本来は本日、超個人的お勧め小説第1位の発表をしようと思っていました。
しかし、どうしても「今日」紹介しなければならない素晴らしい作品に出会ってしまったため、急遽予定を変更してこの作品を紹介したいと思います。
■相羽裕司 【夢守教会(ゆめもりきょうかい)】シリーズ 第1話「少女のケニング」
相羽裕司=あいばゆうじと言えば、うちのブログに来て頂いている方には馴染み深く、ガンダムSEED、ガンダムSEED DESTINYのみならず数多くの作品について非凡な鋭さと冷静さをもって考察と言う名の文章を構築していける、恐らくこの先執筆という世界でひとかどの人物になるであろうと個人的に思っている、そういう23歳の青年です。
その昔、「侍魂」の影響によって多くのテキスト系サイトが生まれたように、その規模は違えど彼の影響を受けてサイトを立ち上げたそれなりにあるのではないかと思っています。
かくいう私も、彼の前前サイトである「20世紀tought-boy」から彼の文章のとりことなり、「mot × mot」そして現在の「ランゲージダイアリー」になっても変わらず日参するほど彼の文章のファンであり、彼の存在無くしてこのブログを立ち上げることは無かったと断言できます。
つまり、このブログの起源であると言っても過言ではありません。
その尊敬してやまないあいばさんが、「考察する人」から「物語を構築する人」になった。
これは私にとっては大事件だった。
昼休みに入るや否や彼のサイトへ直行し、昼食も忘れて読み耽った。
午後一に客先へのアポイントがあったが、ギリギリまで彼の文章を追い、そして読みきった。
その後、客先への移動中、私の心は大変だった。
感動のあまり、仕事への切り替えを行う心のスイッチをなかなか押すことができなかったから。
こういう感覚を感無量と言うのだろう、一ファンとしてずっと彼の文章を追ってきた一人として素直にそう思った。
この感覚は、これは近い将来、彼の名前が世に出る、そう予感させるには十分だった。
■緻密な計算と構成、そしてそれを支える彼のモチベーション(バックグラウンド)
これまで素晴らしい作品を提供してきた多くの作家さんたちに共通して言えることは、「自分が書きたい」と思うことを軸に緻密な計算に基づいた対比構造を構築したり、複雑な事象を第三者を介在させることで、「自分が書きたい」ことを最終的に浮き上がらせることができる人が多いと想います。
#菖蒲さんなんかは『空の境界』の蒼崎橙子的使い方でしたね。
彼はこれが第1作であるにも関わらず、既にその領域に意識的に踏み込んでいる、否、意識的に自分のものにしているんですね。
そして対比の構図と共に注目したいのがその世界観の構築にあります。
読者を引き込む世界観を構築するには、自分の中にある世界を整理し、かつ周到な調査・準備が必要になるわけですが、彼はそのどちらも手を抜くそぶりが無い。
これがほんとに第1作かと問いたいところです。
何より心を打ったのは彼がこの作品に賭けた想いです。
彼の過去、そして現在の状況、そしてこの先への想いが存分に凝縮されていて、彼が一貫して主張してきたことが文章として再構築されていました。
彼が本作を「遺書」代わりだと言いますが、是非、その遺書の続きが読みたいものです。
#しかもこの完成度なら対価を払う価値があると思えるよ。
■既に続きへの布石は打たれている
冒頭の理子のシーンから今へのつなぎ、ブレイン教会のピアスの男、菖蒲さんとの出会いなど意図的に描いてない個所もいくつかあり、あいば氏は狙っています。狙っていますよ皆さん。
続きを読みたい方はメルフォから感想を送ってみてくださいね。
■気になるあいばゆうじさんの作品はこちら
Language×Language
【夢守教会(ゆめもりきょうかい)】シリーズ 第1話「少女のケニング」
■その前に以下の布石を読んでから「少女のケニング」を読んでみよう!
布石1
布石2
布石3
■あいばゆうじさんへのメルフォはこちら
少女ケニング・メールフォーム
■あいばゆうじさんのブログはこちら
ランゲージダイアリー
最後に当ブログは、企画によりいろんな作品の応援サイトに期限付きでなりますが(例えば今は蒼穹のファフナー)、あいばゆうじさんについては期限無しでこれからもずっと応援サイトです。
#超個人的お勧め小説第1位は来週発表いたします。
しかし、どうしても「今日」紹介しなければならない素晴らしい作品に出会ってしまったため、急遽予定を変更してこの作品を紹介したいと思います。
■相羽裕司 【夢守教会(ゆめもりきょうかい)】シリーズ 第1話「少女のケニング」
相羽裕司=あいばゆうじと言えば、うちのブログに来て頂いている方には馴染み深く、ガンダムSEED、ガンダムSEED DESTINYのみならず数多くの作品について非凡な鋭さと冷静さをもって考察と言う名の文章を構築していける、恐らくこの先執筆という世界でひとかどの人物になるであろうと個人的に思っている、そういう23歳の青年です。
その昔、「侍魂」の影響によって多くのテキスト系サイトが生まれたように、その規模は違えど彼の影響を受けてサイトを立ち上げたそれなりにあるのではないかと思っています。
かくいう私も、彼の前前サイトである「20世紀tought-boy」から彼の文章のとりことなり、「mot × mot」そして現在の「ランゲージダイアリー」になっても変わらず日参するほど彼の文章のファンであり、彼の存在無くしてこのブログを立ち上げることは無かったと断言できます。
つまり、このブログの起源であると言っても過言ではありません。
その尊敬してやまないあいばさんが、「考察する人」から「物語を構築する人」になった。
これは私にとっては大事件だった。
昼休みに入るや否や彼のサイトへ直行し、昼食も忘れて読み耽った。
午後一に客先へのアポイントがあったが、ギリギリまで彼の文章を追い、そして読みきった。
その後、客先への移動中、私の心は大変だった。
感動のあまり、仕事への切り替えを行う心のスイッチをなかなか押すことができなかったから。
こういう感覚を感無量と言うのだろう、一ファンとしてずっと彼の文章を追ってきた一人として素直にそう思った。
この感覚は、これは近い将来、彼の名前が世に出る、そう予感させるには十分だった。
■緻密な計算と構成、そしてそれを支える彼のモチベーション(バックグラウンド)
これまで素晴らしい作品を提供してきた多くの作家さんたちに共通して言えることは、「自分が書きたい」と思うことを軸に緻密な計算に基づいた対比構造を構築したり、複雑な事象を第三者を介在させることで、「自分が書きたい」ことを最終的に浮き上がらせることができる人が多いと想います。
#菖蒲さんなんかは『空の境界』の蒼崎橙子的使い方でしたね。
彼はこれが第1作であるにも関わらず、既にその領域に意識的に踏み込んでいる、否、意識的に自分のものにしているんですね。
そして対比の構図と共に注目したいのがその世界観の構築にあります。
読者を引き込む世界観を構築するには、自分の中にある世界を整理し、かつ周到な調査・準備が必要になるわけですが、彼はそのどちらも手を抜くそぶりが無い。
これがほんとに第1作かと問いたいところです。
何より心を打ったのは彼がこの作品に賭けた想いです。
彼の過去、そして現在の状況、そしてこの先への想いが存分に凝縮されていて、彼が一貫して主張してきたことが文章として再構築されていました。
彼が本作を「遺書」代わりだと言いますが、是非、その遺書の続きが読みたいものです。
#しかもこの完成度なら対価を払う価値があると思えるよ。
■既に続きへの布石は打たれている
冒頭の理子のシーンから今へのつなぎ、ブレイン教会のピアスの男、菖蒲さんとの出会いなど意図的に描いてない個所もいくつかあり、あいば氏は狙っています。狙っていますよ皆さん。
続きを読みたい方はメルフォから感想を送ってみてくださいね。
■気になるあいばゆうじさんの作品はこちら
Language×Language
【夢守教会(ゆめもりきょうかい)】シリーズ 第1話「少女のケニング」
■その前に以下の布石を読んでから「少女のケニング」を読んでみよう!
布石1
布石2
布石3
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ランゲージダイアリー
最後に当ブログは、企画によりいろんな作品の応援サイトに期限付きでなりますが(例えば今は蒼穹のファフナー)、あいばゆうじさんについては期限無しでこれからもずっと応援サイトです。
#超個人的お勧め小説第1位は来週発表いたします。