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クラ選はFC東京Yが優勝

2016年08月05日 23時45分20秒 | 高校サッカー・クラブユース
クラブチームの夏の全国大会であるクラブユース選手権は、清水YとFC東京Yが決勝戦を戦い2-0でFC東京Yが勝利。
FC東京Yが優勝を飾った。

結果的に大会を振り返ると、FC東京Yが頭一つ抜けていたという感じの大会だった。
久保ばかりに注目が集まりがちだが、周りの選手も非常にレベルが高かったと思う。

個人的に今大会で気になったのが、FC東京、G大阪、C大阪のU-23チームとの兼ね合い。
今大会優勝したFC東京YはCBの岡崎がU-23チームのレギュラーで普段はユースでは活動していない。鈴木喜についてもU-23チームでの出場が多い選手。他にも内田、生地、松岡、波多野も時々U-23チームに呼ばれてJ3での出場経験のある選手達だった。
つまり普段のFC東京YはJ3のU-23チームに常に2~3人取られていて今大会初めて?ベストメンバーを組んで優勝したという事になる。
常に2~3人J3に取られてもプレミアリーグで現在3位というのは凄いと思う。
各選手のプレミアとJ3での経験がうまく選手の成長を促しているのかと思う今回のクラ選での結果だった。


ちなみに、G大阪とC大阪についてはJ3のU-23チームとの関係はどうなっているのか?

G大阪の場合
G大阪のU-23チームについては基本ユースの選手を鍛える場とはあまり考えていない様子。高卒選手を育てる場として活用しているようで、G大阪Yの選手はU-23チームに呼ばれるのは、数合わせで時々召集されるという感じ。G大阪のU-23チームはユースの選手を戦力とは見ていない様子。ユースはユース、U-23はU-23と切り分けている感じ。

C大阪の場合
C大阪は世代別代表候補にも選ばれている斧澤と森下の2人を事実上ユースから卒業させてU-23に合流させている。この2人はクラ選にも出場していなかった。それ以外の他の選手はほとんどU-23に呼ばれることはなくユースに専念。斧澤と森下の2人を特別扱いして飛び級させている感じ。どんどん飛び級させるC大阪らしいやり方。

なおFC東京の場合は、ユース選手を積極的にU-23に登用してどんどんJ3の試合に出している。

今季から始まったJ3のU-23チームの取り組みは三者三様という感じでなかなか興味深い。

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