7/27(金)、NLTプロデュースのお芝居「しあわせの雨傘」を観に高岡文化ホールへ行った。姫さんとロビーで待ち合わせ、ちょっと打ち合わせをしたいことがあり、コンビニ弁当持参でかなり早い時間に出かけた。
「しあわせの雨傘」は、原題”Potiche(飾り壺)"と言い、カトリーヌ・ドヌーブ主演で映画にもなったフランスのコメディだそうだ。今回のお芝居では、賀来千香子さんが主演である。
幕が開くと、そこは明るい居間。横にダイニングテーブルが置いてある。時は爽やかな朝、真っ赤な上下のジョギングスタイルの賀来千香子さんが現れると思わず拍手が起こった。スタイルがよく華やか。軽くストレッチをして朝食の準備をする。彼女がこの家の主婦、シュザンヌ。夫は雨傘を作る大きな工場の社長。シュザンヌは社長夫人である。
そこへ夫ロベール(井上純一)が2階から降りてきて、「なぜメイドに朝食を作らせないのだ?」などと怒る。彼は独善的で典型的なブルジョア社長。ある日、社長の経営方針に反発する労働者達がストライキに入ってしまう。ロベールは事態を収拾するどころか、悪化させ工場に軟禁状態になってしまう。
この窮地をシュザンヌはどのように乗り越えていくのか…? ポエム作りとジョギングだけを日課にしていた「美しいお飾り妻」のシュザンヌは…?
「私は、ビュジョルの妻です。夫は私の経営者のみたいなものでした。ですから私は皆さんの立場がよくわかります。ただ皆さんと違うのは、私にはストライキができないと言うことです。」
このユーモラスな演説でシュザンヌは喝采を受けます。そして労働者たちの要求にも応えながら、「新しい傘を作り売る」と会社の仕事も広げ、夫が帰宅しても社長の座を譲りません!
そのうち、息子ローランの結婚問題が起こり、本当の父親は誰? 市長のババンとシュザンヌは昔の恋人同士? などと、フレンチコメディの真骨頂が展開されます。
👇は、ネットから。
大笑いした後は、めでたしめでたしでした。