5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

冬の積雲

2008-02-17 21:24:54 | 自然
晴れていたのに急に暗くなったなと思ったら雪の華が舞い始め、こりゃ降り続けるのかと外出用の傘を持ったらすぐに止んで外はふたたび青い空。今日は気象の変化がめまぐるしい。

家のそばを走る国道の陸橋上から北を眺めると、雪をかぶった白い山の峰がはっきりと見える。多分、岐阜の恵那山あたりだろうか。山のあたりには灰色の雪雲が低くたなびいている。一方、頭上の空は青く明るく、積雲や積乱雲が浮かんでいる。「ぽっかり浮かんだ白い雲」である。

積雲は上昇気流があるところにできるのだというが、冬の場合は強い北風が上昇気流をつくって雲になるのだろうか。それとも、太陽の輻射で地上は比較的に暖かいのかもしれない。流れる雲は結構速いから、上空の風はかなりのスピードで吹いているのだろう。

近頃の冷え込みは応えるなあと、ここ連日万歩をしながら寒さを体感しているが、今日の気象庁のデータを調べてみると、2月17日、名古屋の最高気温は6.8度、最低気温は0.1度、湿度37%、北西の風9.5mとあり、さらに、前5日間平均気温が2.9度で、平年差△1.9度になると出ているから、やはりカラダセンサーは狂ってはいなかったわけだ。日本海側では氷雨や雪が降り続き、明日も西高東低の冬型気圧配置で日本列島は寒気の中に居続けることになりそうである。

晴れた青空を雲がよぎったと見えたとたんに、また雪の華がちらほらしだしている。狐の嫁入りは晴れ間に降る雨のことだが、晴れ間に降る雪というのはいったい何の嫁入りなんだろうか。


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