蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

今週のマガジン 7号 感想

2005-01-14 19:05:05 | マガジン(とサンデー)感想
実は新年明けて、マガジンの感想まだ書いてなかったことにさっき気がつきました・・・。
年明けかなり多忙を極めていたので、覚えている個所もあやふやなんですが、6号と7号の感想をミックスして書いてみようかな。

■ネギま
最近、作者の赤松先生には非常に畏敬の念を感じておりまして、この人が全力でヒットを狙いにいったらいったいどこまでいくのだろうと思ってしまうのです。
というのも、アニメ版「魔法先生ネギま!」観ちゃいましたよ。
もともと連載当初からクラスメイト全員の設定を詳細に起こしていたり、全員に声優を当ててCDを出して行ったり、またその組み合わせを試してみたり、そしてアンケートを頻繁に取ったりと、ここまでメディアミックスを意識したつくりを仕掛けるってのは並みのエンターテイナーには出来ない芸当ですよ。
その集大成がこのアニメ版「魔法先生ネギま!」、まさにアニメ化するために今まで連載していたのではないかと思わせるほどしっくりとはまってました。
これはたとえ原作に忠実にアニメが展開したとしても素直に面白いんではないか、そう思わせるには十分な出来でしたよ。

とまあ、マガジンの感想とはズレましたが、本編に出てきた超もアニメ版第1話で既に登場して演武を披露していたりと、このマンガほんと伏線、設定がしっかりしてるなと感心しきりです。
多分、今回の文化祭の超過密スケジュールはハリーポッターとアズカバンの囚人のハーマイオニーが同時に複数授業を受講するところにアイディアを得てるんじゃないかと思ったり。
あの時計ってそういうことだったりするんじゃないですか?
#スクランと文化祭ネタが同時並行しているあたりが面白かったりもします。

■トト
ドロシーにカカシ、そしてエメラルドとくればやはり「オズの魔法使い」ですね。
ブリキの兵隊に意気地なしのライオンが今後加わるわけですね。
おそらくその辺は意識して今後もストーリーが展開していくと思うんですが、このマンガ、派手さや新鮮味には欠けると思いますが、すごくしっかり構成が練られているところは非常に注目したいし、実はとても個人的に期待しています。
ストーリー展開を凄く丁寧に考えてるなっていうのが伝わるのが好印象です。

オズの魔法使いは、それぞれ自分が足りないと思っているものを魔法によって手に入れようとする冒険物語ですが、その実、それを求めるプロセスに答えが散りばめられていて、主人公達がそれは魔法によってなんかで手に入るものではなく、変わろうとする気持ちやそれを実戦していくことに答えがあることにある時気がつくわけですね。
そういうのを「トト」でもやって欲しいし、それを考えると今から熱いです。
とりあえず、今週の「世の中そんなに甘くない」的展開を序盤に持ってくるあたり、ストーリー展開として超好み。
ドロシーが武術の達人という設定もイイ。これが魔法の代わりってことなのかな?
次週も期待です。

■エア・ギア
秘密の校長室の話に入ったあたりから、この校長室自体が何となく何かに備えるための設備なんだろうなぁ、それもあのトイレに繋がる道あたりにアンダーコロッセオがありそうだなぁ、なんて思ってたら何となく当たりそうです。
エア・トレックと全然関係無い話で進めているのは全部その辺の伏線になりそうです。
で、今回の相手は「幻覚」を利用するタイプか?
イッキだけじゃなく、下級生も幻覚症状が出たってことはそういうことだよね?
あのパソコン君とちっちゃいリーダーは小烏丸の予備メンバーとかになったりしないのかな。
ということでそろそろ新展開の幕が本格的にあがりそうです。

■クニミツ
農薬編に続いて個人的に非常に興味がある薬害編。
しかもかなり身近な「風邪」や「インフルエンザ」に伴う薬害、これは皆さん、(誇張表現があると理解しつつ)読んでおいて損は無いんじゃないですか?
特にうちには小さい子供がいるんで、結構しゃれになりません。
マガジン以外でもこの特集している雑誌や記事を最近ちらほら見かけます。
こういう特集が全て正しい!とは決して言いませんが、自分たちの生活に関わることなんで、知識として知っておいてそのうえで判断できるようになることは大事かもしれません。
#ちなみに前回の農薬編は輸入穀物の輸入状態に限って言えばかなり正しい取材をされていたように思います。
#現場を見るとゾッとします。

■輝
またちょびっと感動してしまった・・・。輝を読むといつも涙腺が緩くなるなぁ・・・。
地域医療の重要性や患者への接し方など、クニミツの今のテーマとタイアップしているようで面白いなぁ。
#スクランとネギま、クニミツと輝とかタイアップ狙っているんだろうか?
次号、地域医療のシンボルとなっている秋月先生に魔の手が・・・(嘘)。

■涼風
涼風のストーリーの良いところは、涼風以外の行動が非常に分かりやすいところです(えー)。
先週の大和の行動は涼風のことが頭をよぎった反動で、それを誤魔化すため(自分たちは付き合っているんだと自分に思い込ませるため)に押し倒してしまったわけですが、ほのかは多分それを許すんだろうなぁと思っていたらそのとおりになりました(笑)。
でも大和がきちんとほのかに謝って、そのうえでほのかが「今の秋月君なら」というのはさわやかにまとめてくれて一安心。
個人的にどろどろ系は勘弁して欲しいですから。
そろそろ思い悩む涼風を見たくなって来ました。

■スクラン
どうも自分はミコチン派だと思っていたんですが、やっぱり沢近がイイみたいです。
勘違いして播磨を蹴る沢近を見てそう思ったり思わなかったり。
やはりスクランもネギまに対抗してクラスメイト全員の設定を詳細に起こすべきです(実際それに近い気はしてるんですが)。

■チェンジング・ナウ
先週の作者コメント欄ですが、アシスタントが来たときの練習をしていますみたいなコメントに爆笑。
まだ決まってなかったんだ(笑)。

ほんとはこの記事昼休みに書き終わってたんですが、ISOの監査とかあってバタバタでした。
監査終了、ほっ。