Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

明日からクラブユース選手権は決勝トーナメント

2015年07月25日 21時43分21秒 | 高校サッカー・クラブユース
クラブユース選手権はグループリーグが終了し、決勝トーナメント進出の32チームが決定。明日決勝トーナメント1回戦が行われる。

G大阪、C大阪、京都サンガといったプレミア関西勢がグループリーグで敗退するという混戦模様。
クラブユース選手権は11日間で7試合を行う過密日程。会場が連日35度以上の灼熱の群馬ということもあり、消耗戦となる大会。
さらに出場チームを見るとJ下部組織と町クラブとでは未だ戦力差が大きく、グループ分け抽選の結果が決勝トーナメント以降の戦いを考えると非常に重要な大会。

つまり、厳しくないグループで、出きるだけ消耗を避けてグループリーグ3試合を戦い、決勝トーナメントに余力を残すことが出きるかどうかが重要。
そういう意味では、横浜FM、名古屋、鹿島、FC東京あたりはグループリーグで余裕のある戦いが出来た。

高校総体に比べたら日程的には休息日が複数設けられていて良心的ではあるけれど、グループ分けのくじ運が大きく影響する点については、何とも言い難い部分ではある。

クラブユース選手権2015 グループリーグ最終戦

2015年07月25日 16時22分06秒 | 高校サッカー・クラブユース
下増田Gにてクラブユース選手権を観戦
気温は35度オーバー。今年のクラブユース選手権も例年通り非常に暑い!
クラブユース選手権はグループリーグ最終戦。
磐田Yはここまで勝点1、C大阪Yは勝点0。C大阪Yはグループステージ敗退が決定。磐田Yは勝てばグループ2位で決勝トーナメント進出の可能性を残した状態での対戦。


磐田Y 2ー3 C大阪Y

得点
前半1分 (C)8丸岡の得点(詳細確認できず)
前半12分 (C)4立石のシュータリングをライン際で10岸本が折り返し4立石がつめる
前半36分 (磐)カウンター、7興津がドリブルで攻め上がりスルーパス、11山下が決める
前半37分 (C)16船木?のパスを受けた12斧澤のシュート
後半4分 (磐)10大西の縦パスを受けた7興津がターンしてシュート



得点には至らなかった決定機
前半18分 (磐)7興津→10大西→8立川と細かくつなぎ8立川がシュート放つが枠外
後半1分 (磐)10大西からのパスを受けた11山下のシュートがポスト直撃
後半10分 (磐)11山下のループパスを受けた8立川がシュート放つが枠外
後半11分 (磐)10大西のパスを受けた8立川がシュート放つが枠外
後半26分 (磐)7興津が抜け出しシュート放つが枠外
後半29分 (磐)CKを2森岡が頭で合わせるがポスト直撃


磐田Yスタメン
      1大西
30菅  2森岡 6鈴木優13森下
    22鈴木裕10大西
 7興津  9津島  11山下
      8立川 
交代
後半0分 津島→18伊藤(伊藤がDH、大西がトップ下)
後半21分 鈴木裕→32中岡
後半21分 菅→5中村(中村がCB、鈴木優がSB)
後半35分 興津→3松下(松下がSB、森下が2列目)


C大阪Yスタメン
      21井上
6堀江 33梅木 2森下 16船木
    17上畑 4立石
 12斧澤       8丸岡
    10岸本 41山田
交代
後半18分 山田→9井上
後半34分 斧澤→18松岡
後半35分 上畑→44荒木
後半36分 丸岡→27中土井
後半38分 岸本→24松下

感想
勝てば決勝トーナメント進出の可能性がある磐田Yだったが、試合開始早々に失点。その後も失点を重ね前半だけで3失点。後半に猛攻を見せたが前半の失点が響き2ー3でC大阪Yが勝利した。
磐田Yは明らかに選手の動きが重そうだった。35度以上の群馬での4日間で3試合目ということで、だいぶ選手が消耗している様子だった。
そんな状況で80分間フルスロットルは不可能ということで、前半は抑え気味に後半勝負という作戦だったようにも見えたが、試合の入り方が悪く前半の失点が重く響いてしまった。
C大阪YはU-18代表候補のDF5庄司が不在。ベンチにも入っていなかったので怪我か?それでも10岸本の前への推進力はさすがで、それを12斧澤と8丸岡が良くフォローしていた。
磐田Yは後半に10大西がトップ下にはいると正確な前線へのパスでチャンスを多数演出。11山下や7興津の飛び出しが活きていた。後半に複数回決定機を作り出した磐田Yだったが最後の部分で決めきれなかった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
石関公園グラウンドへ移動してクラブユース選手権をはしご観戦

川崎FY 2ー1 G大阪Y

得点
前半18分 (川)中盤のそこから5人がダイレクトパスを4本つないで9岸がシュート。アシストは10三苫。
後半13分 (G)9高木?の横パスを受けた20食野のミドルシュート
後半26分 (川)9岸のFKのこぼれ玉を26伊従がつめる


得点には至らなかった決定機
前半1分 (川)CKを10三苫がミドルシュート放つがポスト直撃
後半1分 (G)11武田のシュートをGK1名良橋がファインセーブ
後半7分 (川)8渡辺のクロスを26伊従が頭で合わせるが枠外
後半9分 (G)CKを4松岡が頭で合わせるが枠外
後半17分 (G)10岩本のクロスを11武田がシュート放つがポスト直撃
後半33分 (川)10三苫からのスルーパスを受けた9岸がシュート放つがGK1羽野がファインセーブ


川崎FYスタメン
      1名良橋
7原島 5武田 26伊従 3島崎
    32村田 18田中
 23藤井       10三苫
    8渡辺 9岸
交代
後半16分 村田→25栗脇
後半18分 藤井→11瀬川(瀬川がFW、渡辺が2列目)
後半38分 渡辺→6柴原


G大阪Yスタメン
      1羽野
2山中 5吉岡 4松岡 17杉山
    10岩本 7市丸
 13大原       20食野
    9高木 11武田
交代
前半32分 杉山→3川浪(川浪がCB、吉岡がSB)
後半?分 大原→14小田垣
後半36分 武田→19松本


感想
G大阪、川崎F、新潟、甲府のグループHは2試合が終わって、全てのチームが勝点3得失点0という混戦状態。そんな中で行われたグループリーグ最終戦は非常に熱い試合、接戦を川崎FYが制した。
前半はシュートの少ない膠着状態。そんな中で川崎Fが中盤の底の位置から4本ダイレクトでショートパスをつなぎG大阪DFを完全に崩して得点。非常に見応えのある綺麗な得点シーンだった。
後半はG大阪がペースを握り、横パスを受けた20食野が相手のプレスが弱くなった一瞬の隙をついたミドルシュートを決めて同点。その後は一進一退の白熱した試合展開が続き、川崎Fがセットプレーから勝ち越し点を奪い、最後はG大阪の猛攻をしのぎきって川崎Fが勝利した。
川崎Fは10三苫のテクニックと9岸のキープ力や攻撃センスが特に目立っていた。
G大阪は中学時代に3冠に輝いた世代。スタメンの内9人が3年生でクラブチームにしては珍しく3年生の割合が非常に高い。特に7市丸と10岩本のダブルボランチは安定感があった。また2年生でスタメンの20食野のドリブル突破も目立っていた。