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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

2016 J2開幕

2016年02月28日 22時28分12秒 | Jリーグ
2016年のJリーグが開幕した。

清水は開幕戦でホームにて愛媛と対戦し0-0の引き分け。

メンバーに北川、石毛、三浦、白崎といった若手を多く起用していたことについて好感を感じたと同時に、近年のJ2のレベルの高さを再確認した試合でもあった。
北川や石毛については、素材としては間違いなく超1級品。将来は日本代表の中心選手に慣れるポテンシャルを持っている選手。白崎や三浦についてもプロ野球で例えて言うならば、複数球団と競合してくじ引きで獲得するようなドラフト1位選手。他にも水谷、金子など将来性豊かな若い選手が多いのが今季の清水の特徴。
そういう選手をうまく育てようという意識は、昨シーズンのJ2降格が決まった直後から感じていたが、監督が変わってもその意識は継続しているようで安心した。

ただし、J2経験の豊富な小林監督は良くわかっていると思うが、そんなまだ孵化していない金の卵を育てながら勝てるほど今のJ2は甘くない。
今日対戦した愛媛のスタメンを見ても、河原、藤田、小島、近藤など世代別代表の常連だった選手が何人もいた。特に小島については、浦和で伸び悩んだが高校時代は鹿島の柴崎と並び称された逸材中の逸材。

過去にJ2からJ1に復帰したチームを見ると、磐田のジェイや柏のレアンドロ、G大阪の宇佐美など、「こんなレベルの選手が2部リーグにいるのは反則だ」と言いたくなるようなレベルの助っ人選手が存在していた。
今日の清水のスタメンは若手中心のオール日本人。今後はチョンテセなどに期待したいところだが、将来性豊かな若い力だけでは1年でのJ1復帰は難しい。
既に1年でのJ1復帰をあきらめ、「今季は金の卵をふ化させる年」と割り切っているのなら、(監督の人選に疑問は残るが)それはそれで良いと思う。

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