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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

プリンスリーグ東海2016 第2節

2016年04月16日 18時03分02秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝東Gにて県ユースAリーグを観戦

藤枝東 ー 東海大翔洋 ※後半30分まで観戦

得点
前半24分(藤) 縦パスを受けた9岩田が前線でキープして、2列目から飛び込んできた8若尾へボールを落とす、8若尾がフリーでシュート
後半6分 (藤)2尾崎のFKを6山口が頭で合わせる
後半18分 (藤)16石原CKを9岩田が頭で合わせ、こぼれ玉を6山口がつめる


得点には至らなかった決定機
前半20分 (翔)2中矢のシュート性の縦パスを18田向がダイレクトで合わせるが枠外


藤枝東スタメン
      1細川
2尾崎 3村松 5久松 16石原
    6山口 8若尾
 10曽根  7井出  11増田
      9岩田
交代


翔洋スタメン
      1田頭
6吉田 4松田 3古谷 5平本
      2中矢
  8浦田 10増田 7鎌田
    16加藤 18田向
交代
前半42分 浦田→9深見
前半42分より以下の通りシステム変更
   1
6 4 3 5
   2
16 7 10 9
   18

後半21分 中矢→15今泉(今泉が2列目、中矢がCB、鎌田がDH)

感想
後半30分まで観戦して藤枝東が3ー0でリード。結局3ー1で藤枝東が勝利したらしい。
前半はほぼ互角の試合内容。拮抗した試合展開だったが、藤枝東がワンチャンスをモノにして1ー0で前半終了。
後半にはいると藤枝東がセットプレーから追加点を上げリードを広げ試合を優位に進められるようになった。
藤枝東は2尾崎のキックの精度が目を引いた。昨年からSBで出場している選手だが、最近クロスやFKの精度がとても良くなったように感じる。今日の試合も得点に結びついたシーン意外にも良いクロスを上げていた。
翔洋は2中矢をアンカーに18田向、10増田、5平本ら能力の高い選手がそろっており迫力ある攻撃が魅力だが、今日の試合はうまくかみ合っていない印象だった。
最後に今日の試合で最も良い動きをしていたのは主審だった。精力的に声を出しうまくゲームをコントロールしていた。審判が良いと試合が締まって良い試合になるということを改めて感じた試合だった。

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エコパ補助にて県ユースAリーグをはしご観戦

静学2 1ー3 磐田東

得点
前半12分 (静)20鈴木のクロスを9星野が頭で合わせる
後半19分 (磐)7落合のFK直接
後半29分 (磐)7落合のクロスを?が決める
後半45分 (磐)抜け出した10久米が決める


静学2スタメン
      17田原
25中村 4佐野 14森主 20鈴木
    7金冨 21小西
 8佐古  10青島  23洪
      9星野
交代
後半24分 鈴木→26北條
後半28分 佐古→22小澤
後半43分 金冨→秋沢

磐田東スタメン
      12久世
22高橋 6川西 4大石 2窪野
    8内藤 15藤田
 18小川  10久米  7落合
      11松原
交代
後半?分 松原→23佐藤
後半11分 藤田→3横岡

感想
前半序盤は静学がペースを握り先制点を挙げるが、徐々に静学の攻撃がうまく機能しなくなり、徐々に磐田東がカウンター気味に攻撃の形を作りだすようになって前半を終えた。
後半は磐田東がペースを握りFKを7落合が直接決めて同点。さらにサイドを崩した7落合のクロスから逆転。
最後に静学がGK田原も積極的に前に出て攻勢を仕掛けたが、その裏をつかれて結局3ー1で磐田東が勝利した。
静学は何人かトップチームに引き抜かれたのか?これまでレギュラーだった選手が複数人見あたらなかった。試合内容としては中盤のプレスがしっかり効いていなくて、簡単にサイドに展開されて相手に攻撃の形を作られるシーンが目立った。良い攻撃は良い守備から生まれるもので、守備と攻撃は1つの流れで形成されるわけだが、その守備の部分に厳しさが無く、良い攻撃につながっていなかった。
磐田東は前半は沈黙していたが後半に7落合の左足のキックの精度が冴えを見せた。中盤の主力と思われる選手が今日の試合では見られずなかったが、チーム一丸の頑張りが見えた試合だった


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明誠Gへ移動しプリンスリーグ東海を観戦

明誠 3ー2 アカデミー福島

得点
前半8分 (明)前線でボールを受けた14藤本がドリブルで仕掛け、こぼれ玉を5田口がつめる
前半10分 (明)10丹羽がボランチの位置からのドリブルシュート
前半34分 (明)ゴール前の混戦から、5田口がワンフェイントで相手DFをかわしシュート
後半3分 (ア)8清水颯のFK直接
後半21分 (ア)ゴール前混戦の中から19高山が決める

得点には至らなかった決定機
前半25分 (ア)11延のパスを受けた2富田がシュート放つが枠外
前半35分 (ア)裏に抜け出した5清水映のシュートを6津島がクリア
後半1分 (ア)5清水映のシュートがポスト直撃
後半16分 (ア)19高山からのパスを受けた11延がシュート放つがGK1秋山がファインセーブ


明誠スタメン
      1秋山
4山下 6津野 2池谷 7中道
    10丹羽 5田口
 9遠野  17上戸  18山田
      14藤本
交代
後半15分 上戸→11西澤
後半42分 西澤→13西村
後半45分 中道→25草ヶ谷


アカデミー福島スタメン
      12林
17山原 7下口 27今井 2冨田
      8清水颯
 5清水映 10宮本  14服部
    6飛鷹 11延
交代
後半8分 宮本→16林
後半12分 服部→19高山
後半23分 冨田→15本田
後半33分 清水映→13安井
後半41分 延→21八重樫


感想
藤枝明誠が前半に3得点、後半に福島に2点返されるが、前半の3得点を守り3ー2で勝利した。
前半序盤にボールをポゼッションしていたのは福島の方だった。しかし明誠がボールを奪ってからの素早い縦への攻撃から立て続けに2得点。その後も攻撃の形を作るのは福島だが、福島は最後の場面で決めきれず、逆に福島の高いラインの裏を明誠がうまくついて少ないチャンスを確実に決めて明誠が前半で3得点を奪った。
後半にはいると、前節の静学戦同様に明誠の運動量が落ちて試合はアカデミーの一方的なペースとなった。アカデミーは2点返し後1点というところまで迫ったが、試合終盤に焦りが出たのか、じっくり組み立てるアカデミーらしさが無くなり、攻め急ぎ縦への単調な攻撃が目立ってしまったのは残念だった。
明誠は1トップの14藤本が前線でボールを納め仕掛けることで、福島守備陣に穴をあけていた。ただ、前半に超人的な働きをしていた14藤本は、静学戦同様に後半にはいると足腰の踏ん張りが効かなくなり別人のプレーとなり、前線でボールが収まらなくなった明誠は攻撃が機能しなくなっていた。また、今日の試合は5田口の攻撃が目に付いた。特に3点目の得点は見事だった。
そんな明誠の中でGK1秋山の存在の大きさはこの2試合で嫌と言うほど見せられた。チームの流れが悪くなりズルズルと悪い方向に行きそうなタイミングで必ず秋山の声が入ってチームを締め直している。無骨な攻撃力があるだけのチームが、秋山がいることで粘り強く闘えるチームになっている。
福島は最後まで慌てずじっくり組み立てる攻撃を続け散られれば、十分同点に追いつけた展開だっただけにもったいない試合だった。それでも11延、6飛鷹、15清水映など個々に能力の高さを見せた試合だった。