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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

東海クラブユース選手権2017@ゆめりあ 他

2017年06月04日 18時21分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
ゆめりあ多目的にて東海クラブユース選手権を観戦

清水Y、磐田Y、名古屋Y、JFAアカデミーの4チーム総当たりのリーグ戦の今日が最終戦。ここまで清水Yと名古屋Yが共に2連勝でこの試合が1位決定戦。得失点の関係で引き分けの場合は清水が1位となる。
1位チームは全国出場権獲得。2位はFC岐阜との全国大会出場権をかけた一発勝負の決定戦に回ることになる。共に1位で全国大会出場を決めておきたい試合。

清水Y 1ー1 名古屋Y

得点
後半5分 (名)14菅原のフィードに抜けだした17松岡がGK1対1を決める
後半18分 (清)10鈴木のCKを14新関が決める

得点には至らなかった決定機
前半13分 (清)8宮本?からのパスを受けた11滝のミドルシュートが枠外
前半14分 (清)11滝からのパスを14新関がつなぎ10鈴木がシュート放つもポスト直撃
前半26分 (名)17松岡のクロスを7杉田が合わせるがGK16梅田がファインセーブ
前半27分 (名)ハイボールをトラップしようとした22萩野を9平墳が倒しPK、10杉浦のPKをGK16梅田がセーブ
前半30分 (名)7杉田のクロスを13成瀬がシュート放つが枠外
後半9分 (名)37渡邉がDFを1人かわしてシュート放つも枠外
後半12分 (清)9平墳のシュートが枠外
後半33分 (名)CKを5青山が頭で合わせるが枠外

清水スタメン
      16梅田
6吉田 4平岡 2堅物 3伊藤
    8宮本 23栗田
 14新関       11滝
    10鈴木 9平墳
交代
後半12分 栗田→17佐野
後半15分 宮本→25斉藤(斉藤がFW、滝がDH)
後半29分 新関→7松本
後半40分 斉藤→15

名古屋スタメン
      16久島
14菅原 15藤田 5青山 2吉田
    22萩野 37渡邉
 13成瀬       10杉浦
    17松岡 7杉田
交代
後半31分 渡邉→9金(金がFW、杉田がDH)
後半35分 成瀬→33石田
後半35分 萩野→38増井

感想
引き分けで得失点差により清水がリーグ1位となり全国大会出場権を獲得した。
試合は拮抗した展開。前半序盤は清水が優勢だったが、暑さによる疲労軽減を意識したのか?前半途中から清水の中盤のプレスがユルユルになり前半途中からは名古屋ペースの試合となった。前半27分にはエリア内で9平墳が相手を倒しPK(ちょっと厳しい判定、平墳のフィジカルの強さが逆に仇となった格好)となったが、このPKはGK16梅田がファインセーブ。清水は事なきを得た。
後半は一進一退の展開が続く中、14菅原の素晴らしいフィードに抜け出した17松岡が決めて名古屋が先制。清水はボランチの栗田に代えて17佐野を投入、また11滝をDHに下げ25斉藤を前線に投入。中盤を組み直しながら攻撃の選手を入れ替える厚みのある采配を見せた。試合は徐々に清水ペースに変わり後半18分にCKから清水が同点に追いつく。
試合はそのまま拮抗した展開が続き、後半終盤は引き分けでも1位が決まる清水が守備を固め引き分け狙いの戦い方にシフト。キッチリ残り時間を守りきり1-1で試合を終えた。
清水はボランチの位置からのプレスのゆるさが目立った試合だったが、選手交代でそこの問題を解決。前線の4人は頻繁にポディションを変えながら厚みのある攻撃を見せていた。現在プレミア首位を走っているチームの選手層の厚さを見せた試合だったと思う。
名古屋は最近見た試合の中では最も良い試合をしていた。最終ラインの4バックが安定してボランチの1年生37渡辺が足元の技術を見せてゲームをコントロール、前線の選手たちをうまく操っていた。


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エコパへ移動し総体県予選決勝戦をはしご観戦

静学 1ー0 清水東

得点
後半31分 23神田からのパスを受けた7伊藤のドリブルシュート

得点には至らなかった決定機
前半9分 (清)10出口のFKを5小林がシュート放つが枠外
後半14分 (静)23神田から6東山クロス、10渡井がシュート放つも枠外
後半18分 (静)10渡井のクロスを23神田がシュート放つがポスト、跳ね返りを6東山がシュート放つがGKセーブ
後半39分 (清)7坂本のFKがクロスバー直撃

静学スタメン
      1高野
  4江口 5渡井夏3金澤
    12清水 19井藤
15松井   10渡井理  6東山
    11塩浜 7伊藤
交代
後半10分 渡井夏→23神田
後半10分より以下のとおりシステム変更
   1
15 4 3 6
  12 19
 10 23 7
   11

後半22分 松井→2長谷部
後半35分 井藤→18三枝

清水東スタメン
      1岡本
2良知 3伊藤 5小林 6永島
    7坂本 8松永
 9古島       23佐野
    14尾崎 10出口
交代
後半33分 尾崎→4八木(八木がCB、小林がFW)
後半36分 出口→22塩見

感想
拮抗した試合展開も静学が1-0で勝利。今大会無失点で優勝を決めた。
静学は5渡井夏、19井藤が今大会初スタメン。途中出場の2長谷部の今大会初出場という顔ぶれ。静学としては無失点で結果は残したが内容が伴わなかった試合だった。決勝戦という事で簡単ではない試合展開を踏まえてか?ボランチ清水の相方はここまでスタメン出場の多かった、試合を決める力のある8河口でも、中盤底からゲームを組み立てる力のある18三枝でもなく、CBでも起用可能な19井藤だった。
まずはしっかり無失点で抑えて、延長戦も見越して試合途中から攻撃的な選手を投入していくというプランを感じさせる静学のスタメン。結果的にはスタメン起用した19井藤は期待通りしっかり中盤底で体を張った守備を見せ無失点に貢献。1-0でしっかり勝ち切る試合をすることが出来た。
無失点優勝でしっかり結果を残した静学だが、内容の伴う静学サッカーを魅せることが出来たかというと、その点については残念な試合だった。特に今日の試合は最終ラインからのボールのつなぎが全くつながらず、ほとんど攻撃の形を作ることが出来なかった。後半23神田を投入し、3バックから4バックにシステム変更してやや攻撃の形を作る雰囲気を見せる所までしか今日の試合では出来なかった。
試合最後にクロスバー直撃の清水東の惜しいFKがあったが、個人的にはあれが決まって延長戦に突入してほしかった。
今日の試合の問題点は、静学サッカーの攻撃の形を作ることが出来なかったという事。システム変更からやや改善の兆しが見えかかったところでの試合終了だったので、もう少し試合を続けて課題解決の糸口を試合の中から見つけるところまで行きたかった。それで結果的に負け試合になったとしても大した問題ではない。チームの抱える問題を決勝戦という試合の中で解決した方が成果は大きい。
今日の試合でとても良かった事が、1点リードの後半35分に19井藤に代えて18三枝を投入したという事。1点リードを守り切ろうと思うなら守備力のある19井藤のままの方が良かったと思うが、攻撃の組み立てが十分できていない解決策として、中盤底から組み立てられる18三枝を投入し、今日の試合の課題解決をするための選手交代だった。結果的に18三枝は試合時間が短く機能しなかったが、ただ守り切って結果だけを出そうという采配ではなく、静学サッカーを追い求める攻撃的な采配だった。
清水東は正々堂々と正面からぶつかってきて非常にクリーンな試合内容を展開していた。中盤のプレスで静学のパスを封じ込め、局面の競り合いで競り勝ち打開してチャンスを作り出すシーンも多かった。 

奇跡のレッスン サッカー編

2017年06月03日 11時46分08秒 | その他
NHKBSで再放送していた奇跡のレッスンサッカー編を視聴した。

スペイン出身のフットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏が、普通の小学生チームを指導する様子を放送したもの。彼の「子供の考える事を引き出す」指導方法はなかなか興味深く子どもたちの自信とやる気をぐいぐいと自然に引っ張り出す様に見どころがあった。


最後に指導者と保護者がミゲル氏と意見交換を行った時の一コマでの小学生保護者の質問をピックアップ。

母親:大会の前に子供に「頑張ってね」と声をかけるのだけれど、本人の意識を高めるもっと強い言葉があれば教えてください。

ミゲル氏:皆がお互いに信頼し合っている関係性が大事。子供が自信を持って決断するためには、家庭でも大人との信頼関係が大事だと思います。
私が自分の子供に心掛けているのは、学校から帰ってきたら質問を投げかける。答えが一言で終わるような聞き方はしない。「練習は何をやったの?」と具体的に話を聞きます。大人からの関心が子供の自信につながると私は思っています。お母さんだけでなくお父さんも声をかけ続けてあげてください。
そうすれば、先ほどの「頑張ってね」がそれだけで十分になるんです。日頃の会話で大人の信頼が子供に伝わっているから。



トゥーロン国際2017 第2戦

2017年06月02日 22時34分01秒 | ユース代表
日本 1-1 アンゴラ

得点
後半7分 17佐々木のドリブルがエリア内で倒されPK、佐々木がPK決める
後半40分 ラストワンプレーのCKで4橋岡が空中戦で相手と競り合えずヘッド決められる

日本スタメン
      12沖
8田中 4橋岡 15麻田 5杉山
    14金子 16伊藤
 17佐々木      19黒川
    11小松 18安藤
交代
後半0分 麻田→6立田
後半0分 黒川→13吉尾
後半16分 安藤→9阿部

感想
日本がペースを握るもののなかなか決定機作れず、何とかPKで先制するもその後も決定機作れず2点目を奪えず、ラストワンプレーのCKでしっかり競り合えず決められ1-1のドローとなった試合。
日本がチームとしての完成度の低さを露呈した試合。17佐々木が攻撃をリードするものの攻撃の形がなかなか作れず寄せ集め軍団の戦い方という印象。
選手個々で個性を発揮した選手はわずかながらにいるものの、チームとしては完成度が非常に低い印象を受けた試合だった。

東海クラブユース選手権2017

2017年06月01日 21時35分57秒 | 高校サッカー・クラブユース
クラブチームの夏の全国大会であるクラブユース選手権の東海地区予選が佳境を迎えている。
東海地区からの全国出場枠は「3」。その3枠を清水Y、名古屋Y、磐田Y、JFAアカデミー福島の4チームで争っている状態。

現在、この4チームによるリーグ戦が行われている。
1位:全国出場決定
2位:地域リーグ2位チーム(FC岐阜)との決定戦
3位:地域リーグ1位チーム(愛知FC)との決定戦
4位:東海地区大会敗退決定

つまり、「出来れば1位抜けを決めたいけれど4位にならなければ良い」というリーグ戦。
現在2試合終えて、6月4日にリーグ最終戦を残した状態。
ここまでの順位は以下のとおり
1位 清水Y  勝点6 得失点6 次戦名古屋Y
2位 名古屋Y 勝点6 得失点5 次戦清水Y
3位 磐田Y  勝点0 得失点ー4次戦JFAアカデミー
4位 JFAアカデミー 勝点0 得失点ー7 次戦磐田Y

6月4日(日)の試合日程は以下のとおり
清水Yー名古屋Y 12:00~ @ゆめりあ多目的
磐田Y-JFAアカデミー 14:15~ @ゆめりあ多目的

1試合目が1位通過決定戦で2試合目が3位決定戦というわかりやすい構図となった。
因みにリーグ2位と3位が、地域リーグ上位チームとの全国大会をかけた一発勝負は、6月17日に安久路Gにて行われる。