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選手権準々決勝について

2014年01月05日 00時47分36秒 | 高校サッカー・クラブユース
明日は選手権準々決勝。注目は優勝候補の市船対京都橘の一戦。
「うちはカウンター狙いなので、どうぞポゼッションしてください」
「いや、うちもカウンターをしたいので、どうぞそちらがポゼッションしてください」
「いやいや、そちらがどーぞ」
こんな感じか。

今大会を代表する速攻型チーム同士の対戦となる試合。
この試合での個人的な注目は、京都橘4小川のロングスロー。ガチガチに守るチーム相手に得点するのに最も効率的なのはセットプレーだが、それも相手はわかっている事であまり無駄なファールはしてくれない。そうなるとロングスローがセットプレー代わりとして重宝されてくる。

今大会は、堅守速攻型のチームが多いと同時に、ロングスローを投げる選手も多い。
米沢中央:多田
丸岡:坂口・松下
星陵:森下
東海学園:村山
玉野光南:古矢
履正社:小川
長崎総大:境
桐生第一:坂井
京都橘:小川
自分の知る限りでも、今大会出場選手でこれだけの選手がロングスローを投げていた。
玉野光南の古矢はライナーで40mのボールを投げチームの大きな武器になっていた。
丸岡は180㎝以上がチームに5人以上いる超大型のチームで、ロングスローを投げる選手がチームに2人、スローインが全部セットプレーになっていた。

選手権は堅守速攻型のチームが結果を出しやすい大会であると思うが、そんな堅守を破る方法としてセットプレー機会を増やすためにロングスローをチームの武器として取り入れているチームが増えているという事も今大会の特色と言えるかもしれない。
選手権が今の流れのまま行くと、近い将来(ロングスローの投げすぎで)肩を壊してサッカーをやめる選手が出てくるかもしれない?

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