里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

植樹

2012-03-09 17:34:25 | Weblog

3月7日(水) 今日は西小4年生による植樹が五郎助山で行われた。5日に予定していたが、あいにくの雨で、今日になった。事前に準備をしていたので焦ることはなかったが、二日間の雨で焼き芋用の枝や落ち葉が濡れてしまったので、うまく焼けるか心配だった。

午前9時10分、子供たちの声が森の中に響いてきた。4年生のお出ましである。いつものようにベンチのある広場で待つ。到着すると2列横隊に並び、元気よく「お願いします。」と声を合わせた大きな挨拶が森にこだました。1年間の里山体験のお礼ということで歌のプレゼントがあるという。予期しない展開に、会員一同、顔を見合わせてしまった。先生が持ってきたラジカセから伴奏が聞こえてきた。

 大きな声で感謝をこめて歌ってくれた。(初めての経験)
 
思いがけないプレゼントを頂 会員一同、感激。
 
 
私もとてもいい心持で挨拶をし、続いて、今日の担当の中山さんから作業の内容、手順について説明があった。今回はクヌギ、コナラ、いろはもみじ、山桜の苗、150本を植樹する。一人2本植えることになる。
 
 
 中山さんより道具の使い方、苗木の名前、特徴を聞く。
 
 各班10名づつに別れ、植樹開始
 
初めて手にする「とうぐわ」に悪戦苦闘するも,うまく穴が掘れ、苗木を植えてゆく。
 
約1時間半で予定の苗はすべて植えられた。各自持参したネームプレートを支柱につけ、大きく育つよう願った。
 
それぞれ使用した道具を洗い、後片付けである。
 たわしでごしごし洗う。
 
そして記念撮影
 
焼き芋はもう少し時間がかかるということで先生と相談し、「約30分の自由時間とする。」というと大歓声が上がり、待ってましたとばかり蜘蛛の子を散らすように我先に駆け出した。(これもまたいつもの風景。子供の本領である。)
 
 
思い思いの場所で遊んでいる内、「焼き芋ができたぞー」という会員の声に再び子供たちが集まってきた。各自ほっか、ほっかの芋を手にすると、お気に入りの場所で、かぶりつく。
 
 
芋を食べている時はとても静かで、森の静寂が戻ってくる。
 
この後、給食であるが、芋は別腹ということか。
 
帰りに、県、林業課が用意してくれた草花の苗を頂 元気に学校に帰っていった。
 
 
 
私たちも、静かになった森の中で、ゆっくり、おいしい芋を頂いた。
 
今年度最後の焼き芋となった。
 
 
 

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1 コメント

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植樹体験、楽しそう (コカリナ)
2012-03-12 07:27:41
植樹体験について、
山崎さんからレポートを
森さんから写真をいただいたので
スタッフブログにも予約投稿してあります。
金曜日の朝にアップされる予定です。

でも理事長さんのブログのほうが、
詳しいです。

歌は何という曲でしたか?
小学生らしいプレゼント、
良かったですね。


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