた(と思う)。お役のMAさん、TOさん、ご苦労様でした。地頭さんの米島先生もありがとうございました。

 👇 高岡能楽会のHPより。左から、素謡「百万」、仕舞「玉鬘」、仕舞「盛久」。       

     

 さて、「ちびっこ能楽教室」の仕舞の地謡は、二人のSIさんが欠席で3人ずつで謡うことになっていた。これは山崎先生がおられるから安心とは言え、やはり口パクは情けない。それも大体は謡え自己満足をしている。写真は、朝早くから来てくださったなはさんが撮ってくださいました。

 👇 仕舞「弦上(けんじょう)」。今年初めて舞台に立つYくん。  

 👇は、「紅葉狩」クセ。長い舞である。Hちゃんは、舞囃子や連調連管の謡も担当します。  

 👇は、「猩々」。幼い頃から太鼓を打っているKくん。仕舞も謡もこなします。  

 👇は、「西王母」。笛も謡も担当するWちゃん。

 👇は、「雲雀山」。Tくんも長いクセ舞を舞いました。謡も担当します。  

 👇は、「安宅」。Mちゃんは舞囃子の笛も吹きます。

 👇は、連調連管「竹生島」の笛と太鼓の子ども達。

👇は、連調連管「竹生島」の地謡の子ども達。

 👇は、舞囃子「鞍馬天狗」の子ども達。大鼓と小鼓に先生方が入られた。 

 👇は、「鞍馬天狗」の地謡の子ども達。大きく口を開けて頑張っていますね。 

 👇 「読売新聞」の写真。能「乱」。シテは宝生流家元和英師。 

 👇 高岡能楽会HPより。

 ロビーに、岩村先生の個人の収集品、能装束と面(おもて)が展示された。写真がきれいに撮れていないが…、一部紹介します。
 👇 袷法被(あわせはっぴ)。     

 👇 唐織。  

 👇 左から「痩せ男」、「小べし見」、「小面(こおもて)」、「増(ぞう)」。 

       

 👆の面は、傍まで近寄れないので顔の真上から撮っていません。また、前半の舞台写真は、すべてなはさんからお借りしました。ありがとうございます。
 私にとっては、今年度の謡の舞台はほぼ終了、後は、太鼓と「第九」の合唱練習に取り組みます。


つれづれな日々46~モカちゃん・夏ドラ終了・厚労省の姪っ子

2016-09-22 | 日記・つぶやき

  寒くなりましたね。もう長袖は欠かせません。しかも重ね着するほどに…。 

 さて、日々の生活の中でのちょっと気にかかる小さな出来事。そんな記事を”つれづれな日々”として書いています。今日は46回目です。

《モカちゃん》
 お茶のお稽古の帰りに風子さん宅に寄り、姫ちゃんから預かった「高貴の会作品展」の案内葉書をポストに入れた。夜、風子さんからお礼の電話があり「一緒に見に行きませんか?」とのお誘いがあった。ずっと行くチャンスがなかったので、二人の都合のいい日を話し、たまにランチも一緒にと決定。念のため姫ちゃんに電話すると「空いてるよ」とのこと。私にとっては久しぶりの”atーyou”でと決まり。そのうちみき子さんも来られることになり、4人で出かけたのが9/20日。朝から1日雨の日でした。
 最近カメラの調子がよくない。気持ちが入らないからかもしれない。ともかくボケ写真ばかりになるので、自然と構えなくなります。

 👇は、寝そべっているモカちゃん。お座りをして芸を見せてくれたりサービスしているのに、喋ってばかりでごめんね。

  ランチは、それぞれ好みを。私は、久しぶりにオムライスをいただきました。

 ≪夏ドラ終了≫ 

  

  👆は、我が家の前庭のアジサイとホトトギス。夏の水やりを怠ったのでたくさんの花が枯れ、今はこれだけ。

 A紙の新聞小説、沢木耕太郎の「春に散る」が8月末に終わった。毎朝楽しみに読んでいた。不思議な物語だった。タイトルが「…散る」だから、悲しい結末だろうな、とは予想していた。
 かつては「四天王」と言われた4人の元ボクサーたちが、それぞれの人生の終わりに共同生活を始め、「チャンプの家」に住む。そして若いボクサーを育てる話。一人ひとりが丁寧に描かれ、ありえないような話なのに会話も暮らしぶりも不自然さがない。終わってこんなに寂しい思いをする新聞小説は珍しい。     

 夏ドラマも次々に終わった。今夏は暑かったせいか、珍しくたくさんのドラマを見た。しかも結構抜かさずに。

 「家売る女」、「仰げば尊し」、「ON」、「水族館ガール」、「はじめまして 愛しています」、数えてみると5本あった。

 ≪厚労省の姪っ子≫
 「
厚労省」と言えば、私の中では、仲村トオルの厚労省役人「白鳥」なのだが…。
 9/21(水)、神戸の義弟から電話があった。近況報告(義妹の骨折の話も)の後、「親ばかみたいけど…、今日の読売新聞を見て」とのことなので、向かいのファミマへ買いに行った。
 👇の右の女性が、義弟夫婦の次女。厚労省 老健局認知症施策推進室長を務めている。左の女性は、コーディネーターの読売新聞東京本社 社会保障部部長の猪熊氏。中央の男性は、日本認知症ケア学会理事長 和光病院院長の今井氏だそうだ。 

 ”認知症と向き合って生きる” 地域でケアをシェアし「その人らしさ」を守ると言うテーマで、自薦・他薦を問わず実際の「取り組み」を募集するキャンペーンを鼎談形式で紹介する広告のページだ。読売新聞では、家族や地域で認知症と取り組んでおられるケアの実例を13年前から公募し、全国に紹介し、自身の士気も高めたい、と考えている。

 厚労省の推計では、2012年時点で65歳以上の高齢で認知症の人が約462万人、2025年には約700万人に達し、高齢者の5人に1人が認知症になるのではないかと予測されるそうだ。治療は、早期の診断とケアの両立が肝心、地元のキーパーソン(本人や家族と自治体の繋ぎ役)が地域ケアでは大事、などと話されていた。私も圏内に入りつつある。奏ちゃん、よろしくお願いしますね。


「高貴の会」作品展

2016-09-21 | イベント

  2年前、「後期高齢者」の仲間入りをした時、「医療制度のせいでこんな仰々しい名前がついた」と腹を立てたものだ。その時、姫ちゃんの同級生のどんちゃんが「高貴幸麗者」と言う麗しい呼び名つけてくださったことを覚えている。
 その姫ちゃん達も今年は後期高齢者。趣味で絵を描いたり、蜻蛉玉やバッグを作ったり、折り紙作品を工夫している同級生3人で作品展を開く、と聞いていた。そして👇の案内状をいただいた。9月いっぱいとは言えなかなか行くチャンスがなく、三派能楽大会も終わった20日(火)にようやく出かけたので紹介します。👇の案内葉書も素敵ですね。

 👇は、射水市戸破(ひばり)ケーキの店「ニューモンブラン」の入り口です。もう、ハロウィンの飾りつけですね。店内は、ケーキ売り場、喫茶スペース、壁側がギャラリーです。        

 👇は たくちゃんの油絵。(ボケ写真ばかりですみません)

    

 

 👇は、えっちゃんの折り鶴。体験コーナーもあるようです。      

 

 👇は、姫ちゃんの蜻蛉玉のネックレス。(私のお気に入りです)   

 👇は、ストラップ。金が施されています。(角度を変えて撮ってみました)

     

 👇は、姫ちゃんの布製バッグ。もっとたくさんあったのだけど、どんどん売れ、新たに作り補充しているそうです。 

 👇は、私が買ったバッグ。A4版サイズの書類が入る。目下取組中の「第九」の”歓喜の歌”の楽譜入れとして使うつもり。      

 作品を鑑賞しながらコーヒーを飲み、長い時間お喋りをしました。👇の豆腐とおからのババロアとカボチャのプリンをお土産に買いました。 

 同級生3人の作品展なんて素敵ですね。9/30日まで開いていますよ。 


連休のこと~お茶お稽古・ちびっこ舞囃子・麦や祭り・登坂選手

2016-09-19 | 日記・つぶやき

  「連休」と言われてもピンと来なくなってから何年も経つ。9/18(日)は、私にとってはただただ「三派能楽大会」の日だった。が、ふるさと城端の「麦や祭」りの日であり、高岡市内では登坂選手の金メダルパレードの日でもあった。 

 ≪お茶お稽古≫
 9/17(土)ちびっこ能楽教室の子ども達のリハーサルの後、お茶のお稽古に行きお点前だけいただいた。しばらく「茶箱のお点前」が続いていたが、この日から風炉点前に戻った。
 👇は、主菓子「菊」。  

  👇 ススキの絵柄のお薄茶茶碗と月餅。  

  👇 月の絵柄のお薄茶碗と「兎の餅つき」の干菓子。    ≪ちびっこ舞囃子「鞍馬天狗」連調連管「竹生島」≫   
 
 👇は、連調連管。太鼓が2名、笛が3名、地謡が4名の子ども達でのアンサンブルです。先生方が後見や地謡の地頭になりつかれます。 
 👇 この後、私たち「蒼山会」の練習が始まり舞囃子の写真は撮れなかったので、なはさん撮影の写真で舞囃子をアップします。「舞囃子」とは、舞と謡、お囃子(笛、小鼓、大鼓、太鼓)のアンサンブル。小鼓と大鼓だけは先生方ですが、後は子ども達だけの演奏です。舞囃子は今年初めて。大した進歩で、堂々と大人顔負けの演奏でした。継続は力なり。よくぞここまで。素晴らしい!! 

 ≪城端麦や祭≫
 
17、8日は城端町の麦や祭だった。「あかね」の友人が見に行くからいろいろ教えてと、事前に電話があった。両日とも雨になり楽しめたかどうか? 私はもちろん行けなかったがKI新聞の写真を集めたので紹介します。
 👇 じょうはな座で。舞台ではなくロビーだろう。体験講座かな?

  👇 晴れ間に。別院前の舞台かな?

 👇 これも別院前の舞台だろう。小雨の中らしい。

 👇 「じゃんとこい麦や」。じょうはな座の前か?

 👇 城端駅ホームでの「ベルモンタ」と手踊り。

 ≪登坂選手≫
 
18日は、リオオリンピック、レスリングで金メダルを獲得した登坂絵莉選手の高岡市内パレードの日。ちょうどその間だけ雨が止んだそうですね。
 彼女は、目下南星中で教育実習中。👇は、初日の全校集会で、隣は生徒会長かな?      


ちびっこ能楽教室リハーサル & 色野の会

2016-09-17 | 能楽

 9/17(土)、翌日の「三派能楽大会」で発表する「ちびっこ能楽教室」のリハーサルが行われ、私も仕舞の地謡に参加した(相変わらず暗記できていないままなのだが)。子供たちのご家族の方も、着付けの手伝いやら応援、見物にたくさん来ておられた。写真がはっきり撮れなかったが、子供たちの一生懸命な姿と上達ぶりをご覧ください。

 👇 連調連管。     

     

 👇は、舞囃子。    

    

    

 2階ホールで、「色野の会」の絵画展を開いており、鑑賞してきた。👇 「ざくろ」と「想い出」     

 👇 「ザクロ」と「まなざし」   

 👇 「少女の春」と「膝を立てる女」    

 👇 「ひととき」   

 👇 太田広信先生の ”Layer” 。    

 慌てて写真を撮らせてもらい、簡単な紹介ですみません。高岡文化ホール、2階ホールにて、!6日(金)~19日(月)です。


「千利休史を学ぼう」講座

2016-09-16 | 茶道

 9/15(木)、ウイング・ウイング高岡で桃野先生の「千利休史を学ぼう」の4回目講座があった。茶々姫さん、なはさんと参加した。SAさん、HIさんは欠席だった。講座で印象に残ったことを少しお裾分けします。

 まず、仲秋の名月の話、秋の七草について…で始まる。前回、夏暑い盛りには「涼しき心」について、’葉蓋’ 、’洗い茶巾’、’夏火鉢’ の話をされた。その時節の季節感のある話が面白い。
 そして、「利休道歌」を唱和し説明を聞く。そんな話で前半はあっという間に過ぎる。真ん中の小休憩の時間に、お菓子が出ます。👇 ’金平糖’ と ’もろこし’ (この説明はまたいつか書きます)。 

  👇は、道安筆 「茶の湯道歌」。道安は千利休と先妻の子で実子(長男)。表千家2代を継いだ少庵は後妻の連れ子。” 茶の湯こそ せぬ人もなき 手すさみの こころのするハ 世にもまれなり 右之心 茶道の奥義にて御さ候 御工夫可有候哉 慶長六年 十月三日” 

  👆の大意は、「茶湯を手すさみ(形、格好だけ)でする人はいくらでもいるが、茶の湯の心をもってする人はごく稀である」だそうだ。

 また、「いろは歌」の話をされた。昔は手習いと言い、字を練習する時のお手本として使われたが、内容は仏教の教えとのこと。

 「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ ういのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑひもせす」  ⇒  「色はにほへど 散りぬるを 我が世たれぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず」 ⇒

 「匂い立つような花の色もやがては散ってしまう
  この世で常に変わらないものがどこにあるだろうか
  形にとらわれ迷っている山道を今日からは越えていこう
  浅はかな目先の夢を見ず酔ったような生活はするまい」

 「前半諸行無常を、後半は人生をいかに生きるかをうたっています。限りある人生だからこそ、精一杯生きていこうという安らぎを教えてくれているのですね。有為の奥山に留まる人は、過去を良い思い出にできずいつまでも悲嘆に暮れ、昔の栄光にすがり反省できず、変化している現実を受け入れることなく我を張り、わかりもしない未来を自分で決めつけ、今をおろそかにし不安になるという人生を送ってしまいがちです。
 真実をありのままに受け入れる勇気を持って、今この時に感謝の灯を掲げる姿勢をご先祖様も願っておられるのではないでしょうか。  合掌」

 とても納得できる解説だと思いました。
 最後に、先生は、富山市議の政治活動費不正を強い口調で批判された。最初の報道で、保守王国のほころびがいよいよ出たか、と私も思った。が、民政クラブの市議もとなれば、富山県人の県民性ともとられかねぬ、恥ずかしい限りだ。

 👇は、A紙の川柳コーナーに連日登場する富山の不正。まだまだあったかも。

 9/14 : 多過ぎて 号泣会見 する間なし
 9/15 : 不正には あらで詐欺師が 市議も兼ね
 9/16 : 辞めれば 済みと気楽な 稼業  

 👇は、仲秋の名月のKI紙の写真。新湊大橋です。きれいですね。


祝 米寿

2016-09-14 | 日記・つぶやき

 9/14(水)、SAさんと一緒に「雨晴ビラ」へTEさんを訪ねる約束をしていた。TEさんは私の隣の町内の方で、職場での大先輩。病気で病院を転々とされ、「雨晴ビラ」へ移られてから数年経つ。年に2,3回訪ねているが、今回は米寿のお祝いを託っていた。退職公務員連盟と言う会からのお祝いである。富山で祝賀会があるが、出席できない方の分を役員が代わりに預かり、それを町内の担当者が届ける。
 以前別の方の時、当時の役員が大きな賞状を丸めて持ってこられ、皺を伸ばすのに苦労した。今年の役員さんは、折り曲がらないよう「大のごみ袋」に入れて来られた。ごみ袋には笑ってしまったが、おかげで立派な賞状は健在で、「寿詞 ○○○子殿 あなたは…」の文字も鮮やか。これをヒョイと手渡しするのは気が引ける、紙切れ一枚には違いないが、88年間の人生が詰め込まれた証である、せめて授与式の演出をしたい、と思った。

 そう言えば…と思い出したのが、かつて釣○さんが句集を発刊された時のマリーマリーでの祝賀パーティのこと。姫ちゃんのアイディアで、胸に赤い花をつけてもらい、知事役や市長役がスピーチをした…。
 急きょ、朝になってから、「祝 米寿」と書いた紙をギフトについていたピンク色のリボンのバラに下げて、胸につける徽章を作った。前日気が付けば、もっと立派なのが準備できたのだけど…。私はいつも「泥縄」です。

 11時に家を出て、160号線を行く。いつもは島尾で食事するが、あまり店がないのだ。👇 この日は、「きときと寿し」へ。     

 ちょうどお昼時、カウンターもテーブル席も満席。待っている人も行列。      

 が、意外と回転が速い。一人客、カップル、子供連れ、シニアのグループ、客層はいろいろ。      

  👇 この日のお薦めの「縞アジ」。       

 TEさんは食事後のひととき、海に向かい水彩画を描いておられた。「米寿 おめでとうございます。」と言って、「今から授与式をするので、椅子に座ってください」と座ってもらう。👇 SAさんがかわいらしい声で、一言ずつ丁寧に寿詞の文面を読み上げて…。  

 👇 手渡ししてくださった。

  👇 次に、記念品(シティズンの電子時計)をお渡しし、二人でお辞儀。

 式典は無事終了。息子さんが来られた時に見てもらうように棚に立てかける。後は、3人であれやこれやとお喋り。部屋に入った時は、以前に比べ元気がないように思えたが、話したり歌ったりしているうちにだんだん元気になられた。
 分厚い「昭和の歌」(野ばら社)が置いてあり、その中からいくつか歌った。昭和2年からの歌が年代順に並んでいた。ときどき、入所の女性20人ほどで歌うとき、ハーモニカで伴奏をするそうだ。初めて皆で歌ったとき、「豚がぶーぶー鳴いている」ように音程がバラバラだった、と相変わらず辛辣。

 今までの作品を大きな段ボール箱に入れてある。その中から…。👇は、水彩で「ひまわり」。大きな画用紙に描かれ力強い(トップも)。
 👇 淡い色使いの「さくら」。

  👇 誰だろう? デッサン。

 👇 前に紹介したかも。切り絵です。


暗記できないのは「老化」のせい?

2016-09-11 | 日記・つぶやき

 ついこの間9月に入ったと思ったのに、はや10日過ぎた。秋風が吹き、夜ともなれば虫の集きがうるさいほどだ。若い頃、麦屋祭の夜は長袖ブラウスに着替えたものだが今年の祭りは、17,8日。ちょうど18日が三派能楽大会、前日は申し合わせで「ちびっこ能楽教室」の子ども達の仕舞に地謡を合わせる日。もう1週間を切ったのに、未だに全く覚えられないのが「雲雀山」だ。
 他の2曲の「西王母」は、いつも太鼓を打っているので自然と覚えている。「安宅」は短いし、安宅関の物語はよく知っているので覚えやすい。

 名舞台俳優の仲代達矢さんが、ちょうど奥様を亡くされた頃だったか、「ドライビング ミス ディジー」に取り組まれた。後で、奈良岡朋子さんとの舞台を高岡で観たが、セリフを覚えるのに苦労しておられる姿をテレビのスペシャル番組で特集していた。古典演劇のセリフはお若い頃からの積み重ねで覚えやすいそうだ。「ドライビング…」は、日本で初の翻訳劇だったようで仲代さんにとっても初挑戦。セリフを小さな紙に書き、家じゅうの壁や鴨居に所狭しとばかり貼り付けておられた。今、それを思い出している。最後の手段はコレかな~、と。

 もう一つ。以前、私の謡の師匠である山崎健先生に暗記の方法を聞いたことがある。もちろんよく聴いて何度も何度も繰り返すことが基本だが、他に、紙に風景や情景を描く、時の流れを紙に書いてみる、などの工夫も教えてくださった。視覚に訴えると言うことか?

 「雲雀山」はどんな話? 仕舞の部分は、どんな所で誰が舞っている? を知らなくては覚えられない。先生にも話の内容をお聞きし、ネットでも調べた。(前回 書いた)
 👇 奈良の当麻寺にある中将姫の像。中将姫が蓮糸で「当麻曼荼羅(たいままんだら)」を織ったと伝わる。       

 雲雀山の所在は奈良県の宇陀市とも、和歌山県有田市とも言われ2説あるそうだ。いずれにせよ、中将姫が幼い時に捨てられ育てられたと言わるる庵があった山だ(今はお寺がある)。
 侍従の乳母が育てるが、ある日乳母が里へ降り、狂女をよそおい花を売っていて中将姫の父親と出会う。その乳母の言葉の部分が「仕舞」になっていて、花の名前が次々と登場する。調べていくうちに、ただがむしゃらに覚えようとしていた言葉の意味が少しずつ分かってきた。

 衣更えうき…… 衣更え憂き
 いつから衣はるばるの……いつ衣はるばるの
 かほよどり……鳥、鳥(かおどり)~カッコウのことか? 👇 貌鳥の画像。

 深見草……牡丹
 の手拍(てがしわ)の二面(ふたおもて)……の~
 高間の山……奈良県金剛山の別名。 👇 金剛山。 
 👇 葛城山。    
 めじもなき谷陰の……目路もなき~(目で見渡せない~)
 草ぐき……草に隠れること

 先に謡を習っていれば、お稽古の途中で先生に聞いたり、謡本の梗概でわかることなのだが、謡本も持たず、いきなり録音していただき暗記に取り掛かったのが私には無理だった、とわかった。若い頃は「がめ暗記」も苦ではなかったのに…。

 あと1週間。頑張らなくちゃ。「覚えられない」は年齢のせいじゃない! と言うサイトを見つけました。ちょっと読んでみよう!!


ちびっこ能楽教室

2016-09-09 | 能楽

  👇は、昨年のブログ「青少年わかば公演」の記事です。そして、「あさりまん」の写真は一昨年のブログ、海ほたるへ行った時のもの。懐かしいかぎりです。

 
青少年わかば公演
 東京湾アクアライン・海ほたる~東京と千葉の旅  8/29(金)~31(日)、2泊3日で東京、千葉方面に旅行した。最終日、できれば千葉の息子宅に寄りたかったが、お盆......
 

  9/8日(木)、どうしたわけか朝から☎電話や📱電話、📱メールが鳴りっぱなし。しかも皆それぞれ違う人から、違う用事で。木曜日ってそんな日? それとも行事の多い9月だから?
 まあ、そんなわけで、謡の暗記をろくに練習せずに平米公民館へ行った。1週抜けたのでもう覚えていないといけないのだけど…。前回から何の進歩もなくちょっと恥ずかしい。

 昨年は特別な事情で、生涯学習センターの”ちびっこ能楽講座”の受講生たちの発表が、「青少年わかば公演」で行われた。今年は例年に戻り、「三派能楽鑑賞大会」で発表します。出し物は、仕舞6番、連調連管「竹生島」、舞囃子「鞍馬天狗」です。👇は、チラシで、能「乱・猩々」の写真。

 子ども達の仕舞の中の「西王母」、「雲雀山」、「安宅」の3曲の地謡を覚えなければならない。他に素謡の「百万」の地謡も暗記なのです。この4曲の暗記が一向に進まなくて困っている。特に「雲雀山」が長くて難しいのです。どんな話かと言うと…
 
 横佩(よこはぎ)の右大臣豊成公が讒言(ざんげん)を信じて、娘の中将姫を雲雀山で殺すよう家臣に命じます。しかし家臣はあまりの痛わしさに殺すことができず、姫を庵にかくまい、姫の乳母が物狂を装って春秋の草花を売るその代で姫を養っていくと言う話だそうです。
 花を売りに出た乳母は、鷹狩に来た豊成公と偶然出会い身の上を尋ねられて、花に託して身の上話を語り、隠れ住む姫が痛わしいと狂気したように舞を舞います。

 たぶんその舞が仕舞の個所でしょう。舞う斉藤君に負けないように謡わないといけませんね。

 👇は、半能「井筒」の小西弘通師、狂言「萩大名」の能村祐丞師、能「乱」の宝生和英師の皆さんです。

 9月18日(日)第1部は9時半~ 第2部は1時半~。
 高岡文化ホール・大ホールです


新居訪問

2016-09-08 | 日記・つぶやき

  9/7日、数カ月前友人が家を新築されたので、昔の仲間と4人で新居訪問をした。ちょうど退職時が1,2年違いで当時よくつるんで旅行したりした仲間だ。5人揃うのは何年ぶりだろう。
 福野のKAさんと案山子さんが我が家で車を止めることになったので、暑い夏中放っていて見苦しくなっていた前庭の除草と溝掃除を朝から頑張った。おかげで少しすっきりした。やはり来客は大事なものです。私の軽四車で駅南のお宅へ行く。

 皆それぞれ家にある物を持ち寄ったのだが、👇は、KAさんお手製の大きなシフォンケーキ。ふわふわと本当に美味しい。    

  5人ともが今や後期高齢者、体のどこかになにか不都合がある。が、それぞれがまだ何か打ち込めるものを持っており、それなりの意欲も残っている。家族の中でもまだ頼られる存在、愚痴を言っても始まらないこともわかっている。残りの人生をいかに生きるか、健康寿命をいかに延ばすか、かなり前向きな話になり楽しいミーティングだった。 

  👇は、SAさんの家にあった「暮しの手帖」の1964年版。それぞれが勤めがけの頃だね~?    

  👇 商品テストは、なんと「電気あんか」だ。懐かしい~。今でも探せば押し入れに2つはあるかも。    

 👇 帰りに「お返し」としてくださった ”3 Pockets Clear Folder”。 ポケットが3つついたクリアホルダーです。写真は同じ大きさだが、猫の模様のはA6サイズ。絵葉書、写真、切手など入ります。      

 👇は、A5サイズ。チケット、パンフレット、チラシなど入ります。    

 芸術の秋のこの季節、お能やコンサート、シネマ歌舞伎、同窓会案内など、どこに仕舞ったか忘れたり失くしたりしがちだが、これがあれば大丈夫。可愛いデザインは、駅南”Aiming"の商品だそうです。


本「しずこさん」~『暮らしの手帖』を創った大橋鎭子

2016-09-07 | 

  👇は、南砺市城端町の「麦や祭り」に向けて、笠踊りの所作の確認と練習をしているところ。9/5のKI新聞より。 

 ちょうど「むぎや祭」の日に、高岡文化ホールで「三派能楽大会」がある。謡の暗記は一向に進まないが、髪染めだけは行けるうちにと思い、昼から家で洗髪。その後、近所の美容院さんへ出かけた。9/6日のことである。
 マイ美容師のSIさんは、先日の「高岡薪能」の券や今度の「高岡第九」の自由席券をあげたからもあってか、手作りの小さなバッグをくださった。「保健証、診療券、お薬手帳の通院3セットを入れるバッグにどうぞ」と仰る。私は、いつ保健証が要るとも限らないとこの3点は常にバッグに入れているのだが、まとめておくと便利だろう。病院へ行く時だけ、持って行ってもいいな。外側のポケットに診察券を入れます。 

  さて、鏡に向かい髪染めをしてもらう間、週刊誌など重ねてあるコーナーで見つけたのが👇の本。朝ドラの「とと姉ちゃん」、「暮しの手帖」を創った大橋鎭子さんの生涯を紹介した本です。

 1920年に生まれ、2013年に93歳で亡くなられるまでの生涯を、ふんだんに写真を取り入れ紹介した一冊です。お母さん、二人の妹さん、花森安治編集長や会社の人達、友人達、お手伝いさんと一緒のいつも笑顔の写真がいっぱい。私も何年か購読していたけど花森さんが亡くなられた頃に止めた記憶があります。もう廃刊になったのかと思っていました。今も年6回発刊されているのですね。


おせっかいぎ in 高岡~子どもの貧困~

2016-09-05 | イベント

 👇の写真は、9/4(日)のKI新聞のネットから。1~3日に富山市八尾町中心部で行われた「おわら風の盆」を訪れ、始発列車で帰る人たちに踊りを披露する「見送りおわら」。福島地区の踊り手さんたち。 

  さて、9/4(日)、ウイング・ウイング高岡で開かれた「Eフェスタ2016メインイベント・おせっかいぎin高岡~子どもの貧困~」に参加した。高岡市民なら ”Eいいまちつくろ! Eネット” などの言葉を聞いたことがあるだろう。が、何のことやら?と言う人がほとんどに違いない。私もその一人。「市民と市政」の音読ボランティアでいつも読みながら内容についてはあまり…だった。
 「Eネット」の ”E”は、equality(平等・対等)の ”E” です。だから「Eネット」とは、高岡市男女平等推進センター登録活動団体ネットワークの総称だそうです。活動団体は15に及び、「高岡演劇鑑賞会」も所属しています。と言われてもピンと来ませんね。

 ここ10年ほど、年に1度ワークショップや展示、講演会やディべート、演奏会を開いています。で、今年は「子どもの貧困」をテーマにパネルディスカッションが開かれました。コーディネーターが彼谷環さん、富山国際大学子ども育成学部教授です。実は彼女と妹さんは、我が家の娘や息子と同年代で、南星中吹奏楽部の仲間でした。だから何となく親しみを感じ、数年前にも、9月9日に高岡大仏前で「九条の心を語ろう」集会があった時、彼女の話を聞きに行きました。👇は、2009年と2010年の私のブログです。写真だけでも覗いてみてください。

 http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/e/f323f538e4c33be2d4fab27315741aaf

 http://blog.goo.ne.jp/67kiyoh/e/026fb57fc6893e8643fb02ab0310a43d

 👇 向かって左から、コーディネーターの彼谷環さん、手話通訳の方、パネリストの大井さん(高岡市子ども・子育て課)、元島生さん(よりそいホットライン北越地域センター)、沙魚川万紀子さん(高岡DV被害者自立支援基金パサパサ)、宮田隼さん(コミュニティハウスひとのま)の皆さん。  

  近年、家族と地域のつながりが希薄になり、核家族や1人親家庭などが増え、子育てのための親の負担は重くなっています。周りに頼る人がおらず、SOSが言えない家庭も多く、子どもに十分な愛情や教育を注ぐことができず苦しんでいる親がたくさんいます。
 日本の子どもの貧困率は16.3%、6人に1人の子どもが貧困のもとで暮らしており、少子化と言いながら大切な子どもたちが育児放棄や児童虐待に合っています。その対応数は年間7万件に及んでいるそうです。そんなデータを知らなくても、命を失ったり被害に合ったりする子ども達のニュースやTVドラマが後を絶ちません。放課後の塾通い・習い事が当たり前な反面、放課後、塾へも行けず家に帰っても誰もいない子どもたちがいます。

 最初に、数値による貧困率(国や富山県の現状)が示されました。
 次に貧困(衣食住の不足)の連鎖…貧困が何世代も続く、親が非正規労働者である、母子世帯が多く母親がうつ状態になっている、などの具体的状態が説明されました。
 それを断ち切るための手だてとして、国の方針、行政の取り組み、何よりもNPOやボランティアの活動や苦労が、赤裸々に話されました。

 「絶対的貧困」と「相対的貧困」があり、前者は👆にも書いたように、食べ物、衣類、住まいの貧しさ。後者は、周囲の暮らしに比べての貧しさ。…お金はあるけど生きられない、DVを受け逃げている、働けない、近所づきあいができず孤立している、相談する所はあっても具体的援助を受けたくない。実際に貧困家庭だった人、相談を受けどんな援助を受けるか共に考える活動をしている人の話が次々と語られ、フロアで聴いている人達は深く考えさせられたことでしょう。(まとまりませんがメモから抜き書きしました)

 最後に、フロアの意見も求められ休暇で帰省中の大学生が率直な感想を述べられ、心強く、感動的でした。
 👇 ウイング・ウイング入り口の中田かかし祭のPR。  

  この後、山○さんとココスで長~い一休みをし、市民会館へ「第九」の練習に行きました。前回休んだのでこの日が初めて。後半はまったく覚えておらず、歌詞も音程も滅茶苦茶で情けなかったです。あと8回の練習で皆について行けるようにならないとね~。(👇はケーブルTVのネットから)  

 最後につもさんのブログを 👇に載せますので読んでみてください。もっと詳しく書かれています。http://blog.goo.ne.jp/goo1775_1945