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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

高校女子サッカー選手権 2回戦 @ゆめりあ他

2014年01月12日 19時34分55秒 | 高校サッカー・クラブユース
ゆめりあにて高校女子サッカー選手権を観戦
女子高校サッカー選手権は今日が2回戦、今日勝つとベスト8進出となる試合。
会場は、女子サッカーの聖地を目指し、毎年この大会を開催してきた磐田市。
ゆめりあは地元の藤枝順心が登場することもあり多くの人で盛り上がっていた。会場には磐田市のB級グルメの「おもろカレー」の露店があったり、磐田市のゆるきゃらのシッペイも会場に駆けつけ盛り上げていた。
ゆめりあサッカー場は満席、立ち見客も大勢いた。
車で会場に行って停められるか心配だったが、臨時駐車場が用意され、駐車場係も大勢いて駐車場に困ることは無かった。
明日は、準々決勝がゆめりあで開催され、10:30の第1試合に藤枝順心が登場する。



藤枝順心 1ー0 福井工大付属

得点
前半32分 10杉田のパスを受けた11河野が決める


藤枝順心スタメン
     21吉原
6大久保5奥川 8梅津 2小川
     15大久保萌
 17山下       16島村
    11河野 10杉田
     23児野
交代
後半25分 児野→黒崎


福井工大付属スタメン
      1高橋
5宮坂 3長沢 4橋本 2泊菜
      6泊果
9竹本 7森本 8東  10竹島
      11山崎
交代
後半29分 宮坂→16奈良部
後半34分 東→18森
後半34分より以下の通りシステム変更
   1
16 18 4 2
   6
 9 7 11
  3 10

感想
優勝候補の一角である藤枝順心が圧倒的にボールを支配し、相手にシュートを1本も打たせず完封した。
試合は前半から共にリスクを犯さずシュート数の少ない緊迫した試合展開。ボール支配率は順心7:福井3位の割合だった。
圧倒的に攻めた順心だったが、結局得点は前半に奪った1点のみ。後半に中押し、ダメ押しの得点を奪ってもっと楽に試合を進めたかったが、福井工大付属も良く鍛えられたチームで、なかなか順心の選手をフリーにさせてくれなかった。
順心は、16島村と17山下が頻繁にポディションチェンジを繰り返しながら、ドリブル突破で局面を打開しようと何度も仕掛けていたのが印象的だった。攻撃は不発に終わったが、相手チームにシュートを一本も打たせない守備(特に落ち着いたカバーリング)はとても良かった。



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女子選手権の別試合を観戦


常葉橘 0ー1 神村学園

得点
後半39分 右からのクロスにエリア内で10上野が倒されPK、4井口がPK決める


常葉橘スタメン
      1海野
5長島 4塩澤優7大榎 12塩澤里
    23鈴木 15粟冠
 9柴田       8八巻
    10成島 17植松
交代
後半0分 柴田→19小針(小針がFW、成島が2列目右)
後半40分 鈴木→13那須野


神村学園スタメン
      1吉原
13下園 4井口 3山田 2小野
    25橋谷 17八幡
 6山口  7村田  8八木
      10上野
交代
後半0分 八木→9尾川


感想
風が強い中での試合、前半はメインスタンドからバックスタンドに向かって吹く横風、後半は風向きが変わり橘の追い風になった。
前半は神村学園ペース。6山口のスピードに乗ったドリブル突破から、前半に2回は決定機を作ったが決められず。ボールを神村学園が支配し、シュートも放っていたが決めきれなかった。
後半になると、神村学園がボールは支配するものの橘の守備が安定し神村学園はシュートを打つことが出来なくなった。じりじりした時間帯が続き、そのままPK戦突入かと思われた終了間際の後半39分に、神村学園がPKを獲得。
このPKを4井口が決めて、優勝候補の一角の神村学園が苦しみながらも準々決勝進出を決めた。
橘は押し込まれる時間帯が多かったがよく耐えていた。後半は神村学園にほとんど決定機を作らせず、神村学園の攻撃陣は焦りイライラしている様子で、優勝候補の一角をかなり追い込んでいたといえると思う。


余談
全国大会の会場については、磐田市での開催は今回大会までで、次回大会から3大会は神戸市が会場になることが決まっている。
元々この大会の第1回から第10回大会までは神戸市で開催していた神戸市が、INAC神戸の人気もあり、女子サッカーに力を入れるようになったようで、次回大会の開催地について磐田市と神戸市が競合していたが、会場設備や宿泊施設、公共交通網などのインフラ面などの理由で、神戸市に開催地を奪われる格好になった。
人気のない時からずっと頑張って高校女子サッカーの聖地を目指してきたが、女子サッカー人気が高まると「それじゃあ」と言って大都市に権利を持っていかれるのは、磐田市が少し気の毒に思う。

高校女子サッカー選手権は、前回大会からTBSがTV中継するようになった。
今大会も準決勝と決勝がTBSで地上波生中継される。またそれ以外の試合もTBSチャンネルやBS-TBSで放送される。
今日、試合会場には複数のTVカメラが用意されていて試合の様子を写すものだけでなく、応援席専門カメラマンまでいた。
試合後には、カメラマンがピッチの中にまで入って応援席にあいさつに行く泣き崩れた選手の泣き顔を何とかアップで撮ろうとカメラが泣いている選手を密着マーク。選手の真横からカメラで下から覗き込むようにしながら撮っているカメラマンには、さすがに見ていてひいた。
※あまりにカメラマンがウザかったのか、密着マークされた選手が応援席へのあいさつを終えてベンチに下がるとき、覗き込みながら撮っていたカメラマンに泣きながら腰のあたりでカメラレンズに体当たりして撮影をブロック。試合後にも的確なブロックからの良い守備を見せていた。

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