Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

秋の夕暮れ

2018-09-28 | 日記・つぶやき

  9/26日、3時過ぎにようやく足場を外しに来られた。足場が組まれていたのはわずか2週間だが、庭が隠れてしまい金木犀もシュウメイギクも咲いているのかまだなのか? 香りもしなければ花も見えず、季節感がまったくよくわからない。
 業者の方と打ち合わせだけ済ませ、外出した。猛暑日続きの夏だったせいか、9月も終わりと言うのに、秋が来たのかまた夏に戻るのか見当もつかない。が、吹く風は爽やかを通り越し寒いほど。もうすっかり秋風だ。

 👇は、古城公園の内濠。右は中の島。散歩(ウオーキング?)中のご夫婦が何組も。もちろん一人の方も。学校帰りの高校生も。その人たちに追い抜かれ、またはすれ違いながら私はやっとの思いで歩いていた。膝も痛いし、息切れもするし…。 

  

 👇 公園内の道端のヤブラン。

  公演から出て、いつも茶々姫さん宅へ行く途中で見かける彼岸花を見に美術館前に行く。
 👇 「中川」の氷見線踏切。

  👇 盛りを過ぎているが、赤色は鮮やか。

  👇 すぐ傍の空き地が「憩いの花壇」になっている。カンナやブルーサルビア、キバナコスモスなど。

 

  風がざわめいてきたので、スーパーで買い物をして帰途についた。


仲秋の名月に「月光の曲」

2018-09-27 | 音楽

 9月24日夜だったか? 慌ただしく過ごす日々が続き、季節の花々にも虫の声にもまったく目も心も届かない頃だった。

 息子から、「今日は”仲秋の名月”なので…、”月光”を。」と急にラインが届いた。なんと動画である。開くと、「月光の曲」が流れてきた。動画は5分間しか送れないらしく後ろの部分を端折ったそうだが、私にはもちろんわからない。出だしを聴いて「もしかして、ベートーヴェンの”月光”?」と気づくのが精いっぱいだ。だが、ともかくじっと最後まで耳を傾けた。

 👇 真上から撮っているので、指の動きやピアノの内部のピン、ポコポコ動くダンパーが見えるのが楽しい。ピアノの内部ってなんと奇麗なのだろう。いろいろ試したが、動画をなかなかパソコンに送れないので静止画だけアップします。

 後で聞くと、上から写真が撮れるようにスマホを置ける架台を置いているんだそうだ。スマホの動画をパソコンに取り込めないかといろいろやってみたがダメだった。グーグルにいくつか方法が載っているが理解できない。いつか「青年の家」の”NATパソコン相談会”に行って聞いて来よう。


映画「わが母の記」

2018-09-26 | 映画・テレビ・演劇・芸能

  9/15日に樹木希林さんが亡くなられ、その後次々と追悼番組を放映している。先日、民放CSで映画「わが母の記」の再放送があったので録画した。当時映画館で見たのだが、自分自身が年をとったからか、誰の立場にも共感できて心にじ~んと沁みた。

 井上靖と言えば、私たちの世代にはとても親しみ深い作家だ。「あすなろ物語」、「しろばんば」、「夏草冬涛」など、彼の子供時代を書いた小説は次々と読んだ。映画にもなった「氷壁」も。「敦煌」や「孔子」は表紙を見ただけかも。「風林火山」は大河ドラマが懐かしい。

 おそらく彼が金沢、四高の出身と言うのも、北陸に住む者にとって身近に感じられる作家だったのかも。それにしても、高校だけなぜ金沢へ来たのだろう?

 👇は、映画のタイトル。背景の海はおそらく沼津御用邸の近くの海。  

 👇 母八重と妹二人が父の勤務地台湾へ渡る前に、息子洪作と別れる場面。土砂降りの雨の日。台湾へ行けば先が分らないので、両親は息子だけでも湯ヶ島の母の実家へ預けようとした。が、洪作はずっと、自分は母に捨てられた子だと思い込んでいた(若き日の母を内田也哉子さんが演じている)。彼は湯ヶ島で”土蔵のばあちゃん(曾祖父のお妾さん)”に8年間育てられたのだ。

  👇 少しずつ痴ほう症(当時はそう言った)が進んで行く母は、東京の息子の家では息子の書斎に来て同じことを繰り返し話して行く。

 湯ヶ島の長女(キムラ緑子)夫婦と暮らしていたが、暴れたり徘徊したりするようになり、そのうち長女の夫が大けがをし母の世話ができなくなったので軽井沢の別荘へ連れて行く。末の孫娘(宮崎あおい)、編集者の瀬川(三浦貴大)と女中さんが世話をするようになる。

    ………   ………   ………

  👇 冬になり東京へ戻り、皆がちょっと目を離した隙に家を出た母は、長距離トラックの運転手の食堂へ迷い込み「息子が海で待っているから…」と言う。親切な運ちゃんがそちら方面へ行く運転手を見つけてくれ、そのトラックに乗って沼津へ行ってしまう。孫や家の者たちが追いかけ、母を見つけて海辺に連れて行く。そこで洪作は、母を背負い砂浜を歩くのだった。

  👇 自分が少年の頃、学校の遊動円木に座り書いた詩の紙片を母が大事に持っていて、その詩を暗唱するのを見て、洪作は思わず泣いた。

 成功した作家の家族の歴史、悪口を叩き合いながら固く結ばれた家族の絆、「万引き家族」とは異なる家族像である。絆は変わらないとは言うものの、私にはやはりこの昭和の時代の話がしっくり来る。


郵便受けと表札と

2018-09-25 | 日記・つぶやき

 👇は、昨年のブログ。開いてみて驚いた。まじめに除草をしている。金木犀やシュウメイギクも咲き始めていたようだ。 

 
金木犀 と 水引草、シュウメイギク
 秋の連休の日曜日、爽やかな秋晴れの日だ。電話がかかったり、かけたりで半日過ごし、午後遅くなってからようやく腰をあげ庭の除草に出た。手が付けられないほど伸び放題の雑草。キッチン側か......
 

 今年はと言えば、家のメンテナンスと自分の健康のことでてんやわんやしており、庭の花に目も心も届かない。

 が、秋はもう深まっており、長袖を着ても寒いほどだ。朝からの雨模様で、午後から来る予定だった業者さん待ちで一日が終わった。9月半ばから始まった外壁塗装工事はほぼ終了し、この日は片付けと外灯取り付けと郵便受け、表札について話すつもりだった。

 👇は、ドアに付いている郵便受け。右は今までの外壁に付いている物。

 せっかく郵便受け付きのドアを選んだのに、サイズまでチェックしなかったので新聞は3つ折りにして差し込むだけ。奥まで落ちない。雨の日や冬場は薄いビニール袋に入れてくれるから、外に少し出ていても濡れることはないだろうが…。横の箱型のを残しておけば、そこへ入れたくなるのが人情だ。が、私としては朝寝巻のまま新聞を取り込みたい。内側に付いているケースを取り外せば、下にポトリと落ちないかと目下相談中だ。

 表札も新調しようかな?と思案中。右の郵便受けの上に仮置きしてある楕円形の表札。これは、かなり前に姫さんに誘われて地場産業の方の講習会で手作りした品(ほとんど作ってもらった)。
 銅か鋳物製でもう変色しているが、気に入っている。磨いてコーティングしてもらえばきれいになるか? それとも前の夫名縦型を復活させるか? 新たに作るか? これも相談してみよう。息子さんと同居することになり新築された友人の気持ちが今更ながらよくわかる。お金はかかるが、何か始めるって楽しみなものだ。


「禅deさろん」9月号

2018-09-24 | 茶道
 
秋たつや~卯の花点前&ムラサキシキブ
  秋分の日。9月も終わりに近づいているのに半袖で過ごしたい気分の日だ。茶々姫先生の和室の床には、ご主人の弘之先生の自作・自書の素敵な軸がかけられていた。 ” 秋たつや 雲は流......
 

 👆は、昨年の私のブログです。茶箱の「卯の花点前」のことが書いてあります。今年は、今「和敬の点前」のお稽古中。

 👇の「禅deさろん」には、なはさんが「茶箱の点前・六種」から和敬の点前について詳しく解説してくださいました。

 この「禅deさろん」は、私の千葉の友人asaちゃんのお姉さまの友人前橋さんが発行しておられるお便りを真似て書き始めました。4月に第一号を出しました。記事はメンバーからの寄せ集めです。書くことが好きな人が多いのでしょう。今のところ順調に出しています。

 👇は、「アンケートシリーズ① ~あなたはリラックスしている時何をしていますか」

 👇 記事が多い時は裏面も使います。「相馬野馬追旅行記」や「映画 万引き家族」など。今回も、映画「空飛ぶタイヤ」について私が書きたかったので長くなりました。

  👇は、短歌をたしなんでおられるみきこさんの作。

 お茶のお稽古の時に、案を練ったりレイアウトやカットをを考えたり、ワイワイと楽しみながら書いています。


新しい玄関ドア

2018-09-21 | 日記・つぶやき

 「三派能楽大会」が終了した翌週から、屋根・外壁の塗装工事が始まった。7、8月頃に私の体と家のメンテナンスの話がほぼ同時に浮上し、あれやこれやと時間をかけて準備を進めていた。

 家は外壁塗装と玄関ドアだけのつもりが、足場を組むのだから屋根も、となり、2週間ほどの大掛かりの工事が始まった。
 9/13(木)に足場を組み、18日(火)が水洗い、19日(水)から外壁塗装が始まった。20日もその予定だったのに、朝突然玄関ドアの取り付けに来られた。塗装の人は段取りが狂い、少々困り気味。午後雨の予報だし…。が、玄関ドアは午前中早々に終わった。この日は、平米公民館で「能楽お囃子の会」のお稽古がある日。帰りに病院、接骨院に寄り、暗くなり帰宅すると塗装もほぼ終わっていた。頑張られたのだろう。

  前より明るいイメージ。ドアも軽く開閉しやすい。が、灯り取り(ガラス部分)が少ないので、玄関ホールが実際は暗い。上部にランマのある形にしたがそれでも暗い。

 でも、左縦部分が網戸になっていて開けると風が入る。右には郵便受けもある。但し、回覧板は入らないそうだ。右壁に取り付けた郵便受け箱は回覧板や大きい郵便物のために残しておく方がいいかも。


三派能楽鑑賞大会~能「弱法師(よろぼし)」&能楽ちびっこ教室

2018-09-20 | 能楽

  👇は、昨年の「三派合同能楽鑑賞大会」の様子です。表紙のお能は「三輪」です。

 
三派能楽大会’17~能「三輪」
  9月17日(日)、今年も高岡文化ホールで、宝生・観世・和泉流の「三派合同能楽鑑賞大会」が開かれた。 👇は、番組の表紙。能「三輪」の写真である。 私たち蒼山会は、第一部の......
 

 今年は、9/16(日)高岡文化ホールで「和泉・宝生・観世流・三派合同能楽鑑賞大会」が開かれた。なはさんが朝から見に来てくださり、「能楽ちびっこ教室」の発表を撮ってくださったので紹介します。

 連調連管「竹生島」から始まりました。笛と太鼓と謡のアンサンブルです。蒼山会女子部は地謡につきました。

  👇 仕舞「絃上」

  👇 仕舞「西王母」

  👇 仕舞「海人」

  👇 「鶴亀」

 👇 「羽衣」。

  👇 「経政」。

  次に、第二部の能「弱法師(よろぼし)」を紹介します。その前に、私の謡の先生、山崎健先生が「弱法師~鑑賞の手引き」を作ってくださったので、それをもとに紹介します。シテやワキの所作の説明や、会話の現代語版など、とてもわかり易く面白いのです。

 ワキ(俊徳丸の父・左衛門之尉通俊)舞台へ出て常座にて謡う)
 「かように候ものは……
  -私は高安の里に住む通俊と言う者です。子どもを持っていたのですがある人(継母か?)の讒言(他人を陥れる悪口)を信じて家から追い出してしまいました。それを後悔し善行の為、施行(参拝者などに施し物をする)をしようと天王寺へやって参りました。……

 と言うように話が進みます。父に追い出され悲しみのあまり盲目になった俊徳丸がよろよろと天王寺に辿り着き、柱にぶつかりながら舞台に出ます。
 シテとワキ~俊徳丸と父~の会話は…

 ワキ(父):おや、いつもやって来る乞食の弱法師も来たようだ。
 シテ(俊徳丸):いやですね、また私の事を弱法師と呼ばれる、でも盲目でよろよろと歩く片輪の私では仕方ないことですよね。

 最後に父子とわかり、手を取り合って故郷、高安の里に帰って行くまでの物語です。お互いに父子とわからず交わす会話、父が我が子と気づきながらも人前では恥ずかしかろうと、夕暮れになってから名乗る時の会話がほのぼのと素敵です。
 「手引き」は、A4版の紙の裏表にプリントされ、お能が初めての人にもわかりやすい解説になっています。クリ、サシ、クセ、イロエ、ロンキなどの言葉も出ますが詳しい説明はありません。次のお稽古の時に先生に聞いてみたいと思います。

 私も「弱法師」は謡のお稽古はしたけど、お能を観るのは初めて。ボロボロの衣装を着て悲しい面をつけた姿をイメージしていました。が、面はとても美しい女性のよう。「弱法師面」と言い、「弱法師」だけで使う特殊な面だそうです。(「頼政面」もありますね)👇は、ネットから。 

 ネットには、眉間にしわを寄せた悲し気な面もあるとわかりました。演者が選ばられるのでしょうか? 👇は、今年の番組表の表紙ですが、皺を寄せた弱々しい面に黒っぽい装束、見るからに哀れさを誘います。


 が、この日の装束は、弱法師がうす紫(小豆色がかった)の水衣、白地に黒い線の模様の厚板。父は緑と白の青海波のような模様の素襖上下。それぞれがあっさりとした淡色系でバランスがとれていました。金森秀祥先生の弱法師は、よろよろしながらも凛々しく、美しく、そして慎ましやかで高貴の出をうかがわせるものがにじみ出ているようでした。

 シテ:金森秀祥 ワキ:北島公之 間狂言:荒井亮吉
 大皷:飯嶋六之佐 小鼓:住駒幸英 笛:瀬賀尚義
 地謡:大坪喜美雄 他

 終演後、姫さん、杉〇さんとお茶をし感想を語り合いました。姫さんとはなんと3日間連続のデートでしたね。良き師、良き友を持ち能楽のお稽古も楽しみです。膝、声…をいたわり、もう少し続けたいものです。


「わはく」でランチ

2018-09-19 | 食物

 「三派能楽鑑賞大会」の続きを次回に回して、「わはく」でのランチを紹介します。

 9/19(水)、SE子さん、SAさんと3人で「わはく」でランチをいただきました。このお店はよく来ますが、10人以上のグループで新年会や忘年会のように何かイベントがある時が多いです。
 今回はのような3人だけと言うのは初めてかも。よく見ると小部屋がたくさんあるのですね。と言うか、食事はかならず個室でと言うのがコンセプトの和風食事処です。11時から3時までゆっくりできます。

 このメンバーで食事をするのは初めて。お互いに年をとると生活スタイルが変わってきますね。3人の家族構成、住む場所や環境、健康状態など、共通点が増えてきて情報交換かたがた食事をしましょう、となったわけです。静かでゆっくり話せるお店と言うのでSE子さんの推薦ですが良い選択でした。

 中庭に面した小さな和室、堀こたつ式の座卓なのでくつろげます。「野点弁当」(1620円)を注文しました。

 👇 温豆腐と湯葉。

 👇 水タコ。

 👇 鰊とすだれ麩の煮もの。

 👇 玉子豆腐のあんかけ?

 👇 栗ごはん。

 👇 茸のおすまし。

 👇 デザート。

 秋風が爽やかな青空の日でした。ちょうど目の話をしていて(私は前日、真生会病院へ眼科の定期診察に行き、物が二重に見えるのを矯正するプリズム眼鏡の処方箋を更新してもらったばかり)、その矢先、駐車場に同じ番号の軽四車が2台止まっているではありませんか。眼鏡をかけているのに車が2台に見える…? 何度見ても同じ番号! 

 よく見ると、ひらがなが違っていた。SE子さんと私の車ナンバーが同じだったのね。車の色もメーカーも全く違うのに早とちりもいいとこです。


「能楽ちびっこ教室・舞囃子”鞍馬天狗”」~三派能楽鑑賞大会

2018-09-16 | 能楽

 👇は、昨年の私のブログです。「能楽ちびっこ教室」の子どもたちの仕舞の地謡を受け持つようになったのは数年前から。短い曲だし、先生が横におられるので安心して参加していた。今年は、連調連管の地謡と、一般の部の蒼山会素謡「小督」の地謡(無本)を入れると、なんと5曲も暗記せねばならず苦労した。

 
能楽ちびっこ教室 & お茶教室
 9/9(土)は予想していたように立て込んだ一日となった。が、予想ほどに詰まっておらずゆったりした日程となり嬉しかった。 朝、「青年の家」の「ちびっこ能楽教室」にチョコっと顔を......
 

 👇は、自分の出番が終わり、舞囃子「鞍馬天狗」を観客席から鑑賞した時の写真です。小鼓に上田美雪先生、大皷に車伸代先生、地謡の地頭に松原さんが加わっておられるが、子どもたちだけで舞囃子を演奏できるようになったのはほんの数年前から。中学生や高校生になると部活動や勉強との両立が難しくなるからか、一旦休止する子ども達が多く、新年度また新たにちびっこ弟子たちを迎え指導しておられます。それぞれ後見についておられる指導の先生方は、山崎健先生(謡、仕舞)、瀬賀尚義先生(笛)、上田博先生(太鼓)である。 

 👇 舞とお囃子のみなさん。

 👇 舞姿がきれいですね~。

 👇 座っても立っても形がくずれません。

 👇 地謡の〇〇くん、思わず扇子を撥代わりに振り上げました。「鞍馬天狗」の太鼓はお兄ちゃんが打っているので、きっと真似をしてみたかったのね。


伏木錬成館絵画教室作品展

2018-09-15 | 美術

  👇は、昨年の私のブログです。

 
「貴寿の会 作品展」~プロヴァンス&ニューモンブラン
「お茶教室」仲間のたくちゃんと恩師の有角先生の絵画作品展の案内をもらった。 名付けて「貴寿の会作品展」。なんと粋なネーミングだこと。米寿と喜寿だそうだ。 👇は案内状。  初......
 

 昨年のブログを見て、同じコースでランチと絵画展に行っていることがわかっておかしくなった。 
 茶々姫さんの「お茶教室」の唯一男性のお弟子さん、タクちゃんこと工さんは大変多趣味な方、小説を書き、絵を描き、水泳もなかなかの腕前、しかも現役でまだお仕事をしておられる。伏木錬成館の子ども絵画教室の講師と言うので、子ども達と合同の作品展を開かれた。昨年は恩師の先生と、今年は自分の生徒たちと、さぞ楽しいことだろう、と羨ましくなる。

 👇は、今年9月の(目下開催中)作品展の案内状です。

 昨年のブログを見ると、義妹と二人で出かけたようだ(忘れていたが)。今年は、急にお茶教室の仲間5名で行くことに決まった。ランチのお店も、偶然、昨年と同じ「プロヴァンス」と決まり(これも忘れていた)予約した。「プロヴァンス」は射水市八塚のお店。けっこう混んでいて予約していてよかった。ドリンクかデザートつきで850円、安くて美味しい。

 さて、ケーキ屋さん「ニューモンブラン」のこじんまりしたギャラリーの作品展を紹介します。ここも、その日は大入り満員。わあわあ喧しくてゆっくり話もできないほど。絵の写真も自由な角度から撮れなくて、斜めから写したものが多いが雰囲気だけ味わってください。

 👇は、講師の工さんの「湖畔」。

 👇 称名滝だろう。

  👇 紫陽花。

 👇 講師、国谷洋子さんの水彩。キーウイと柿とミカン?

  👇 子供たち(小2、小3、)の水彩画。優しく、楽しく、自由な感じ。

 👇 日菜ちゃん(小5)の水彩。凛々しいお内裏様とにこやかなお雛様? 日菜ちゃんは能楽(謡、仕舞、笛)も習っていて、16日(日)の「三派能楽大会」(高岡文化ホール)にも出ます。

 👇 絵の対象が面白い。徳利に盃もあります。

  子どもの絵画教室だから、画題を選ぶのはたぶん先生だろう。徳利に盃、居酒屋の文字は先生の好み? いつかタクちゃん先生に聞いてみたい。


足場組み

2018-09-13 | 日記・つぶやき

 数年前に娘婿のマークが、我が家の後ろ部分(40数年前に建てた古い部分)の屋根の塗装をしてくれ、足場を組んだついでに外壁も建築業者に塗装してもらった。

 今年は、20数年前に増築した前の部分の屋根と外壁、玄関ドアを直すことにした。夏の間いろいろ相談して、いよいよ今日13日は足場を組む作業が始まる日。「朝8時頃に来ます」と聞いていたので、目覚ましをかけて準備をしていた。が、9時になっても10時になってもその気配がない。午後から平米公民館の能楽お囃子のお稽古日。出る時間に重なったら、何やかやと遅れるので(先週時間を間違え遅れて迷惑をかけたから)早めに家を出た。
 お稽古が終わり、演劇事務所と接骨院に寄り帰宅すると作業はすっかり終わっていた。途中雨が降ったけど大丈夫だったかな~。

 塗装工事は、17日(月)から始まる予定。


お手製・和紙の番傘

2018-09-11 | 日記・つぶやき

 9/9(日)、ずいぶん涼しくなった。そろそろ塗装工事が始まるので、今週中頃には足場を組まれる。前庭が草ぼうぼうなので少しは除草をと、庭に出たら雨がポツポツと降り出した。早々に引き上げる。毎日少しずつ、すればいいか!

 午後、「庄川生涯学習センター」へ「赤とんぼコンサート」を聴きに行く予定だった。数年前から、福野高校合唱部OB、OGの皆さんが東京と地元のメンバーで合唱練習をしコンサートを開いておられるそうだ。前日に地図で場所も調べて出かけたのだが、砺波市に入るとどんどん雨脚が強くなる。天正で左折し、庄川町に入ると土砂降り。山へ向かうにつれ薄暗くなり、気分も滅入ってきたので途中でUターンした。友達にはお詫びのメールを入れて…。

 高岡へ戻るにつれ空が明るくなる。砺波のココスに入り、この日で最後の2割引きクーポンを使い、遅めのランチをした。帰宅後、8月末の東京卯辰会の友人にお礼のはがきを書いた。1人は集合写真を送ってくださったOさん、もう一人は和紙の傘をたくさん送ってくださったSEさん。

  👇は、和紙の番傘。最初は新宿の卯辰会でいただいたのだけど、帰宅後「単色のが人気があったよ」と言ったら、後から郵便で追加してくださった。(ご希望の方があればお知らせください)


本 「散り椿」

2018-09-10 | 

 もう4,5年前だろうか、「多文化子ども勉強室」のボランティアの先輩、長〇さんから「よかったらどうぞ」とお借りしたのが、文庫本「散り椿」だ。「返されなくてもいいです」の言葉に甘え、しばらくそのままにしていた。

 上京の折の電車の中などで読み始め、出だしは「面白いぞ」との印象だったが、扇野藩のお家騒動らしくなってくると、ゴチャゴチャして途中で止めてしまった。そのうち、作者の葉室麟が亡くなり…、映画化され、しかも富山県内のオールロケと聞き、最近改めて最初から読み直した。

 椿の花は、ふつう花ごとポトリと落ちる。が、散り椿は花びらが一片一片散って行く。正式には「五色八重散椿」と言うそうだ。秀吉が朝鮮へ出兵した際に加藤清正が持ち帰ったものだと言う。

 架空の地方の藩、「扇野藩」でのお家騒動を中心に、かつて一刀流道場の四天王と謳われた瓜生新兵衛とその甥、坂下藤吾を中心に話は進む。
 藤澤周平の短編小説に慣れている私には、なんかダラダラして読みづらかった。が、映像化すると美しいだろう、凄まじいだろうと言う場面がいくつもあった。

 「剱岳 点の記」を撮って以来、富山県が大好きになったと言う木村大作氏の監督だ。眼目山立山寺、五百羅漢、浮田家、内山邸、国泰寺などなどがロケ地とか…。どんな映像になっているのか、登場人物がどんな肉付けされているのか一見の価値はありそうだ。


台風一過

2018-09-07 | 日記・つぶやき

  9/6(水)、台風21号が富山県を通過、午後かr夜にかけ雨風が強くなった。翌日伏木の「越乃庭」へ行く予定だったが無理かな~と思っていた。が、強風は夜中に通り抜けたらしく、翌朝、大きな植木鉢や大のゴミバケツが転がっていた他、ひどい被害はなかった。

 この日は、近々名古屋方面のホームへ移られるY子さんと一緒に、海の見える「越乃庭」へ行く予定にしていた。朝起きると、強い雨風の前夜と打って変わったいいお天気だ。義妹がわざわざ迎えに来てくれて、二人で砺波のY子さんを迎えに行く。途中二上山のお墓に寄った。昨夜の嵐で木々の枝や葉が落ちて、道の上にゴロゴロしていた。風がまだ強くロウソクの火がすぐ消えるのでお花だけ供える。

 👇は、国分の「越乃庭」。

  平日だからか、2階の大広間も私たちともう一グループだけ。目の前に富山湾の海が一望できる。海のすぐ傍を氷見線の電車が走る。(左奥が雨晴駅)

 1時間に一本だろうか?電車が走る。大広間からもお風呂からも見える。 

  海を見ながら食事をし、とりとめのない話をした。Y子さんは目の前に見えるいろいろな物を指さして「あれは何?」と聞かれる。テトラポットや石油タンク、砂浜、船…などなど。時にはそれが人に見えたり、子どもたちに見えたりするようだ。新湊大橋がかすかに見え、立山連峰はうっすらと空との区別がつかないほど。
 👇は、ネットから。こんなきれいな山と海を見せてあげたかった。6月までおられた芦屋のマンションからも海がよく見えた。今度行かれる名古屋の部屋からは海は見えない。代わりに何か癒される風景を見つけてほしい。


三派能楽鑑賞大会’18

2018-09-06 | 能楽

 8月末に高岡薪能を無事に終えた後、翌週のお稽古はお休み。上京して美術館を訪ね、同窓会に出席して来た。その後、親類の葬儀やお付き合いが続きあたふたしているうちに「三派能楽大会」が近づいていた。仕舞の地謡も含め、暗記物が5曲もあるのだ。

 そして9月最初のお稽古日である6日(木)、朝からメールや電話があった。8月、9月の眼科と歯科の予約を都合でキャンセルしていたので予約をし直したり、なんか慌ただしく午前中を過ごしているうちに、どこで狂ったか、時計を勝手に一時間遅らせたみたい。この日はSIさんが欠席だったので、「早めに行き、テーブルや座布団を並べなくちゃ、そろそろ12時半だから家を出よう」と思っていると電話がなった。太鼓のYOさんの声、「どうしたが? 稽古、忘れとるがじゃないが?」 「え?今から出るよ」と時計を見たら、なんともう1時半だった。どこで時間が飛んだのだろう?

 こんな間違いは初めて! いよいよ私もこんなミスを犯すようになったか~。未だに不思議です…。

 👇は、プログラム表紙。能は「弱法師(よろぼし)」。

  👇は、番組。

宝生流・観世流・和泉流 三派合同 第32回能楽鑑賞大会
日時 9月16日(日) 開演 (第一部) 9:30 、(第二部) 13:30 
会場 富山県高岡文化センター 大ホール
第一部 会員による公演 (高岡市生涯学習センター「能楽講座」受講生も)
第二部 狂言(和泉流)『簸屑(ひくず)』 能村祐丞 清水宗治 炭 哲男
  能(宝生流)『弱法師(よろぼし)』金森秀祥 殿田謙吉
 

舞囃子(観世流)『西王母』 小西弘通、『桜川』 波多野晋、
        『野守』 松浦信一郎

  舞囃子(宝生流)『船弁慶』 佐野由於、『融』大坪喜美雄 他
入場料 (指定席)前売 4,500円(当日 500円高)、(自由席)前売 3,500円
(当日 500円高)、小中学生(自由席のみ)1,000円(前売当日同額)