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Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

「市丸仁孜(ひとし)先生遺作展」 

2021-07-11 | 美術

 伏木駅近くの画廊喫茶「あ志びの」で市丸仁孜先生の遺作展を開いていることを、ようこ姫さんから聞いた。 とても懐かしいお名前だ。 たった1年間だけ同じ職場の同じグループだった。 たぶん先生は覚えておられないだろうが…。 定年前に退職され、その後美術に専念しておられたはずだ。

 👇 「あ志びの」入り口。

 👇 入り口に飾られた黄色いバラ。

 👇 「富山県人」誌の表紙。「立山連峰を望む」。

 👇 画廊内。 

 バラの花を好まれ、よく描いておられた。 👇 黄色のバラ。

        

 👇 コーヒーをいただいた。 ちょうど奥様が来ておられお話を聞くことができた。 先生は、佐賀県唐津市のお生まれで、4歳の時に伏木へ来られたそうだ。 「芳名帳」を見ると、当時の懐かしい人たちの名前が連なっていた。

 👇 退職される時、私がいただいた黄色のバラ。 我が家の居間にかけて眺めています。


「葛の会」洋画小品展 ’21

2021-07-10 | 美術
 
「葛の会」洋画小品展

 「葛の会」の洋画小品展(7/9・木~12・日)を見に行きませんか、とのお誘い電話がようこ姫さんからかかった。大雨のせいもあって家の中に閉じこもる毎日だ。ニュースは九州の豪雨とコロ......
 

 👆は、昨年の私のブログです。

 今年も、7/10(土)お茶教室の帰りに高岡文化ホールに寄った。 「葛の会」の洋画展が翌日11日(日)までだった。 近いようでなかなか見に行けず、結局お茶教室の帰りになった。 文化ホールは、いろいろな講座や催しがあるからだろう、夜10時まで開館している。


 👇は、ようこ姫さんからいただいた案内状。 たくちゃんが長年の会員さんなので、作品展には
ほぼ毎年訪れている。 高岡文化ホール・3階ホールで開催されていて、7/11(日)まで。

 

 何点か紹介します。

 👇 「ひらめき」。

 👇 「山あじさい」と「カトレヤ」。

 👇 たくちゃん、こと 工春雄さんの作品。 「バラ」。

 👇 「花」と「椿」。

    

 👇 講師の越谷なつみ先生の「七つのたから」。


カフェ「アルファ」・ミニギャラリー(木彫作品)

2021-06-30 | 美術

 6/30(水)、介護サービスのデイサービスで「リハビリお試しコース」に行く日だった。 高岡市内で近いし、送迎バスではなくマイカーを利用してもいいと言うのが好都合だった。 場所の確認もして楽しみにしていたのだが、やはり朝は無理だった。 9時まで入らねばならない。 お試しだから多少遅れても大丈夫、とのことだったが…。 結局、断った。 やはり午後のコースを探してもらわねばならない。 

 午後からいくつかの用事がたまっていたので外出。 「クスリのアオキ」で買い物をしていると、姫さんから電話だ。 砺波の「エレナガーデン」の帰りだが、清水町を通るから「トワイス」に寄ろうと思って…とのお誘いだ。 いくつか用事が残っているが「トワイス」ならすぐ傍だし、OKだ。 その後すぐまた電話、「トワイス」は定休日、「アルファ」でもいい? とのこと。 ほぼ同時にかかりつけ医院から電話、〇〇検査をしなければならないので来てほしい、とのこと。 デイサービスを受けるために必要らしい。 もう3時を過ぎている。 急に忙しくなってきた、が、結局検査は翌日に回して、「アルファ」へ向かった。 

 「アルファ」では、なはさんと姫さんがお待ちかね。 すでに、豪華な”クリームあんみつ白玉入り”を注文済み。 👇

 隣のミニギャラリーには、井波で木彫の修業中の若い女性の方の作品が展示されている。 着色せず木地のままの素朴な作品だ。 お名前は笹波恵美さん。 北海道の生まれだそうだ。 ご本人が来ておられ説明してくださった。

 👇 「風神・雷神」。牙をむいている雷神と、頬を膨らませている風神の表情が面白い。

 👇 「ももたろう」。 あどけない表情。

 👇 「じぞさん」。 お地蔵さま3人組だ。

 👇 「響」。 お琴を奏でるお姫様。

 👇 花の精?

 👇 一番のお気に入り作品。 この動物は? 「遠野物語」を思わせるイメージだ。

 👇 小品だがこれもいいな。 蓮の葉を伏せたようにも見えるが…。 アップした作品の2~3倍は展示してある。 売約済みの赤〇シールも貼ってある。 けっこう高価です。 

 素材がヒバの木の作品もあり、朝ドラの「サヤカさんのヒバの木」を思い出す。 柔らかい木だそうだ。


日本伝統工芸富山展

2021-06-05 | 美術

 城端の「きよべ」のSEちゃんから、「日本伝統工芸富山展」の招待券をいただいた。 福野のKAさんと行く予定でその後の「さわ田」でのランチも予約して楽しみにしていることを前から聞いていた。 ところが急に坐骨神経痛になったとか、身動きとれない痛さだそうで、計画は断念。 私がいただくことになった。 終了日まで日が少ないので皆が空いている日がなかなかないのだが、結局、土曜日のお茶教室を休みにし、先生とお茶仲間4人で出かけた。 「染色」が好きな人、「陶芸」に興味のある人、さまざまだが私は「漆芸」だけ見ればいいと思っていた。 と言うのは、前日は観劇、前々日はお囃子の会のお稽古で毎日出ているので、かなり体調が悪く歩くのがつらい。 一日中でも寝ていたい気分だったのだ。 

 今年も中止になったが、城端の「春の曳山祭り」は、6基の庵屋台と山車(ご神像を飾る)が出てしっとりとしたお囃子と端唄に合わせて町中を練り歩く美しい祭りだ。 そのご神像を彫った人形師が荒木和助、塗師が小原治五右衛門である。 特に7代目が白漆を作り出し白蒔絵として城端塗の特色を作った。 
 20年ほど前に、高岡市博物館で「白漆」の歴史、原料、その秘法を「一子相伝」で伝えて来た作品を紹介する講演会が開催された。 たぶん、14代目治五右衛門さんだったのだろう。 故郷の伝統工芸に興味があり、
聴衆の一人として参加したものだ。

 👇は、若き16代目が語るYouTube、ぜひ開いて聴いてみてください。 私は15代目の中学生時代を覚えているので尚更心惹かれる思いで聴いた。

口伝で受け継ぐ「いのち」 | Yoshitomo Ohara | TEDxHimi - YouTube

 会場で係りの人に尋ね、16代目の飾り箱「曙光」の展示室に案内してもらった。 白漆の「蝶」や「花」を想像して行ったが、黒地に白と赤の小さな点を重ねて直線を表したような模様の箱の蓋だった。 ネットでは紹介されているがコピーはできない。

 また、帰宅後出品目録を見て気づいたのだが、高岡の般若雄治くんの作品が「金工」部門に展示されていたらしい。 彼は笛と太鼓を演奏する若き未来の能楽師でもある。


娘夫妻とVideo電話 & マーク・セフトン作品展

2021-05-22 | 美術
 
マークが古希に!

 5/20日は、マークの誕生日。朝一番で「お誕生日おめでとう」メールを送ろうと考えていた。定番の短いメッセージだが、朝スマホを開いて一番に見つけるのは嬉しいもの。私にも経験がある。......
 

 今年も5/20日に、短いメッセージをラインに送った。 2月か3月に、イギリスでは70歳以上はワクチンが受けられる、小学校の予防接種みたいに「ハイ、次」、「ハイ、次」と並んで受けた、次回は3か月後だ、とラインが届いた。 その2回目も先日終わったらしい。

 その日の夜、スマホに電話がかかった。 マークからの電話はいつもVideo電話になったいるので、慌ててこちらで直すのだが、この日は私がモタモタしているうちに顔が写ってしまい、そのまま話した。 マークは娘と車の中。 私は髪染めをしようとヘアマニキュアをしたところ。 
 今までも写真で、家の外観や車、周りの景色も見ているのだが、リアルタイムで実際に話しながら、周囲を見ると俄然親しみが湧き、すぐ傍で話しているような気持になってくるから不思議だ。 時差があるので、私の方はいつも夜、寝る前にテレビを見ている時間帯になるのだが、時々は顔を見ながら話せばいいな、と思っている。

  👇は、マークの作品。 どこまで紹介したか、重なってアップした絵もあるかもしれないが 

 

 

 

 

 


江戸東京博物館

2021-04-16 | 美術

 3月末久しぶりに城端の友人に会ったら、介護認定申請を勧められた。 ちょうどケアハウスにパンフ集めに行くとやはり介護認定の話が出るので、地域の包括センターに相談に行った。

 そんなことを息子にラインで伝えたら、息子の方も環境の変化(同系列の会社に出向している)を知らせてくれ正直びっくりした。 ほぼオンライン勤務だったのに、今は、出張以外は「蔵前」に通勤していると言う。 ただし京成電鉄で一本だから今までよりも通勤は楽ちんだそう。

 「蔵前」と言えば国技館だが、江戸時代は江戸城の米蔵があった所で「蔵の前」だから「蔵前」という地名がついた、と聞いたことがある。 30年ほど前に都営地下鉄「大江戸線」が開設されその後「江戸東京博物館」がオープンした。 数年後に観たい展覧会があり(何だったか忘れたが)、城端卯辰会の同窓会を機に上京し、美術展を観て来たものだ。 大学の同窓生で川越に住むTOさんに事前に話したら、「大江戸線はふか~いよ!」と言うので目を白黒させていたら、地下が深い(最下部を走っている)という意味と知り納得した。 路線図なんて平面でしか見ないので地下のことにまで思い至らなかったが、たしかにエスカレーターでうんと下へ潜らねばならないと言うことだ。

 そんなことなど懐かしく思い出しながら、息子にラインをしたら、彼も最近「江戸東京博物館」を訪ねたようで、写真を数枚送ってくれた。

 👇 博物館建物。

 👇 江戸城大広間。

 👇 隅田川河畔(だろう。橋は何橋?)

 👇 街中風景。参勤交代らしき行列も見える。

 美術館に寄れるくらいなら、そう切羽詰まった仕事ではないだろうが、職場が変われば気苦労もあるだろう、と勝手に心配するのが親心。 でも、介護認定のいきさつ、結末は知らせておかねば、と考えている。


第20回マドカグループ絵画展

2020-10-28 | 美術
 10/21(水)~25(日)砺波市美術館で「第20回・マドカグループ絵画展」が開かれると案内をもらった。ようこ姫さんの高校の恩師、有角博先生が指導しておられる絵画グループの作品展だ。かなりご高齢である1にもかかわらず絵画教室を開き、10数人のお弟子さんに指導しておられるのにまず感心する。今まで先生の水彩画は何度か拝見しているので、一人でも行くつもりでいたら姫さんに誘われたので砺波までのドライブ旅行となった。
 👇 砺波市美術館。

 👇 二階のギャラリーの案内。この日は初日だった。


 ガラスが光りなかなかうまく写真が撮れないが、白馬や立山など見慣れた山岳風景が懐かしい。季節を想像しながらかつての思い出に浸った。

 👇 「たわむれる」 おとぎの森公園だろうか?

 👇 「楽しいダンス」 真剣に踊っている姿が愛らしい。男の子らしく活発な動きだ。

 👇 蛍光灯の光が入りはっきりしないが「蔵」。高岡市山町筋か?

 👇 タイトルは忘れたが、私はこんな静物画が好きだ。

 👇 「凝視」。


 👇 「舟屋の音」


 👇 「道」、 「水芭蕉」。

 👇 美術館前の紅葉。


マーク・セフトン 作品展

2020-10-06 | 美術
 現在、イギリス コーンウオールで暮らす娘婿のマーク・セフトンは、2,3年前に仕事を辞めたので、今は家や庭の手入れ、絵画制作に励んでいるようだ。ネット販売も始めたらしく以前描いた絵に手を入れているとのこと。
 👇 高岡で描き始めた作品。我が家のキッチンで描いていた。能をイメージして描いた。タイトルは、” The Return”。 水彩。 

 👇 この作品にも記憶があるので、やはり高岡で描き始めたものだろう。彼が在日中は、金沢、富山、高岡で何度もよくお能を鑑賞した。インクとパステル。

 👇は、彼がお気に入りの像。45年前に制作した。「魚から進化した賢人」。名前は ”Rocamar”。 どこにいてもマークを見つめているそうだ。

 👇 タイトルは ”CITADEL"、都市の誕生を表現した想像上の絵。油絵。


「工春雄 ・ 有角博 作品展」

2020-09-29 | 美術
 ようこ姫さんの高校時代の先生と同級生の作品展が、小杉のケーキの店「ニューモンブラン」で開かれていた。師弟で仲良く展覧会なんてなんと素敵な企画かと、その雰囲気に浸りたくて毎年欠かさず鑑賞している。案内状にコーヒー券がついているのもあるかな? ケーキも美味しいのだ。そしてここ数年毎年欠かさずに開いておられるのも素晴らしい。
 有角博先生は92歳とのことで、10月には砺波の教室の生徒さんの作品展が砺波美術館で開催予定だ。

 👇は、案内状。

 実は先週、富山へ行く途中に寄ったら水曜日でお休みの日だった。「芙蓉会」が終わってからと思っていたら、29日(火)になり、搬出日となってしまった。おかげでたくちゃんにも有角先生にもお会いできたのだが…。
 👇 ケーキ店の左奥のミニギャラリー喫茶。


 

 👇 工さんの油絵。今までと違う色遣いだ。





 👇 有角先生の水彩画。「5月の白馬」、「内川の昼下がり」など。
 






 ケーキとコーヒーで一休みと思っていたが、夕方搬出の時間も迫ったのでケーキはお持ち帰り。たくちゃんとは久しぶりにいろいろ話せて良いひとときでした。





「歌川広重・二つの東海道五拾三次」展

2020-08-01 | 美術

 高岡市公報「市民と市政」8月号を見て、美術館の企画展「歌川広重展」にちょっと興味が湧いた。かなり前にくまさんやまめさんに誘われ、恵那市の「中山道美術館」で見た記憶があるな~と思い出したのだ。ここしばらく、高岡美術館へは行っていない。8月いっぱいらしいのでそのうち行ってみよう、と思っていた。

 息子が急に富山へ出張、この時期に高岡へ寄るのはどうですかね?とラインで問い合わせがあった。会社の人に止めた方がいい、絶対行くな、と強く言われたそうだ。私も、まずいかな~、ちょっと怖い、と思いつつ、どうぞ来てくださいと返信していた。

 仕事が終わり金曜夜に一泊、土曜午前中に美術館へ。
 👇 廊下のパネル。 左…四日市  右…箱根
 
👇 ?(説明を読んで来なかった)

 👇 展示室入り口。ポスターの上は、保永堂版「箱根」  下は丸清版「箱根」 

 👆のポスターでわかるように、保永堂版と15年後の丸清版、さらに大正時代の宿場と現在の様子の写真、一つの宿場に4枚ずつの作品が並べて展示されておりとても見ごたえがあった。風景や人物の説明を読みながら、自分も旅をしている気持ちになる。まして、知っている場所や旅した思い出などを話しながら見るのも楽しい。

 江戸日本橋から京都三条大橋まで。太平洋へそそぎこむいくつもの河川を渡り、険しい山を越え、参勤交代の大名行列や、薬屋や芸人に飛脚、駕籠かき…など一枚一枚見ていると飽きない展覧会だった。


コロナウイルスと闘う「マークの絵」

2020-07-30 | 美術

   1,2月頃からか、日本よりもずっと前からイギリスで自粛生活を送っている娘婿のマークが時々、自作の絵の写真を送ってくれる。今までも何度か紹介したが、最近は精力的に描いているらしく何枚かたまったのでアップします。

 👇 「怒れるウイルスが地球を攻撃」… It is very wrong for this to happen, but many people have hurt this planet, thinking they own it, when it's the opposite, maybe they will realize one day.                                                        

   👇 「朝の海」(水彩)…デボンの海岸近く

  👇 「思い出の部屋」(水彩)

 👇 「秘密を釣る」 (水彩)

 👇 「アステロイド(小惑星)」(水彩)               

 👇 「ロックダウンされた女性」(水彩)  

 👇 「山歩き」(水彩)

 👇 「コーンウオールの小屋」(インク)

 👇 「コンサート」(インク)       

 


水墨美術館「花鳥風月展」

2018-11-10 | 美術

  10月末若い友人のNOriちゃんから電話があり、富山水墨美術館の「花鳥風月展」のチケットを持っているが、急に友人が行けなくなり1枚余分があるのでどう?とのことだ。11/4までだからもう日はなく迷ったがせっかくだからともらうことにした。勤務の帰りに届けてくださり、私は10/31日に一人で出かけた。いいお天気、久しぶりの水墨画美術館だ。高山市の「光ミュージアム」の収録品だそうだ。
 👇は、ポスターとチケット。

  

 👇 秋色の深くなった前庭。

 👇 ロビーのタペストリー。

 👇 高校生の書道ライブパフォーマンスの作品。

 👇 風鈴短冊コンクールの作品。

 さまざまな行事が行われたことが伺われる。そして、本展では、浮世絵、近代日本画、書、洋画、陶芸など、「花鳥風月」を主題とする作品が数多く展示されていた。たまに一人での絵画鑑賞もいいものだと思った。


伏木錬成館絵画教室作品展

2018-09-15 | 美術

  👇は、昨年の私のブログです。

 
「貴寿の会 作品展」~プロヴァンス&ニューモンブラン
「お茶教室」仲間のたくちゃんと恩師の有角先生の絵画作品展の案内をもらった。 名付けて「貴寿の会作品展」。なんと粋なネーミングだこと。米寿と喜寿だそうだ。 👇は案内状。  初......
 

 昨年のブログを見て、同じコースでランチと絵画展に行っていることがわかっておかしくなった。 
 茶々姫さんの「お茶教室」の唯一男性のお弟子さん、タクちゃんこと工さんは大変多趣味な方、小説を書き、絵を描き、水泳もなかなかの腕前、しかも現役でまだお仕事をしておられる。伏木錬成館の子ども絵画教室の講師と言うので、子ども達と合同の作品展を開かれた。昨年は恩師の先生と、今年は自分の生徒たちと、さぞ楽しいことだろう、と羨ましくなる。

 👇は、今年9月の(目下開催中)作品展の案内状です。

 昨年のブログを見ると、義妹と二人で出かけたようだ(忘れていたが)。今年は、急にお茶教室の仲間5名で行くことに決まった。ランチのお店も、偶然、昨年と同じ「プロヴァンス」と決まり(これも忘れていた)予約した。「プロヴァンス」は射水市八塚のお店。けっこう混んでいて予約していてよかった。ドリンクかデザートつきで850円、安くて美味しい。

 さて、ケーキ屋さん「ニューモンブラン」のこじんまりしたギャラリーの作品展を紹介します。ここも、その日は大入り満員。わあわあ喧しくてゆっくり話もできないほど。絵の写真も自由な角度から撮れなくて、斜めから写したものが多いが雰囲気だけ味わってください。

 👇は、講師の工さんの「湖畔」。

 👇 称名滝だろう。

  👇 紫陽花。

 👇 講師、国谷洋子さんの水彩。キーウイと柿とミカン?

  👇 子供たち(小2、小3、)の水彩画。優しく、楽しく、自由な感じ。

 👇 日菜ちゃん(小5)の水彩。凛々しいお内裏様とにこやかなお雛様? 日菜ちゃんは能楽(謡、仕舞、笛)も習っていて、16日(日)の「三派能楽大会」(高岡文化ホール)にも出ます。

 👇 絵の対象が面白い。徳利に盃もあります。

  子どもの絵画教室だから、画題を選ぶのはたぶん先生だろう。徳利に盃、居酒屋の文字は先生の好み? いつかタクちゃん先生に聞いてみたい。


ルーヴル美術館展~肖像芸術

2018-09-01 | 美術

 今から30年前、夫と最初で最後のヨーロッパ旅行に出かけた。イギリスから始まり、フランス、スイス、イタリア、ギリシャと5か国を回った。パリで1日か2日のフリータイムがあり、オルセー美術館、オランジェリー美術館、ルーブル美術館を見て回った。ルーヴルではツアーで回らなかった作品だけを見て回ったが、事前に先輩からミケランジェロの「奴隷」を観て来るようにアドバイスを受けていて、その彫像を探すのに苦労した想い出がある。

 今年2月、銀座SIXの観世能楽堂へ「笛の会」を聴きに行き、翌日「新国立美術館」へ行った時「ルーヴル美術館展」のことを知った。9/2まで。うまい具合に8月末に城端小の同窓会をすると聞き、急きょ上京のプランを練った。1泊、1日目は美術館だけ、2日目新宿で同窓会(ランチの会)に出て帰る。心臓の手術を受けるかどうかまだ決心していない状態で、ゆったり一人旅ができるかどうかのテストの旅でもある。

 「薪能」も終わり気分的には楽な頃、音訳ボランティアだけ休ませてもらうことにして上京した。月末になりまたまた暑さがぶり返した日、新幹線と地下鉄の利用だから炎天下は歩かない、つもり。
 👇 地下鉄を何本か乗り継ぎ(距離が長くちょっと堪えた)、乃木坂から館内に入る。乃木坂入り口のポスター(企画展3つ)。

 2時半頃着いたら入り口前に長い行列。でも待ち時間は10分とのこと。一番混む時間帯だ。が、大したことはない(8時まで開館しているが夜暗くなってホテルに着くのも嫌なので仕方がない)。

 👇 4時半頃はこのように空いていた。 

 👇 ルーブルの顔の中に、自分も入り写真を撮るコーナー。

 「ルーヴル美術館展」~肖像芸術・人は人をどう表現して来たか。
  「
像は一人の少女がもうすぐ旅に出てしまう愛しい人をせめて何かの形として残したいという思いから始まった。」のだそうだ。

 墓碑肖像:👆の写真で、ひときわ目を引くマスクは、およそ3000年前、棺に被せたマスク。来世をどんな顔で生きるか、その人が死後の世界を永遠に生きるための理想の顔が表現されたそうだ。…   

 権力の顔

 わずか5歳でフランスの国王になったルイ14世の胸像(真鍮)。
 👇 フランス王妃マリー=アントワネットの胸像(磁器)
 👇 「アルコレ橋のボナパルト」 1796年、27歳の将軍ナポレオン・ボナパルトはオーストリアとの戦いで、フランスを勝利に導いた。軍を率いている彼の強さと勇敢さを表す。(油彩) 

 👇 戴冠式の正装のナポレオン1世の肖像(大理石)。…ガウンの襞が本物の布地のよう。音声ガイドでは、ここでベートーヴェンの交響曲「英雄」が流れます。          

 コードとモード:長い歴史や肖像を作る時の決まり事(コード)を守りながらも、新しい時代の感覚や流行(モード)を取り入れた肖像作品。

 👇 女性の肖像、通称「美しきナーニ」(油彩 カンバス)
 胸に手を当て、不思議なほほえみをたたえた、一人の女性。彼女が誰か未だにわかっていない。16C、ルネサンス時代は王や貴族、皇帝だけでなく、より広い身分の人の肖像も作られた。どの角度から見ても目が合わない。

 👇 赤い緣無し帽をかぶった若い男性の肖像(油彩 板)

 👇 性格表現の頭像 鉛と錫の合金。モデルは、作者メッシャー・シュミット本人。心の病に悩んでいた彼は、このようなしかめっ面を作品にすることで、病に打ち勝とうとした。

 ”古代から18世紀まで、肖像の傑作が集結”と、パンフレットにあるようにまさに「ルーヴルの顔」110点が終結した。👆の写真は絵葉書やパンフからだが、他にも興味のある作品が多く、会場内もかなり混んでいたが途中何度か座って休みながらゆっくり眺めた。
 ナビゲーターの高橋一生が音声ガイドで、彼自身のルーヴル探訪や注目作品について語り、興味深かった。説明文は学芸員の表現なのだろうが、彼独特のとつとつとした語りがわかりやすかった。


「葛の会」洋画小品展 

2018-07-16 | 美術

 6月末から慌ただしく過ごした半月間だった。ホッと一息ついた7/15(日)、午前中コーラス「いちご」で歌って来た。予定では芦屋へお見舞いに行っているはずの日、残念ながら、義弟の急死で葬儀に参列することになったのだった…。
 「ふれあい福祉センター」での久しぶりのコーラスは、いつものように発声練習もたっぷり。「瀬戸の花嫁」と「白いブランコ」を練習した。たぶん「ボランティア広場」で歌うのだろう。2曲ともアルト次第で美しいハーモニーが作れる曲。

 午後は高岡文化ホールの「葛の会」洋画小品展にまわる予定だったが、あまりの暑さに家に一旦戻った。体力が持たない。夕方涼しくなるのを待ったが…。
 👇 高岡文化ホール、エレベーター前の貼り紙。3階展示室へ行くとたくちゃんのお出迎え。

 👇 2点はたくちゃんの作品。「アジサイ」と「湖畔」。

 👇 Iさんの「美人林」。

 👇 Fさんの「バラ」

 👇 Yさんの「レモンと薔薇」

 👇 Kさんの「ピアノレッスン」

 👇 Tさんの「くつろぎ」

 👇 越谷なつみ先生の「春風」

 コーラスと絵画で心は大満足、暑さを克服できた一日だった。